愛以上、恋未満。

アイドルに胸張って生きてる人たちを胸張って応援するブログ

ミリしらオブミリしらのNEWSオタクがマジLOVEキングダムに入国したら

うたプリこと「うたのプリンスさまっ」に全く接点のない私がうたプリオタクに連れられてマジLOVEキングダムに入国しました。

今回の内容を要約すると以上です。

あまりにも度を越えたミリしらなのでオタクの皆さまに申し訳ないのですが、書きます。

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私とうた☆プリの歴史

 

2011年、「登場人物の一人があまりにも実写版手越くん」と話題になったのがきっかけで「マジLOVE1000%」の存在を知る。確かPVは見た。

 

以上。

 

「ミリしら」、いわゆる1ミリも知らない、のレベルがすごい。

よくこれだけの情報で行こうと思ったな。

「少年たち」ですら「京本くんは昔テゴマスをカバーしてた」とか「今後デビューするグループが何組か出てる」とか「元々はジャニーズの舞台だったものが映画化された」とか事前情報はあるっていうのに!結局見に行けなかったけど!

 

Twitterのムーブメントに巻き込まれる

 

そんなひどい経歴なので、正直映画がやってることすら最初は知らなかった。ジャニオタ達がこぞって「うたプリの映画ヤバい」「毎日見に行って泣いてる」とネット上で大ブームを巻き起こしたあたりでやっと存在を知った。えっ?これ過去もコンサートやってたりしました?私が知らなかっただけ?映画は今回が初めてって感じ?(鑑賞後なのに結局よく分かってない)

でも演出がNEVERLANDと美恋(strawberry)と(その他もろもろジャニーズの演出過多)だって聞いてこれは私が見に行かなきゃいけないのかもしれないと思い始める。

ちょうどWORLDISTA終わって一息ついてたからね。現場が欲しかった…。

 

事前情報を確認する

 

気になって気になって仕方なかったので、とりあえずどんな映画なのか確認する。

  • そもそも映画っていうよりもライブらしい
  • 演出がめっちゃ豪華らしい
  • 応援上映ではペンライト振ったり歓声上げていいらしい
  • えっ?てことは1800円でライブが見れる…??インディーズバンドの金銭感覚じゃん??
  • 3グループいて、一つは事務所が違うライバル
  • えっ…QUARTETTEってグループがいる…?NEWSじゃん…??
  • アニメなのに時代と共に年齢を重ねてるらしい…。

私、今シェアハウスしてるんですけど、ルームメイトの一人がうたプリクラスタなんですね。私が映画に興味を持つ何日か前にケーキ買ってきて「翔ちゃんの誕生日なんで!一緒にお祝いしましょ!!」って言うレベルの。(ケーキめっちゃおいしかった)

うたプリ見に行きたいです!って言ったらもちろん即快諾。6月中に行く予定だったんですけど、その時は特典争いが激しくてチケットが取れなかった…。

ついに先日ようやく波が落ちついたってことでチケット取ってくれました。

予習したいですって言ったらポップコーン?の袋をくれた。オールスターズが印刷されてて裏に名前が書いてあるやつ。もう私にとっては教科書。

こんなありがたいブツを貰っておきながらも当日までに全然顔と名前が一致できなかった…教科書は基本閉じておくタイプの不真面目なもので…へへ……。

公演は19時からだったので、仕事終わりそのまま映画館に向かって、夜ご飯がてらポップコーンを買って入ったんですけど、まぁーーーーーーーいない。ポップコーン勢ゼロ!!

「おまっ…そんなんで戦えるのか?」って目で見られました…分かってるよ!!公演中は食べないよ!お腹空いてるから食べさせて!!最初のCMの時だけだから!!許せ!!!って気持ちで頬張っておりました。

 

えっ、なにこれNEWSじゃん

 

始まった瞬間、鳥肌が立った。だって汽車が…NEVERLANDそのもの…。

お城のオブジェとか、やけに世界観が作られたリフターとか、こんなの、あまりにも…NEWSじゃん……

(でもさすがに2019年現在の技術では汽車は宙を舞わないし、命綱なしでスノボみたいな板に乗ってドームを駆け巡れない。一曲ごとに衣装や豪華なセットを用意するのは予算がいくらあっても足りない。まあ、宇宙船は宙を舞いましたけども。ええ。)

そしてn番煎じになってしまうけどとにかく臨場感がすごかった。京都MOVIX シアター2 I列8番席が一瞬にして東京ドームスタンド席に変わった。次はアリーナ席に入りたいって一瞬本気で思った。

花道を歌いながら歩く表情も、客席を見つめながら歌う顔も、全部全部「事前に作られたもの」じゃなくて「リアルタイムの推しの顔」だった。

何よりもMC。MのCです。某NEWSちゃんみたいに楽屋のシャワー室の話とか、メンバーが漬けた梅干しの話とか全然しないの。終始最後のあいさつみたいなテンション。初っ端からこれはちょっと重い…って最初は思ってたけど慣れてくるものですね。18人がそれぞれ強烈なキャラで、でも音楽に対する熱量は同じくらいあって、その思いの丈をひたすら語ってるのが良かった。「時間の許す限り気持ちを伝えよう!!」って一生懸命になってる姿がどうしようもなくNEWSと重なって最初の挨拶からボロボロ泣いてた。…いや、多分最初のポイントは登場シーンですね。「あまりにもキラキラしたものを見ると理屈抜きに涙が出てしまう発作」が発動しました。これのせいで、味スタで会場に入ってお城のオブジェを見た瞬間、散々時間かけたメイクを台無しにしたという前科があります。

 

なんかもう、とにかく涙、涙、涙。なんで私こんなに泣いてんだ?って思いながらも常に視界がぼやけてた。なにこれ、すごい…

なによりも「ファンのみんながいてくれて」「歌うことが楽しくて」「アイドルやっててよかった」がとにかくゴリ押しされてる。この3つを推しが言い続けてくれる限りは応援し続けたいって私が思ってるの、どうしてバレてるんです??

さすがに客席に向かって「マイガールたちー!」「マイボーイたちー!」って叫ばれた時には某越某也さんしか浮かばなくて頭を抱えた……メンバーの名前は忘れた…←

とにかく愛がすんごいの。溢れてる。会場の外に漏れてないかな?大丈夫かな??ってレベルで溢れてる。

これも誰が言ったかは忘れたのですが(基本的に記憶力がポンコツ)、「ファンのみんなが僕達のファンだって胸を張って言えるように頑張るね!(要約)」って言っててさすがにこれは泣いた。いつも「手越くんのファンとして恥ずかしくないように生きよう」って思って生きてる私にとってアイドルサイドからのこの言葉はなんかもう、相思相愛の塊みたいだった。

そうやってこれからも想いあっていけたらいいなって思いました。私のベストオブ名言賞はこれです。誰の言葉なのでしょう!(ポンコツ)

カルナイ、QUARTETTE NIGHTの曲中のセリフに「ありがとう、そしてこれからも」っていうのがあるんですけどなに?最高なの?なんなの??アイドルサイドから「未来」を与えてくれるのが私にはどうしようもなく嬉しくて。だってアイドルって有限じゃないですか。いつ終わるか分からない存在。今あることですら「当たり前」じゃなくて「奇跡」なの。永遠に、とはいわないけど「これからも」アイドルでいて欲しいって思います。アニメはそれがオタクのエゴにならないのがすごくいいなと思いました。

 

個人的におぼえた違和感

 

今まで見てきたライブと明らかに違ったのは画面が一つしかないので(当たり前)当然、アップで抜かれるメンバーは一人なわけで、メンバーが抜かれる度にオタクたちが名前呼んでるのはちょっと面白かった。おかげでなんとなく名前覚えるスピードが上がった。NEWSのライブでもこんなに名前呼ばな…いや、呼ぶな。届けたいもんね。

