愛以上、恋未満。

アイドルに胸張って生きてる人たちを胸張って応援するブログ

貴方を見つけて、好きになって。

(2021.7.1掲載)

 

スゥーーーー……

神山智洋さん!!!!28歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!

めでたい。めちゃくちゃめでたい。なぜ今日が国民の休日でないのか不思議なくらいめでたい。神山さんの誕生を「祝」う「日」なんだから祝日でいいだろ!!!!!(お得意の暴論スタート)

 

残念ながら私はどう転んでも出勤しないといけないので、せめてお祝いの気持ちだけでもここに置いていきたいと思います……。

神山さんへの想いを端から端まで綴ったら、きっとこの世界のサーバーを全て落としてしまうので(特大真顔)今年はテーマとして「神山担やってて嬉しかった瞬間」にフォーカスしていこうと思います。

 

じゃ、サクッと書いていきますよ!(長文フラグ立てるのやめな?)

 

 

 

ヒルナンデスファッション対決

放送が決まった瞬間、大歓喜の渦にいたオタクと対照的に戸惑いが隠せなかったぽんちゃん。

そう、なぜならあれは私にとってリアコ不可避企画だからです。

普段、プライベートを見ることのない神山さんが「自分の意思で」「自分のセンスで」「女の子とデートする服を」選ぶんですよ……無理では…?等身大神山智洋が見られちゃうの普通に無理では……???

自担に恋心を抱かないことを信念にしている私としては非常に苦行な時間だ……と思いました…あれを何回も乗り越えてるばど担はすごい…………

【結果】

めちゃくちゃよかった。

へぇ〜!!神山さんってこんな感じで服選ぶんだ〜!!へー!!!ってシンプルに楽しかった!全然しんどくなかった!むしろ、神山さんとカメラさんの距離感が程良かったので「ショッピングデートを楽しむ恋人」というよりも「友達と服を買いに来た」って感じで、間接的にこんなシンプルに楽しい時間を見せて頂いていいんですか?っていう戸惑いはありました。非常に。ええ。

 

途中で出てきた私服のお写真しかり、手に取る洋服しかり、服のセンスの趣味まで合うのめちゃくちゃ怖いんですが………これは服のセンスというよりも「あの辺の音楽を好む人が好きそうな服装」なので想定内と言えば想定内なんですけど、ハイブランドガチガチでもなく、ジェンダーレスでもなく、程よく男の子で程よく弾けてるストリートファッションが堪らなく好きです……

 

選んだ服が「よく一緒にフェスに行く、本当は好きだけどこのままの関係を続けたいからなかなか一歩踏み出せない友達」って感じで非常にしんどかったですけど。ええ。(妄想の設定の粒度が細すぎる)

神山さんのあのコーディネート、たしかに公園・海辺デート服としては完璧!ではないんですけど、フェスデートだったら満点花丸100点のコーディネートなんですよ……なぜデートのジャンルに「フェス」がなかったんですか!!!(突然キレるモンペ)

 

ファンになった当初から胸に秘めている「一緒にフェスに行きたい」が爆発しかけた最高の企画でした!タイダイTなんて会場で腐るほど見て来てるのに、あの放送後からタイダイ見るたびに神山さんのことを思い出すようになってしまったよ!どうしてくれるんですか!!!責任取って私とフェスに行って下さい!!←

またぜひリベンジして今度こそお茶の間の女子たちをボコボコに落としてほしい。(語彙のチョイスが物騒)

 

FB表紙

ほれみたことかヒルナンデスよ!!!!

オシャレのアイコン、天下のFINEBOYS様で単独表紙を飾られる方でいらっしゃるぞ!頭が高い!!!頭が高いぞ!!!

 

ファッション対決で最下位を取って以来、「デート服っぽくないのは分かるけど…でも、オシャレは否定しないで……神山さんはオシャレなのに…なのに……」とメンヘラ発揮しかけてたので、お知らせを見た瞬間めちゃくちゃ元気になった。

 

FB単独表紙をずっと夢見ていたわけではないけど、決まった瞬間めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えてる。なんか、自担のセンスが世の中に認められたみたいな気持ち……表紙って偉大なんだな……今まで何気なく手にしてたけど、表紙ってすごいことなんだな………

 

そして来たる6/9。

めちゃくちゃビジュがいい

自担の顔がめちゃくちゃ好きだったことに気付かされてしまった瞬間だった…。顔が一番好きなのはのんすけのはずだけど……神山さんの顔も充分、恐ろしいほど充分好きだった…………。

 

―――――――――――――――――――――――

拝啓母上様

お元気ですか。私は自担が表紙になったので元気です。自担の顔がとても素敵で今日も幸せです。

年末には帰ります。自担の顔がいいので。

娘より

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ってふるさとにお手紙書くところでした。あぶない。(どんな感情表現……??)

