愛以上、恋未満。

アイドルに胸張って生きてる人たちを胸張って応援するブログ

とにかく音楽を愛する色んな人に聞いて欲しいでぃすた

お題「NEWSアルバム『WORLDISTA』レビュー」

 

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お題お借りします!というべきかやっとお借り出来ます!というべきか……

すっかり遅くなってしまった!

って発売2週間弱で思ってしまうのはきっと皆さんがものすごいスピードで楽曲とコンセプトのレビューと考察をしているからです。笑

 

さて、私も勢いに任せてレビューしていこうと思います。

世界観のレビューはインテリの皆さんにお任せするとして…(いつか頭をフル回転させて考察の波におぼれてみたいなあとも思う。今書いても受け売りパラダイスにしかならないので)

私はレビューというよりも曲の感想をつらつらと書いていきたいと思います。

今回は目次も作って好きな曲だけ飛ばし読みも出来るようにしてみました。

 

 

 

 WORLDISTA

 

 

アルバムの1曲目=ライブの1曲目、が最近の流れになりつつある(というかほぼ確定)ので結構かなりめちゃくちゃ重要な曲。

NEVERLANDもEPCOTIAもイントロだけでゾワッときてたしライブDVDが発売された今では映像まで鮮明に蘇るのでかなり強い立ち位置の曲。両方とも行けてないのに…笑

だってコンセプチュアルにこだわるNEWS君たちが最初に登場する曲ですよ?ファーストコンタクトですよ??今回はどんな演出で来るのか楽しみで仕方ない。まさに#想像することがみちしるべって感じ。

私はNEVERLANDもEPCOTIAもWORLDISTAとは別の世界説を推していて、というか推していたくて、「NEVERLANDもEPCOTIAも確かに存在した世界だけど行って戻ってきてしまった我々はもう戻ることはできない。実際には戻れないけど想像することでWORLDISTAの世界の中でなら追体験できる」って世界の方が、私は幸せだな、と思います。

そういう意味も含めての「NEVERLANDにもEPCOTIAにも聞こえる曲」なのかなと。私はそういう解釈で聞いております。

それはそうと、Sのプレッシャーハンパなくない????

3曲完結!!!みたいになってる中に入っていくのめっちゃ不安じゃない???

Sが仲間外れにされて毎日ストレスを抱えて胃痛を起こさないか今から心配で仕方ない…いじめられてグレないかも割と心配。(なんの話)

 

DEAD END

これはもっとダーク感あふれるBYAKUYAみのある曲だと断定していたので「ハ???????」ってなりました。だって『ゲーム』がコンセプトのアルバムでデッドエンドですよ。ゲームオーバー的なやつだと思うじゃないですか。そうじゃなくたって和訳したら「行き止まり」だもん。

もうこの世界は終わりだ…夢も希望もない…みたいな曲だと思ってた。完全に。NEWS制作チーム舐めてた…。

実際→海賊王に!!!!俺は!!!!!!なる!!!!!!!

 

 

だったのでびっくりした。とてもびっくりした。

めちゃくちゃ「ウィーアー」感あるよね。「ありったけの〇〇」って表現もう私の中では「ありったけの夢をかき集めて宝物探しに行く」麦わらの一味しか連想できない。

行き止まり=ゲームオーバーのどん詰まり、じゃなくて

行き止まり?んなもん知らねえ音速でぶっ放してやらあ!

みたいなNEWSさんのテンション、とてもロックで好きです。

今までの曲で言ったら私は4+FANが近いのかなと。めちゃくちゃC&Rあるし。我々のパートが多すぎてもはやメンバーでは?みたいになってるし。←

4+FANはテンションが高いながらも「今までいろいろあったけど一緒に乗り越えてくれてありがとう」みたいなメッセージ性があった感じがしたけどこの曲は「とにかくめっちゃ突っ走るからついてこいよ!」みたいなただただ前向きな感じがいいなあと。ハイスピードで駆けていく曲にファンのパートが多いのはなんともNEWSらしいなとも思います。突っ走るけど置いていかないぜ!って感じが。

もう私の中ではワンピースの主題歌です。フジテレビさん、来期の主題歌にどうですか??