あと、やっけにMCに時間割くなって思ったのは多分曲数的な問題かな?3グループからランダムで選抜したメンバーがユニット組んで歌うんだけど

(ジャニーズシャッフルユニットを想像して頂けると分かりやすい。てごちゃん、健人くん、丸ちゃんのRealFaceみたいな、そんな感じ)

全ユニット終わったあとでアフタートークみたいな時間があるのが新鮮だった。推しがリハのウラ話を歌った直後にしてくれるってなかなかのサービスじゃない??このアフタートークでなんとなくの推しが決まりました。

 

もしかしたらマジLOVEキングダムは美恋なのかもしれない

 

当然、最新版のこの映画は今までの歴史の最前線でもあるわけで、その歴史の1曲分、たった3分しか知らない私が「こんな時もあったけど」「こんな事が大変だったけど」「昔はこうだったね」なんて話に涙を浮かべて頷けるはずはなくて、いやあまりもキラキラが激しくて泣いてはいたんだけど。本当の意味での感動は、多分私はあの場では味わえなかったんだろうなと思う。でもそれでいいと思う。むしろこんなミリしらオタクが居合わせて申し訳ねえ!って感じなんだけど、そんな人が会場にいてもいいのかなって思った。そんな人でもこの人たちの歴史を感じて感動してしまうんだから、きっとその感動はホンモノだと思う。

と、同時に、もしかしたらあの日「美しい恋にするよ」に初見のまま行った人はこんな気持ちになるのかもしれないな、と思った。10thでもstrawberryでもいいんだけど、そういう「今までの歴史を知らない人たち」側に初めて立ったと思った。美恋の当初のネットコメントで「友達に連れられて行ったけど、メンバーもオタクもずーっと泣いてて意味が分からなかった」ていうのを見て結構怒った記憶があるんだけど、そりゃ意味分からんよな…。 

でもきっと、人生のどこかでそういう経験をしてる人には伝わったと思う。そうじゃなきゃ今「美しい恋にするよ」の円盤は『最高の布教DVD』と崇めたてられていないはず。*1

アイドルの紡ぐ歴史はどうしてこんなにも愛おしいんだろう。

 

そして君に会いたくなったよ。

 

あんだけのものを見せられて、散々NEWSと重ねておいて、あー!楽しかった!で終われるわけがない。

 

私も、私の好きな人たちと、私の好きな人たちに会いに行きたい。

名前を呼びたい。一挙手一挙動にドキドキしたい。ふざけ合ってるメンバーを見て笑いたい。「子猫ちゃん」「マイハニー」に全力で答えたい。愛のこもったMCに涙を流したい。出来たら化粧は崩したくない。

早く大声で叫びたい。

手越くん!って、まっすー!って、けーちゃん!って、シゲぴ!って。

大声で届けたい。全力のコールアンドレスポンスをしたい。突然謎のメロディーを歌わされたい。難易度の高い振り付けを踊りたい。歌詞の出ないモニターにも臆することなく、声が枯れるまでファンパートを届けたい。

そんな空間で、恍惚とした表情をしている自担をしっかりと目に焼き付けたい。

来月発売する円盤でもきっと、その体験の何十分かの一は体感できるのかもしれないけど。やっぱり、リアルタイムのデートに勝るものはないので。最新の最前線のNEWSが見たいです。

そうやって、飢えてるここ何か月間かで一気にネットに居づらくなったな、と思う。隙を見てはなにかで炎上して、みんな一斉に意見交換会。間違ってる使い方ではないけど、いい使い方ではないな、と思う。どうしちゃったのみんな!WORLDISTAの考察の時はもっと楽しそうだったのに!ツアー期間、いかにネタバレせずに感想大会するかで頭を悩ませてたオタクたち、どこに隠れてるの!

忙しい。って大切だ。疲れるけど。それでも私は、好きな人の好きなところ以外見てる余裕がないくらい忙しくしていたい。せわしないオタクでありたい。

 

ちょっと話が逸れてしまったけど、要するに早くNEWSに会いたいので現場ください!金なら用意します!貢がせてください!!

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私と私のヒーローたちよ(可能な限り)永遠に。

 

 

 

追記

 

「二次元の手越くん」と呼び声の高かった来栖翔くんですが、ライブでみたら全然違った…男、男、男気!!って感じ。いや、でもどこか面影はある気がする…HE★VENSのキューティーナギちゃんと足して2で割ると手越くんって感じ…。これもちゃんとハマったらまた違って見えるのかな。

結局推しは1人に定まらなかった……私は誰推しのクラスタになるのでしょう。

 

*1:今はNEVERLANDが取って代わってるらしいって話もあるけどそれはそれで嬉しい。

イチゴになった彼らと世界が変わった私の話

8月11日になった。

私が、私の好きなアイドルと復縁して、今日でちょうど1年になる。

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私のブログを定期的に読んでくれている人には「もうその話はいいよ」と思われていそうなので詳細は省略するけど、私は3年弱、NEWSのオタクから離れていた。違う音楽のシーンを追いかけて夢中になっていた。

そんな私が1年前のあの日、味の素スタジアムでまた恋に落ちた。

つまり2回目のNEWSファン生活2年目、というのが正しいのかもしれない。

円盤を見てからの方があの日の想いは鮮明に蘇ってくると思うので(現時点で覚えてるの、入場した瞬間からワンワン泣いてたこととshareの衣装の事くらい。あとケーキ作るくだり。)記念すべき1年記念の今日は、この一年で私に起きた変化を綴っていこうと思う。

 

生活意識が高くなった

 

アイドルの私生活なんてすべては分からないけど、どのメンバーもハードな仕事をこなしていく日々の合間に自分の好きなことをする時間を作って充実した生活を送っていることだけは確かだ。

当時の私はといえば平日は仕事から直帰して部屋でだらだらテレビを観てたらあっという間に一週間が過ぎるし、休日はバンドのライブに行ったり、家でだらだらしたりして時間を潰していた。なんの目標もなく時間が過ぎていく、そんな生活だった。彼らを見ていたら、いつの間にかそんな怠惰な一日は過ごせなくなっていた。バンドのライブは立派な趣味なので変わらず行ってるけど。

 

ダイエットを始めた

 

これは私が恋をした時の恒例行事でもあるんだけど、今回は最初から両想いな上に一緒に恋してる同志たちも美しい。もうこれは頑張るしかない。

綺麗になりたい!って思った時にまわりに居る人って成果に大きく影響してくると思っていて、NEWSのファンは上昇志向の人が多い。ダイエットに励んでるふくよかな人が多いという意味では決してない。

今まではただ「痩せる為」だった私のダイエットの概念が大きく変わった。

私は、綺麗になりたい。

 

美容に興味を持つようになった

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前章と関連づけてこちらも。一年前までは化粧水すら面倒くさくてつけなかった私が一年経った今では化粧品検定1級所持者っていうんだからおもしろい。セミナー受けたら「コスメコンシェルジュ」っていう資格も取れるらしいからおもしろい。一年で何があったというのか。笑

「ジャニオタとコスメ」ってジャンルがあるくらいジャニオタの美意識っていうのは本当に高くて、何もせずにはいられない。

…といっても未だにコスメ記事一つ上げられないんだけど笑

それまでは最高級品がドラッグストアのコスメコーナーだと思っていたので、世のジャニオタの皆さまはどうやってデパコスを買いあさっているのかが唯一の謎。

やりくり上手すぎる。

ただ、新作を発売したコスメを狙いにデパートを歩く瞬間は最高に女子を謳歌している気持ちになる。

こんな楽しい所があるなんて、1年前は知りもしなかった。

 

人を褒める事がカッコいいと思うようになった

 

NEWSは人を褒めるのが上手い。

人の良い所を見つけるっていうのは悪いところを見つけるよりも難しくて、意識しないとできないことだと思う。言い方を考えないと上から目線に聞こえるし、受け取り手によっては嫌味っぽくも聞こえる。でも私の自担の手越くんは嫌味なく真っ直ぐに人を褒められる人。そんな手越くんの周りにいるメンバーもまた、彼を心から尊敬して褒められる人。

