愛以上、恋未満。

アイドルに胸張って生きてる人たちを胸張って応援するブログ

ミリしらオブミリしらのNEWSオタクがマジLOVEキングダムに入国したら

うたプリこと「うたのプリンスさまっ」に全く接点のない私がうたプリオタクに連れられてマジLOVEキングダムに入国しました。

今回の内容を要約すると以上です。

あまりにも度を越えたミリしらなのでオタクの皆さまに申し訳ないのですが、書きます。

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私とうた☆プリの歴史

 

2011年、「登場人物の一人があまりにも実写版手越くん」と話題になったのがきっかけで「マジLOVE1000%」の存在を知る。確かPVは見た。

 

以上。

 

「ミリしら」、いわゆる1ミリも知らない、のレベルがすごい。

よくこれだけの情報で行こうと思ったな。

「少年たち」ですら「京本くんは昔テゴマスをカバーしてた」とか「今後デビューするグループが何組か出てる」とか「元々はジャニーズの舞台だったものが映画化された」とか事前情報はあるっていうのに!結局見に行けなかったけど!

 

Twitterのムーブメントに巻き込まれる

 

そんなひどい経歴なので、正直映画がやってることすら最初は知らなかった。ジャニオタ達がこぞって「うたプリの映画ヤバい」「毎日見に行って泣いてる」とネット上で大ブームを巻き起こしたあたりでやっと存在を知った。えっ?これ過去もコンサートやってたりしました?私が知らなかっただけ?映画は今回が初めてって感じ?(鑑賞後なのに結局よく分かってない)

でも演出がNEVERLANDと美恋(strawberry)と(その他もろもろジャニーズの演出過多)だって聞いてこれは私が見に行かなきゃいけないのかもしれないと思い始める。

ちょうどWORLDISTA終わって一息ついてたからね。現場が欲しかった…。

 

事前情報を確認する

 

気になって気になって仕方なかったので、とりあえずどんな映画なのか確認する。

  • そもそも映画っていうよりもライブらしい
  • 演出がめっちゃ豪華らしい
  • 応援上映ではペンライト振ったり歓声上げていいらしい
  • えっ?てことは1800円でライブが見れる…??インディーズバンドの金銭感覚じゃん??
  • 3グループいて、一つは事務所が違うライバル
  • えっ…QUARTETTEってグループがいる…?NEWSじゃん…??
  • アニメなのに時代と共に年齢を重ねてるらしい…。

私、今シェアハウスしてるんですけど、ルームメイトの一人がうたプリクラスタなんですね。私が映画に興味を持つ何日か前にケーキ買ってきて「翔ちゃんの誕生日なんで!一緒にお祝いしましょ!!」って言うレベルの。(ケーキめっちゃおいしかった)

うたプリ見に行きたいです!って言ったらもちろん即快諾。6月中に行く予定だったんですけど、その時は特典争いが激しくてチケットが取れなかった…。

ついに先日ようやく波が落ちついたってことでチケット取ってくれました。

予習したいですって言ったらポップコーン?の袋をくれた。オールスターズが印刷されてて裏に名前が書いてあるやつ。もう私にとっては教科書。

こんなありがたいブツを貰っておきながらも当日までに全然顔と名前が一致できなかった…教科書は基本閉じておくタイプの不真面目なもので…へへ……。

公演は19時からだったので、仕事終わりそのまま映画館に向かって、夜ご飯がてらポップコーンを買って入ったんですけど、まぁーーーーーーーいない。ポップコーン勢ゼロ!!

「おまっ…そんなんで戦えるのか?」って目で見られました…分かってるよ!!公演中は食べないよ!お腹空いてるから食べさせて!!最初のCMの時だけだから!!許せ!!!って気持ちで頬張っておりました。

 

えっ、なにこれNEWSじゃん

 

始まった瞬間、鳥肌が立った。だって汽車が…NEVERLANDそのもの…。

お城のオブジェとか、やけに世界観が作られたリフターとか、こんなの、あまりにも…NEWSじゃん……

(でもさすがに2019年現在の技術では汽車は宙を舞わないし、命綱なしでスノボみたいな板に乗ってドームを駆け巡れない。一曲ごとに衣装や豪華なセットを用意するのは予算がいくらあっても足りない。まあ、宇宙船は宙を舞いましたけども。ええ。)

そしてn番煎じになってしまうけどとにかく臨場感がすごかった。京都MOVIX シアター2 I列8番席が一瞬にして東京ドームスタンド席に変わった。次はアリーナ席に入りたいって一瞬本気で思った。

花道を歌いながら歩く表情も、客席を見つめながら歌う顔も、全部全部「事前に作られたもの」じゃなくて「リアルタイムの推しの顔」だった。

何よりもMC。MのCです。某NEWSちゃんみたいに楽屋のシャワー室の話とか、メンバーが漬けた梅干しの話とか全然しないの。終始最後のあいさつみたいなテンション。初っ端からこれはちょっと重い…って最初は思ってたけど慣れてくるものですね。18人がそれぞれ強烈なキャラで、でも音楽に対する熱量は同じくらいあって、その思いの丈をひたすら語ってるのが良かった。「時間の許す限り気持ちを伝えよう!!」って一生懸命になってる姿がどうしようもなくNEWSと重なって最初の挨拶からボロボロ泣いてた。…いや、多分最初のポイントは登場シーンですね。「あまりにもキラキラしたものを見ると理屈抜きに涙が出てしまう発作」が発動しました。これのせいで、味スタで会場に入ってお城のオブジェを見た瞬間、散々時間かけたメイクを台無しにしたという前科があります。

 

なんかもう、とにかく涙、涙、涙。なんで私こんなに泣いてんだ?って思いながらも常に視界がぼやけてた。なにこれ、すごい…

なによりも「ファンのみんながいてくれて」「歌うことが楽しくて」「アイドルやっててよかった」がとにかくゴリ押しされてる。この3つを推しが言い続けてくれる限りは応援し続けたいって私が思ってるの、どうしてバレてるんです??

さすがに客席に向かって「マイガールたちー!」「マイボーイたちー!」って叫ばれた時には某越某也さんしか浮かばなくて頭を抱えた……メンバーの名前は忘れた…←

とにかく愛がすんごいの。溢れてる。会場の外に漏れてないかな?大丈夫かな??ってレベルで溢れてる。

これも誰が言ったかは忘れたのですが(基本的に記憶力がポンコツ)、「ファンのみんなが僕達のファンだって胸を張って言えるように頑張るね!(要約)」って言っててさすがにこれは泣いた。いつも「手越くんのファンとして恥ずかしくないように生きよう」って思って生きてる私にとってアイドルサイドからのこの言葉はなんかもう、相思相愛の塊みたいだった。

そうやってこれからも想いあっていけたらいいなって思いました。私のベストオブ名言賞はこれです。誰の言葉なのでしょう!(ポンコツ)

カルナイ、QUARTETTE NIGHTの曲中のセリフに「ありがとう、そしてこれからも」っていうのがあるんですけどなに?最高なの?なんなの??アイドルサイドから「未来」を与えてくれるのが私にはどうしようもなく嬉しくて。だってアイドルって有限じゃないですか。いつ終わるか分からない存在。今あることですら「当たり前」じゃなくて「奇跡」なの。永遠に、とはいわないけど「これからも」アイドルでいて欲しいって思います。アニメはそれがオタクのエゴにならないのがすごくいいなと思いました。

 

個人的におぼえた違和感

 

今まで見てきたライブと明らかに違ったのは画面が一つしかないので(当たり前)当然、アップで抜かれるメンバーは一人なわけで、メンバーが抜かれる度にオタクたちが名前呼んでるのはちょっと面白かった。おかげでなんとなく名前覚えるスピードが上がった。NEWSのライブでもこんなに名前呼ばな…いや、呼ぶな。届けたいもんね。

あと、やっけにMCに時間割くなって思ったのは多分曲数的な問題かな?3グループからランダムで選抜したメンバーがユニット組んで歌うんだけど

(ジャニーズシャッフルユニットを想像して頂けると分かりやすい。てごちゃん、健人くん、丸ちゃんのRealFaceみたいな、そんな感じ)

全ユニット終わったあとでアフタートークみたいな時間があるのが新鮮だった。推しがリハのウラ話を歌った直後にしてくれるってなかなかのサービスじゃない??このアフタートークでなんとなくの推しが決まりました。

 

もしかしたらマジLOVEキングダムは美恋なのかもしれない

 

当然、最新版のこの映画は今までの歴史の最前線でもあるわけで、その歴史の1曲分、たった3分しか知らない私が「こんな時もあったけど」「こんな事が大変だったけど」「昔はこうだったね」なんて話に涙を浮かべて頷けるはずはなくて、いやあまりもキラキラが激しくて泣いてはいたんだけど。本当の意味での感動は、多分私はあの場では味わえなかったんだろうなと思う。でもそれでいいと思う。むしろこんなミリしらオタクが居合わせて申し訳ねえ!って感じなんだけど、そんな人が会場にいてもいいのかなって思った。そんな人でもこの人たちの歴史を感じて感動してしまうんだから、きっとその感動はホンモノだと思う。

と、同時に、もしかしたらあの日「美しい恋にするよ」に初見のまま行った人はこんな気持ちになるのかもしれないな、と思った。10thでもstrawberryでもいいんだけど、そういう「今までの歴史を知らない人たち」側に初めて立ったと思った。美恋の当初のネットコメントで「友達に連れられて行ったけど、メンバーもオタクもずーっと泣いてて意味が分からなかった」ていうのを見て結構怒った記憶があるんだけど、そりゃ意味分からんよな…。 

でもきっと、人生のどこかでそういう経験をしてる人には伝わったと思う。そうじゃなきゃ今「美しい恋にするよ」の円盤は『最高の布教DVD』と崇めたてられていないはず。*1

アイドルの紡ぐ歴史はどうしてこんなにも愛おしいんだろう。

 

そして君に会いたくなったよ。

 

あんだけのものを見せられて、散々NEWSと重ねておいて、あー!楽しかった!で終われるわけがない。

 

私も、私の好きな人たちと、私の好きな人たちに会いに行きたい。

名前を呼びたい。一挙手一挙動にドキドキしたい。ふざけ合ってるメンバーを見て笑いたい。「子猫ちゃん」「マイハニー」に全力で答えたい。愛のこもったMCに涙を流したい。出来たら化粧は崩したくない。

早く大声で叫びたい。

手越くん!って、まっすー!って、けーちゃん!って、シゲぴ!って。

大声で届けたい。全力のコールアンドレスポンスをしたい。突然謎のメロディーを歌わされたい。難易度の高い振り付けを踊りたい。歌詞の出ないモニターにも臆することなく、声が枯れるまでファンパートを届けたい。

そんな空間で、恍惚とした表情をしている自担をしっかりと目に焼き付けたい。

来月発売する円盤でもきっと、その体験の何十分かの一は体感できるのかもしれないけど。やっぱり、リアルタイムのデートに勝るものはないので。最新の最前線のNEWSが見たいです。

そうやって、飢えてるここ何か月間かで一気にネットに居づらくなったな、と思う。隙を見てはなにかで炎上して、みんな一斉に意見交換会。間違ってる使い方ではないけど、いい使い方ではないな、と思う。どうしちゃったのみんな!WORLDISTAの考察の時はもっと楽しそうだったのに!ツアー期間、いかにネタバレせずに感想大会するかで頭を悩ませてたオタクたち、どこに隠れてるの!

忙しい。って大切だ。疲れるけど。それでも私は、好きな人の好きなところ以外見てる余裕がないくらい忙しくしていたい。せわしないオタクでありたい。

 

ちょっと話が逸れてしまったけど、要するに早くNEWSに会いたいので現場ください!金なら用意します!貢がせてください!!

