愛以上、恋未満。

アイドルに胸張って生きてる人たちを胸張って応援するブログ

悲しみの向こう側どころか歓喜の頂点に辿りついてしまった話。

(2020.9.3掲載)

 

最高の舞台過ぎて、書き出しを考えるのに1週間もかかってしまった。

一体この最高の舞台の感想をどこから話せばいいのか、タイピングしながら現在進行中で迷っている。

なんだか、普段聡明なWEST担さんのツイートを眺めているのとあまりにもエントリーがご無沙汰すぎるせいで、いつものブログのテンションをすっかり忘れてしまっているようなので、マインドセットから始めます。

 

テツくんかわええええええええ~~~~!!!!!!!

 

ふう、ようやく筆が進みそうだ。(どんなルーティン??)

これはもうドラマ版の時からずっと言ってるんですけどね、私テツくんが大好きなんですよね。第一話の放送当時から毎週のように屍になってる。結果的に神山さんを推してしまっているので、全く説得力がないのですが、私が好きなのは「テツくん」であってその向こうに神山さんが透けて見えていたりはしないんですよ。うん、多分。多分ね。

ドラマの登場人物にこんなにも肩入れしたのも、1話ごとに5回は見直したのも、これが初めての経験なので非常に戸惑っております。

私、こんなに人を好きになれるんだ…って。←ハ???

他のメンバーが嫌いでは決してないのですが、(あ、ちょっとうそ…9話のテツくんに向かって「腰かけ」って言ったシズマのことはめちゃめちゃ嫌い。今でも許してない。)この舞台を通して全員めちゃめちゃ好きになりました。

単推しから箱推しになるのが舞台。

マジで現場は人の価値観を変えるので怖い。

 

このサイコーの気持ちを封じ込めるべく、ガチガチにネタバレしながら感想を投下していきます。ガチガチにネタバレします。大事なことなので2回言いました。

(オンライン含め)これから観劇される方にはぜひ避けていただきたい。驚きと感動はこんなオタクの戯言よりもぜひ本番で出会ってほしいのです…。

 

テツくんの「胸キュンフェチ」

忘れもしない、クールで冷静な唯一の年下イケメン、テツくんが突然壊れた第3話…。

恋愛小説を読み漁り、「胸キュンフェチ」と自称するテツくん。人を見下したような温度のない目から一転、目はキラキラ輝き口角は上がりっぱなし、肌もツヤツヤ(になってる気がする)性格が180°回転した「乙女男子」になる瞬間を見て落ちない人なんているだろうか?いや、いない。(反語)

絶対に映画化した少女漫画は読破済みで「また山崎賢人かよ…」ってうんざりしてるタイプ。「なんであのシーンカットしたの!」って映画館で憤慨してるタイプ。私には分かる。

そんな胸キュンフェチことテツくんが突然出没して以来、4話以降は終始「クールなイケメン」に戻ってしまった。いや、どんどん感情が表出するようになってきて心境の変化に親心が芽生えてきたりするんだけd(略)

そんなテツくん、舞台ではことあるごとに「キュンキュンする~!(クソデカオタクボイス)」って叫んでて需要…ありがとう……となった。舞台の台本はドラマの時点で大まかには出来上がっていたらしいけどこういう細かい設定は後付けなんだろうな…オタクの気持ちを分かってくれて本当にありがとういい舞台でした(すぐ言う)。

彼女いないんだって…「女の子と喋るの苦手だから」いないんだって…。何その設定。何よりも胸キュン……。

現実の女の子と上手く話せない=少女漫画の世界に没頭してるって何それオタクの出来過ぎた妄想??有力すぎる情報を引き出してくれてありがとうお父さん…。

 

っていうかそもそも「胸キュン」ってフェチなのか………???

