愛以上、恋未満。

アイドルに胸張って生きてる人たちを胸張って応援するブログ

胸張れよ!宝物だろ?

今回の騒動のこと、書いても書いても書ききれないので記事に落として終わらせることにします。

 

私の大好きなAぇ! groupが大学の文化祭に出てネットが炎上した話。

知らない人にとっては寝耳に水みたいな話だと思う。そんなことあったの!?って感じでしょ。あったんですよ。残念ながら。

普段こういうことには出来るだけ首を突っ込まない…というか意見しないようにしているのですが、今回はどうしても目に余る言動が散見されたこと、それによって仲の良かった友達と距離を取らなくてはいけなくなってしまったこと、自担に負担をかけてしまった(と私が感じた)こと…今後のオタクとしての基本理念的な部分を見直すいいきっかけになった出来事だったので、一筆落とすことにします。

もうこの話見たくないよー!という人はここでリターンしてください。

 

 

 

 

 

・言っちゃダメなことはあっても思っちゃダメなことは何もない

ちょーーーーーーーうど今見てたドラマで流れてきたセリフをそのまま使います。(利便性ヨスギドラマ)

私はあの一件に関して全力で肯定している派なのですが、別に否定しても受け入れられなくても全然いいよー!とは思っている。人間なのでどんな考え方も否定されるべきではないし、それぞれに思いがあるのは当然で、それが全て「Aぇが好き」というベクトルゆえのものであることも大声で伝えておきたい。

とんだ大戦争になってしまったけど「好き」の気持ちはみんな一緒だし、「こんな風に考える人はオタクじゃない。本当に好きじゃないんだ!」というののは全然わからん。

オタクのあずかり知らぬところで学祭に出たことにショックを受けてもいいし本人たちや大学を責めるような気持ちになってもいい。

だけど。

だけど、だ。それが本人や主催の耳に入るようなことがあってはいけないと思う。

後述するけれど、今どんな状況にあって、開催までにどれほどの労力がかかったか、どれだけの協力を得て完成した時間だったかを想像したら、言葉に出していい範囲には限界がある。

今も繋がっているフォロワーさんの中には受け入れられない人もいたけれど、鍵垢を使うとか、本人に見つからないように直接的な表現を避けるとか、そういう配慮がしっかりできていた人がほとんどだった。言及しなかった人もいる。その線引きはこれから似たようなことが起きても大切にしてほしいなと思うし、もし許されるならオタクのルールとして理解してほしいなと思う。

心の中の感情で仕事が動くことはないけれど、投稿や発信という形によってお仕事が消えてしまうことって結構ザラにある。でも、発表前に消えてしまったということを私たちは知る術がないし、そういう「被害」を一番被ってしまうのは残念ながら大好きなアイドル本人なので、「好き」という気持ちがあるなら、どうか、形を考えてほしいと思う。どうか。これは私からのお願いです。

 

・オタクの現場はないのに一般人の現場はあるのか

いや、そうだよね…一番はこれなんだよね……。わかる。つらいよな。一緒に泣こう。

オタクと会う現場が決まらない。他のグループは軒並み決まってるのに…

デビューが流れたんだよねきっと。

ああ…文字サイズデカくしたらめちゃくちゃ辛い…(なんでしたん?)

「オタクと会える機会をすっ飛ばして一般人と触れ合う機会を優先した」って考えたら辛すぎるけど、憶測と晶哉のブログの文面を掛け合わせると、「決まっていた仕事の大半が白紙になって、自分達で仕事を掴み取るしかなかった」というのが合理的な解釈かな、と。

「明日から仕事なしです!無給です!」と言われて呑気に生きていられる社会人なんてきっといないし、給料制じゃなくてエージェント契約になったなら尚更。生活をしていくにはお金が必要だし、事務所が用意してくれていた仕事がなくなってしまって、今から掛け合ってもなかなか受け入れてくれないというのが彼らを取り巻く現状なら、今回のお仕事に対して、ファンへの配慮とか考慮とかそういう綺麗事にまで手を回すことはできない。だって彼らの「生活」そのものだから。