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私と私のヒーローたちよ(可能な限り)永遠に。

 

 

 

追記

 

「二次元の手越くん」と呼び声の高かった来栖翔くんですが、ライブでみたら全然違った…男、男、男気!!って感じ。いや、でもどこか面影はある気がする…HE★VENSのキューティーナギちゃんと足して2で割ると手越くんって感じ…。これもちゃんとハマったらまた違って見えるのかな。

結局推しは1人に定まらなかった……私は誰推しのクラスタになるのでしょう。

 

*1:今はNEVERLANDが取って代わってるらしいって話もあるけどそれはそれで嬉しい。

私の大好きな人が夢を叶えた日(THE MUSIC DAY)

誰かを応援することは、すごく疲れる事だと思う。
エネルギーが続かないと「誰かのファン」はやっていられない。
最近特に強く、そう思う。

前記事にも書いた通り、私の自担、手越祐也は常に色んなものと戦っている。
彼を応援する私たちもまた、彼と一緒に戦っている。

7/6に放送されたTHE MUSIC DAY手越祐也はまたひとつ、大きな敵と戦った。

 

 

手越少年と紅について

 


彼が歌を頑張りたいと思った一番のきっかけはX JAPANだ。
ToshIさんに憧れてボイトレを始め、社長の前でXの曲を歌ったことがきっかけで歌を褒められた。
NEWSというグループに1年弱で所属した。
彼の音楽人生のすべての始まりはX。
このエピソードを知っているかいないかであの3分の重みが変わってくる。
唄い出す前の表情を見て欲しい。
頬が震え、手もかすかに震えているように見える。
それを隠すように不敵に笑って一息目を唄い出した。

他のカバーでは見たことのない表情だった。
彼がX JAPANの曲を歌うという、そのことにとてつもなく大きな意味があった。

 

 

歌が下手なんて言われると思わなかった

 

 

 本当によくない癖なんだけど、自担や自担グループが何かを披露すると、それに自信があればあるほど外野の声に耳を傾けてしまう。

「私からみたら最高中の最高でこれ以上のパフォーマンスはないと思うけど、それって私がファンだから?ニュートラルにみたらそんな風には見えない?」
なんて気にしなくてもいいことを気にしてしまって、むしろ外野の悪い声を聴いて、バランスとって安心する自分がいる。
褒められるのも嬉しいけど、マイナスな意見がないといいように情報操作されているんじゃないか、みたいな気持ちになってしまう。
良い作品ほど賛否が分かれるものだから。
と、言いながらもマイナス意見を見過ぎてメンタルがやられることも多い。
そう、つまりただのアホなの
でも今回、まさか自担が、あの手越祐也が「歌下手」と言われることになるとは思わなかった。
私にとって、というかファンにとって「手越くんは歌が上手い」というのは、太陽が東から昇る、とか息をしないと生きていけない、とかそういうレベルの事実だと認識している。
あまりにも当然、というか自然のことなので「歌上手いよね」っていわれると逆に否定したくなる。「え?そうかな。今日の歌い方はね、、」とか返してしまう。
「地元、空気がきれいだよね」って言われているのと同じ感覚だ。慣れ過ぎて分からない。だから普段から堂々と口に出していう事はしない。でも心の奥底では誇りに思っている。そんなイメージ。

だから今回、歌が下手、なんて書かれているのを見て、かなりショックだった。というかパニックになった。
「今日から人類エラ呼吸になります!」って言われてるみたいだった。

どんだけやらかしたんだ…って家に着いて確認するまでめちゃくちゃ不安だった。

でも、あんな圧巻のパフォーマンス。。。


やっぱり人類は肺呼吸だった。

 

今回彼のことを下手だと酷評している人たちは、彼の歌唱力を普段ある程度評価しているんじゃないかと思う。
イメージの中の手越祐也と紅を歌う手越祐也が一致しなくて、ある種パニックになったんじゃないかと思う。それなら十分彼の歌を評価してくれているじゃないか、私が気にするような相手ではない。ただ、気持ちを表現するのが少し苦手なだけだ。
それかただの叩きたがり。後者に関しては私の感情をぶつけるとネットに書けない言葉になってしまうのでやめておく。

 

XもXファンも、かっこいいんだよ

 


弱りそうになった私のメンタルを救ってくれたのは他でもない、X JAPANのファンの方のツイートだった。
こぞって、それこそ例外なく「素晴らしいパフォーマンスだった。」「テレビでまた紅が聞けるなんて嬉しい」「リスペクトを感じました。歌ってくれてありがとう」

 そんな言葉が並んでいた。本家のファンの方がほめてくれている。それ以上に重要な声なんてあるんだろうか?
そう思うと、心がすっと軽くなった。Xファンの皆様はほとんどが手越「くん」と書いてくれていた。そんなことも、私は嬉しかった。人に対して敬意を払える人がファンについているX JAPANというバンドはカリスマ性云々の前に人間性に溢れすぎていると思った。

 

 全てを救ってくれたX JAPAN・ToshIさんのブログ

私の心のもやが完全に取り払われたのはその1日後、7/8の夜のことだった。

なんと、ToshIさんご本人がブログに今回の紅について書いてくれた。

ブログタイトルは「手越祐也さんへの想い」

翌日にネットニュースにもなっていたけど、53歳のレジェンドが31歳のアイドルに対してフルネーム+さん付けで呼んでくれていることに衝撃を受けた。

こんな謙虚な人についているファンの人だから、手越「くん」と書いてくれている人が多かったのだとしっくり来た。

 

 

紅という名のドラゴン

前述の通り、紅のイントロが流れた瞬間の手越くんは顔が引きつっていた。

流れ出したイントロは、バックのバンド演奏はまるでとてつもなく大きなドラゴンのようだった。

必死に剣を振り回して戦っている手越少年の姿が見えた。

むやみやたらに振り回しているわけではなく、正面切ってドラゴンと向き合って倒そうとするんだけど、どうあがいてもドラゴンは不敵に笑うだけ。

私にはそう見えた。

確かに2019年現在の手越くんとして100%100億点満点のステージだった。

でも、私はこれで「めでたしめでたし」にはしたくないなあ、とも思う。強欲なオタクなので。

彼ならもっともっと高みにいける。ここがゴールじゃないって多分一番強く思っているのは彼自身だ。

そうやって15年間走ってきた人だと思うから。現状に満足なんてしないでとにかくずっと先を見据えててほしい。

そしたらいつか、もしかしたら憧れのToshIさんと、手の届かないと思っていたX JAPANと、肩を並べられる日が来るかもしれない。 物理的にだけじゃなくて本当の意味で。

 

 

なんだか彼なら本当にそれを叶えてしまう気がする。

もしその時も「NEWS 手越祐也」として、背後にあの3人の笑顔を背負いながら、マイクを握ってくれていたら、なんて不器用な夢を見てみる。

 

 

P.S.

手越くんのジャニーさんへのメッセージを受けて。

自分を見つけて育ててくれた恩人との出会いがX JAPANの曲で、もしかしたら別れの曲もX JAPANかもしれない(あの放送が社長の耳に届いていたと私は信じてる)。

もうそれだけで手越くんの言う「レジェンド」が繋がって泣けてしまう。

手越くんはジャニーさんが復活することを信じていただろうか、それとも心のどこかで覚悟していたんだろうか。

私は、本人の容態とか、今の状況とか、なんの情報もなかったので復活すると根拠のない自信を持っていた。

 チャラいキャラを演じてる時は語彙がめちゃくちゃになるくせにこういう時には真面目に長ったらしく思いを語っちゃう手越くんのそんなところが好きだと改めて思う。

多分彼は、自分の想いを口に出す、という意味でとてもしゃべり下手で、テンションで補おうとするところがある。

ファン以外の人が彼の書いた文章を読む機会なんてまずなくて、そこもビジネスチャラ男たる所以なのかもしれない。

…と脱線してしまったけど、彼がロック好きで、ジャニーズをやめようと思っていたことは確かで、もしかしたらその方が良いのかもしれない、と思ったこともあった。(NEWSファンの私はとてつもなく悲しむし、手越くんのポテンシャル担の私も半分は納得がいかないわけだけど。)

でもそれはやっぱり検討違いで、「元ジャニーズの歌手」はそこらじゅうにいる。「現ジャニーズでここまで歌える歌手」っていうのが手越くんの目指す道で、その宿命を最初に負わせたのが他でもないジャニーさんなんだと思う。

そうやって「ジャニーズの歌」を変えていく手越くんをこれからもずっと見ていきたいし、一緒に夢を追い続けたいし、そんな姿をみて、天国の舞台プロデュースをやってるジャニーさんに「YOU最高だよ!!」って言わせたい。

 

そんな夢というか目標が出来た。

本当の手越祐也はどこにいる?(DoLLs再考察)

下書きの下書きであるWord文書に書きなぐったまま放置していたDoLLs考察記事。

書き始めてから3か月が経とうとしてるしもう記憶もあの直後より曖昧だしいい加減破棄してしまおうと思っていたのですが、大好きなブロガーさんが「読みたい!」と言い続けてくれているので公開します。

こんな私の文章でも尊敬するブロガーさんに褒めてもらえるんだよ…嬉しいね…生きててよかった…書いててよかった…

ってことであんまり書かないタイプの重い記事ですが考察ブログ行ってみましょう(前置きが長い)

 

 

 

 

曲名が発表されたらどんな曲か予想して、音源が出て解釈に勤しみ、ライブの演出を経て更に熟考を重ねる。

これ、去年どっかで見たな。って既視感抱いてたけど分かったよ。例年のシゲソロだ。

ファンが集いに集って解釈大会しすぎて本家の意味を越えているような気がしたけどそういうところも含めていいな、と思った。解釈が作り手の意図を越えている方が芸術として確立している気がする。

まさか自担の曲でそんな状況になるとは思いもしなかったけど。笑

てごソロと言えば、「分かりやすい」が一貫したコンセプトといっても過言ではないと思っていたので。

だって、「抱かせて」か「別れたくない」しか言ってないんだもん。

今回のDoLLsは、音源だけならthunderに、演出を含めると氷温に近いものを感じた。

音源の解釈は以前書きましたのでこちらで。

(解釈というより歌詞の感想だけど。)

tgszr15.hatenablog.com

 

 Jr.の存在が象徴するもの

 

(ENCORE公演以外で)久々のJr.投入だった気がする。一人で弾き語りするか、ベッドの上でご乱心(言い方)ばっかりだったのですごく新鮮に感じた。

少しフリが入ってたからJr.引き連れた方が華が出るっていうだけかもしれないけど、どうしても私には彼らが何の意味も持たないバックダンサーとは思えなかった。

彼らは人形こと手越祐也の手の動きに合わせて登場し、彼に纏わりついたり、一緒に踊ったり、服を着せたりしていた。

彼らは何の象徴なのか。

「彼を人形として操る人間」なのか「彼自身」なのか「彼を守る守護霊」なのか、どう捉えるかによって演出すべての意味合いが変わってくる。

彼を操っている存在なのだとすれば、上着を着せたり纏わりついてくる割に絵の具を落とすのに手を貸しているのが分からないし、彼自身なんだとすれば、自身を痛めつけては慰めて、縛り付けては抗って、とかなり矛盾している。葛藤とかそういうレベルの物じゃない。自分で自分が何をしてるのか分からなくなってる、混乱状態のようなものを感じる。

彼を守る守護霊、の線はかなり薄そうだけど、服を着せたり鎖で縛りつけたり、彼の自由を奪っているようで実はそれが彼を守る手段になっているのだとしたら、それはそれで認めるべきなんだろうか。

 

敵なのか味方なのか分からないファンの立ち位置

 

私たちファンはこの曲の中でどこにいるのだろう、とずっと考えていた。Jr.の立ち位置なのか、それとも彼らの動きを見ている観客でしかないのか。

では、ファンは彼にとって「敵」なのか「味方」なのか。

もちろん味方でいたいというファンが大半だと思う。だってファンだもん。

でも時にファンという存在が足かせになってしまうこともある。

(トップガン狩りの直後にこんなこというのも申し訳ないけど書いた当時は発売前だったしまっすーが「NEWSを守ってくれるファンの愛」なんて素敵な言葉を残してくれる前の話なので大目に見て欲しい)

性善説で生きている彼にとって「ハニーちゃん」である私たちはまごう事なき味方なんだと思うけどDoLLsに眠っているもう一人の彼は悪意と戦っているはずの私たちのことを「敵」と見なしているのかもしれないな、なんて思ったりもした。

 

だって私たちが騒がなければ明るみに出なかったこと、沢山ある。彼が彼らしく生きていくことを邪魔してしまっているのかもしれないファンの事を真っ直ぐになんの疑いもなく「大好きだよ」と言ってくれる手越祐也に後ろめたさを感じることもあったから、こういう曲をこういう演出でやってくれて少しホッとしている。と、同時に絶対に彼の足かせにはなりたくないなとも思う。それがたとえ「よかれと思って」でも。*1

 

 

 

「色」が象徴する「動く人形・手越祐也」の実態

 

1番のサビが終わり2番が始まった瞬間、彼の右頬は黒い絵の具で汚れていた。その後、緑や青、様々な色で塗りたくられた顔。今回最大の演出ポイントだと勝手に思っている。

最初に感じたのは「顔に泥を塗る」という言葉。

残念ながら、私たちファンが全く身に覚えのない言葉ではない。前の章と内容が被るけど、彼のファンを名乗って悪口を放出し続けるいわゆる愚痴垢はもちろん、根も葉もない噂とむやみに戦い、結果的に噂を広めて彼を苦しませてしまっている(と、私は感じる)。「よかれと思って」なのだ。戦わずにはいられない性分なのは仕方ないにしても、戦い方はもう少し考えたほうがいいのかもしれない、とは思ってしまう。

 

でも、よくよく考えて気が付いた。彼は「自分から」色を塗っている。

Jr.に何かしらの役を負わせているのであれば彼らに塗らせればいい。でも彼は自らカラフルな顔になっている。

ここで、加藤先生の著書「傘を持たない蟻たちは」の『染色』という話を思い出した。

主人公の前に現れた天才肌の少女は、常に腕にカラースプレーをかけている。「色がないと不安」と、お風呂上りでもすぐにスプレーをする。読んだ当初は全く彼女の気持ちが理解できなかったけど、「何色かに染まっていたい」という感情が少しわかったような気がした。

自分で自分の色が分からなくなって、どの色でいたらいいのか分からない、何色でもない自分に焦りを感じる。だからこそ、何色でもいいから染まっている自分でいたい。

全くの一般人からある日突然アイドルになる人生。仕事場は常にキラキラ。黄色い声援に囲まれ続ける。

…そんな中で15年も生きていたら、「本当の自分」なんて分からなくなりそうで、私は怖い。まだ「ステージ上の自分」として別人格をつくって、その人に好き放題やらせる方が、私自身は守られる気がする。

「何色かに染まっていたい」はそういう感情なのかな、と思った。アイドルは特に「カラー」に重きを置いている人が多い印象。*2

ステージ上の自分に色を着せて歌って踊る。それが彼の考える「アイドル像」なのかな、なんて思ったりするのは、少し考えすぎかもしれないけど。

 