 

「父さん」と「アトちゃん」

ドラマ版で散々「優しかったお父さんと死別して辛い想いをしつつも前向きに頑張ってきた赤川家」を摂取してきたので、シズマが「親父」って言ったときは「誰の?」ってナチュラルに声出ました。

あ、心の中でですけど。

結婚して子供に恵まれるも自分の夢を諦め切れずに家族を捨てた父親なんて知りたくなかったよ…知らなくていいこともこの世にはある…。

何がクソって、結婚して家庭を持ってしまったせいで夢を追いかけられなくなったって思いこんで家族に当たってたってことですよ。そもそも夢が音楽会社の社員なら普通に転職しろ。元々バンドマン志してたのかもしれんけど。いや、バンドマンだって家庭ちゃんと守ってるぞ。

家族を言い訳にするな。二人は想定外の子でもないんだからそもそも覚悟がないなら結婚するな。何よりも家族に当たるな。大黒柱が何しとんねん。

と、めちゃくちゃ恨みつらみを書きたくなりますが、それは冷静に状況を考えたらの話であって。

劇場で当の本人を、めちゃくちゃ丸くなったただの優しいおじさんを見てしまうと「これだけ反省して謝ってるんだから許してあげようよ…」という気持ちにすらなってしまうのでキケン。これが、中村梅雀さんの雰囲気力(ふんいきりょく)……。

 

一方、ドラマ版で名前しか出演しなかった「アトちゃん」はまさかの架空の女の子という…。衝撃だった……せめて存在していてほしかった…。

キャスト発表の時にアトちゃん役だと思ってた女の子はコバさんの妹さんだったの衝撃……って感想をネット上で5回くらい見かけました。全く同感です。

っていうかアトちゃん誕生のきっかけになった「メンバー間で忘れられない恋を語る」ってヤツ、映像どこに残ってますか???公式YouVideoチャンネル?ドラマの円盤?

ねえ、お姉さん他の3人の話の方が興味あるんだけどな???

シズマが見栄張りたくなるような恋バナis何…。

コバさんは10人くらい元カノいそうだし、オギノくんは「人間に興味あったの?」ってレベルだし、テツくんに関しては女の子苦手なのに元カノいたの?いつ?それいつの話?そもそもそれ両想いだったの?片想いだから忘れられないの?で、誰??(一人だけ興味の度合いが激しすぎる)

そもそもこの話題の言い出しっぺ誰…。絶対シズマ、オギノくんの話聞いて焦ったじゃん…。私でも焦るわ……。まあでもオギノくんはああ見えて内に熱い思いを秘めt(長すぎるので強制終了)

 

お父さんとシズマ

お父さんの話に戻りますが、楽屋にお父さんが表れた瞬間コンマ5秒くらいで反応するんですよ。「あれ、想像してた人と違う人が来たぞ??」のスピードじゃないの。ほぼ脊髄反射。いかにシズマにとって父親が憎い存在かっていうのを後になってひしひしと感じました。(見た当初は状況を知らなかったので)

ものすごい剣幕で恨みつらみを吐き出すシズマがあまりにも苦しそうで心の奥がキュッとなった。シズマはいつだって感情をむき出しにして喋るので、あれほどの勢いで怒るということは相当辛かったんだろうな…と容易に想像出来ました。

だって、テツくんが3歳の時ってことはシズマは8歳。1番父親との時間が楽しい時期じゃないですか。そんな時期に「自暴自棄になって大酒飲んで毎晩暴れる父親の姿」を嫌というほど見てきたわけじゃないですか。そんなのあまりにも辛いじゃないですか。

そんなシズマが何よりも強く「テツには会わないでください」って念押ししたのを聞いて、テツくん、守られてるんだな……と思いました。

ドラマ版では破天荒な兄貴を心配しつつそっと見守るしっかり者の弟テツくんが強く描かれてて、兄貴のシズマは思うがままに自由奔放に振舞ってるのが印象的だったけど(だから好きになれなかったんだけど)、ちゃんとシズマもお兄ちゃんとしてテツくんを守ろうとしてるんだな…としみじみしました……。