 

CASINO DRIVE

音速で行き止まりを越えたと思ったら見知らぬ女をナンパしてるので本当にNEWSはけしからんグループ。

歌詞解釈はしないでおきます。あまりにもストレートなので、ええ。笑

個人的にはピアノの入れ方が絶妙だなぁって思いました。

クラシックのピアノ曲って運命が大きく動いた時のBGMに使われがちじゃないですか。(1曲めっちゃ思い浮かんでるのあるんだけど知識がないので曲名が分からない……)

運命をわけるギャンブルの要素が含まれた曲にピアノを使うのはそんな効果もあるのかなーなんて素人ながら考えております。

あと「ヤマを張るのなら俺にしとけ」ってやばくない????「連れ去る口実はいらない」とか言いながら連れ去るのやばくない??

 

インビジブルダンジョン

去年AVARONを初めて聞いたときに受けた衝撃再び。という感じだった。

AVARONは電子音?のようなテクノ系のフェイクから入っていて、「私いつの間にデデマウス入れてたっけ??」となった。*1

 

歌詞だけを読んだ時の印象と曲に乗せた時の印象が全然違うのでびっくりした。もっと重めのバラードみたいな感じかと思ってた。明るい曲ではないけど曲調がそれをうまくごまかしてる感じがする。

手越・タイムイズマネーが座右の銘・祐也に「1分1秒もyou don't waste it」の歌詞を割り当てた人が天才ってことだけは言いたい。

歌い方も、上手く言えないけど白黒はっきりさせない曖昧な歌い方が気になる。インビジブル感。

最近の曲でいうとcascadeが近い気がする。温度感とか曲の表情とか。

ライナーノーツでは「RPGゲームの世界」って表現されてたけどこの曲自体にRPG感ある??「まだ見ぬ世界とあの光求めて」って歌詞はなんとなく通ずるものがあるけど、ど真ん中のTheRPGって感じではないなあって思う。どうしてそのシーンを切り取ったのか。って感じ。

個人的には「自分の弱さを知ることが一番の強さ」って歌詞が好きです。あと、ダンスめっちゃかっこいいと思う。暗闇の中をライトのついた服で華麗に踊る演出だったらたまらない。一生ダンジョンに住む。(は?)

 

SPIRIT

はい、きた。私の大好きなe-sportsエリア。

手越担だからサッカー曲の多いこのゾーンが好きなのか、単純に好きな曲が多いのかは良く分からない。加藤さんもびっくりの運動音痴だけどスポーツの応援曲は大好きなのです。

e-sportsゾーン、へ、アクセスします。」からのSPIRITのイントロまでの流れがね、本当に好き。

この数十秒で一日頑張れるもんね、すごい。この曲のイントロを聞きながら空を仰いでみてください。「天が私に味方してくれている・・・!!」ってなります。雨なんて降ってません。SPIRITが今日の天気です。(好きすぎて頭のおかしくなったオタク)

いやでもほんとにこの爽やかなイントロが好きすぎて身体軽くなった感じがする。気のせいではない。と信じたい。

小山くんの低音が生きてきている。4人になってから、基本キーが格段に高くなって小山くんだけとても歌いづらそうにしているのがとても気になっていたので、彼の歌の中での居場所が見えてきた感じがして嬉しい。手越くんは音量も音域も格別だけど、低音は出しづらそうなのでそこを小山くんがカバーしちゃったら最強なのでは?グループってそういうことじゃん??って勝手に感動してる。(よくしゃべるおたくだなあ)

そんな私のボルテージはサビの「頂きへ FLY HIGH」で最高潮になる。突き抜けるような歌声、って表現がこれ以上合う歌があるだろうか。この時点で私の体重は半分くらいになっている。これが俗にいうSPIRITダイエットです。(今思いついただけだけどなんかめっちゃ効きそう)

…って思ってたらイメージは羽ばたく鳥、だそうで。そりゃあ身体も軽く感じるわけだ。

 

あと、この独特のリズム感のある歌詞。「敗北からまた一歩、いっそ邁進変わらぬ意志を」のリズム感と語感がすごく好きで、何の韻も踏んでないのに音に綺麗に乗っかって口ずさみたくなる感覚…これどこかで……ってなって気づいた。「夜よ踊れ」のあの感じととても似ている。曲のイメージも意味合いも制作陣も全然違うけど、このテンポと語感のよさは通ずるものがある…と勝手に感心している。