他の人の意見を踏まえてのちょっと追記。

最後のシーンでじっとりと塗る「赤い絵の具」が「血」をイメージしてるんじゃないかって意見を見かけてなるほど!って思ったのですが私はあの位置、あの色、ピエロみたいだなって思った。ピエロって人を楽しませる道化師である一方、泣いていても笑っているように見えるようにあのメイクになったって話を聞いたことがあって、彼は『あえて』ピエロのような顔で締めくくったのかな、と。それはそれで救われないな、と思いました。大好きな人が「俺はピエロになるぜ」って宣言したら私はとっても悲しい。常に楽しませなくていいんだよ。自分を大切にして。泣いていいんだよ。悲しい時は悲しいって言ってよ。って思ってしまう。

ただ、現実の手越くんは悲しい涙こそみせないものの、ファンの前で堂々と嬉し泣きしてくれるようになったし、小山くんっていうNEWSのリーダーの前では心が弱っている自分を見せられているようなのでほんの少しだけ安心してる。リーダーありがとうね。

 

 

「着せ替え」られているのは服だけなのか

「着せ替えお遊び人形」の部分でバックダンサーであるJr.に上着を着せられる。

演出で唯一予想できた部分。その通りになった部分。手越くんと心が通じたぜ。やったぜ。解釈の一致により入籍だぜ!!(あまりにも重い記事なのでちょっとふざけたくなった)

「俺は人形なんかじゃない」の話はこの後しますが、「人形」に付随する「着せ替え」という言葉。

洋服に1ミリの興味もない手越くんだからこそこの歌詞に深みが出ると思っていて、着ている服で印象が変わることを彼は分かっているような気がする。少なくとも「アイドル・手越祐也」は分かっていて、それを上手く利用している感じがする。演出上では上着を着せられていたけど、この歌詞を解釈するに、着せられているのは「服」だけではない気がする。

世間からの一方的なイメージとか、その場を盛り上げるために背負わなきゃいけない役割とか、いいことも悪いことも含めて「着せられている」って感じる。でもその多くは彼が進んで「着ている」って感じることも多くて、「そんなの着ないで!ありのままの素敵な手越くんでいてよ!」とも言えない自分がいる。だってそうやって仮面を被っているからこそ私たちは仮面の下の「本当は真面目で一生懸命で私生活は地味な真っ直ぐな好青年」という手越くんを見られているのであって、それって彼と向き合おうとしないと得られない最高の福利厚生だと思う。世間に誤解はされたくないけど簡単に本当の姿も知られたくないっていう私の中の面倒くさいオブ面倒くさい感情だけど、大切にしたい感情でもある。(ちなみにこの感情は「LoveStoryを地上波で見たい私」VS「世間の人に私たちの関係を知られたくない私」に応用されています。)

 

「着せる」に派生して全然関係ない脱線をするけど、増田くんの衣装はそう考えると天才だと思う。どんなプロ中のプロよりも、(本人含めて)彼らに「着せるべき」服の形を分かっている。多分私たちが感じるポイント以外にも一人一人に対する衣装の形のこだわりをしっかり持っているんだと思う。

そうやってメンバーが「着せられる」ものに対して誰よりも心血を注いでいるのが誰でもない「NEWSのメンバー」ってところがこのグループ最大の強みの一つだと思ってる。

(いやまって、脱線しすぎだろ…DoLLsの解釈ブログどこ行った??)

 

ネームバリューで遊ばないで

 

北海道2日目の開演前、一緒にログインしてくれた手越担がこんなことを言っていた。「女の子のアイドルも何人か好きなんだけど、名前をネットで検索すると必ず隣に手越祐也って出てくる。絶対に好きなタイプじゃないのに」

「この子とのうわさが出るのはおかしい」と手越担が言うのなら本当なのだ。だってどれほどの週刊誌の記事を見てきたことか。

どの記事の信憑性が高くてどの記事がでたらめなのかは大体タイトルで分かる。手越担ナメんな。

どうして嘘の情報を平気で流せるのか、それは「手越」という苗字があまりにも珍しく、端的にブランディングできるからだと思う。

彼がNEWSの名を売る為に作った「チャラい」というキャラを悪用する大人が本当に多い。

彼の名前を記事上で、タイトルで使うだけでアクセス数がどんどん伸びる。書けば書くほどお金が入ってくる。ファンが勝手に大騒ぎして広めてくれる。またアクセス数が伸びてお金が入る。なんて楽な仕事なんだろう。そして、名前を出されている本人にほとんど利益は無い。名前を出すことでお金を取れるわけでもない。

なんなんだ。地獄じゃないか。そりゃ「俺は人形なんかじゃない」なんて言いたくもなる。

でも彼は、「俺は人形なんかじゃないのに…」という歌い方はしなかった。「うるせえ!俺はお人形なんかじゃねえんだよ!!!」という姿勢でい続けてくれた。

お願いだから「手越」の名前で遊ばないでほしい。利用しないでほしい。

彼は生身の人間だ。美しすぎて私でさえ時々それを忘れてしまうけど、生きている人間だ。完璧を装おうとしてる不完全な人間だ。

どうか彼の名前でお金を稼がないでほしい。いたずらに傷つけないでほしい。

だって「人形なんかじゃない」んだから。

 

「みんなにも向けた曲」の真意は?

 

アルバム発売周辺で聞かれた発言。雑誌だったかネットだったか記憶があいまいなんだけど…。どうして彼がこんなことを言ったのか、よく分からないな。と思った。私たちはほとんどが一般人で、彼のように格段目立っているわけではない。確かにそれぞれ苦しんでいることはあるけれど、それでも彼の苦しみに比べたら大した問題ではないと思う。

「みんなにもこの苦しみを理解してほしい。みんなのせいでこんなに苦しんでるんだよ」ではない気がする。

「みんなも日々辛いこととか悲しいこととか多いと思う。でも負けちゃダメだよ。人形になんかされるなよ」と、私はそう言われている気がした。

多かれ少なかれ、確かに私たちにもそういう経験がある。それなりに理不尽な想いもしてきてるし、世の中の不条理にもぶち当たる。I’m commingの手越くんは不条理な事があると忘れるほど抱いてくれたけど(大真面目)、DoLLsの手越くんは代弁して立ち向かってくれている気がする。「俺は人形なんかじゃない」の「俺」は手越祐也だけじゃなくて彼を愛する私たちも内包されている。一緒に戦ってくれている。なんて心強い、なんて勇敢な人なんだろう。

シゲちゃんの「世界」は「私達の世界に置き換えて」聞けるように作られたと語っていた。

私達には私たちの世界があってそれぞれに苦しみながら葛藤しながらも生きていて、その「世界」に寄り添えるように、当てはまるように小説のような歌詞*3になったのかな、と思ったし、そういう形でアイドルに支えてもらえるファンは幸せだな、とも思った。

DoLLsは一見派手で異世界の歌のように感じるけど、実は私たちの「世界」に置き換えたらやっぱり一緒に戦ってくれている。全然違う歌のようでこの2曲はそういう部分が共通しているように感じる。

 

 

 

 

 

おわり

 

 

なんかソロの話してるのに結果的にメンバー全員出てきたな。なんでだろ。きっと「NEWS」手越祐也のソロ曲だからNEWSメンバー抜きには語れないんだと思う。そういうことにしておいてほしい。

 

長々とつらつらと書いてきたけど、「全部ちがうよ!俺自身もよくわかんない!かっこいいから何となくこういう演出にしたの!Xさんとかhydeさんとかこういう感じでしょ?なんかやってみたいなあーと思って!」なんて本人が言ってくれたらすごく気持ち的に助かるなあ、というか楽だなあ、と思う。

でもアルバム発売当初の雑誌で「ソロ曲にはその一年感じてきたことを入れるようにしてる」

とコメントしているのを見てしまった以上、そんな楽観的に捉えることは出来なかった。

きっと世間がみる「アイドルらしからぬチャラい自由人・手越祐也」はそんな感じなんだろうけど私たちがみている手越祐也はもっと闇が深い。でもそれは悪いことじゃなくて、光の部分が強くなればなるほど影(熟考する部分)が大きく濃くなるのも当然で、それが一般人の中でも一番彼に近い私たちに少しでも見えているなら、私は少しだけ安心できる。

 

ネット文化が広がってお互いの顔が見えなくなって、どんどん一人一人の発言が過激になっていって、アイドルが生きていくにはあまりにも世知辛い世の中になった。それでも今日も「アイドル」で居続けてくれる彼に感謝と尊敬しかないし、そんな彼の隠された本音が少し見れただけでも少し安心した。ほとんど憶測の解釈と私的理解にまみれてたけど。

 

全部踏まえた上でやっぱり私は彼のファンでいたい。希望と覚悟と夢と熱意と零れ落ちるほどの愛と、ほんの少しの絶望を胸に生きる手越祐也のファンでいたい。

 

人形なんかじゃない、意志のある人間だから。

*1:でも間違った噂が拡散されているのであればそれは全力で否定していくべきなのかな、とも最近考え始めた。

*2:その上でNEWSのイメージカラーが白なのだとしたら少し納得できる。「何かの色ではあるけれど限りなく無色透明の等身大に近い色」だと思うから

*3:シゲちゃんのソロ曲はいつも小説的だけど。今回は世界観が限定されていなかった感じがした。

手越担が見たWORLDISTAの世界

お題「NEWS LIVE TOUR 2019 「WORLDISTA」 仮想空間体験ログ」

またもやお題お借りします!

いや、ほんとWORLDISTAの感想がとどまることを知らない。

すごい。ってか怖い。怖いよ。

前回のエントリーは小説読みまくってた影響もあってめちゃくちゃ小説家ちっくな文になってしまいましたので今回はいつもの私でお送りしたいと思います。

 

楽しかったーーー!わーるでぃすた!!初めてN.E.W.Sプロジェクトの本編に参戦できたの!うれしい!!おーい!2年前の私―――!はやく戻ってこーい!

去年の6月の私―――!ちゃんと活動復帰してツアー回るから安心しろ―!ちゃんと行けるから落ち着け―!!いいから泣くなーーー!!!!

というわけで楽しかった仮想空間ゲームの話をします。

やっと公開できる…!!

 

 

 WORLDISTA 

ほんとうにもう!登場がかっこいいのなんとかして!!ただでさえ「登場する」ってことにメンタルが持たないんだから!かっこいいのやめて!禁止!ダメで―――す!!はい!ピピーッ!やり直し―――!!!って感じだった。(伝われ)

アー写の時みたいな黒のスーツに色つきゴーグル。おまけに4人中3人が派手髪。最早2次元。そろそろ3次元アイドルの称号を捨てるべき。4人ともゴーグルが似合うんだわ。札幌公演の手越くんは髪色もあって斉木楠雄だった。山崎賢人かおぬしは。

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あとシゲちゃん。アドリブでゴーグルをクイってするのやめてください。死んでしまいます。1曲目でログアウトするところでした。あぶない。

話変わるけど登場シーンにキャー!!ってなっちゃうのなんだろうね。冷静に考えると何がキャーなんだろうね。歌かな。衣装かな。存在かな。全部だね。うん。

DEAD END

 

WORLDISTAの紹介があって、1つ目のゲーム、スペースレースが始まる。

完全にONE PIECE。船が宙に浮いていたので多分ここは空島。みなさんの中に、アルバムが出た当初の私の考察(という名の感想)ブログを読んでくれていた方はいるだろうか

tgszr15.hatenablog.com

そう、これ。これの「DEAD END」の部分。読んで。読んでください。

「なにこれワンピースじゃん」って書いてある。演出がもろワンピース。

私のイメージそのものすぎて固まった。なにこれ。なにこの解釈の一致。

この演出考えたの誰?増田さん?加藤さん??結婚しよう??解釈の一致により結婚しよう??

 

…落ち着きました。続けます。

 

カメラの位置を完全に把握した上でイチャイチャしまくる4人。可愛い。シンプルに可愛い。セットを使いこなして遊んでいる30代4人が本当に可愛い。 

Weeeek

 

 

ド定番曲なんだけど、セトリに入ってるとやっぱり嬉しい1曲。ヘアセットしっかりしてきちゃったからちゃんとジャンプできなかった。ごめんね増田くん…。

絶対に盛り上がるし知らない人がいてもノリで楽しめるから本当に好きな曲。GReeeeNさん本当にありがとう。

改めて思ったのは、衣装が天才。増田さんはメンカラ以外の選択肢を見つけるのが本当に上手い。

全員が全員似合ってた。

自分を顧みずに突っ走っていくてごちゃんは赤がピッタリだし、時に静かに、でもその奥に熱い気持ちを感じさせる青はシゲちゃんにこそ似合う色。

蛍光過ぎず、でもまぶしいレモンイエローを身にまとった増田さんは一層輝いていて太陽そのものだった。

その全てを優しく見守るように、静かにたたずむ黒は慶ちゃんにこそできると思ったし、明るい髪色がより一層黒を引き立たせていて美しいと思った。

そうだ、これが私の好きなNEWSだ。と、思った。

お揃いの衣装も統一感があってステキだけど私はこの一見バラバラで違う方向を向いている人たちがすっと自然にひとつの場所に馴染んでいる、この空気がどうしようもなく好きだ。

4人が船から降りて横一列に並んで、一緒に前進した時に強くそう感じた。

 

NEWSKOOL

 

 

イントロが流れた瞬間「えーーーー!!!いいの?????」って思わず言ってしまった1曲。

私はQUATETTE入ってなかったからこれ生で聞けてないんですよ。もう聞けないと思ってましたよ。

4人の自己紹介的な立ち位置の楽曲。最高におしゃれな楽曲。

「はい!みなさん!右手に見えてきましたのがNEWS、NEWSでございます!!」ってチャンカパーナしか知らない皆さんに紹介したい。私の思う「NEWSらしさど真ん中」の曲ではないけど、「あれ、なんか楽しそうな奴らだな」って思ってもらえる入口になると思ってる。

Jr.との掛け合いもじゃれ合う兄弟って感じで大好き。(なお、手越くんに関してはJr.が兄で彼が弟。これだけは言っておく。)

双眼鏡で手動マルチアングルをしてたんですけど、手越くんね、暗闇の中でもリズム取ってるし他メンバーのパート部分も口ずさんだり気づかれない程度に視線送ってニコニコしてるの。1秒も例外なく可愛い。「この曲大好きなの!ここに立つの好き!楽しい!みんな!楽しいってこういうこと!!!!」って声が聞こえてきた。双眼鏡越しに。(ヤバい)

最後に作る人文字も、絶対に所定の位置に付こうとしない手越くんも、毎回連れて行ってあげようとするママ(こと小山さん)も、「Eのバランス悪くない??」ってJr.に絡む増田さんも、頑なに一人でカーブを作ってるシゲちゃんも大好きだ。本当に私はこの4人が大好きだ。

 

U R not alone

 

行きの電車、近くに座っていた2人組からこんな会話が聞こえてきた。

「またUR入ってるよ」

「なんか飽きたよね」

「1回味をしめたからずっと歌ってるよね」

 

ごめん、1個だけいい??