オタクに会う機会が作れないのも、現場が決まらないのも、全部事務所の騒動のせいだし、恨むべきはそこ。ちなみに私は全然許してません。

今回のお仕事は逆オファーで無料出演で、確かにその場の収入としてはゼロだったけれど、ファンが入る隙のない状況だからこそ今回彼らと邂逅した人がこれからファンになってお金を落とす側に回るかもしれないし、未来のプロデューサーやオファー主になって彼らに仕事を回してくれる人になるかもしれない。

そういう意味では「Aぇ自身が用意できる最大の先行投資」として今回のお仕事は意味のあったものだと私は信じている。

 

そしてこれは余談ですが、大学祭実行委員をやっていた経験がある身としては、このタイミングで突然の逆オファー、大学祭のタイテにねじ込むためにどれほどの苦労があったのかもどれほどの人が動いたのかも何人の睡眠時間を犠牲にしたかも安易に想像できてしまって辛い。ただでさえ期間中全員でオールしているような人たちなので…。

ファンに配慮した企画を考える余裕なんて微塵もないほど切羽詰まった状況だったと思います…。本当にお疲れ様でした。Aぇを迎え入れてくれて本当にありがとうね…。

 

 

・ファンは「一番優先されるべき人」ではなくて「一番大切な人」

今回のことで怒っている人の大半は「ファンを一番優先してほしい」という思いが強いように感じました。大学祭で遊んでる余裕があるなら、お金を落としているファン向けのコンテンツを充実させてくれ、と。

敢えてキツい言い方をしますが、彼らに今そんな余裕はないと思う。

前述した通り、仕事が唯一白紙になってしまったグループが、言い方は悪いけれど費用対効果の低いコンテンツに手を回すよりも、仕事先を見つける方に比重が向いてしまうのは当然のこと。ジャニーズアイドルとしての品格が、とかプライドを持って仕事、とか今は全然言ってられない。なんでかわかりますか?一連の騒動のせいです。本当にこれに関してはずっと根に持つし一生許さない。(まだ言う)

 

お金を落としているファンが一番偉いみたいな投稿もちらほら見かけますが、私たちは義務ではなく権利でお金を落としているのであって、彼らの活動を「応援」する身であって、彼らの生活を支える「スポンサー」にはなれないということを考え直してほしいと思う。もちろん会社代表として起用できる立場のファンなら話は別ですが。(代表取締役ファンダム)

 

でも、それと同時に彼らが「一番大切にしている人」であるということも忘れないでいてほしい。

「ファンの人のおかげで」とか「ファンの人に支えられて」という言葉はきっと嘘ではないし、私たちが支えている部分はもちろんある。大切な人じゃなきゃ、ファンに会えるライブを「一番たのしい」なんて言ってくれないし、そもそも一方的にこっちがステージを眺めているだけの時間に「会う」という表現を使ってくれないと思う。

そんな大切な存在を優先できない状況にあることを私はずっと嘆いているし、早く打破できるといいなと本気で思っている。

早く会いたいよ、私だって。

ずっと待ってるよ、現場が発表されて毎日ワクワクできる日を。

 

 

・私たちは「宝物」だから

佐野担のくせに、こういう時だけ末澤さんの言葉を借りるのは本当に申し訳ないけれど、私たちは誠也くんを「応援しているみんな」なので、つまりは誠也くんの宝物だ。

宝物っていうのは、思い出すだけでワクワクウキウキしてしまうような、キラキラした存在。私はそんなイメージを持っている。

だから宝物の私たちがグチグチウジウジしてしまったら持ち主に失礼だし、くすんでしまったら持ち主の品も落ちてしまうし、常に持ち主が「これのために頑張れる」と思える存在であり続けたい。

誠也くんがAぇとしての「PRIDE」なら、私たちファンは宝物としての「PRIDE」をブラさないで生きていきたいし、次に会えた時にお互い心から幸せに笑っていたいと思う。

待ち焦がれている現場が決まらなくて寂しいけれど、悲しくはない。

次に会えた時にお互いがお互いの宝物だと改めて確信しあえるように、私は今日もせっせと「オタク」を磨いていく。