2019年版「声に出して読みたい日本語」って感じ。

 

BLUE

披露済みの曲は今更考察するのがとても難しいので思い出を語っていきます。

この曲が発売された直後くらいにNEWSに戻ってきたので発売当初の思い出は語れないのですが、年末のベストアーティストで披露した時が1番心に残ってるかなぁ。

他の色んなアーティストのファンが集う中、ステージ中央暗闇の中を煌々と光る靴紐だけが彼らの存在を示していて、会場から「おおっ……!」っていうどよめきが上がる。

声の調子も絶好調で、ファンはもちろん他のアーティストのファンや、ともすると他のアーティストまで引き込んだステージ。

私はその場にはいなかったけど忘れられない。

私たちファンは彼らの家族でも恋人でも友達ですらないけど大人数のアーティストが出演する特番やフェスになるとどうしても「私たちの」NEWSって気持ちが出てきてしまう。そのステージ以外のところで頑張る彼らを見てきているからどうかそれが外に伝わって欲しいって思うのかもしれない。

 

FIGHTERS.COM

この曲……さ……ほんとにさ……さいこうだよね……うっ…………

 ねえ!ライブキッズのみんな見てる!?!?!?そう!ライブハウスが生息地、夏にだけやたら野外のフェスをはしごしまくる君たち!!

まーーじでDragonAshって感じだから一回聞いて!!!

ちょっとNEWSくんにはそんな姿見せられないけどこの曲をしかるべきバンドさんがカバーしてくれたら私は絶対にダイブするね、うん。ぜってーダイブする。

類似曲はこれです。ライナーノーツでシゲちゃんが言ってた「ミクスチャーロック」ってこんな感じです。ちなみに私はこれが会場で流れたら、人の上を泳いでいます。ええ。

www.youtube.com

 

DragonAshといえばベースのkenkenがめちゃくちゃAir:manさんに似てるからそこも見て。(これ以上書くとDragonAshのレビューになるのでやめます)

アルバムを1周したとき、1番好きだなって思ったのがこの曲で、LVEの魂がそのまま乗り移っててアルバムにまでこんな曲を入れてくれるNEWS制作陣ってさいこう!!ってなりました。

個人的には増田さんのパートがめちゃくちゃ好きです。エロさでもなく、王道のアイドル路線でもなく、こう、「野生のオス」が出てる感じが。

増田貴久、職業:人間、生息地:ジャングル

みたいな野性味を感じる。

「お前ごときじゃ足んねえパスだパス!」とか「世紀のshowをお見せしよう」のリズム感、もっというとリズムに乗っている増田さんがすごく好き

もちろん一番の聞きどころはわれらが手越祐也のシャウトなんですけどね、ええ。

初めて聞いた時の印象は「音の中で泳いでる…。」でした。

こんな感覚になるのは他の音楽も入れて初めてだったんだけど、とにかく自由に音の中を移動してる感じがした。力強さはあるんだけど肩ひじ張っていないというか、「音を楽しむ」って感じだった。ライブで最もアレンジを加えてきそうな曲なので終わった後の喪失感も含めて今から腹を括っておかないと…

(最後のシャウトで失神しかけたオタク)

他にも言いたいこといっぱいある…っていうか聞くたびに感想が降ってくるからキリがないのでこの辺にしておきます。

絶対どっかのフェスのカラオケコーナーで熱唱してロック民を唖然とさせてやる……

 

Digital Love

どっちかっていうとこの曲のイントロのほうが「インビジブルダンジョン」っぽいと思う。

しないって言ったけどほんの少しだけアルバムの考察を挟ませていただくと、

この直前のトラックが「発表会」なんだよね…それ終わってすぐ私たちは恋愛ゲームの世界に没頭してる……

なんかあまりにも不自然な流れなのでかえって不気味に感じる。

私たちは恋愛ゲームに没頭して周りが見えなくなってるけどその周りではちゃんと向き合わなきゃいけない何かがあるんじゃないかって気がしてしまう……でも「合言葉はimagine&Love goes on❤️」