ネタバレやめて(大絶叫)

幸いにもこの前日に私的初日を迎えていたので被害には至らなかったのですが(絶叫の無駄遣い)、

会場付近でのネタバレは本当にしんどいのでやめましょう。ほんとお願い。頼む。LoveStoryですら知りたくなかったオンナなの、私は。(めんどくさい)

私はこの曲大好きだなあ、と思います。いつまでも歌い続けてほしいなあ、と。

ファンの声に関しては前記事でまとめてあるから省略します。*1

大きく出せなくてもいい、綺麗じゃなくてもいい。ただ、その熱量が伝わればいい。

それを一人一人がしっかりじっくり吸収してくれるから、私はいつまでもこの曲と、この曲が流れている時間が大好きなんだと思います。

それにしても今回は歌詞が一切モニターに出なくて、「NEWSのライブはそう簡単にはいかないぞ(by加藤シゲアキ)」を身に染みて感じました。

予習していない新参者をことごとく置いていく。NEWSのライブは、ヤバい。

 

インビジブルダンジョン

 

DEADENDと対照的に、私の想像していた演出とかけ離れていたのがこの曲でした。

他の方が「Brightestみたい」って言ってるのみて「それだ!」ってなりました。「ダンジョン」ってくらいだからもっと暗くて静かなところでゆっくり動いていく感じを想像してたけど、オシャだった。とにかくオシャなの。それがNEWSなの。

 

Digital Love

 

はい!かわいい!!めっちゃかあいい!!!

アルバム感想の記事では「夢中になりすぎて大事な何かを忘れてる気がする怖い曲」と書きましたが、「かわいい!!かわいいいいい!!!君たち!カワイイよおおおおお!!!!」って叫んでたら終わった(アホ)

落ちサビのてごちゃんソロパートで画面がどんどん狭くなっていくのが「視界が狭くなる=盲目的な恋…??」くらいの考察しかできなかったよ。

「思い描いてたPerfect girl」の歌い方、振り付け、顔、そして顔がかわいすぎて「君が一番のパーフェクトガールだよーーーー!ゆうやーーーーー!!!」って叫んでた。毎公演。心の中で。オーバークロックオーバークロック過ぎて私が軽率にオーバークロックしたっていうのはもはや言うまでもないね??

あまりにも一人一人が可愛いので自担以外見られなかった。ふと目を離した隙にめちゃくちゃ可愛い顔するんじゃないかってとにかく不安だった。他の3人も大好きだから見てたいのにそりゃないぜ。マルチアングルにしてくれ。(すぐ言う)

 

I・ZA・NA・I・ZU・KI

 

直前の映像で不穏な空気が流れて「BYAKUYA?」ってなった私よ。味スタできれいに裏切られて「夜よ踊れ」が会場を悲鳴の渦に巻き込んだことをお忘れか。もう不穏=BYAKUYAの時代は終わったのだよ。

一緒に行った子は初日にも参戦してたんだけど、一切ネタバレしないでくれたのですごく助かった。モニターに映し出された水たまり。「あらかじめ用意された映像にしては違和感ない…??あれ、これリアルタイムの映像…?こんな水たまり、ステージにあった…??」って思った矢先「バシャ――――――ン!!!」

増田さんが水たまりを蹴った。その水しぶきがきれいなのなんのって。絶対水蹴る練習したよね??じゃなかったら天才だよね??あんなきれいな水しぶき見たことないよ????

それを合図にするようにゆるい傾斜の上から流れてくる水。徐々にぬれていく足元。2公演目からは流れていく水を双眼鏡で追いかけてた。(遊ぶな)

それはそうと、手越くん、直近のラジオでしれっとネタバレしましたよね??テゴマスのらじおで「I・ZA・NA・I・ZU・KIのフェイクは~」って言ってましたよね??「違う、これは今回のツアーじゃなくて3年前のQUARTETTEの話。今回じゃなくて。」って言い聞かせながら会場向かったの思い出したよ??

確かに、考えずにその場の雰囲気でやってるって言葉通り、公演ごとに違うフェイクが聞けて良かった。ライブってこういうことだよなあ。手越くんはいつもライブを感じさせてくれるので好きです。

あと、手越担の私ですら2番カットしたのは許さないぞ…。 

勿忘草

 

これ、本当に心から聞きたかったから嬉しかった。

Jr.の新藤くんが本当に素敵だった。元々Jr.はバックダンサーっていうイメージでいたけど、最近それが覆されつつあって、特にこの曲に関しては、NEWSが新藤くんのバックについているような感覚だった。綺麗なラインのコンテンポラリーダンスに目を奪われて、気づいたら誰一人ステージからいなくなっていた。

ただのバラードで終わらせない、勿忘草の新たな一面を垣間見た2分間だった。

 

Symphony of Dissonate

 

増田貴久が、踊った。

増田さんのダンス、大好きなんです。華麗なのに一つ一つの動きにしっかり重みがあって、シゲちゃんの言ってた「神は細部に宿る」を体現化している増田さんだからこそダンスの細部にも心があって、「一度覚えたダンスは忘れない」という増田さんだなあ、と。

かつ、歌う時はしっかり歌う。シンプルだけど細部まで徹底された演出。

この演出で会場を魅了できるのは、楽曲や技量はもちろん、増田さん自身のセンスなんだろうなと思う。自分の魅せ方を誰よりも分かっている。

尊敬の念が募ると「増田さん」って呼びたくなるよね。(ちょうどうでもいい)

 

going that way

 

はーーーーーい!!みなさ―――――ん!!!本日のメイン、大物モデルの小山さんが通られますよーーーーーー!!!!って感じだった。

Tokyo Girls Collectionの会場はここですか。

「みんなで踊れるクラブのようなイメージで」とパンフレットで語られていましたが、小山さん、これはファッションショーですよね??一人一人が好き勝手踊る、曲はあくまでBGM(イメージ)のクラブはちと違いますよね???

いくら小山くんが嫌いな人でもこの時間は席を立てなかったと思う。いや、立たないで欲しかった。シンプルにもったいない。この演出含めての8000円ですよ…。

キャスターを卒業して(私はあくまで卒業と言っています)髪色で自由に遊び始めた小山くん。8年の時を経てオレ達のチャラ慶が戻ってきたぞーーーー!!!歓喜!!歓喜です!!!皆さま!!!これが小山慶一郎の本気です!!!ご覧ください!!!!!

いいから早くモデルデビューしてくださいよ小山さん。頼みますよ。

 

さくらガール

 

モニターが開いた瞬間、一面を桜の木が覆う。たった一本の立派な桜の木。

もうそれは演出とか作り物とか思えなくて、大好きな4人が桜の木に見守られながら歌っている姿でしかなかった。

NEWSの中で一番多様な意味を持っている曲だと私は思っている。

私は手越担なので、どうしても彼の歴史に想いを馳せてしまう。

2010年に6人で歌ったさくらガールはイチ失恋ソングとして、

2011年にテゴマスで歌ったさくらガールは脱退した二人に向けて、

2012年に4人で歌ったさくらガールは、去って行ったメンバーへの決意表明を込めて、

2015年以降のさくらガールはこの曲が大好きだったお父様に願いを込めて、

そして、2019年のさくらガールは、その全てを受け入れて前に進む姿勢を感じた。発売当初とはかなり印象が変わったなあ、と思う。

失恋ソングであることに変わりはないけれど、悲しみも切なさも背負い込んで、それでも前を向いて生きている。

今のNEWSにしか歌えないさくらガールだった。

 

恋を知らない君へ

 

昨年、3年の空白期間を経て、NEWSのファンに戻ってきた私は、その隙間を埋めるように毎日YouTubeで彼らの音楽を眺めていた。

少プレのMCになったことすら知らなかった私には、すべてが新鮮で宝物のようだった。

感動的なMCで泣くことはあっても、曲の力に圧倒されて泣くことは少なかったけれど、気づいたら涙を堪えきれなくなっていた。それがこの曲だった。

「ああ、あなただけは消えないで」そう儚げに歌う彼らからどうしても目が離せなくなっていた。

いつまでもあると思っていた揺るぎない場所が崩れかけた、あの時の感情がそのまま乗り移っている曲だと思った。この感覚を忘れたくないので、出来るだけ聞きたくないと思っていたけど、生で聞けてよかったとも思った。

映像の女の子が幸せになったのかなれなかったのか分からないけど、私はちゃんとNEWSに気づけたよ。幸せだよ。

 

ファンのみなさん、NEWSを必死に守ってくれて、再び動かしてくれてありがとう。気づかせてくれてありがとう。

おかげで私はまたNEWSファンとして歩み始めることが出来ました。本当にありがとうございます。

 

リボン

 

なんか、どうしようもない気持ちになったな。

テーマが「母」と言われてはいたけどやっぱり私はNEWSに対しての気持ちで解釈して納得してしまっていたから、「何一つリボン掛けて返せない」って気持ちを代弁してくれているのが当事者のNEWSっていうのが、なんとも言えなかった。マイナスな感情ではないんだけど、私はNEWSを好きでいる限りずっとこの気持ちと歩いていくんだと思う。

 

サンタのいないクリスマス

 

突然ハッピーな空間になってびっくりした。ステージには桜の木の気配なんて微塵も感じられず、堂々とクリスマスツリーが飾られていた。本当に季節のない空間なんだなここは…って痛感した。と同時に、すごく夢のないこと言うけど、裏のスタッフさんの労力を考えたら頭が上がらなかった。WORLDISTA、すごい。

 

MC

 

本当にMCの時間大好き!!

毎回ノープランなのにちゃんとまとまるし、不完全燃焼に感じることが本当にない。

お客さんを楽しませよう!っていうよりも、オレ達の自己満足の世界へようこそ!って感じ。シャワーの話とか完全にお客さん置いてけぼりだし。

でも聞いていて楽しい。

私の中では、「久々に会った気の置けない女友達の話を聞いている」感覚です。

休みの日に何をしているかとか、最近どんなものを食べたりどんなことを感じてるかとか、職場にこんな先輩後輩がいるとか…。聞いてためになるわけではないけど、なんだかずっと聞いていたくなるような話。

私も手越くんがいうように「ずっとしゃべりの時間でもいいなあ」って思います。そんなわけないんだけど。笑

 

DoLLs

 

ちょっとこれはうまく文章にまとめられる気がしないんですよ…。

下書き進めてるけど完成できるか分からないです。

 

 

世界

 

私は本当にシゲちゃんに感謝してる。

ここまでシンプルな演出にしてくれてありがとう。

歌詞が深い分、ここで氷温的なやつ見せられたら私ここでログアウトしてたと思う。

あと、私がアンプラグドな弾き語りが大好物ってなんで知ってるんですか結婚しよう御馳走様でした。

弾き語りに酔いしれながらDoLLsの衝撃をある程度吸収できた。ブレイクタイムに使ってごめんね。円盤化したらゆっくり見て思いを馳せるからね。

 

strawberry

 

加藤シゲアキが一人の世界から抜け出すように、側で見守っていた3人がゆっくり顔を出す。

この「全く別の場所にいた4人が誰に呼ばれるわけでもなく、自然と集まる」って感覚が本当に好きなんですよ。

9人で結成されて、メンバー脱退やグループでの仕事が全然なかった時期を越えて、今必要以上に(ここめちゃくちゃ重要)くっついて、離れなくて、でもお互いに依存せず自立していて。アニバーサリーソングになるとどうしてもメンバーの関係性に思いを馳せたくなってしまう。

アウトロが4人のコーラスになった新バージョンだったのもすごくよかったなあ。

「やっぱりこっちがいい」って思わずつぶやいてしまいました。

「Share」は多分メンバーに向けた歌で、「愛言葉」はファンに向けたラブレター。

strawberryは、そのどっちもな気がする。

「夢を語り合う同志」「目の前に君がいる 意味あって必然だね」「ありふれた出会いに感謝して」

どの表現も「メンバーからメンバーへ」ともとれるし「メンバーからファンへ」ともとれる。

というかそういう意味に取れるような関係にしてくれたことが嬉しい。 

「生きろ」

 