人をディスることのほうが遥かに簡単で、優越感に浸れる。でもそれはすごくダサいこと。本当にカッコいいのは自分と違う他の人のいいところを見つけて、伝えることが出来ること。意外と出来ていない人のほうが多いんじゃないかと思う。

私はまだまだ伝え方が下手で、お世辞に聞こえてしまうこともあるみたいだけど、何も伝わらないよりも何倍もいいと、何倍も素敵なことだと思うから、私はこれからも、人のいいところを探しながら、伝えながら生きていきたい。

 

創作意欲が湧くようになった

 

改めてNEVERLANDの円盤を見た時、衝撃を受けた。

あまりにも完成された世界観に圧倒された。

NEWSがここまで徹底された世界観の中でコンサートをやっていたことを私は全く知らなかった。一般人はよくも悪くもNEWSのことに関心を持たないのだとひしひしと感じた。*1

影響を受けやすい私は彼らのクリエイティブな部分をすぐに感じ取って自分に反映させてしまった。と思う。

手作りで何かを作ってはオタクたちと楽しんだり、それ自体がコンサートの準備だったり、とにかく何か作ることが増えた。

何かを作ることは楽しい。自分で考えたり、はたまた他の人から着想を得たり(そして時にはそっくりそのまま真似っこさせていただいたりして)何かを生み出すことは本当に楽しい。そんなことにも気づかせてくれたNEWSは偉大、以上の言葉で言い表せない。

 

男の子と対等に話せるようになった

 

ジャニオタ=周りが見えてない妄想勘違いブス。の時代は終わった。そんな時代あったのかって思うくらいだけど、世間のイメージは時々とんでもない。そんな人が全くいないとは言い切れないけど、少なくとも私が知っているジャニオタの皆さまは凛々しくて優しくて強くて聡明で、憧れの女の子だ。

そんな私はというと、再び「ジャニオタ」の肩書きを身につけてから、男性と話すことに対してのハードルが下がったような気がする。

近くにNEWSという彼氏がいることで気持ちに余裕が出来た。かえって等身大で話せるようになった。変に身構えなくなった。いい子に見られたいっていう欲がなくなったのかもしれない。一見悪いことに見えるけど、これは多分いいこと。自然体の自分で会話できるっていうのは、いいことだと思う。

 

メンタルが強くなった

 

もともとメンタルがめちゃくちゃ弱いわけでもないし、どっちかというと楽観的な性格ではあるものの、ここぞというときに守りの体制に入ってしまったり、周りに合わせてしまったりするのが私の悪いところ。

だけど、「あとひと踏ん張り」というところで背中を押してくれる人たちのファンに私は戻ってきた。

ロックシーンにも応援歌はあふれているけど、その曲たちとは違うパワーをもらえる気がする。

アイドルというのは赤の他人が書いた歌詞を自分の実体験のように歌う、という不思議な形式で成り立っていて、私はその両者の思いが重なって出来る作品がどうしようもなく好き。*2そんな彼らが背中を押してくれることである種のいい意味での「無責任さ」が私には心地いい。

この前の手越くん*3じゃないけど、考え過ぎて硬くなった頭をほぐして少し力を抜いてくれる気がする。私が彼らからもらっているパワーにはこんな不思議なパワーもある。

 

本を読むようになった

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これはシゲちゃんとシゲ担の皆様の影響が大きいと思う。

幼少期以降、あんまり本を読んでこない人生だった。必要最低限の本と、シゲちゃんの著書と、それから話題になった本。時々読むのはそれくらいで、平均したら年に2・3冊。読むこと自体に苦痛は感じないし、読書に苦痛は感じないものの、積極性を見いだせなかった。

でも、シゲちゃんのファンの人が書く推薦文は自然とそそられて、気づいたら、図書館のアカウントを作っていて、その中の予約かごはいっぱいになっていた。

本が見せてくれる世界は、読み手によって変わるし、感想も同じとは限らない。私が好きな本が100%好評とは限らないし、その逆もまたしかり。同じ文章を読んでいるのに頭の中に広がっている世界は十人十色。その多様性がなんだか「人間」って感じで好きだな、と思う。(原作のファンが実写化に反対しがちなのはこの多様性を無視されてひとつの正解を提示されるような感じがするからなのかな、っていう想像も最近は出来るようになった。)

 

プライドが高くなった

悪いことのように見えるかもしれないけど、プライドをもって生きるってすごく大切なことだと思う。

なにをするにも「私はNEWSファン」と念頭に置くようになった気がする。

あんまり過激な書き方をすると宗教じみていて気持ち悪いかもしれないけど、「NEWSのオンナ」として誇り高く生きていくのは悪いことじゃない。特に、自己肯定感が下がった時、私はNEWSのファンであることを最大限活用する。私がダメダメな女でも、私の好きな人はまぶしいくらい輝いてるし、そんな人が「彼女」と公言するNEWSファンがくすぶってはいられない。そうやって前しか見ない生活を続けていると、落ち込む余裕がない。この「余裕のなさ」は私にとってすごく重要で、助かっている部分でもあると思う。この一年、死ぬほど病んだ記憶が、ない。

NEWSの彼女は、いつだって前向きで快活なので。

 

時間・効率を重視するようになった

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効率魔のテゴシゲちゃんの影響で、なにをするにも最短ルートを探すようになった。

効率を重視するとすごい。足りないと思ってた時間がどんどん増えていくし、当分出来ないと先延ばしにしていたこともどんどんできる。

私は好奇心の塊なので、やりたいことが最大限出来るっていうのはすごくありがたい。

何より、彼らのようにマルチに活動しながら趣味も全力で楽しんで、それを仕事にまた還元して…っていうのは理想の生き方なので、そうなりたい私は、まず彼らのタイムマネジメントをそっくり真似するしかない。

まだまだ時間を最大限活用出来ているとは言えないけど、「時間は有限」と思いながら生きていくだけでかなり考え方が変わったと思う。

いつか手越くんが言っていたように、どんな人にも平等に与えられたもの、それは唯一「時間」だから。

 

NEWSの事が大好きになった

 

NEWSから離れていたころの私は、毎日何を考えて、何をして過ごしていたのか。今では全然思い出せない。手当たり次第好きなバンドのライブに行ったりフェスに行ったりして、そこで出会った新しいバンドをまた好きになって、同じような感想ばかりSNSに挙げていたような気がする。それを否定するつもりはないけど、自分の世界で完結していたと思う。

今は、NEWSが好きというたったひとつの共通点を持った、いろんな人の生活やNEWSへの想いを通して、また自分の「好き」を成長させている気がする。

本の世界じゃないけど、同じ番組を見ていても、同じコンサートに入っていても、他の人の「好き」を通して見たメンバーは私が知っている彼らをより輝かせてくれる気がする。

これは私一人では得られないもの。だから私は、NEWSを好きでいる気持ちと同じくらいの熱量で、彼らのファンが好き。*4

毎日が楽しくなった

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 NEWSに出費を集中させるようになってから、ライブに行く回数は格段に減った。毎週のように入れていたライブ予定がなくなって、楽しみは減ったはずなのに、なんだかとっても毎日が楽しい。

テレビに出る。雑誌に載る。ドラマが始まる。新曲が決まった。コンサートが、円盤が、にゅすこいの新イベントが…

楽しみが、尽きない。こんなに尽きないものかと思うくらい、毎日が本当に楽しくて、わくわくする。

 

 

 

存在しているだけで希望になる人たち。それが、私にとってはNEWSで、そんな彼らとまた向き合おうと、そのことで降りかかってくる災難があるのなら立ち向かってやろうと、決心したちょうど1年前の私は、私にしてはセンスがよかった。そう、心の底から思う。