なんて歌われて上手く目を背けさせられてる気がする……肝心なことに気づけてない気がして怖い。めちゃくちゃ怖い。あとめちゃくちゃ課金してそうで銀行残高が怖い。

ちなみにこの「合言葉はimagine&Love goes on」が「Quntastic!」の歩く僕の服を掴んで上目遣いされた時のテンションにすごく似てる気がするんです……恋に浮かれて周りなんて見えないよーって感じが。

そして1番怖いのが……↓

 

リボン

そう、急にここにきてリボン。

いや、情緒。

アルバム順に歌われたら情緒が追いつかなくて私は死ぬ。

ちょーっとさ、間にさ、なんか挟むとかさ!ないの!ねぇ!!

振り幅あるアイドルっていうのは知ってるけどいきなり振り切りすぎじゃないですか??

この曲はアルバムで1番解釈が別れてるなぁってイメージがあって、それはきっと解釈する本人が何に対して愛おしさを感じてるのかってことに左右される感じがしております。勝手に。

私はNEWSとNEWSファンって思いながら聞き始めてしまったので、その仮定のもと進めていきます。後になって「母と子」ってテーマを聞いて「うわーーーなるほどそうきたかーーー」ってなりました。

 

私は一度NEWSから離れてロック界隈に没頭していた時期がありました。

でも去年、strawberryでパワーアップした、でも変わらないままの彼らを見て、また居場所を取り戻しました。

もうここに私の求めるものはなにもないと思って置いてきた「NEWSとの思い出」という箱。

久々に開いたらそこには私が失いかけていた大切なかけがえのないものがたくさん入っていて、私は置いてきたことを後悔します。そして「なにひとつリボンを掛けて返せていなかった」と気づかされる。私の中でのリボンの解釈はこうでした。

「幸せ過ぎて怖い」って表現はよく見かけますが「後ろめたさを感じる」ほどの幸せってすごい熱量だと思います。その幸せを与えられる人はもちろん、感じ取れる人もまた愛に満ちあふれているなあと…どこまで考えても温かな歌だと思いました。

歌の面でいくと、増田さんの聞こえなくなりそうな今にも無くなりそうな切ない歌い方がとても印象的。

絞り出すような、壊れてしまいそうな声。「チキンボーヤ」を歌っている姿が出てきたので、私のなかでその2曲が重なって聞こえているのかもしれません。

ちなみに数曲前で「お前ごときじゃ足んねえパスだパス!」と歌っていた増田さんとは違う人です。双子なんですよ増田さんって。知らなかったんですかー!!ハハハハハ!!!!

 

サンタのいないクリスマス

これもいいよねーーーー!!!!

前トラックの「クイズInter」の最後の問題で「NEWSの楽曲のタイトルに使用された事のない季節は?」「クリスマスッ!!」って、クリスマスって季節か??てごちゃんの天然出ちゃった?もうほんと可愛いんだからー♡(きゃぴきゃぴるんるん)って感じで聞いてたのでそのまま「きっと~」って歌い始められて全身がゾクッとした。なんなん?天才出ちゃったな??このつなぎ方最高すぎるな?そんで、この唄い出し、完全にとろけた顔(↓)で歌ってるな?

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「はいはいリア充リア充。」って思いながら聞いてたけど歌詞をしっかり聞くとこの人の隣に大切な人が居るわけではない事が分かる。

もっと正しくいうと「今はもう」いない。

どうしていなくなってしまったのか、死別なのか喧嘩別れなのか突然の失踪なのか、それは分からないけど、この人が楽しかったあの頃を大切に大切に胸に秘めていることが分かる。

そんな曲、どっかで聞いたことあるな…と思ってらふライブラリを探したらBUMP OF CHIKENの「スノースマイル」がヒットしました。

www.youtube.com

(正式なPVが出てこなかったしショートバージョンしかなかったので聞きたい人はぜひ探してほしい。)