色んな人が書いてたけど、今回の「生きろ」は味スタともENCOREとも違う曲に聞こえた。

味スタの時はとにかく色んなものを背負ってて、重苦しい、だからこそ歌える歌、って感じだった。

今回の「生きろ」は自分たちに向けてるようで実は私たちに届けるような歌い方をしてたように感じる。

フルスイングじゃないけど「誰かのために歌う余裕が出来た」って感じがする。

これからどんな曲になっていくのかな。さくらガールみたいにいろんな物語を孕んでいくのかな。

CASINO DRIVE

 もう全部てんさい。まず衣装がてんさい。歌い方もてんさい。ステージングなんてちょうてんさい。ただ2番カットしたのだけゆるさん。もうなんとなく気づいちゃったけどどの曲であろうとフルで歌わないと私は基本的に許さない。一曲まるごと魅力なんだもん。でもon the back seatしたてごちゃんがかわいかったのでギリ許す。

EMMA

 

カジノルーレットの指す先が「EMMA」って!すごいめっちゃオシャレ!!ってなったし確かにこの二曲は(節操がないという意味で)似てるなあ、と思った。今回初めてアリーナ席に入ったのであまりのトロッコの近さに眩暈がしました。NEWS、生きてた。

BE FUNK

久々に聞いた気がする。個人的ベストオブBE FUNKYはファンサそっちのけでサビでブンブン手を振る加藤シゲアキ(31)です。ちょう可愛かった…。(あ、でもファンの人と目は合わせてたな…)

 

四銃士

 

 

正直音源はそんなに好きじゃないんですけどコンサートのセトリに入ってると「歌ってくれてありがとう!!」って気持ちになる。不思議。これほどまでに彼らに『守られてる』って感じる曲はないんじゃないかって思います。会場に4本真っ直ぐ伸びる光剛山。WORLDISTAという国を守る4人の守護神。って感じだった。でも「その笑顔守りたい」だけには「こちらこそ!!」って返したくなった。C&Rしたいね。(やめろ)

 

Mr.white

 

えーーーーー!!!これやるの??ってなった曲その2。Whiteに入った時期は絶賛冷め期(というかバンド沼に片足期)だったので大好きに戻った今改めて聞けるのは嬉しい。

最終的に感想でフェイク入れて上ハモライン作ってたのが印象的。また音源で満足できない曲が増えてしまった…。representしてくれ。

トップガン

 私の住む地域ではよつば銀行の放送がなかったので、最初に聞いた時はイントロでピンとこなくて思わずログイン友達に「え?こんなのあった??」って聞いてしまったんだけど、次の公演から「次はNEWSの新曲です」って前置きしてくれるようになった。
慶ちゃん私の声聞こえてたの?耳いいね??←

BE FUNKYのイメージがすごく強かったからAメロBメロが印象と違い過ぎてびっくりした。

あと衣装が曲にピッタリ。この衣装でいいじゃんって思ったけどジャケ写見て「これしかない!」ってなった。スタイリスト増田すごい。

FIGHTERS.COM

 

きました大本命ファイターズ先輩。(某野球団みたいになっちゃった)

ライブキッズ・らふの全身の神経が震え上がるこの曲をついに生で聞ける時が来たんだよ…音源であそこまですごいってことはライブでどうなっちゃうの?ただでさえすごいのに?どんなアドリブかましてくるの?というかシゲちゃんはほんとにあの音域出るの?さすがに口パクじゃない??っていうかほんとに歌ってくれるんだーうわーん!!

を2秒で感じ、(早く本題に行け)

一人ずつゆっくり暗転してるステージ上に出てくるあの瞬間が一番ゾクゾクする。ちゃんと全員歌ってるし、てごちゃんのシャウトは相変わらず音源越えしてるし、増田くんはダミ声レベルが桁違いだし、慶ちゃんのドスの聞いた歌声はBLACKHOLEを彷彿とさせて悶えるし、シゲさんのデスボはぜひフェスで聞いてほしいし、ありえんほどの高音も外れずに出てるし、俺もいるし。

メインステージにレーザーが張り巡らされてリングコートになって、そこに向かってゆっくり歩く。めちゃくちゃ治安が悪い。でも誰も喧嘩しなさそう。喧嘩する前に相手を圧倒しそう。覇気。これが覇王色の覇気。気絶しなくてよかった。

Wonder

 

ドきついメドレーがあるなら絶対に入れてくれ!って思ってた曲だったからめちゃくちゃ嬉しかったしレコードだったらとっくに擦り切れてるほど見てる少プレのWonderを軽々と越えてて引いた。この人たちどこまで進化する気なんだろう…。
最後のてごちゃんの高らかな笑い声、最初に札幌で聞いた時はもっと低かった気がするし(正直私はそっちのほうが好みなんだけど)笑い声の反応が良かったことを受けてどうしたらより聞こえるか、を研究した結果だったのかなって思ったらめちゃくちゃ可愛いしそんな余裕があるのが怖い。

手越くんが時々見せるサイコ感に弱いオタクですので。ええ。

 

SPIRIT

 

NEWSで好きなサッカーソングは?って聞かれたら大体毎回最新の曲を言うんだけど、これを超える曲は出てこないんじゃないかって本気で思ってる。毎日30人くらい病院送りされてそうな治安の悪さから一転、爽やかで突き抜けるような曲。本当にこの曲を聴くだけで体が軽くなるような気がする。ユニゾンがないのに団結力がすごい。最後に上から羽が降りて来てた。あまりにも美しかったので私の幻想かと思ってたけど本当に降りて来てた。

 

WORLDQUEST

 

Jr.のダンスがとにかくかっこいい。SPIRITでやむを得ず抜けた一人がいつの間にかしれっと戻ってきてるのがかっこいい。てごちゃんのシャウトがかっこいい。一音上げるのかっこいい。とにかくかっこいいが詰まってる。そういえばNEWSのサッカーソングはこれが1曲目だった。最新のサッカーソングから最古のサッカーソングへの移行がさりげなく出来てて、でも全く違和感がないのがすごい。

 

ONE~for the win~

 

この曲もワールドカップの夢をつかんだ一曲だった。とにかく国名を連呼するっていう斬新なラップだけど、増田くんの手に(声に)かかれば一連の文章に聞こえるますラップへの信頼感がすごい。安心と信頼の増田。

 

 

BLUE

 

(タオル回さなくてごめんね)

ENCOREもBLUEがラストだったけど、登場曲も本編最後も似合うなあって思う。

サッカーメドレーの締めっていったらやっぱりこれだなって思ってた。解釈の一致。

色んな思いが詰まった曲。だけど、そんなに重い曲に感じない。手越くんのパートが伸びやかに広がっていくのが本当に気持ちよくてずっと聞いてたい。個人的なブログなのでめちゃくちゃ贔屓するけどNEWSって本当にレベルが高いと思うの。音源でも音楽番組でもやっぱり生の声には勝てなくて、最新の一番レベルの高い声を生で聞ける。これはコンサートに入ってるNEWS担最大の福利厚生だと思ってる。他のグループやアーティストと比べて、じゃないからめちゃくちゃ盲目だけど、でも盲目でいいじゃん、ファンなんだし。とも思う。

 

Love Story

この曲の本当の魅力は世間一般の皆様には伝わらないんだろうなあ、と思うととっても寂しい。

ENCOREでブラックホールを抜ける為に作られた短いメロディー。とだけ思っていたのに蓋をあけてみたらNEWSと恋をする歌だった。あの頃からこの曲が出来る事は決まってて、「ファンの声も入れよう」って声が上がって、こっそり、一番最初に私たちに公開してくれて、でも私たちがCMを見るまでずっと秘密にして…。

そんなことをファンじゃない人が知る由もなく、「ジャニーズっぽい王道ラブソング」で片付けられると思うと本当に寂しい。

愛されてるって実感することはあるけど、アイドルに対して思うことなんて絶対にないと思ってた。愛されてる、とまではいかなくても大切にされてる、と思う。

蔑ろにされていない。置いていかれていない。常に彼らの進む道の傍らに私たちの居場所がある。

「はい!フリ入れします。これとこれね。いい?出来た?本番はこれとこれとこれとこれも入れます!はい、あと一回通したら本番いきます!!」っていう強引なダンスレッスンは素人の私たちにはあまりにもハードルが高かったけど、CMで数回しか流れてない曲を大声で歌わせるのはあまりにも強引だけど、私はその強気な信頼感がすごく嬉しいな、と思う。

この空間が世界で一番幸せと思った。

ずっと終わらないで欲しい。また明日ねって言ったのに!って思った。

でも「明日から頑張れ」って言われてしまった。言われてしまったんだから頑張らないわけにはいかないな、と思った。

 

 

本当に8000円程度でこの演出分の予算が賄えているのか心配でしかない。桜吹雪代くらいにしかなってない気がする。

本当にすごい人たちだよ…チームNEWSよ…。演出自体の予算はなんとかなったとしてこの演出をひねり出すまでどれほどの時間と労力をかけたことか。

 いつどんなときだって、彼らのステージは私の想像も期待もゆうに超えていく。

彼らのステージを前にした私はどんなに期待してもいいんだって思うとやっぱり楽しくなる。

いつも素敵な景色を見せてくれてありがとう。共有している世界が私の世界のすべてではないしあなた達の世界のすべてでもないけど、コンサートで共有した世界は、景色は、確実に私たち共通の宝物です。

ままならない私と彼らの78日

お題「NEWS LIVE TOUR 2019 「WORLDISTA」 仮想空間体験ログ」

 

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お題お借りします!

参戦当初は曲ごとに感想をまとめていたのですが、だんだんまとまりがなくなってきて結局なにが言いたいのか分からなくなってきたので先に全体のまとめを記事にしたいと思います。

 

N.E.W.Sプロジェクト本編には初参戦ということで、アルバム発売が決定したときからコンセプトについて考えたり、曲について考えたり、コンサートに発展させたり、と本当に楽しませてもらった。

たった10曲ちょっとのアルバムでこんなにもワクワクしてしまえるなんて、音楽の可能性はすごい。そして、音楽の可能性を追求しているチームNEWSは偉大だ。とつくづく感じた。

今回のテーマは、仮想空間。

バーチャルゲーム「WORLDISTA」を舞台に、1枚のアルバムと1本のコンサートツアーが組まれた。

ツアーが始まった当初、私はある本を読んでいた。

 

「ままならないから私とあなた/朝井リョウ

大好きなブロガーさんのオススメ書より。

penguinkawaii.hatenablog.com

 

この記事を書き進めていく上で、内容について話さないことは避けられないので読む予定のある人はぜひ先に読んでほしい。

 

以下、私なりのあらすじ。

主人公・雪子は偶然の出会いやその場の感情、リアルな経験を大切にしている。一方でその友人・薫は合理主義で機械的。二人には応援しているバンド「OVER」がいる。

OVERはツアーで新技術を積極的に取り入れることで有名で、二人が一緒に見に行ったツアーでは最新技術が取り入れられ、「本人と見せかけたCG映像がオープニングで登場し、本人は反対側のステージから登場する」「観客のデータを元に作られたCGアバタ―がステージ上に登場する」などの演出があった。

時を経て、薫は雪子の演奏データを元に雪子の演奏の癖をAIに覚えさせて演奏する技術を発明するが雪子は反発。二人はどんどんすれ違っていく…。

 

この先にももう少し続きがありますが、今回話したいことはこのあたり。

 

(ちなみに「レンタル世界」という短編も収録されていて、小太郎ちゃんを彷彿とさせるので拗らせてる人は読んでみてください。グッとフレンズもこういう運営の仕方してたら上手くいってたのかな…とか考えて非常に病みます。)

 

今回のテーマが「仮想空間」と発表されて、斬新だなと思った反面、ライブツアーである必要はあるのかな、と思ってしまった。

だってOVERのようにステージ上にCG映像を流すだけでも、コンセプトを再現するという意味では十分だと思う。

それは「仮想」であり、「現実」ではないわけだし。

声だって、CD音源を流していれば十分。「仮想」の空間なわけだから本人が歌っている必要はない。

そう考えて、少しさみしいな、と思った。

 

でも、やっぱり彼らはそんな私の心配を吹っ飛ばすステージを作ってくれていた。

今回、映像でいいはずの部分まで精巧につくられたホンモノだったのが印象的だった。

WOLRLDISTAや世界の水のカーテン、DEAD ENDの海賊船、I・ZA・NA・I・ZU・KIの水の演出、さくらガールの桜の木、サンタのいないクリスマスのクリスマスツリーと紙ふぶき、FIGHTERS.COMのドラゴン…今すぐ思い出せるものだけでこんなに沢山ある。

全部、映像で表現出来てしまうものなのに、あえて今回「ホンモノ」を使った。初めて見た瞬間は「予算…チケット、8000円で足りてる……??」しか感じられなかったけど、(いまでも赤字じゃないかは心配。会場にお布施の箱置いておいてほしい…)

今になって何十回、何百回と聞いたインターを思い出す。「従来のVRゴーグルは映像を見て楽しむことはできても、実際、本当にそこにいる感覚を味わうことはできませんでした。」