2018年8月11日の私、フェスを蹴ってまで、大混雑の味の素スタジアムに足を運んでくれてありがとう。

おかげで365日後のあなたはこんなに変わりました。

私はあなたのおかげで今、最高に幸せだよ。

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*1:だからネタバレがどうこうとか正直あんまり関係ないよ。コンサートレポが回ったところで私のアカウントにまでは絶対回ってこなかったと思う。

*2:もちろんソロ曲みたいに自分で作詞作曲する作品があることも念頭に置いた上。ソロ曲はソロ曲で等身大の彼らが知れるので大好きです。

*3:NEWS RING 396参照

*4:もちろん平気な顔で正義の味方ぶってメンバーの悪口を書き込む人を私はファンとカウントしません

NEWSに恋してをプレイして転職を考え始めたアラサ―の話。

手越担、25歳、独身、関東生まれ京都在住。

これが私のプロフィール。何の変哲もないただのオタクである。

 

大学を出て、新卒で勤めた職場はパワハラの宝庫で3か月で辞めた。フリーター期間を経て、今の職場に転職した。

今の職場は正直言って天国だ。

私を抜いた同僚の平均年齢がアラフィフになるような年上だらけの職場けれど、別部署の人も含めて基本的に話題は途切れないし例外なく優しい。高圧的に怒られた記憶がないほど穏やかで、職場環境はこの上なく良好。

オタクの先輩もいてその先輩と話しているうちに昼休憩は終わるし、全面的にオタバレしているけど全く支障がない。オタクへの偏見もない。

有給もフルで取れるし休日の調整も簡単に出来るので好きな時に休みが取れる。

2年目の私にも重要な役割が割り振られていて私主体の企画も何度かやらせてもらった。

なんと絵にかいたような理想の職場か。

 

現状に大満足している。

 

けど。

 

けど考えてしまった。

 

皆さんおなじみNEWSに恋しての手越くんルート続編をプレイして、色々と思うところがあった。

(ここから先はネタバレを含みます。あらすじしか書きませんが未プレイの方は是非完走してから読んでください。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職場に不満もなく、アイドルの手越祐也の彼女(ガチ)として同棲生活を送るヒロインちゃん。

絵に描いたような理想的な生活。

そんな中、職場の上司から転勤の話を持ちかけられる。

遠距離恋愛は無理!!」と絶対的遠距離恋愛反対派の祐くんと仕事を天秤にかけて揺れるヒロインちゃん。

 

まだsweetルートはやってないんだけど、lovelyルートでは正式に転勤が決まって1年の(おそらく静岡か軽井沢あたり)転勤が決まる。

私は思った。

思ってたより近いし期間が短い。

 

それ、フッ軽芸人らふにとっては遠距離でもなんでもないんですが????せめて親近感沸かせるために京都くらいまで飛ばしてくれよ!!!!!

いや、東京の支社といったら大阪だろ!!

 

と、いろいろ考えたものの、同棲→遠距離ってやっぱり結構な決断ですよね。

同棲も遠距離恋愛もしたことないので実感が湧きませんけども←

 

ヒロインちゃんが遠距離を決めた理由がなんとも胸に刺さってしまって、心が動いてしまいました。

「あの」手越祐也と付き合っているという事実だけで十分幸せだしこれ以上を求める必要はないはずなのに、祐くんと釣り合う女になるためにさらなるキャリアアップを求めて自ら転職の決断をするヒロインちゃん。

 

尊い。シンプルに尊い

 

彼女のような容姿も機転も人生観も持ち合わせてはいないけど、同姓同名なのでなんとなく感情移入してしまった私、自分の人生と重ね始める。

 

(手越くんのハニーちゃんではあるものの、)ガチ彼女ではないという事以外、現状に満足しているという部分ではあんまりヒロインちゃんと変わらない。*1

ただ、今の職場でこれ以上のキャリアアップが望めるか、と言われれば、ポジションアップは見込めるけど自分自身の成長はないんじゃないか、と思うことが多い。

職場に恵まれすぎていて「今のままでいい」というある種の呪いに縛られているような気がする。

もともと、自分の持っている資格を生かして仕事を選ばなきゃ、せめて自分の生きてみたい場所で生活してみよう!という気持ちでやってきた京都。

この街のことは大好きだけどこのまま現状に満足して生きて行っていいのか。個人的成長のないまま私の人生は終わってしまうのか。

深く深く考えてしまった。

 

 

 

 

 

1年の転勤生活を終えて東京に戻ってきたヒロインちゃんはより一層仕事に打ち込むようになる。それはもう、彼氏のてごちゃんが寂しく感じるほどに。

 

私の理想の女の子だとシンプルに思う。

大好きな彼氏がいて、その人のために、とかではなく自分のために仕事を頑張って、でも結果的にそんな自分を仕事が輝かせてくれて充実した生活のその先に自分の大好きな彼氏がいて。

(ここの価値観が合わないとカップルは上手くいかないんだろうなとも冷静に思ったりしている)

 

 

 

じゃあ私はどうだ?

アイドルの彼氏はいない。でも、自分の仕事を追及する権利と可能性はある。

このまま現状に満足して生きるのも私の人生。

でも、自分自身と向き合うこともできるんじゃないかと思う。

転職したい!というよりも転職も視野に入れて自分と向き合って考えてみたい。という気持ちが芽生えた。
同姓同名の同世代の女の子としてヒロインちゃんに胸を張れる人間でいたい。

 

 

誕生日を経て、にゅす恋手越続編を経て、またひとつ人生の分岐点が出来た。

 

ありがとう、NEWSに恋して。

(もはや恋愛シュミレーションゲームというよりも自己啓発アプリになりつつある)

 

 

ちょっと追記

これを完成させて公開まで日を置いているうちに2人の上司から「このまま京都で生活していくの?」と聞かれたんだけどそんなに離れたいオーラが出てるんだろうか…

まだどう進んでいくか方向性すら定まってないので否定しておいたけど、申し訳ないけど私はヒロインちゃんみたいな生き方をしたい。それだけは決めてあるのです。

*1:いや、彼氏いないし同棲もしてないわ、全然違ったわ

私の大好きな人が夢を叶えた日(THE MUSIC DAY)

誰かを応援することは、すごく疲れる事だと思う。
エネルギーが続かないと「誰かのファン」はやっていられない。
最近特に強く、そう思う。

前記事にも書いた通り、私の自担、手越祐也は常に色んなものと戦っている。
彼を応援する私たちもまた、彼と一緒に戦っている。

7/6に放送されたTHE MUSIC DAY手越祐也はまたひとつ、大きな敵と戦った。

 

 

手越少年と紅について

 


彼が歌を頑張りたいと思った一番のきっかけはX JAPANだ。
ToshIさんに憧れてボイトレを始め、社長の前でXの曲を歌ったことがきっかけで歌を褒められた。
NEWSというグループに1年弱で所属した。
彼の音楽人生のすべての始まりはX。
このエピソードを知っているかいないかであの3分の重みが変わってくる。
唄い出す前の表情を見て欲しい。
頬が震え、手もかすかに震えているように見える。
それを隠すように不敵に笑って一息目を唄い出した。

他のカバーでは見たことのない表情だった。
彼がX JAPANの曲を歌うという、そのことにとてつもなく大きな意味があった。

 

 

歌が下手なんて言われると思わなかった

 

 

 本当によくない癖なんだけど、自担や自担グループが何かを披露すると、それに自信があればあるほど外野の声に耳を傾けてしまう。

「私からみたら最高中の最高でこれ以上のパフォーマンスはないと思うけど、それって私がファンだから?ニュートラルにみたらそんな風には見えない?」
なんて気にしなくてもいいことを気にしてしまって、むしろ外野の悪い声を聴いて、バランスとって安心する自分がいる。
褒められるのも嬉しいけど、マイナスな意見がないといいように情報操作されているんじゃないか、みたいな気持ちになってしまう。
良い作品ほど賛否が分かれるものだから。
と、言いながらもマイナス意見を見過ぎてメンタルがやられることも多い。
そう、つまりただのアホなの
でも今回、まさか自担が、あの手越祐也が「歌下手」と言われることになるとは思わなかった。
私にとって、というかファンにとって「手越くんは歌が上手い」というのは、太陽が東から昇る、とか息をしないと生きていけない、とかそういうレベルの事実だと認識している。
あまりにも当然、というか自然のことなので「歌上手いよね」っていわれると逆に否定したくなる。「え?そうかな。今日の歌い方はね、、」とか返してしまう。
「地元、空気がきれいだよね」って言われているのと同じ感覚だ。慣れ過ぎて分からない。だから普段から堂々と口に出していう事はしない。でも心の奥底では誇りに思っている。そんなイメージ。