「僕のポケットの中で手をつなぐ口実が出来るから冬が寒くてよかったな」なんて呟いておきながら、その曲の情景には雪も僕の隣を歩いてくれる君もいない。

曲調に騙されて気づかないけど少しずつ風景をフレームアウトさせていくとすごく切なくて、でも主人公は幸せそうな顔をしている。そんな不思議な曲だと思いました。

 

strawberry

これも思い出をチラッと。

ENCOREの東京公演1日目で歌った時に慶ちゃんがどうしても高音を苦しそうに歌ってて、まぁ平たく言うと声が出てなかったんですけど、すごく悔しそうな顔をしてて、やり切れないなぁ……って思って手越くんを見たらすごく優しそうな顔で慶ちゃんを見つめてたんです。その時はどうしてそんな表情をしているのか分からなかったけど、「あーあ、外しちゃって。全く駄目だなあ」っていう感情ではないとは確実に思いました。きっと慶ちゃんがもがき苦しんでいるのを知っているからこそ見守りたいって気持ちがあったんだと思います。本当のところは本人に聞いてみないと分かりませんが。というか、そんな表情をしていた自覚がないかもしれない笑

あの頃は風の噂が広まって脱退うんぬんかんぬんで騒いでましたが、あの表情を見ていたので「手越くんはきっとこれからもずっと慶ちゃんと歌ってくれるんだろう。一緒に成長してくれるんだろう」って妙な確信がありました。

シゲちゃんの「ジョイフーーール!」を聞く時の表情とか手越くんが「愛する人のため」と愛する人を慈しむ表情をしながら見て歌うところとか、この曲は映像で見るのがとても楽しい。

 「まあ、シングルで何度も聞いてるしなあ」とあぐらを掻きながら聞いていた私ですが、最後のアレンジが追加されているのを聞いて思わず泣いてしまいました(不意打ちに弱いオタク)

テゴマスのテゴマス曲でよく聞くフェイクが優しく入ってきて、最後は4人で。

この「4人で歌う」っていうのが唯一今回のアニバーサリーソングに欠けていると感じていたのですごくうれしかった。

テゴシゲの「今日は記念日」もいいけど4人の「今日は記念日」はもっといい。何がいいって小山さんがベースパートで支えてるんです。(何度でも言います)

低音って目立たないので軽く見られがちですが、実はめちゃくちゃ重要で、あるかないかで全然全体の印象が変わってくるんですよ。レトルトカレースリランカカレーくらい違う。だから小山さんが低音をバシバシ決めるとこれからの楽曲レベルがめちゃくちゃ上がってくると思うんですよ。ホントに頑張ってほしい!よろしく!!

なんでこんなに熱く語っているかというと私がベース大好き芸人だからです。アメトーク出たい!!

 

「生きろ」

「生きろ」の一番の思い出は9/7のMステかなあ…

あの時期はちょうど北海道の地震があって、ライフラインが途絶えてた方もいたと聞きました。私は関西に住んでいるので全く影響はなかったのですが、大雨や初夏の地震、直近の台風に悩まされて日々ビクビクしながら生活していました。

自然災害っていつ襲ってくるか分からないし防ぎようがないから、本当に怖い。人間の無力さを思い知らされます。「生きろ」は自然災害に対する曲ではないけれど、捉えようによってはどんな状況でも当てはまる歌だなあと思っていて。

あの日、やっと見れるようになったテレビから流れてきた「生きろ」に励まされたというNEWSファン以外の人の声が嬉しかった。どうしようもなく嬉しかった。

歌の力は直接的に人を助けられない。でも、人が頑張ろうとするとき何よりのエネルギーになる。と、私は思っている。それを痛感したMステだった。本当に私の好きな4人が「歌を頑張りたい」っていってくれるのが嬉しい。少しでも彼らのこういうところが多くの人に伝わってほしい。そう願ってやまない。

 

 Symphony of Dissonance

ソロ曲は書こうか迷ったのですが、思うところはそれぞれあるのでササっと書きます。もうここまで読んだなら最後まで付き合ってくれ…(もはや投げやり)

ますソロはthunderがトラウマになってしまっているのでめちゃくちゃ聞くのが怖かったんですけどただただカッコいい増田さんがいて安心しました。

やっぱりヒップホップが映える!BLACKHOLEのラップを聞いたときは「ちゃんみなかな??」ってなったけど今回はCreepyNutsっぽいですね。増田さんのスタンスが許すならいつかフリースタイルダンジョン出てほしい。(ただ、即興で歌えるかって言ったら怪しいのであんまり強くなさそう←失礼)