そうだった。ここは新商品「WORLDISTA」の発表会…。私たちはちゃんと「本当にそこにいる感覚」を味わっている。

それはやっぱりCG映像がどんなに進化しても実現できることじゃない。だって実際の私たちは「本当にそこにいる」この現実を生きているから。

景色や世界観と共に変わっていく衣装も同じ。

プロジェクションマッピングという技術を駆使してしまえば最初から最後まで白いTシャツでも色んな色の衣装を着ることが出来る。衣装替えの時間なんてまどろっこしいものもいらない。きっと手越くんも最後までMCの場にいられたかもしれない(そこに関しては本当になんとかしてほしいけど)

でも、彼らが「実際に着ている」ことに意味がある。

メンバーが一人一人の個性に合ったデザインで作った衣装を、時間管理を工夫しつつ実際に着る。だからこそ私たちは「そこにいること」を実感できる。

声に関しても当然そうだ。

そもそもCD音源通りに歌うという概念は現在の彼らにはあまりない。

 フェイク、シャウト、ハモ、アレンジ…ライブならではの、もっと言えばそのステージ限りのアドリブがあるから、帰り道の私たちはCD音源の物足りなさに悩まされる。もちろんCDに手を抜いているということは一切ないのだけれど、ライブの方が音源より後である以上、完成度が変わってきてしまうのは必然なんだと思う。音源より明らかに音も歌詞も彼ら自身のものになっている。彼らから出たものではないのに。アイドルはつくづくすごい職業だと思う。 

とは言え、ここまでは映像化してしまったらあまり大差のないことで、いじわるな言い方をすると別に参戦しなくても映像を見れば間に合ってしまう話だ。

私たちがそこにいなければいけない理由は、ない。

でも、実はちゃんと私たちが「実際にそこにいないといけない理由」がある。それが、NEWS名物ファンの合唱。

十分なC&Rのあとに歌われた「U R not alone」は、図々しいけれど私たちファンがいないと完成しない曲だ。

いや、NEWSサイドがそういう曲にしてくれている。ファンパートを歌い慣れてしまった私たちにモニターに歌詞表示をするというサービスはもはや用意されていなかった。

最後に歌われたLove Storyも同じく。この曲に関しては私たちファンの声が音源化までされてしまった。

 

私たちは、ペンライトとうちわと、なによりも『声』を使ってその場にいる彼らを直接応援することができる。うちわもペンライトもお金さえあれば用意できる。でも「声」はその人が生まれ持ったもの。その人でないと彼らに届かない。それを嬉しいと思って受け取ってくれるのがNEWSだ。

私たちがここにいないといけない理由。それは他の誰でもない自分の声を彼らに届けるため。

 

前述した「ままならないから私とあなた」では薫がこんなニュアンスの事を言っている。

「わざわざライブ会場まで足を運ぶってすごく非効率。家にいても会場にいるみたいにライブを楽しめるようになればいいのに」

私はそうは思わない。どんなに技術が進歩してもどんなに臨場感のあるライブが自宅で見られたとしても、やっぱり私は会場に足を運びたいと思ってしまう。

「演出」「衣装」「歌声」

どれをとっても「本当にそこにいること」は「本当にそこにいるような感覚」である映像に勝る。2時間半8000円という一見非効率なコストをかけてでも、何度でも体験したいと思ってしまうし、何百万何千万のお金をかけてもこのステージが見れなくなってしまうことに寂しさを感じる。

 

寂しい気持ちに耐えながらツアーのグッズを整理していると何度も目にしたこの言葉がふと視界に入った。

「想像することがみちしるべ」

そうだ。NEVERLANDが永遠に続いていくように、EPCOTIAがENDINGしないように、WORLDISTAも、想像し続ける限りいつでも「そこにある」。そんなことを発売当初から示唆してくれていたのかもしれない。

次はどんな場所に連れて行ってくれるんだろう。

次はどんな世界を旅しよう。

想像することでNEWSと私たちファンの世界は続いていく。

初めて行ったSABAEが想像以上だったので聞いてほしい

今回は福井のまち、鯖江を旅したのでつらつら書いていきます。

 

 

 

 

お節介どころじゃない「鯖江おせっ会」

 

公演数日前からちらほらツイートをお見かけしていたこちらの団体、その名も「鯖江おせっ会」の皆様。

サンドーム福井で公演が行われるたびに、来場されるお客さんのために観光案内をしているという団体。

なんと、すべてボランティアとのこと。

駅周辺の観光案内、会場までの道への誘導、駅周辺での荷物預かり、*1

駅前のオブジェでの写真撮影、それから、帰り道を照らすLEDライトの設置…。とにかくありとあらゆる色んなことをやってくれている団体さん。

お節介というよりおもてなしでは?究極のホスピタリティーでは??

 

(サンドームで公演が行われるたびに動いてくれている人だとはつゆ知らず、「NEWSのためにここまで…??福井の人NEWS好き過ぎでは??サイコーでは??」ってなったことをこっそりお詫び申し上げます。NEWSが好きというより鯖江を愛している方々の団体でした。)

 

とにかくこの方々、バワリーがすごい。

駅前のオブジェでの写真撮影をお願いしたときも、「ポーズそれだけでいい?うちわは一緒に撮る?」と声を掛けてくださり、(土曜日も散々写真を撮られたのか、)「うちわはなるべく前に倒してね。反射するから」とうちわの角度まで工夫してくださった…。

「何枚もお願いしたら悪いな」というこちらの遠慮まで汲み取ってくれるのすごくないですか…これでボランティア…??うそだろ…???

 

昼ごはんはせっかくなら名物を食べたい!ということで、観光案内の方にもお世話になったのですが、

らふ「すみません、おいしいごはん屋さんありますか?」

おせっ会さん「何食べたい?おそばなら駅の2階がおいしいわよ。ソースかつ丼ならこの先まっすぐ行ったところにあるごはん屋さんがいいわよ」

 

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と、地図を用意してくれて道順をマーカーでなぞって渡してくれた。

これなら平成のミス方向音痴こと私(そうなの?)でも、迷わずにいける!

え、このために地図沢山持ってるの…?愛じゃん…

 

お「ちなみにここに公園があって、無料でレッサーパンダが見れるわよ」

ら「レッサー…!パンダ…!!!」

と、ついでに観光案内までして頂きました。

なぜ私がご飯のあとに観光したいと思ってることが分かったんだ…すごい……エスパーだ……。

 

とりあえずごはんだね、と友達と一緒にお礼を言って歩き始めると、20mくらい歩いたところで呼び止められる。

お「公園にいくならこの循環バス使って!1時間に1本しかないけどちょうど来る時間だって思い出して!」

安価で公園に行けるようにわざわざ走って追いかけてくれたとのこと。

ハンパないって…こんなん出来ひんやん普通……

 

 

おせっ会さんのすごい所は一人一人にちゃんと持ち場が与えられていること。

ボランティアの活動ってなるとどうしても人の配置が偏りがちだと思うんですけど、「オブジェ前に待機して写真を撮る係」、「観光案内をする係」、「荷物預かりを指揮する係(私は荷物預けてないから見れてないんだけど)」…としっかり自分の役割分担がある。

だからボランティアなのにサービスの質がすごい。上から目線で非常に申し訳ないけど、これはお金取っていいでしょってレベル。大学生のイベントスタッフよりちゃきちゃき動いてる。すごい。

 

そして恐ろしいほどのホスピタリティーじゃないですか??

Twitterによると、平均年齢60歳越えとのこと。

すごく楽しそうに活動されていて、めちゃめちゃ若々しかったです。

鯖江すごい(感動しすぎて語彙がなくなった)

 

ちなみにツイートでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが片道徒歩20分の駅までの道にチューリップ型のライトを道しるべ代わりに置いてくださっているのもこの方々。

ネットで調べたんだけどこれ毎日回収してるらしいよ…すごい…

終電ダッシュに必死でゆっくり見られなかったことが悔やまれる…。

鯖江、すごい。

 

フレンドリーすぎる会場付近のおとなたち

すごく熱心なボランティア団体さんがいるなあ、と思って会場に着いた私たち。

ひとまずアドトラへ…と思って歩いていると、タクシー乗り場で交通整備していたおっちゃん(ほぼおじいちゃん)から話しかけられました。

おっちゃん「君たちはこれ(ボディーシール)貼らんの??」

らふ「えっ?ん??」

おっちゃん「いやーみんな貼ってるからね。そういうもんだと思って。」

 

おやおや?私鯖江に親戚いたっけな??

ってくらいの軽ーーいノリで話かけられてびっくりした。手越くんみたいな面白い返しができなくてごめんよ…

おっちゃんすごく楽しそうな顔してたなあ…わらわら歩いてるオタクのことを全然煙たがってないんだよ…

 

そして開演直前に最後の化粧直しに駐車場に戻った私たち。(ログインした友達が車で来てたので荷物置かせてもらってた)

そこにいた交通整備のおっちゃん(さっきの人とは別の人)が私たちを見て一言。

「もう帰るん??」

 

いやいやいやだから親戚か!?!?

一部終わりの人が帰っていく波が落ちついたタイミングだったからかな。

「楽しんできてね」って言ってくれたんですよ。

「帰ります」って言ってたら「気を付けてね」って言ってくれたんだろうなあ。

見ず知らずの人にわざわざ声かけてくれるのめちゃくちゃ愛じゃないですか…??

 

コンサートがあることで、その土地の住民に迷惑をかけているのではないか、って考えを常に持って生きてるので(普段観光客に殺されかけているせい)(花見シーズンと紅葉シーズンはバスに乗れない)

地元の人が煙たがらずに受け入れてくれる姿勢がすごく嬉しかった。

 

 

「なんもない」の基準が分からないくらい観光しまくった

 

これは、地方あるあるなのですが、地元民から「会場周りはなんもないよ」「なんもないとこだよ」と言われまくって会場に向かうのですが、今回に関しては「あるじゃん!!!」って感じでした。会場から少し歩いて国道に出れば、ごはん屋さんが連なってるし、

徒歩圏内にいくつか観光地がありました。

昼前について夜公演まで時間を持て余していたので、観光した。めっちゃ観光した。

私は観光の為に来たんか?ってくらい歩いた。

 

その1:メガネミュージアム

 

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これは1日目に増田さんが行かれておりましたので、聖地巡礼しました。ナチュラルに。

眼鏡の歴史が勉強できる小さな博物館(入場無料)とその場で度数測ってメガネが作れるメガネショップが一つになってるところでした。

博物館楽しかった!歴代の眼鏡と一緒に「芸能人が掛けてるメガネ」というのも展示されてて、これが本当に面白かった。

名札とメガネしか置いてないはずなのにその人の顔が鮮明に浮かんでくる…やっぱりメガネってアイデンティティなんだなと痛感しました。

メガネショップに置いてあるメガネは底値2万とかで友達とふたりで「ひえ…」ってなりました。でも普段使いするならそれくらいが妥当な金額なのかも。体の一部って表現することもあるしね。

入口付近にあるミュージアムショップも可愛いグッズが沢山売っていたのでオススメ。

あと、色んな形の眼鏡を試着できるコーナーとか、眼鏡のレンズをモチーフにした顔パネルとか、エンターテイメント性のあるミュージアムでした!

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鯖江駅からなら余裕で歩けるよ!

あと、基本的に街中がメガネ。

モチーフが可愛いので街中全体が可愛い。

こんなのとか

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こんなのとか
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こんなのとか
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こんなのとか
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こんなのとか
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こんなのとか
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こんなのとか
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こんなのがある。非常に可愛い。インスタ映えである。

 

その2:西山公園

 

前述したおせっ会さんに紹介して頂いたスポット。

1階が食堂とお土産屋さん、3階が公園と動物園になっているところで、動物園は入場無料でした。レッサーパンダが有名って聞いてたけどレッサーパンダ以外にも色々いてたのしかった。

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リスザルが可愛過ぎたのでお金持ちになったらリスザルを肩に乗せて生活したいです。

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クジャクコーナーがあったんですけど「オスのほうが色鮮やかで美しい」って書いてあったの見て友達が「NEWSじゃん…」って言ってました。いいですか皆さん、クジャクはNEWSだそうです。

 

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ギンケイ…?銀慶……?慶ちゃんじゃん……慶ちゃんいる……脚(羽)長い!よっ!慶ちゃん脚長いよっ!!

って騒げたのでオタクは愉快で楽しくてやめられない。

 

 

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肝心のレッサーパンダは檻も柵もないところにいて飛びついてこないのか心配だった…レッサーパンダを神席で見るなら鯖江へ……

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 (その後レッサーパンダにハマり過ぎてしっぽを購入したわたしたち)

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もう全公演サンドームでやってしまえよ

 

ってくらい音がよかったの!ほんとに!