思い返せば父親を亡くした(無くした)テツくんにギターを弾いてあげていたのも『父親=ギター』を演奏することで父親代わりになろうとしていたのかもしれないし……

父親に対してずっと声を荒らげていたシズマだったけど、怒りの中心は「テツくんに父親を会わせたくない」だったし、そのためにアトちゃんと誤解されてもあんなに嫌いな父親と我慢して仲良いフリし続けてたし、テツくん→シズマにばかり目を向けていたけど、テツくんも実はとっても大切に守られてきたんだな……シズマ…誤解しててごめんね……ただのいいお兄ちゃんだったね…。

 

お父さんとテツくん

一方その頃何も知らないテツくんは実の父親を兄貴の恋人と勘違いするというアンジャッシュもびっくりのすれ違いコントを始めるわけなんですが、「兄貴が忘れられない恋人=キュンキュンコースド直球」なアトちゃんなんて興味しかないわけで、結果的にシズマが最も嫌がるテンションでアトちゃん(父親)と話すわけですね…

もうそのキラキラした目が可愛すぎて「絶対に一生バレないでくれ…………」と心から願ってしまうわけなんですが、まぁ、案の定どっかでバレるよね…知ってた……隠し通せたら正ロクじゃないもん…

自分に最高の胸キュンを与えてくれる存在だったはずのアトちゃんが、自分と家族を裏切った父親だと分かった時のテツくんの絶望の顔…見られませんでした…ええ、物理的に……(下手に向かって俯いてたテツくんの顔と上手2階席の私、見事に対角線上だった。)

シズマがどうしても父親の存在をテツくんに隠したかったのはきっとドラマ版5話でテツくんが記憶の中だけの父親を深く慕っていたと気づいたからなんだろうな…とまたしんどい推測をしたりしています。永遠に楽しめるな、正ロク……。

一瞬にして「しんじゃったけどやさしかった、ボクにおもちゃのロボットをかってくれたおとうさん」が「自己都合だけで家族を振り回し暴力を振るった挙句出て行って母親に散々苦労かけたクズ男」に変わってしまったわけだからあの瞬間のテツくんの絶望は計り知れない……ぜひあの瞬間の顔が見たかった…(配信待ってます…)

でも3歳でそんな壮絶な経験してるなら記憶に残っててもおかしくないけどな?暴力ふるってたのは麦子さんに対してだけでシズマはそれを止めに入ってたのかな…こんな辛い経験が身に覚えのないテツくん、本当に大切に守られてきたんだろうな…と改めて思いました。

そんな混乱の中で「肝臓ガンが嘘だった」とシズマに告げられた時「良かった」と言えるテツくん、いい子すぎて国で守りたい。

私だったらあまりにも混乱しすぎて考えるのやめるもん…感情が無になる。怒るエネルギーすらない。冗談でも「良かった」なんて言えない……

 

まぁ実は「嘘じゃなかった」んですけど……

お父さん、あの後長くないんだろうな…思い残すことがなくなって入院治療したとしても延命には限界があるし、きっとそのことすら赤川兄弟には届かないように気回しするんだろうな…

あの赤川兄弟の2人の想いを受け取ったからには絶対に亡くなったことすらバレないようにするんだろうけど、ZippTokyoの店長はついポロッと言っちゃうだろうな…

さっきから「だろうな…」しか言ってないことに気づきました。このあたりは妄想でしか賄えないので…こんなに延々とその後の設定が想像出来るの逆に怖いけどね、なんだこの読み応えのある小説みたいな舞台は…………

どんどん憶測で話が膨らんでいきますが、「2人が父親に会ったことを麦子さんに言わない」ことだけは確信を持って分かります。いくら「最終的にボロが出る」で話題の(そうなの?)正ロクでも、今度こそ幸せになれそうな母親と本当に何も知らない幸野さんの気持ちにわざわざ影を落とすような野暮なことはしないでしょう。ポンコツでヘタレでもそういうとこはしっかりしてるはず(一言余計だぞ)

 

トラブルメーカー①:荻野禄郎

オギノくんは本当にもう!ドラマ版4話の時も思ってたけど「聞かれなかったから言わなかった」って姿勢よくないよ!!ただでさえ思い込みで突っ走る人が集まってるバンドなんだから!!