だから今回、歌が下手、なんて書かれているのを見て、かなりショックだった。というかパニックになった。
「今日から人類エラ呼吸になります!」って言われてるみたいだった。

どんだけやらかしたんだ…って家に着いて確認するまでめちゃくちゃ不安だった。

でも、あんな圧巻のパフォーマンス。。。


やっぱり人類は肺呼吸だった。

 

今回彼のことを下手だと酷評している人たちは、彼の歌唱力を普段ある程度評価しているんじゃないかと思う。
イメージの中の手越祐也と紅を歌う手越祐也が一致しなくて、ある種パニックになったんじゃないかと思う。それなら十分彼の歌を評価してくれているじゃないか、私が気にするような相手ではない。ただ、気持ちを表現するのが少し苦手なだけだ。
それかただの叩きたがり。後者に関しては私の感情をぶつけるとネットに書けない言葉になってしまうのでやめておく。

 

XもXファンも、かっこいいんだよ

 


弱りそうになった私のメンタルを救ってくれたのは他でもない、X JAPANのファンの方のツイートだった。
こぞって、それこそ例外なく「素晴らしいパフォーマンスだった。」「テレビでまた紅が聞けるなんて嬉しい」「リスペクトを感じました。歌ってくれてありがとう」

 そんな言葉が並んでいた。本家のファンの方がほめてくれている。それ以上に重要な声なんてあるんだろうか?
そう思うと、心がすっと軽くなった。Xファンの皆様はほとんどが手越「くん」と書いてくれていた。そんなことも、私は嬉しかった。人に対して敬意を払える人がファンについているX JAPANというバンドはカリスマ性云々の前に人間性に溢れすぎていると思った。

 

 全てを救ってくれたX JAPAN・ToshIさんのブログ

私の心のもやが完全に取り払われたのはその1日後、7/8の夜のことだった。

なんと、ToshIさんご本人がブログに今回の紅について書いてくれた。

ブログタイトルは「手越祐也さんへの想い」

翌日にネットニュースにもなっていたけど、53歳のレジェンドが31歳のアイドルに対してフルネーム+さん付けで呼んでくれていることに衝撃を受けた。

こんな謙虚な人についているファンの人だから、手越「くん」と書いてくれている人が多かったのだとしっくり来た。

 

 

紅という名のドラゴン

前述の通り、紅のイントロが流れた瞬間の手越くんは顔が引きつっていた。

流れ出したイントロは、バックのバンド演奏はまるでとてつもなく大きなドラゴンのようだった。

必死に剣を振り回して戦っている手越少年の姿が見えた。

むやみやたらに振り回しているわけではなく、正面切ってドラゴンと向き合って倒そうとするんだけど、どうあがいてもドラゴンは不敵に笑うだけ。

私にはそう見えた。

確かに2019年現在の手越くんとして100%100億点満点のステージだった。

でも、私はこれで「めでたしめでたし」にはしたくないなあ、とも思う。強欲なオタクなので。

彼ならもっともっと高みにいける。ここがゴールじゃないって多分一番強く思っているのは彼自身だ。

そうやって15年間走ってきた人だと思うから。現状に満足なんてしないでとにかくずっと先を見据えててほしい。

そしたらいつか、もしかしたら憧れのToshIさんと、手の届かないと思っていたX JAPANと、肩を並べられる日が来るかもしれない。 物理的にだけじゃなくて本当の意味で。

 

 

なんだか彼なら本当にそれを叶えてしまう気がする。

もしその時も「NEWS 手越祐也」として、背後にあの3人の笑顔を背負いながら、マイクを握ってくれていたら、なんて不器用な夢を見てみる。

 

 

P.S.

手越くんのジャニーさんへのメッセージを受けて。

自分を見つけて育ててくれた恩人との出会いがX JAPANの曲で、もしかしたら別れの曲もX JAPANかもしれない(あの放送が社長の耳に届いていたと私は信じてる)。

もうそれだけで手越くんの言う「レジェンド」が繋がって泣けてしまう。

手越くんはジャニーさんが復活することを信じていただろうか、それとも心のどこかで覚悟していたんだろうか。

私は、本人の容態とか、今の状況とか、なんの情報もなかったので復活すると根拠のない自信を持っていた。

 チャラいキャラを演じてる時は語彙がめちゃくちゃになるくせにこういう時には真面目に長ったらしく思いを語っちゃう手越くんのそんなところが好きだと改めて思う。

多分彼は、自分の想いを口に出す、という意味でとてもしゃべり下手で、テンションで補おうとするところがある。

ファン以外の人が彼の書いた文章を読む機会なんてまずなくて、そこもビジネスチャラ男たる所以なのかもしれない。

…と脱線してしまったけど、彼がロック好きで、ジャニーズをやめようと思っていたことは確かで、もしかしたらその方が良いのかもしれない、と思ったこともあった。(NEWSファンの私はとてつもなく悲しむし、手越くんのポテンシャル担の私も半分は納得がいかないわけだけど。)

でもそれはやっぱり検討違いで、「元ジャニーズの歌手」はそこらじゅうにいる。「現ジャニーズでここまで歌える歌手」っていうのが手越くんの目指す道で、その宿命を最初に負わせたのが他でもないジャニーさんなんだと思う。

そうやって「ジャニーズの歌」を変えていく手越くんをこれからもずっと見ていきたいし、一緒に夢を追い続けたいし、そんな姿をみて、天国の舞台プロデュースをやってるジャニーさんに「YOU最高だよ!!」って言わせたい。

 

そんな夢というか目標が出来た。

夢のカケラを集めて回った

ジャニオタ。

多分私の人生で一番最初についた肩書き。

時に偏見の目で見られるこの肩書きに何回うんざりさせられたか分からない。

だって私は、NEWSが、手越祐也が好きなのだ。

面食いで盲目な痛い奴、なんかではない。

あの頃の「ジャニオタ」にはそんなイメージが付きまとっていた。

ジャニオタと揶揄される度に「ちがう。私が好きなのはNEWSだけ。ジャニーズが好きなわけじゃない」と否定し続けてきた。

今になって、やっぱり失礼だったと思う。NEWSも立派なジャニーズの一員だし、そんな彼らが大好きな私は立派なジャニオタだ。

全てはジャニ―喜多川という一人の男が作った世界なのだから。

 

ジャニオタになって、よかったことも悪かったことも同じくらいあるはずなのに、今思い返そうとするといいことしか出てこない。

・音楽に興味を持つ第一のきっかけになった。

・コンサートやライブという「生のステージ」の素晴らしさを知ることが出来た

・同じ「好き」を共有することの素晴らしさを知った

・誰かと一緒に困難に立ち向かうことの意義を知った

・遠征の楽しさを知った

・夢を見る事の大切さを教わった

 

ジャニオタにならない人生を選んだ私は元気だろうか。どんな経験をして何を考えているだろうか。

今、私が私でいられる最大の理由を作ったジャニーさん。本当にすごい人。

彼に見初められた少年たちが、いかに素晴らしいステージを踏んで、いかに多くの人の夢となり希望となっているか、一オタクである私が簡単に語れることではないけれど、こんな風に悲しまれるのが一番嫌なのかもしれないけど、今だけは悲しませてほしい。

 