この公演の前に他の公演行っててよかった!明らかに違った。

楽経験ゼロの私でも分かるくらい良かった。

後述しますが、今回アリーナ席、しかもスピーカーの後ろに位置するような席で、

近いのはありがたいけど音は期待できないなあ、って思ってたんです。

でも始まってびっくり。音が…ちゃんと聞こえる……。

最初こそ興奮で実感できなかったものの、バラード曲になってよく分かりました。

音が、ちゃんと正面から降って来るの。反響も音割れしてないし、ちょうどいい音量で耳に届く感じ。

全公演この音響ならいいのに…と思いました。

みんな、福井に来るんだ…。

あまりの音響の良さに感動したてごちゃん(多分)が、いつもより多めにフェイク入れてたから。ユニゾンパートに本来ないはずの上ハモ追加するくらい気持ちよさそうに歌ってたから…歌う人も聞く人も快適に音楽に浸れる最高の会場だと思いました…。

 

人生で初めてアリーナ席を引き当ててやっすいコントをした話

 

このパートは少し、というかほとんど自慢っぽい自分語りが続きますので読み飛ばしてください。私の記録用に残しておきます。

ファンになって12年、コンサートに初めて行って11年になりますが、(途中茶の間になってるけどその辺は大目に見てほしい)NEWSのコンサートでアリーナ席を引き当てたことが無くてですね…

テゴマスのコンサートでは2回ほどあるんだけどNEWSは皆無。

私にとってアリーナ席のチケットは都市伝説でした。

ゲート前、奥で神席にぎゃあぎゃあ騒ぐ人たちを見て、スタンドがデフォルトの私と「入れればOK」スタンスの友達は妙に冷めてて

 

ら「よくあんなきゃーきゃー騒げるなあ…気持ちは分かるけどさ」

友「ほんとにいい席だったら何も言えないと思うわ」

ら「まずあんな高い声出ない笑」

友「だよね。若いなあ…」

 

なんて話してたのですが、ゲートをくぐってチケットを確認すると…

『アリーナ A1』

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!?!?!?!?!?!?

ら・友「ぎゃああああああああああああ!!!!!!!」

 

という新喜劇もびっくりのコントを繰り広げました。

いやあ、それにしてもあるんだね、アリーナ席って。

チケットにアリーナって書いてあることあるんだね。すごくない?アリーナだって。うっそだ…

叫んで実感して二人でびっくりして、涙が出てきて。

友「らふちゃんアリーナ入ったことないって言ってたから入らせてあげたくて…」

 

全俺が泣いた。

 

スタンドでいいって言ってた割に発券する時めちゃくちゃそわそわしてたんですよ、友達。

そういうことかよ。うわあ。ちょっと。もう……

 

あ…席について書こうと思ったけどこれ構成ばれちゃうじゃん。やめよう。

真横をトロッコが通ったってことだけ書いてもいいですか…こっち向いて指さしてる手越くんがほんとうに可愛くて大好きで「この人を守れるなら小惑星くらいなら潰す」って思いましたね。ええ。

他の3人はおしりで全てを語ってくれたので、あの、キックボクシングやって美尻になりたいな、とだけとにかく強烈に思いました。

 

まとめ

前回の北海道旅があまりにも楽しかったので、「今回はさすがになんもないでしょ。日帰りだし」と高をくくっていましたが大間違いでした。

やっぱりライブとセットで観光できるの楽しいね!でもさすがに長野はなにもしないと思うぞ!(フラグ)

 

 

 

*1:荷物預かり自体にはお金がかかります。300円だったかな?クロークなんて安くても500円なのに…

とにかく音楽を愛する色んな人に聞いて欲しいでぃすた

お題「NEWSアルバム『WORLDISTA』レビュー」

 

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お題お借りします!というべきかやっとお借り出来ます!というべきか……

すっかり遅くなってしまった!

って発売2週間弱で思ってしまうのはきっと皆さんがものすごいスピードで楽曲とコンセプトのレビューと考察をしているからです。笑

 

さて、私も勢いに任せてレビューしていこうと思います。

世界観のレビューはインテリの皆さんにお任せするとして…(いつか頭をフル回転させて考察の波におぼれてみたいなあとも思う。今書いても受け売りパラダイスにしかならないので)

私はレビューというよりも曲の感想をつらつらと書いていきたいと思います。

今回は目次も作って好きな曲だけ飛ばし読みも出来るようにしてみました。

 

 

 

 WORLDISTA

 

 

アルバムの1曲目=ライブの1曲目、が最近の流れになりつつある(というかほぼ確定)ので結構かなりめちゃくちゃ重要な曲。

NEVERLANDもEPCOTIAもイントロだけでゾワッときてたしライブDVDが発売された今では映像まで鮮明に蘇るのでかなり強い立ち位置の曲。両方とも行けてないのに…笑

だってコンセプチュアルにこだわるNEWS君たちが最初に登場する曲ですよ?ファーストコンタクトですよ??今回はどんな演出で来るのか楽しみで仕方ない。まさに#想像することがみちしるべって感じ。

私はNEVERLANDもEPCOTIAもWORLDISTAとは別の世界説を推していて、というか推していたくて、「NEVERLANDもEPCOTIAも確かに存在した世界だけど行って戻ってきてしまった我々はもう戻ることはできない。実際には戻れないけど想像することでWORLDISTAの世界の中でなら追体験できる」って世界の方が、私は幸せだな、と思います。

そういう意味も含めての「NEVERLANDにもEPCOTIAにも聞こえる曲」なのかなと。私はそういう解釈で聞いております。

それはそうと、Sのプレッシャーハンパなくない????

3曲完結!!!みたいになってる中に入っていくのめっちゃ不安じゃない???

Sが仲間外れにされて毎日ストレスを抱えて胃痛を起こさないか今から心配で仕方ない…いじめられてグレないかも割と心配。(なんの話)

 

DEAD END

これはもっとダーク感あふれるBYAKUYAみのある曲だと断定していたので「ハ???????」ってなりました。だって『ゲーム』がコンセプトのアルバムでデッドエンドですよ。ゲームオーバー的なやつだと思うじゃないですか。そうじゃなくたって和訳したら「行き止まり」だもん。

もうこの世界は終わりだ…夢も希望もない…みたいな曲だと思ってた。完全に。NEWS制作チーム舐めてた…。

実際→海賊王に!!!!俺は!!!!!!なる!!!!!!!

 

 

だったのでびっくりした。とてもびっくりした。

めちゃくちゃ「ウィーアー」感あるよね。「ありったけの〇〇」って表現もう私の中では「ありったけの夢をかき集めて宝物探しに行く」麦わらの一味しか連想できない。

行き止まり=ゲームオーバーのどん詰まり、じゃなくて

行き止まり?んなもん知らねえ音速でぶっ放してやらあ!

みたいなNEWSさんのテンション、とてもロックで好きです。

今までの曲で言ったら私は4+FANが近いのかなと。めちゃくちゃC&Rあるし。我々のパートが多すぎてもはやメンバーでは?みたいになってるし。←

4+FANはテンションが高いながらも「今までいろいろあったけど一緒に乗り越えてくれてありがとう」みたいなメッセージ性があった感じがしたけどこの曲は「とにかくめっちゃ突っ走るからついてこいよ!」みたいなただただ前向きな感じがいいなあと。ハイスピードで駆けていく曲にファンのパートが多いのはなんともNEWSらしいなとも思います。突っ走るけど置いていかないぜ!って感じが。

もう私の中ではワンピースの主題歌です。フジテレビさん、来期の主題歌にどうですか??

 

CASINO DRIVE

音速で行き止まりを越えたと思ったら見知らぬ女をナンパしてるので本当にNEWSはけしからんグループ。

歌詞解釈はしないでおきます。あまりにもストレートなので、ええ。笑

個人的にはピアノの入れ方が絶妙だなぁって思いました。

クラシックのピアノ曲って運命が大きく動いた時のBGMに使われがちじゃないですか。(1曲めっちゃ思い浮かんでるのあるんだけど知識がないので曲名が分からない……)

運命をわけるギャンブルの要素が含まれた曲にピアノを使うのはそんな効果もあるのかなーなんて素人ながら考えております。

あと「ヤマを張るのなら俺にしとけ」ってやばくない????「連れ去る口実はいらない」とか言いながら連れ去るのやばくない??

 

インビジブルダンジョン

去年AVARONを初めて聞いたときに受けた衝撃再び。という感じだった。

AVARONは電子音?のようなテクノ系のフェイクから入っていて、「私いつの間にデデマウス入れてたっけ??」となった。*1

 

歌詞だけを読んだ時の印象と曲に乗せた時の印象が全然違うのでびっくりした。もっと重めのバラードみたいな感じかと思ってた。明るい曲ではないけど曲調がそれをうまくごまかしてる感じがする。

手越・タイムイズマネーが座右の銘・祐也に「1分1秒もyou don't waste it」の歌詞を割り当てた人が天才ってことだけは言いたい。

歌い方も、上手く言えないけど白黒はっきりさせない曖昧な歌い方が気になる。インビジブル感。

最近の曲でいうとcascadeが近い気がする。温度感とか曲の表情とか。

ライナーノーツでは「RPGゲームの世界」って表現されてたけどこの曲自体にRPG感ある??「まだ見ぬ世界とあの光求めて」って歌詞はなんとなく通ずるものがあるけど、ど真ん中のTheRPGって感じではないなあって思う。どうしてそのシーンを切り取ったのか。って感じ。

個人的には「自分の弱さを知ることが一番の強さ」って歌詞が好きです。あと、ダンスめっちゃかっこいいと思う。暗闇の中をライトのついた服で華麗に踊る演出だったらたまらない。一生ダンジョンに住む。(は?)

 

SPIRIT

はい、きた。私の大好きなe-sportsエリア。

手越担だからサッカー曲の多いこのゾーンが好きなのか、単純に好きな曲が多いのかは良く分からない。加藤さんもびっくりの運動音痴だけどスポーツの応援曲は大好きなのです。

e-sportsゾーン、へ、アクセスします。」からのSPIRITのイントロまでの流れがね、本当に好き。

この数十秒で一日頑張れるもんね、すごい。この曲のイントロを聞きながら空を仰いでみてください。「天が私に味方してくれている・・・!!」ってなります。雨なんて降ってません。SPIRITが今日の天気です。(好きすぎて頭のおかしくなったオタク)

いやでもほんとにこの爽やかなイントロが好きすぎて身体軽くなった感じがする。気のせいではない。と信じたい。

小山くんの低音が生きてきている。4人になってから、基本キーが格段に高くなって小山くんだけとても歌いづらそうにしているのがとても気になっていたので、彼の歌の中での居場所が見えてきた感じがして嬉しい。手越くんは音量も音域も格別だけど、低音は出しづらそうなのでそこを小山くんがカバーしちゃったら最強なのでは?グループってそういうことじゃん??って勝手に感動してる。(よくしゃべるおたくだなあ)

そんな私のボルテージはサビの「頂きへ FLY HIGH」で最高潮になる。突き抜けるような歌声、って表現がこれ以上合う歌があるだろうか。この時点で私の体重は半分くらいになっている。これが俗にいうSPIRITダイエットです。(今思いついただけだけどなんかめっちゃ効きそう)

…って思ってたらイメージは羽ばたく鳥、だそうで。そりゃあ身体も軽く感じるわけだ。

 

あと、この独特のリズム感のある歌詞。「敗北からまた一歩、いっそ邁進変わらぬ意志を」のリズム感と語感がすごく好きで、何の韻も踏んでないのに音に綺麗に乗っかって口ずさみたくなる感覚…これどこかで……ってなって気づいた。「夜よ踊れ」のあの感じととても似ている。曲のイメージも意味合いも制作陣も全然違うけど、このテンポと語感のよさは通ずるものがある…と勝手に感心している。

2019年版「声に出して読みたい日本語」って感じ。

 

BLUE

披露済みの曲は今更考察するのがとても難しいので思い出を語っていきます。

この曲が発売された直後くらいにNEWSに戻ってきたので発売当初の思い出は語れないのですが、年末のベストアーティストで披露した時が1番心に残ってるかなぁ。

他の色んなアーティストのファンが集う中、ステージ中央暗闇の中を煌々と光る靴紐だけが彼らの存在を示していて、会場から「おおっ……!」っていうどよめきが上がる。

声の調子も絶好調で、ファンはもちろん他のアーティストのファンや、ともすると他のアーティストまで引き込んだステージ。

私はその場にはいなかったけど忘れられない。

私たちファンは彼らの家族でも恋人でも友達ですらないけど大人数のアーティストが出演する特番やフェスになるとどうしても「私たちの」NEWSって気持ちが出てきてしまう。そのステージ以外のところで頑張る彼らを見てきているからどうかそれが外に伝わって欲しいって思うのかもしれない。

 

FIGHTERS.COM

この曲……さ……ほんとにさ……さいこうだよね……うっ…………

 ねえ!ライブキッズのみんな見てる!?!?!?そう!ライブハウスが生息地、夏にだけやたら野外のフェスをはしごしまくる君たち!!

まーーじでDragonAshって感じだから一回聞いて!!!

