NEWSメンバーは6月にあるトラブルで謹慎処分を受けました。
そのことに対するファンの見解はバラバラ。当初ネット上では軽い論争もあったようです(ごめん、リアルタイムでファンの人と沢山繋がってなかった…)
歌詞カードを渡され、「この歌を歌う覚悟はあるか」そう聞かれたそうです。
私がメンバーだったら「むり」ってなってたと思います。
「生きろ」なんて、あの状況のメンバーが言えることじゃない。
わたしだったらそう思ってたかもしれない。
でも、彼らは「生きろ」と言う決意をした。
背中を押す決断をした。
私は、素敵だ、と素直に思いました。
「生きろ」と現状
そしてやはり、このことと「生きろ」の歌詞を重ねずにはいられなかったのです。
この歌で一番気に入っている歌詞があります。
「おびえて立ちすくみ逃げ出しそうなときには この歌をその夢を信じてみよう」
ここで自担愛を出してしまうあたり…笑
Mステが放送された時がちょうど北海道の地震が起きたころだったので真っ先に被災者の方を重ねていました。
でもこれ、慶ちゃんの心境と重ねたら、一番しっくりきたんです。私的には。
私が小山慶一郎だったら怖くて表舞台に立てない。冷たい目で見られるんじゃないか、そもそも見てくれる人はいるんだろうか、このままアイドルでいることを諦めてひっそり裏舞台で生きていくのもありなんじゃないか。
そんなところに、「この歌をその夢を信じてみよう」とてごちゃんが寄り添ってくれる。自分の歌パートの直前に、「大丈夫」と手を握ってくれている。
「NEWSを続けたい」と、色んな人に頭を下げた。NEWSを残したいという夢を信じて表舞台に戻ってきた慶ちゃんを私は責めることはできません。この件をなかったことにはできないけど、同じように今までの慶ちゃんの行動を無かったことにはできないと思うのです。小山慶一郎に代役はいないし、NEWSのリーダーにも代役はありません。
決意を固めて、新曲をリリースしてくれた、アイドルで居続けてくれたNEWSに私はやはり感謝しかできません。
だって好きなんだもん
リアルタイムでガチNEWSオタでいられなかったので、先日、後追いになりますが当時、皆さんが書かれていた記事を読みました。
NEWSのファンに留まると決めた人、これを機に彼らから離れると決めた人、立て続けのスキャンダルにあきれ返る人、色んな人が居ました。
残ると決めた人の記事には口を揃えてこう書いてありました。
「それでもやっぱり好き」
世間がいくらたった一回の行動を猛烈に批判したとしても(厳密に問題視されていたのが今回の件に限らなかったことは除いて)好きでい続けると決めた人たちが受けたものは、与えられたものはもっと大きかったのだと思います。
現に私もそうなのです。
今まで離れていたくせに、活動を追ってこなかったくせに、彼らがピンチに晒されていると知って、なんとか残してほしいと強く思ってしまったのです。
ある意味都合のいいファンなのかもしれませんが、いい顔しやがってと思われるかもしれませんが、あの一件でNEWSが私にとっていかに大きな存在だったのか思い知らされたんです。
世間の冷たい声は止みません。きっとそれは彼らが死ぬまで、いや、その声の主が死ぬまで続くでしょう。
でもその分、私たちが、彼らを守りたいと思ったごくわずかな人とそもそもそのことを知らない無関心な人たちが、彼らを守っていけばいいと思うのです。
きっとこの件を今日取り上げるワイドショーはないし、年末、今年あったニュースとしてピックアップされる可能性はごくわずかなものです。
悪いことは広まりやすいし盛り上がりやすい。でも忘れ去られやすいし長く続きません。
それに比べて、好きという気持ちはその蚊帳の外にはなかなか伝わりません。好きと言う気持ちを持った者同士の感情です。でも、きっと好きでいる限り長く続いていくものだと思うのです。
私の好きな人が、そして私の好きな人を好きな人たちがずっと幸せでありますように。「好き」を忘れずに「生きて」いけますように。