アイドルは人に夢や希望を与える存在。

私はそう定義しています。でも最近、「一緒に夢を見てくれる存在」でもあるんじゃないかって思い始めた。

私は手越担なので手越くんを例に挙げるけど、彼はつい先日、ずっと口にしてきた夢を叶えました。

 

X JAPANの曲をカバーすること」

 

ネットでは賛否両論があったけど、*1披露すると決まった時から私達ファンも本人と同様に*2その時を固唾を飲んで待っていた。

ステージが終わって、文字通り力が抜けて、安堵感に包まれた。

手越くんと一緒に夢を叶えたな、なんて傲慢なことを思ってしまった。

応援しているアイドルが叶えたい夢があって、それを公言することでファンも自分のことのように応援する。

ああ、これが太一くんの言っていた「『You、やっちゃいなよ』の精神」なんだろうな、と思う。叶えたい夢をタレントに明確化させて、努力させる。その姿を応援するのはジャニーさん本人であり、ファンの人。

事務所の社長としては珍しいくらい「引っ張っていく」よりも「背中を押す」に特化した人だったんだなと思う。これって「父親」の姿であり「母親」の姿でもある。

文字通り、タレントの「親」であり続けたんだ。

こんなの、フィクションみたいだ。現実の、イチ芸能事務所の姿とは到底思えない。

 

誰が言い出したのか、七夕を迎えた病室には「子供たち」が書いた短冊が溢れかえっていた。

「ジャニーさんが回復しますように」なんて書いている人はいなくて、みんな「ジャニーさんと叶えたい夢」を書いたそうだ。

最後まで子供たちに夢を語らせて去って行った偉大過ぎる父親だ。

 

家族葬に出席する自担やメンバーの顔や心境を想像すると今でも悲しくて切なくなるけど、葬儀場を一歩出たらそんな顔をするタレントはきっといない。

この世界はステージ。常にShow must go onだ。

 

ジャニーさん。あなたが作ってくれた、残してくれた世界はこんなに平和で輝いています。

あなたの肉体はもうこの世からなくなってしまうけど、あなたが育てた光が語る夢はきっとなくなることはないと思う。

これからも私はその世界の「夢」と共に生きます。

 

 

ジャニーズのオタクとして胸を張って。

*1:これに関しては別記事でまとめたのでいつかの機会に

*2:って言ったら失礼かもしれないくらい本人は緊張してただろうけど

本当の手越祐也はどこにいる?(DoLLs再考察)

下書きの下書きであるWord文書に書きなぐったまま放置していたDoLLs考察記事。

書き始めてから3か月が経とうとしてるしもう記憶もあの直後より曖昧だしいい加減破棄してしまおうと思っていたのですが、大好きなブロガーさんが「読みたい!」と言い続けてくれているので公開します。

こんな私の文章でも尊敬するブロガーさんに褒めてもらえるんだよ…嬉しいね…生きててよかった…書いててよかった…

ってことであんまり書かないタイプの重い記事ですが考察ブログ行ってみましょう(前置きが長い)

 

 

 

 

曲名が発表されたらどんな曲か予想して、音源が出て解釈に勤しみ、ライブの演出を経て更に熟考を重ねる。

これ、去年どっかで見たな。って既視感抱いてたけど分かったよ。例年のシゲソロだ。

ファンが集いに集って解釈大会しすぎて本家の意味を越えているような気がしたけどそういうところも含めていいな、と思った。解釈が作り手の意図を越えている方が芸術として確立している気がする。

まさか自担の曲でそんな状況になるとは思いもしなかったけど。笑

てごソロと言えば、「分かりやすい」が一貫したコンセプトといっても過言ではないと思っていたので。

だって、「抱かせて」か「別れたくない」しか言ってないんだもん。

今回のDoLLsは、音源だけならthunderに、演出を含めると氷温に近いものを感じた。

音源の解釈は以前書きましたのでこちらで。

(解釈というより歌詞の感想だけど。)

tgszr15.hatenablog.com

 

 Jr.の存在が象徴するもの

 

(ENCORE公演以外で)久々のJr.投入だった気がする。一人で弾き語りするか、ベッドの上でご乱心(言い方)ばっかりだったのですごく新鮮に感じた。

少しフリが入ってたからJr.引き連れた方が華が出るっていうだけかもしれないけど、どうしても私には彼らが何の意味も持たないバックダンサーとは思えなかった。

彼らは人形こと手越祐也の手の動きに合わせて登場し、彼に纏わりついたり、一緒に踊ったり、服を着せたりしていた。

彼らは何の象徴なのか。

「彼を人形として操る人間」なのか「彼自身」なのか「彼を守る守護霊」なのか、どう捉えるかによって演出すべての意味合いが変わってくる。

彼を操っている存在なのだとすれば、上着を着せたり纏わりついてくる割に絵の具を落とすのに手を貸しているのが分からないし、彼自身なんだとすれば、自身を痛めつけては慰めて、縛り付けては抗って、とかなり矛盾している。葛藤とかそういうレベルの物じゃない。自分で自分が何をしてるのか分からなくなってる、混乱状態のようなものを感じる。

彼を守る守護霊、の線はかなり薄そうだけど、服を着せたり鎖で縛りつけたり、彼の自由を奪っているようで実はそれが彼を守る手段になっているのだとしたら、それはそれで認めるべきなんだろうか。

 

敵なのか味方なのか分からないファンの立ち位置

 

私たちファンはこの曲の中でどこにいるのだろう、とずっと考えていた。Jr.の立ち位置なのか、それとも彼らの動きを見ている観客でしかないのか。

では、ファンは彼にとって「敵」なのか「味方」なのか。

もちろん味方でいたいというファンが大半だと思う。だってファンだもん。

でも時にファンという存在が足かせになってしまうこともある。

(トップガン狩りの直後にこんなこというのも申し訳ないけど書いた当時は発売前だったしまっすーが「NEWSを守ってくれるファンの愛」なんて素敵な言葉を残してくれる前の話なので大目に見て欲しい)

性善説で生きている彼にとって「ハニーちゃん」である私たちはまごう事なき味方なんだと思うけどDoLLsに眠っているもう一人の彼は悪意と戦っているはずの私たちのことを「敵」と見なしているのかもしれないな、なんて思ったりもした。

 

だって私たちが騒がなければ明るみに出なかったこと、沢山ある。彼が彼らしく生きていくことを邪魔してしまっているのかもしれないファンの事を真っ直ぐになんの疑いもなく「大好きだよ」と言ってくれる手越祐也に後ろめたさを感じることもあったから、こういう曲をこういう演出でやってくれて少しホッとしている。と、同時に絶対に彼の足かせにはなりたくないなとも思う。それがたとえ「よかれと思って」でも。*1

 

 

 

「色」が象徴する「動く人形・手越祐也」の実態

 

1番のサビが終わり2番が始まった瞬間、彼の右頬は黒い絵の具で汚れていた。その後、緑や青、様々な色で塗りたくられた顔。今回最大の演出ポイントだと勝手に思っている。

最初に感じたのは「顔に泥を塗る」という言葉。

残念ながら、私たちファンが全く身に覚えのない言葉ではない。前の章と内容が被るけど、彼のファンを名乗って悪口を放出し続けるいわゆる愚痴垢はもちろん、根も葉もない噂とむやみに戦い、結果的に噂を広めて彼を苦しませてしまっている(と、私は感じる)。「よかれと思って」なのだ。戦わずにはいられない性分なのは仕方ないにしても、戦い方はもう少し考えたほうがいいのかもしれない、とは思ってしまう。

 

でも、よくよく考えて気が付いた。彼は「自分から」色を塗っている。

Jr.に何かしらの役を負わせているのであれば彼らに塗らせればいい。でも彼は自らカラフルな顔になっている。

ここで、加藤先生の著書「傘を持たない蟻たちは」の『染色』という話を思い出した。

主人公の前に現れた天才肌の少女は、常に腕にカラースプレーをかけている。「色がないと不安」と、お風呂上りでもすぐにスプレーをする。読んだ当初は全く彼女の気持ちが理解できなかったけど、「何色かに染まっていたい」という感情が少しわかったような気がした。