ちょっとNEWSくんにはそんな姿見せられないけどこの曲をしかるべきバンドさんがカバーしてくれたら私は絶対にダイブするね、うん。ぜってーダイブする。

類似曲はこれです。ライナーノーツでシゲちゃんが言ってた「ミクスチャーロック」ってこんな感じです。ちなみに私はこれが会場で流れたら、人の上を泳いでいます。ええ。

www.youtube.com

 

DragonAshといえばベースのkenkenがめちゃくちゃAir:manさんに似てるからそこも見て。(これ以上書くとDragonAshのレビューになるのでやめます)

アルバムを1周したとき、1番好きだなって思ったのがこの曲で、LVEの魂がそのまま乗り移っててアルバムにまでこんな曲を入れてくれるNEWS制作陣ってさいこう!!ってなりました。

個人的には増田さんのパートがめちゃくちゃ好きです。エロさでもなく、王道のアイドル路線でもなく、こう、「野生のオス」が出てる感じが。

増田貴久、職業:人間、生息地:ジャングル

みたいな野性味を感じる。

「お前ごときじゃ足んねえパスだパス!」とか「世紀のshowをお見せしよう」のリズム感、もっというとリズムに乗っている増田さんがすごく好き

もちろん一番の聞きどころはわれらが手越祐也のシャウトなんですけどね、ええ。

初めて聞いた時の印象は「音の中で泳いでる…。」でした。

こんな感覚になるのは他の音楽も入れて初めてだったんだけど、とにかく自由に音の中を移動してる感じがした。力強さはあるんだけど肩ひじ張っていないというか、「音を楽しむ」って感じだった。ライブで最もアレンジを加えてきそうな曲なので終わった後の喪失感も含めて今から腹を括っておかないと…

(最後のシャウトで失神しかけたオタク)

他にも言いたいこといっぱいある…っていうか聞くたびに感想が降ってくるからキリがないのでこの辺にしておきます。

絶対どっかのフェスのカラオケコーナーで熱唱してロック民を唖然とさせてやる……

 

Digital Love

どっちかっていうとこの曲のイントロのほうが「インビジブルダンジョン」っぽいと思う。

しないって言ったけどほんの少しだけアルバムの考察を挟ませていただくと、

この直前のトラックが「発表会」なんだよね…それ終わってすぐ私たちは恋愛ゲームの世界に没頭してる……

なんかあまりにも不自然な流れなのでかえって不気味に感じる。

私たちは恋愛ゲームに没頭して周りが見えなくなってるけどその周りではちゃんと向き合わなきゃいけない何かがあるんじゃないかって気がしてしまう……でも「合言葉はimagine&Love goes on❤️」

なんて歌われて上手く目を背けさせられてる気がする……肝心なことに気づけてない気がして怖い。めちゃくちゃ怖い。あとめちゃくちゃ課金してそうで銀行残高が怖い。

ちなみにこの「合言葉はimagine&Love goes on」が「Quntastic!」の歩く僕の服を掴んで上目遣いされた時のテンションにすごく似てる気がするんです……恋に浮かれて周りなんて見えないよーって感じが。

そして1番怖いのが……↓

 

リボン

そう、急にここにきてリボン。

いや、情緒。

アルバム順に歌われたら情緒が追いつかなくて私は死ぬ。

ちょーっとさ、間にさ、なんか挟むとかさ!ないの!ねぇ!!

振り幅あるアイドルっていうのは知ってるけどいきなり振り切りすぎじゃないですか??

この曲はアルバムで1番解釈が別れてるなぁってイメージがあって、それはきっと解釈する本人が何に対して愛おしさを感じてるのかってことに左右される感じがしております。勝手に。

私はNEWSとNEWSファンって思いながら聞き始めてしまったので、その仮定のもと進めていきます。後になって「母と子」ってテーマを聞いて「うわーーーなるほどそうきたかーーー」ってなりました。

 

私は一度NEWSから離れてロック界隈に没頭していた時期がありました。

でも去年、strawberryでパワーアップした、でも変わらないままの彼らを見て、また居場所を取り戻しました。

もうここに私の求めるものはなにもないと思って置いてきた「NEWSとの思い出」という箱。

久々に開いたらそこには私が失いかけていた大切なかけがえのないものがたくさん入っていて、私は置いてきたことを後悔します。そして「なにひとつリボンを掛けて返せていなかった」と気づかされる。私の中でのリボンの解釈はこうでした。

「幸せ過ぎて怖い」って表現はよく見かけますが「後ろめたさを感じる」ほどの幸せってすごい熱量だと思います。その幸せを与えられる人はもちろん、感じ取れる人もまた愛に満ちあふれているなあと…どこまで考えても温かな歌だと思いました。

歌の面でいくと、増田さんの聞こえなくなりそうな今にも無くなりそうな切ない歌い方がとても印象的。

絞り出すような、壊れてしまいそうな声。「チキンボーヤ」を歌っている姿が出てきたので、私のなかでその2曲が重なって聞こえているのかもしれません。

ちなみに数曲前で「お前ごときじゃ足んねえパスだパス!」と歌っていた増田さんとは違う人です。双子なんですよ増田さんって。知らなかったんですかー!!ハハハハハ!!!!

 

サンタのいないクリスマス

これもいいよねーーーー!!!!

前トラックの「クイズInter」の最後の問題で「NEWSの楽曲のタイトルに使用された事のない季節は?」「クリスマスッ!!」って、クリスマスって季節か??てごちゃんの天然出ちゃった?もうほんと可愛いんだからー♡(きゃぴきゃぴるんるん)って感じで聞いてたのでそのまま「きっと~」って歌い始められて全身がゾクッとした。なんなん?天才出ちゃったな??このつなぎ方最高すぎるな?そんで、この唄い出し、完全にとろけた顔(↓)で歌ってるな?

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「はいはいリア充リア充。」って思いながら聞いてたけど歌詞をしっかり聞くとこの人の隣に大切な人が居るわけではない事が分かる。

もっと正しくいうと「今はもう」いない。

どうしていなくなってしまったのか、死別なのか喧嘩別れなのか突然の失踪なのか、それは分からないけど、この人が楽しかったあの頃を大切に大切に胸に秘めていることが分かる。

そんな曲、どっかで聞いたことあるな…と思ってらふライブラリを探したらBUMP OF CHIKENの「スノースマイル」がヒットしました。

www.youtube.com

(正式なPVが出てこなかったしショートバージョンしかなかったので聞きたい人はぜひ探してほしい。)

「僕のポケットの中で手をつなぐ口実が出来るから冬が寒くてよかったな」なんて呟いておきながら、その曲の情景には雪も僕の隣を歩いてくれる君もいない。

曲調に騙されて気づかないけど少しずつ風景をフレームアウトさせていくとすごく切なくて、でも主人公は幸せそうな顔をしている。そんな不思議な曲だと思いました。

 

strawberry

これも思い出をチラッと。

ENCOREの東京公演1日目で歌った時に慶ちゃんがどうしても高音を苦しそうに歌ってて、まぁ平たく言うと声が出てなかったんですけど、すごく悔しそうな顔をしてて、やり切れないなぁ……って思って手越くんを見たらすごく優しそうな顔で慶ちゃんを見つめてたんです。その時はどうしてそんな表情をしているのか分からなかったけど、「あーあ、外しちゃって。全く駄目だなあ」っていう感情ではないとは確実に思いました。きっと慶ちゃんがもがき苦しんでいるのを知っているからこそ見守りたいって気持ちがあったんだと思います。本当のところは本人に聞いてみないと分かりませんが。というか、そんな表情をしていた自覚がないかもしれない笑

あの頃は風の噂が広まって脱退うんぬんかんぬんで騒いでましたが、あの表情を見ていたので「手越くんはきっとこれからもずっと慶ちゃんと歌ってくれるんだろう。一緒に成長してくれるんだろう」って妙な確信がありました。

シゲちゃんの「ジョイフーーール!」を聞く時の表情とか手越くんが「愛する人のため」と愛する人を慈しむ表情をしながら見て歌うところとか、この曲は映像で見るのがとても楽しい。

 「まあ、シングルで何度も聞いてるしなあ」とあぐらを掻きながら聞いていた私ですが、最後のアレンジが追加されているのを聞いて思わず泣いてしまいました(不意打ちに弱いオタク)

テゴマスのテゴマス曲でよく聞くフェイクが優しく入ってきて、最後は4人で。

この「4人で歌う」っていうのが唯一今回のアニバーサリーソングに欠けていると感じていたのですごくうれしかった。

テゴシゲの「今日は記念日」もいいけど4人の「今日は記念日」はもっといい。何がいいって小山さんがベースパートで支えてるんです。(何度でも言います)

低音って目立たないので軽く見られがちですが、実はめちゃくちゃ重要で、あるかないかで全然全体の印象が変わってくるんですよ。レトルトカレースリランカカレーくらい違う。だから小山さんが低音をバシバシ決めるとこれからの楽曲レベルがめちゃくちゃ上がってくると思うんですよ。ホントに頑張ってほしい!よろしく!!

なんでこんなに熱く語っているかというと私がベース大好き芸人だからです。アメトーク出たい!!

 

「生きろ」

「生きろ」の一番の思い出は9/7のMステかなあ…

あの時期はちょうど北海道の地震があって、ライフラインが途絶えてた方もいたと聞きました。私は関西に住んでいるので全く影響はなかったのですが、大雨や初夏の地震、直近の台風に悩まされて日々ビクビクしながら生活していました。

自然災害っていつ襲ってくるか分からないし防ぎようがないから、本当に怖い。人間の無力さを思い知らされます。「生きろ」は自然災害に対する曲ではないけれど、捉えようによってはどんな状況でも当てはまる歌だなあと思っていて。

あの日、やっと見れるようになったテレビから流れてきた「生きろ」に励まされたというNEWSファン以外の人の声が嬉しかった。どうしようもなく嬉しかった。

歌の力は直接的に人を助けられない。でも、人が頑張ろうとするとき何よりのエネルギーになる。と、私は思っている。それを痛感したMステだった。本当に私の好きな4人が「歌を頑張りたい」っていってくれるのが嬉しい。少しでも彼らのこういうところが多くの人に伝わってほしい。そう願ってやまない。

 

 Symphony of Dissonance

ソロ曲は書こうか迷ったのですが、思うところはそれぞれあるのでササっと書きます。もうここまで読んだなら最後まで付き合ってくれ…(もはや投げやり)

ますソロはthunderがトラウマになってしまっているのでめちゃくちゃ聞くのが怖かったんですけどただただカッコいい増田さんがいて安心しました。

やっぱりヒップホップが映える!BLACKHOLEのラップを聞いたときは「ちゃんみなかな??」ってなったけど今回はCreepyNutsっぽいですね。増田さんのスタンスが許すならいつかフリースタイルダンジョン出てほしい。(ただ、即興で歌えるかって言ったら怪しいのであんまり強くなさそう←失礼)

明晰夢に立てこもろう」が好きです。なんとなくWORLDISTAの世界観とつながってる感じがして、不穏な世界を形作ってるなあ、と。

DoLLs

これはもう記事にしてあるので省略。

好き放題つらつら書いただけなのに思ったより反響があってびっくりしました…

こんなに色んな方に見ていただけるならもっとかしこまって書けばよかった…

 

Going that way

ちゃ、チャれえええええええ!!!!

完全にこれ下着同然のファッションを好む美女たちが帝王小山慶一郎を取り囲んでるじゃないですかああああああーーーーーーー!!!!

曲の世界観に引っ張られて全然気づけなかったんですけどなかなか等身大なこと歌われてますね…

「怯えてた夜に答えはない」「あの時代どうしようもないくらい思い出しても」「もがいて意思のある明日へ」

まさに小山慶一郎の今。って感じで刺さる。けど刺さる余裕もないほど曲がチャラい。

なんとなく覚えたデジャブは多分韓流アーティストですね。BIGBANGのFANTASTIC BABYあたりを彷彿とさせる。

そして何より言いたい。

あんなミルクティー色の髪でこんな曲をダンサブルに披露されたら死人が出るぞ。

 

世界

ソロ曲で唯一の本人作詞・作曲。

ということでシゲ担さんが日夜研究を続けておられるので私はライトに…

 「レゾンデートル」とか「ルリビタキ」とか、加藤さんはいつも語彙を広げる表現を使ってくれるので勉強になるなあーーって思いました。(浅い)

「誰にも託せぬ夢ばかり」ってところが、一人で細部の仕事をこなす加藤さんらしいなと思いました。「人にニュアンスを伝えて、修正していくより自分がやったほうが早い」ってライドオンタイムで話してた通り、あえて「誰にも託さ」ないんだろうなあとも。

あと、加藤さんは12歳から芸能生活をしているのに、驚くほど感覚が我々一般人に近いなと思うことが多くあります。それが「情けない生き様」とか「振り返るには浅い人生」ってとこに現れている感じがして、個人的には「そんなことないよ!立派だよ!!」って言い返したい気持ちではありますが、その自信のなさみたいなところも彼の魅力のひとつなのかと思うようにします。

「貴様が世界だ」っていうのはもはや哲学みたいだなあって感じなんですけど、誰一人として同じ人生を歩んでいる人はいなくて、同じものを見ていても感じ方は人それぞれで、だから言葉にして自分のニュアンスを伝えるのはほとんど無理に近い。

言葉を仕事にしている人だからこそこの最後の1行が生きてくるな…としみじみ思っていました。

この曲の解釈こそ正解がなくて、それぞれが感じた世界こそが正解なんだと思います。(と、さりげなくダジャレが挟み込めたので終わります。)

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全体を通して 、曲と歌詞がバラバラに生きてる曲が目立つなあ、って感じました。全曲ではないけどね。

だからこそ、CDという現物を手にして、制作陣から、歌詞から、未知の曲がどんな曲なのか「想像する」という楽しみ方が出来るアルバムなんじゃないかと思います。

もちろんその楽しみの先に「WORLDISTAの世界はどんなものなのか」っていう考察と「ライブではどんな演出になるのか」っていう予想が付随してさらに楽しくなるわけなんですが。

そんな何度でも楽しめる最強のアルバム、WORLDISTAなんですが、なんと今なら3000円で買えちゃいます!!

DE DE MOUSEDragonAshとBUMP OF CHIKENとBIG BANGと嘘カメとCreepyNutsが同時に聞けるこのアルバム、ぜひこの機会に!

(ここまで読んでくれた人がすでに購入済みという事実から目を背ける)

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*1:ちなみにデデマウスは私が学生時代「テゴマス」と間違えて借りたのがきっかけで出会ったアーティストです。当時Perfume以外のテクノを聞いたことが無かったので「こんな音楽もあるのか!」って新鮮だったなあ。