9話でテツくんが怒って出ていった直後に「ちゃんと気持ち聞いたのか?バンド辞めたがってるようには見えなかったぞ」って言ってくれたのが元メンバーのキヨヒコだったのが「バンドのバランス」を物語ってた…。聞きたいことはちゃんと聞く、ってスタンスの人が抜けちゃったから憶測まみれでトラブルメーカーだらけのバンドになっちまったんだ……私はそうやって暴走してるの好きだからいいんだけど…(いいんかよ)

結果として悲しみの向こう側に戻ってきたからいいんですけど、前バンドデッドオアラブ(勝手に通称デトラ)在籍当初に「君たちとはレベルが違いすぎる」って言い放って辞めたら、そりゃ誤解されますて……そんな言い方したら悪く取られちゃうよ…

勝手に悪い意味として取って暴走しちゃうメンバーもメンバーですけども。

いや、なんでこんなに思い込みの塊ばっかなんだ!どいつもこいつも!!

誤解を解くべくデトラの演奏をほめちぎるオギノくんの熱量がすごいんだ…

オギノくんって、あまりにも普段から表情を変えないから「何も感じてない・考えてない」と思われがちなんですけど、多分感情の強さで言ったら4人の中でトップだよな…納豆に死ぬほどこだわり持ってるし…。(関係ない)

普段常に冷静沈着で冷めてるように見えるオギノくんが、声こそ荒げずとも胸に秘めた熱い熱い想いを語るシーンがとても好きです。ドラマ版も舞台版も。

唯一声を荒げる瞬間がバンドメンバーをバカにされた時と納豆の食べ方に口出しされた時なんだよなあ…愛されてるなあ、メンバー……と、納豆。

直前まで散々悪態ついてたデトラのボーカルが手のひらをくるっと反して態度変わるのも好きだしバンドメンバーに「オギノくんがいなくなって散々落ち込んでた」ってばらされるのも好き…。ここにも不器用が一人いた…。好きな子いじめちゃうタイプのひと…。

 

トラブルメーカー②:小鳩のぼる

神山さんがパンフレットの中で「全員トラブルメーカー」って言ってたんですけど本当にその通り過ぎて…こんなに重なるかね??笑

結果的にバンドメンバー全員が代わる代わる「今日のライブには出られない」と言わざるを得ない状況が完成するってなんかもう、面白すぎない?そんな事ある??

とは言えコバさんは唯一「出られない状況だけど無理矢理出ようとしてた」人で、そうやっていつでも自分を隠してケロっと笑うことでその場を和ませて来たんだろうな…とちょっとほっこりちょっと切なくなりました……。

そもそもケガした原因も妹をストーカー化した元彼から守ろうとしたっていうあまりにも男前なもので、「あっ、そりゃモテるわ」となりました。実は4人の中で1番沼なのはコバさん。アイドルグループならメンカラは紫。オタクの私がそう叫んでいる。

でもさすがに顔は無傷で両手だけ骨折って無理があるぞ?どういう戦い方したらそうなるん…?

そんな兄貴に気を遣いつつ、「自分からきっと言い出せないだろうから」と楽屋まで着いてきちゃう妹ちゃんの心配性なところもめちゃくちゃ可愛いんだよなぁ〜!赤川兄弟といい、小鳩兄妹といい、きょうだい相思相愛なのめちゃくちゃいいよなぁ〜!!!!