自分で自分の色が分からなくなって、どの色でいたらいいのか分からない、何色でもない自分に焦りを感じる。だからこそ、何色でもいいから染まっている自分でいたい。

全くの一般人からある日突然アイドルになる人生。仕事場は常にキラキラ。黄色い声援に囲まれ続ける。

…そんな中で15年も生きていたら、「本当の自分」なんて分からなくなりそうで、私は怖い。まだ「ステージ上の自分」として別人格をつくって、その人に好き放題やらせる方が、私自身は守られる気がする。

「何色かに染まっていたい」はそういう感情なのかな、と思った。アイドルは特に「カラー」に重きを置いている人が多い印象。*2

ステージ上の自分に色を着せて歌って踊る。それが彼の考える「アイドル像」なのかな、なんて思ったりするのは、少し考えすぎかもしれないけど。

 

他の人の意見を踏まえてのちょっと追記。

最後のシーンでじっとりと塗る「赤い絵の具」が「血」をイメージしてるんじゃないかって意見を見かけてなるほど!って思ったのですが私はあの位置、あの色、ピエロみたいだなって思った。ピエロって人を楽しませる道化師である一方、泣いていても笑っているように見えるようにあのメイクになったって話を聞いたことがあって、彼は『あえて』ピエロのような顔で締めくくったのかな、と。それはそれで救われないな、と思いました。大好きな人が「俺はピエロになるぜ」って宣言したら私はとっても悲しい。常に楽しませなくていいんだよ。自分を大切にして。泣いていいんだよ。悲しい時は悲しいって言ってよ。って思ってしまう。

ただ、現実の手越くんは悲しい涙こそみせないものの、ファンの前で堂々と嬉し泣きしてくれるようになったし、小山くんっていうNEWSのリーダーの前では心が弱っている自分を見せられているようなのでほんの少しだけ安心してる。リーダーありがとうね。

 

 

「着せ替え」られているのは服だけなのか

「着せ替えお遊び人形」の部分でバックダンサーであるJr.に上着を着せられる。

演出で唯一予想できた部分。その通りになった部分。手越くんと心が通じたぜ。やったぜ。解釈の一致により入籍だぜ!!(あまりにも重い記事なのでちょっとふざけたくなった)

「俺は人形なんかじゃない」の話はこの後しますが、「人形」に付随する「着せ替え」という言葉。

洋服に1ミリの興味もない手越くんだからこそこの歌詞に深みが出ると思っていて、着ている服で印象が変わることを彼は分かっているような気がする。少なくとも「アイドル・手越祐也」は分かっていて、それを上手く利用している感じがする。演出上では上着を着せられていたけど、この歌詞を解釈するに、着せられているのは「服」だけではない気がする。

世間からの一方的なイメージとか、その場を盛り上げるために背負わなきゃいけない役割とか、いいことも悪いことも含めて「着せられている」って感じる。でもその多くは彼が進んで「着ている」って感じることも多くて、「そんなの着ないで!ありのままの素敵な手越くんでいてよ!」とも言えない自分がいる。だってそうやって仮面を被っているからこそ私たちは仮面の下の「本当は真面目で一生懸命で私生活は地味な真っ直ぐな好青年」という手越くんを見られているのであって、それって彼と向き合おうとしないと得られない最高の福利厚生だと思う。世間に誤解はされたくないけど簡単に本当の姿も知られたくないっていう私の中の面倒くさいオブ面倒くさい感情だけど、大切にしたい感情でもある。(ちなみにこの感情は「LoveStoryを地上波で見たい私」VS「世間の人に私たちの関係を知られたくない私」に応用されています。)

 

「着せる」に派生して全然関係ない脱線をするけど、増田くんの衣装はそう考えると天才だと思う。どんなプロ中のプロよりも、(本人含めて)彼らに「着せるべき」服の形を分かっている。多分私たちが感じるポイント以外にも一人一人に対する衣装の形のこだわりをしっかり持っているんだと思う。

そうやってメンバーが「着せられる」ものに対して誰よりも心血を注いでいるのが誰でもない「NEWSのメンバー」ってところがこのグループ最大の強みの一つだと思ってる。

(いやまって、脱線しすぎだろ…DoLLsの解釈ブログどこ行った??)

 

ネームバリューで遊ばないで

 

北海道2日目の開演前、一緒にログインしてくれた手越担がこんなことを言っていた。「女の子のアイドルも何人か好きなんだけど、名前をネットで検索すると必ず隣に手越祐也って出てくる。絶対に好きなタイプじゃないのに」

「この子とのうわさが出るのはおかしい」と手越担が言うのなら本当なのだ。だってどれほどの週刊誌の記事を見てきたことか。

どの記事の信憑性が高くてどの記事がでたらめなのかは大体タイトルで分かる。手越担ナメんな。

どうして嘘の情報を平気で流せるのか、それは「手越」という苗字があまりにも珍しく、端的にブランディングできるからだと思う。

彼がNEWSの名を売る為に作った「チャラい」というキャラを悪用する大人が本当に多い。

彼の名前を記事上で、タイトルで使うだけでアクセス数がどんどん伸びる。書けば書くほどお金が入ってくる。ファンが勝手に大騒ぎして広めてくれる。またアクセス数が伸びてお金が入る。なんて楽な仕事なんだろう。そして、名前を出されている本人にほとんど利益は無い。名前を出すことでお金を取れるわけでもない。

なんなんだ。地獄じゃないか。そりゃ「俺は人形なんかじゃない」なんて言いたくもなる。

でも彼は、「俺は人形なんかじゃないのに…」という歌い方はしなかった。「うるせえ!俺はお人形なんかじゃねえんだよ!!!」という姿勢でい続けてくれた。

お願いだから「手越」の名前で遊ばないでほしい。利用しないでほしい。

彼は生身の人間だ。美しすぎて私でさえ時々それを忘れてしまうけど、生きている人間だ。完璧を装おうとしてる不完全な人間だ。

どうか彼の名前でお金を稼がないでほしい。いたずらに傷つけないでほしい。

だって「人形なんかじゃない」んだから。

 

「みんなにも向けた曲」の真意は?

 

アルバム発売周辺で聞かれた発言。雑誌だったかネットだったか記憶があいまいなんだけど…。どうして彼がこんなことを言ったのか、よく分からないな。と思った。私たちはほとんどが一般人で、彼のように格段目立っているわけではない。確かにそれぞれ苦しんでいることはあるけれど、それでも彼の苦しみに比べたら大した問題ではないと思う。

「みんなにもこの苦しみを理解してほしい。みんなのせいでこんなに苦しんでるんだよ」ではない気がする。

「みんなも日々辛いこととか悲しいこととか多いと思う。でも負けちゃダメだよ。人形になんかされるなよ」と、私はそう言われている気がした。

多かれ少なかれ、確かに私たちにもそういう経験がある。それなりに理不尽な想いもしてきてるし、世の中の不条理にもぶち当たる。I’m commingの手越くんは不条理な事があると忘れるほど抱いてくれたけど(大真面目)、DoLLsの手越くんは代弁して立ち向かってくれている気がする。「俺は人形なんかじゃない」の「俺」は手越祐也だけじゃなくて彼を愛する私たちも内包されている。一緒に戦ってくれている。なんて心強い、なんて勇敢な人なんだろう。

シゲちゃんの「世界」は「私達の世界に置き換えて」聞けるように作られたと語っていた。

私達には私たちの世界があってそれぞれに苦しみながら葛藤しながらも生きていて、その「世界」に寄り添えるように、当てはまるように小説のような歌詞*3になったのかな、と思ったし、そういう形でアイドルに支えてもらえるファンは幸せだな、とも思った。

DoLLsは一見派手で異世界の歌のように感じるけど、実は私たちの「世界」に置き換えたらやっぱり一緒に戦ってくれている。全然違う歌のようでこの2曲はそういう部分が共通しているように感じる。