明晰夢に立てこもろう」が好きです。なんとなくWORLDISTAの世界観とつながってる感じがして、不穏な世界を形作ってるなあ、と。

DoLLs

これはもう記事にしてあるので省略。

好き放題つらつら書いただけなのに思ったより反響があってびっくりしました…

こんなに色んな方に見ていただけるならもっとかしこまって書けばよかった…

 

Going that way

ちゃ、チャれえええええええ!!!!

完全にこれ下着同然のファッションを好む美女たちが帝王小山慶一郎を取り囲んでるじゃないですかああああああーーーーーーー!!!!

曲の世界観に引っ張られて全然気づけなかったんですけどなかなか等身大なこと歌われてますね…

「怯えてた夜に答えはない」「あの時代どうしようもないくらい思い出しても」「もがいて意思のある明日へ」

まさに小山慶一郎の今。って感じで刺さる。けど刺さる余裕もないほど曲がチャラい。

なんとなく覚えたデジャブは多分韓流アーティストですね。BIGBANGのFANTASTIC BABYあたりを彷彿とさせる。

そして何より言いたい。

あんなミルクティー色の髪でこんな曲をダンサブルに披露されたら死人が出るぞ。

 

世界

ソロ曲で唯一の本人作詞・作曲。

ということでシゲ担さんが日夜研究を続けておられるので私はライトに…

 「レゾンデートル」とか「ルリビタキ」とか、加藤さんはいつも語彙を広げる表現を使ってくれるので勉強になるなあーーって思いました。(浅い)

「誰にも託せぬ夢ばかり」ってところが、一人で細部の仕事をこなす加藤さんらしいなと思いました。「人にニュアンスを伝えて、修正していくより自分がやったほうが早い」ってライドオンタイムで話してた通り、あえて「誰にも託さ」ないんだろうなあとも。

あと、加藤さんは12歳から芸能生活をしているのに、驚くほど感覚が我々一般人に近いなと思うことが多くあります。それが「情けない生き様」とか「振り返るには浅い人生」ってとこに現れている感じがして、個人的には「そんなことないよ!立派だよ!!」って言い返したい気持ちではありますが、その自信のなさみたいなところも彼の魅力のひとつなのかと思うようにします。

「貴様が世界だ」っていうのはもはや哲学みたいだなあって感じなんですけど、誰一人として同じ人生を歩んでいる人はいなくて、同じものを見ていても感じ方は人それぞれで、だから言葉にして自分のニュアンスを伝えるのはほとんど無理に近い。

言葉を仕事にしている人だからこそこの最後の1行が生きてくるな…としみじみ思っていました。

この曲の解釈こそ正解がなくて、それぞれが感じた世界こそが正解なんだと思います。(と、さりげなくダジャレが挟み込めたので終わります。)

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全体を通して 、曲と歌詞がバラバラに生きてる曲が目立つなあ、って感じました。全曲ではないけどね。

だからこそ、CDという現物を手にして、制作陣から、歌詞から、未知の曲がどんな曲なのか「想像する」という楽しみ方が出来るアルバムなんじゃないかと思います。

もちろんその楽しみの先に「WORLDISTAの世界はどんなものなのか」っていう考察と「ライブではどんな演出になるのか」っていう予想が付随してさらに楽しくなるわけなんですが。

そんな何度でも楽しめる最強のアルバム、WORLDISTAなんですが、なんと今なら3000円で買えちゃいます!!

DE DE MOUSEDragonAshとBUMP OF CHIKENとBIG BANGと嘘カメとCreepyNutsが同時に聞けるこのアルバム、ぜひこの機会に!

(ここまで読んでくれた人がすでに購入済みという事実から目を背ける)

www.amazon.co.jp

*1:ちなみにデデマウスは私が学生時代「テゴマス」と間違えて借りたのがきっかけで出会ったアーティストです。当時Perfume以外のテクノを聞いたことが無かったので「こんな音楽もあるのか!」って新鮮だったなあ。