最終的に和解したてホヤホヤのデトラが助けてくれるという最高の構成。こうやって人々は助け合って生きていくんだ……。

 

あの日、東京グローブ座はライブハウスだった。

で、ですよ。こっから本題です。(前置き約6000字)

さすがに妄言なんだろうなと自分で書きながら思ってるんですけど、私、見ちゃったんですよ…。「悲しみの向こう側」が演奏してるシーン…。

いや、さすがに都合のよすぎる夢だと思った…今でも鮮明に思い出せる…。

私、行ったんですよ…あの日…久方ぶりのライブハウスに…。

アイドルと同時進行でバンドシーンも追いかけている私にとって、東京ドームが聖地ならライブハウスは第二の実家みたいなもので。

疲れた時、どうしようもない時、元気が欲しい時、特に何もない時でも、ライブハウスに行くと落ち着いて、そのステージに立つバンドがどんな無名バンドでも、帰るころには元気をもらって、少し気持ちが切り替わってて。

そんな大好きな場所なのに、このコロナ禍で全て奪われてしまって、でも、奪われたことにすら少し慣れ始めている自分がいて。このまま気持ちがフェードアウトしてしまうところだった。

あの日、万全な感染対策を取りながら、私は確かにライブハウスにいた。

あの、汗と熱気でサウナのような状態になったフロアが確かに舞台上に存在した。

Todayのサビがくるたびに、そっと心の中でこぶしを挙げて歌っていた。

グローブ座には何度か足を運んだことはあったけど、あんなに「既視感」のある場所に感じたのは初めてで、本当にすごいと思った。

4人は確かに本物のバンドマンだった。

アイドルと役者とモデルなのに。4人は確かにバンドメンバーだった。

楽器がもともと出来るのは神山さんと吉田くんだったかな…類くんはどれくらい練習したのか分からなかったけど、曲として演奏が成立していたこと自体がすごいと思った。一体どれくらい練習したんだろう…。

シズマの中の人(流星くん)がテツくんの中の人(神山さん)にギター教わってるのも本当に無理。(いい意味で)

そんなドラマの外でも支え合われたら、尊さカウンター壊れて泣いちゃう…。

そしてナチュラルに神山さんの楽器ポテンシャルが高すぎてこわい。

ギターはもちろん、ベース、ドラム、トランペット…まだあった気がする……。

一人で何人分アーティストすれば気が済むねん…。

ドラムプレイも最高に決まってて初めて2階席というポジションに感謝し倒した……。ドラマーだけはどんなステージングをしても平面だとよく見えないので…。

 

私はライブハウスの「自由に何をしてもいい」空間が大好きなので、ルールだらけ制約だらけの現状はあまり惹かれないけど、いつかまた、日常が戻ってきたら、好きなだけ騒いで、好きなだけ踊って、好きなだけ叫んで、好きなだけ泣きにいこうと思う。

まさかアイドルが出ている舞台でこんな大切なことを実感するなんて思わなかった。

ありがとう、悲しみの向こう側…。

 

バンドとしての「悲しみの向こう側」

改めて、バンドオタクの私から悲しみの向こう側ってバンドに色々言ってもいいですか?(いいよ!)

まず最初に。

電撃ロックフェス、出られたとしてもそこまで沢山の人には見て貰えんぞ!!

いきなりショックなこと言ってごめんねシズマ……

でもバンドの目標が「沢山のお客さんの前で演奏する」なんだとしたら電撃ロックフェスの公募枠は結構たかが知れてるぞ…。

日本最大級のフェス=ロックインジャパンって体で話しますけどね。

公募枠、つまりオーディション枠は注目こそされるものの、用意されてるステージは朝イチのちょっと小さめのステージなので見に来る人の方がまばらだし、大抵の人は着いた瞬間一日のスケジュール確認したり物販並んだり最初のお目当てに備えたり、ビール飲んだり(私)、フェス飯食べたり(私)するので、わざわざ公募枠見るぞー!って人、あんまりいないんよ…………。

やっとの思いで出られても、「テントの組み立て作業に負ける」枠なんよ…そこは…………よっぽどコアなお客さんしか来んのよ、そこには…………(完全に偏見で喋ってます。やめて!殴らないで!!)