 

 

 

 

 

おわり

 

 

なんかソロの話してるのに結果的にメンバー全員出てきたな。なんでだろ。きっと「NEWS」手越祐也のソロ曲だからNEWSメンバー抜きには語れないんだと思う。そういうことにしておいてほしい。

 

長々とつらつらと書いてきたけど、「全部ちがうよ!俺自身もよくわかんない!かっこいいから何となくこういう演出にしたの!Xさんとかhydeさんとかこういう感じでしょ?なんかやってみたいなあーと思って!」なんて本人が言ってくれたらすごく気持ち的に助かるなあ、というか楽だなあ、と思う。

でもアルバム発売当初の雑誌で「ソロ曲にはその一年感じてきたことを入れるようにしてる」

とコメントしているのを見てしまった以上、そんな楽観的に捉えることは出来なかった。

きっと世間がみる「アイドルらしからぬチャラい自由人・手越祐也」はそんな感じなんだろうけど私たちがみている手越祐也はもっと闇が深い。でもそれは悪いことじゃなくて、光の部分が強くなればなるほど影(熟考する部分)が大きく濃くなるのも当然で、それが一般人の中でも一番彼に近い私たちに少しでも見えているなら、私は少しだけ安心できる。

 

ネット文化が広がってお互いの顔が見えなくなって、どんどん一人一人の発言が過激になっていって、アイドルが生きていくにはあまりにも世知辛い世の中になった。それでも今日も「アイドル」で居続けてくれる彼に感謝と尊敬しかないし、そんな彼の隠された本音が少し見れただけでも少し安心した。ほとんど憶測の解釈と私的理解にまみれてたけど。

 

全部踏まえた上でやっぱり私は彼のファンでいたい。希望と覚悟と夢と熱意と零れ落ちるほどの愛と、ほんの少しの絶望を胸に生きる手越祐也のファンでいたい。

 

人形なんかじゃない、意志のある人間だから。

*1:でも間違った噂が拡散されているのであればそれは全力で否定していくべきなのかな、とも最近考え始めた。

*2:その上でNEWSのイメージカラーが白なのだとしたら少し納得できる。「何かの色ではあるけれど限りなく無色透明の等身大に近い色」だと思うから

*3:シゲちゃんのソロ曲はいつも小説的だけど。今回は世界観が限定されていなかった感じがした。

誕生日に対してなんの抵抗感もないのはNEWSのおかげかもしれない

誕生日おめでとうございましたわたし!

NEWSメンバー誕生日の度にお祝い記事を書いているので自分の誕生日お祝いブログも書いておこうかなと思って今に至ります。

(とはいっても自分褒め記事を書けるほど自分の魅力を理解出来ていない、というよりも誰得な記事になってしまうのでやめます。)

年齢を重ねると、誕生日を迎えるのが憂鬱になる。と子供の頃よく聞いていて、身近な人でも年齢に関わらず誕生日に対していいイメージを抱いていない人が多いと感じます。

確かに年齢という記号を見て「もうこんなに生きたのか…」と愕然とすることは沢山ありますが、誕生日が憂鬱と感じることは本当に少なくてそれは強がりとかじゃなくて、むしろ5月の下旬というこの時期を毎年ワクワクして過ごしています。

今回はその理由をよくよく考えたらNEWSにたどり着いたよって話をします。

 

そもそも自担が年齢に疎い

 

「手越くん今年いくつになるんだっけ?」

それは昨年の11月11日に放送されたイッテQのカレンダープロジェクトでの一コマ。

この放送を誕生日に合わせようと決まっていたのかたまたまそういう質問が出たのかは分からないけど(私は前者を推す)

その質問への回答がこれ。

「アイスよ、アイス。」

 

ファンはピンと来てたけどお茶の間はハテナだらけだったと思う。

 

「31=サーティーワン=アイス」

って言いたかったんだよね…。

ええええーーーー!!!!何その思考回路…カワイイ。圧倒的カワイイ。このタイプのカワイイは作れないけど世界を救う。

  

脱線した。つまり年齢というよりも記号として見ているんだと思う。

「31か…31年生きたんだな…」よりも「31か!素数だね!」くらいの気持ちなんだろう。

自担がこれだけ年齢に疎いと私まで感覚が狂ってくる。

年齢を重ねたというよりも「次はこの番号を背負うんだな」というくらいの気持ちでいると心が楽になるな、と思います。憂いとは無縁な世界。

 

HappyBirthdayとの出会い

 

「誕生日おめでとう!」と正面切って言ってくれるアイドル、意外と少ない問題。

ウェブサイトをいくつかハシゴした程度なので確かな情報ではないのですが、持ち曲にバースデーソングがあるアイドルって実は少なくてですね…。

AKBとハロプロ何組か、ジャニーズではキンキとNEWSしかありませんでした。(見落としてたらごめんね!!)

そんな数少ないアイドルバースデーソングの中でNEWSのHappyBirthdayは「生まれたこと出会えたこと今そばにいれることありがとう」とか「重要度世界一の」とか「世間的には普通の日…僕にとっては空気の味さえも特別風味」とか言ってくれちゃうの本当に幸せじゃないですか…??めっちゃ大切にされてる。愛されまくってる。

(しかもタイアップCMではNEWSがバラ持って微笑んでくれるんですよ…なにそのお姫様待遇…幸せすぎて該当商品漁り買ってた当時の思い出。)

 

極めつけが「年を重ねることは思い出増えるってことだ」ですって。確かに年齢に比例して思い出が増えていってる。毎年毎年、幸せの気持ちが増えていっている。

私の好きなバンドマンが「年齢を重ねるごとに感動しなくなっていくのは、本当に素敵なものを知っているから」と言っていてものすごく感動したことがあったのですが、NEWSのステージは毎回が「本当に素敵なもの」で、感動が更新されていくように思います。

確かに大切な物が年々増えていってる気がするし、どんなものが増えていくかということも含めて、日々を重ねていくことはそんなに怖いことでもないな、と思っています。

 

誕生日をお祝いする自担たちがとっても楽しそう。

 

NEWSは春ツアーが中心なので基本的にツアー中に誕生日を祝われるのは慶ちゃんだけなのですが(他の3人のお祝いもやってほしいのでツアーとは別に誕生日お祝いライブしてほしい)この誕生日お祝いシーンが本当にすきです。

残念ながら立ち会えたことはないのですが、メンバーやJr.、スタッフさんに囲まれて(手づかみでケーキを食べさせてくるシンメに怯えつつも)幸せそうに笑っている慶ちゃんが本当に幸せの象徴のような顔をしていて。

 

 

 

 

ああ、誕生日って本来こういう日だな、と思います。

こうやって仲間に囲まれて、生まれてきたことを最大限に肯定してもらえる日。

そんな日が憂鬱なんて、やっぱり思えないし思う未来も見えないです。

 

少し先を生きるキミがいる

 

私が自担である手越祐也くんを好きになった年齢は、彼がデビューする数年前でした。彼のアイドル人生が15(16になる歳)で始まっていたとして、私は中学3年生以降、毎年彼の背中と今の自分を重ねています。「この年齢の頃、こんなライブをしていたな」とか「この年齢で、彼はこの作品に出ていたのか」、とか。

そうやって、私の少しだけ先を生きている彼の背中を追っていると、年齢を重ねるのが楽しくってたまらない。…と同時に彼の活躍に恥じないように生きなきゃ、と心が引き締まります。「ボーッとしてたら1年経ってた年」なんて彼の年表にはありません。

彼が自信満々に自分の道を歩き続けている限り、それに倣うことはなくても私の道しるべは途絶えないし、大人になっていくのが楽しみになります。

これはもう完全なる恩恵。アイドルの福利厚生。

彼に恥じないような大人になっていきたいです。

今年1年も最高に充実した、NEWSのことが一番好きな年にします!!