 

だからテツくんの言うように「メジャーデビューするなりなんなりある程度有名になっていい感じのステージと時間帯を勝ち取る」しかないんよ……

ほら……テツくんの言う通りじゃん…いつだってテツくんは正しい…………(すぐ盲目オタクになる癖やめろ)

でも舞台のシナリオを見ると、あの日のZippTokyoのステージでお偉いさんの目に止まるか来てるお客さんからの口コミで広がるかして有名になるのは時間の問題だと思うので大丈夫。きっと君たちは売れる。(敏腕プロデューサーの眼差し)

バンドの売れ方って結構夢があって、たった1本のライブで知名度や評価がガラッと変わることがザラだから、悲しみの向こう側はきっとしっかりそのチャンスを掴めるバンドなんだろうな、と勝手に思ってます。

何より、ラストシーンのMCがめちゃくちゃ良かった……。シズマの熱量がちゃんと客席に伝わってたし、アレはのちのち化けるタイプのバンドのMCだった…。大丈夫。きっと君たちは売れる。(2回目)

バンドメンバーの人間性はめちゃくちゃだけど(いい意味で)、バンド自体のバランスだったり雰囲気だったりっていうのはすごくいいんじゃないかな、とオタクながら勝手に思っておりました。とりあえずTodayの音源ください。物販はテツくんで!お願いします!テツくんと喋りたいんです!!(下心に忠実)

でもきっと物販担当はコバさんかシズマだろうな……「ライブめちゃくちゃ良かったです!」って言ったら死ぬほど喜んでくれそうだしな……オギノくんとテツくんはその後ろでせっせと機材運んでそう……手に取るように想像出来る…

悲しみの向こう側のライブ行きたい……行きたすぎ……。ライブハウス入る瞬間から打ち上げまで容易に想像出来てしまう……。

デトラと対バンしてくれないかな……。(ブラックホールのように広がっていく妄想)

舞台のクライマックスでは「1年以内に電撃出られなかったら解散」と大きな目標を打ち立てて終わったけど、電撃に拘らずとも日本には色んなフェスがあるのでどこかで誰かの心に必ず引っかかると思う。色んなステージ踏んで大きくなってね。きっと君たちは売れる。(3回目)

 

 

 

 

最高の舞台過ぎて書き終わるのに3週間もかかってしまった…。(それは単に時間がなかっただけ)

なんというか、「誰も悪い奴がいない」舞台だった。

クセのある人とか、鼻につく人はいたけど、その人なりの信念があって、不器用さが裏目に出て、空回りしてしまう「人間らしい」舞台だった。

バンドマンのプライベートはこんなに綺麗でまとまってるものじゃないけど、そこは現実離れしてるなってめちゃくちゃ思ったけど、憎めないヤツらっていうのはどうしても無条件で応援したくなっちゃうな…。

コロナ禍で鬱屈としている日常にほんの一筋強い光が差したと勝手にとっても感謝しています。

感謝のお手紙も書きたかったしアンケートも出したかったけど感染対策で何も出来なかったので心ばかりの感謝をここに綴っていたらあっという間に9000字になってしまいました(気持ちが重すぎる)

まだ配信もあるから楽しみだなぁ……テツくんの怒った時の表情とTodayをしかと見届けたいので続報お待ちしております!!

 

まだあと少し大阪公演が残ってるけど、最後まで走りきれますように。

それでは!向こう側に行く準備はいいかー!

キエチマエカナシミー!!

(色々あった後の観劇だったので「悲しみの向こう側」があまりにも状況に合いすぎてて「運命……??」となった。向こう側に連れて行ってくれてありがとう……)