 

ふわっと分けた前髪からさりげなく覗くおでこが最高of最高。奇跡の賜物。この世の最高傑作。

って言っても他担には全然伝わらないので同担は本当に本当に貴重な存在。同担拒否の神山担達は1回おでこの尊さについて語れることの素晴らしさを知っておいた方がいいよ………………。

おでこ…本当にありがとうございました………………。(結局何の話…??)

 

MG連載開始

お知らせを受けた瞬間、あまりの感動に1回天を仰いだ。

私が音楽面を最高に尊敬していて、絶対に話が合うと信じて疑わない神山さんが、私が好きな人しか載らないような雑誌で連載をされる……

アイドル誌でも女性誌でもなく、音楽誌。

嬉しすぎて、あまりにも信じられなくて、発表があってから3回くらい、朝起きてすぐにネットを確認した。

よかった……ちゃんと「連載開始」って書いてある……

がいつものルーティンでした(こわい)

第一回目の本文を読んで、想像通り、いや、想像以上に好きな音楽が一緒だったので、神山担という人生自体が都合のいい妄想なのでは?と思ったほどでした…。

神山さんが音楽を語るところ、楽器演奏する姿、アーティストとの対談、大好きなバンドマンとのセッション…"アーティストとして"知りたい部分を余すことなく見せてくださるMG様には絶対に足向けて寝られない。本当に本当にありがとう。人生をありがとう。

ただ、1個だけ、本当に1個だけ言ってもいいですか……??

「神山さんが実際に演奏!音を想像しながらお楽しみください!」はさすがに無理がありすぎる。

その音を聞かせろ。

 

KNOCK OUT MONKEYと雑誌で対談したこと

MGは神なのか?それとも神がMGなのか…??

これも本当に!本当に嬉しかった!!!

ノクモンは私が一番好きなバンドではないのですが、自担が愛して止まない憧れの人と対談出来る姿を誌面越しに見られるなんて、そんな贅沢な話があっていいのでしょうか…

私の大好きな人が憧れの大好きな人と話して、好きな音楽を語って、こだわりの楽器を披露して……私自身の夢ではない筈なのに、「やっと叶った!」と思ってしまう自分がいる。

誰かを応援することで、その人の夢が叶うのがこんなにも幸せで嬉しいことだと知ることが出来て、私はやっぱり思う。「神山担になれて良かった」。

ちょっとポエミックになりましたが、ノクモンと並んでる神山さん、マジで違和感がゼロ過ぎるのでみて欲しい。いそう。普通にROCKIN’ON JAPANとかに載ってそう。巻頭特集組まれてそう。

これが掲載されている号の表紙がジャニーズWESTってところがまた、神山さんらしい運の使い方だなあとしみじみ思います。

変わらず言いたいことは一つです。

その音を聞かせろ。

 

ソロラジオでSiMを流してくれたこと

忘れもしない「もぎたて関ジュース」10/18放送回…。

ソロラジオだったのもあって、パーソナリティが好きな曲を流すというコーナーが恒例になっていた。

前の週に神山さんが流したのは、あいみょんの「ハルノヒ」。(さむにゅのMV撮影推定期を考えるともしかして楽曲提供の影響で流したのかなって思ったりもした。)

まぁ無難なJPOPだよね〜そうだよね〜と思っていた矢先、「懐かしい曲でも掛けてみましょうか。久々に最近聞いてみてる曲なんですけど、分厚いロックなので、聞いてみてください。SiMさんでJACK.Bです」

今なんて?????

SiMと言えば私がトップレベルに好きなバンドで、その中でもJACK.Bは暫定一番好きな曲なんですが…………なにこれ…?幻聴???

コンマ数秒後に流れ出したJACK.Bを聞きながら思った。「ホンモノや」と…。

JACK.BはWESTで言うところのパリマニみたいな位置づけで、ファン人気は高いけどあんまりセトリ入りしない、でも時々フェスで突然やったりして会場が騒然とする…みたいな!わかります?この感動???

前年のお誕生日ブログで「神山さんのことはまだよく知らないけど、制作楽曲的にめちゃくちゃ趣味が合うと思う(ニュアンス)」って書いてるんですけど、なんて綺麗な伏線回収…………。

推してる俳優さんが突然ジャニーズWEST好きを公言して、お気に入りの1曲と題して流した曲が「ええじゃないか」でも「証拠」でもなく「PARTY MANIACS」だったらどうします……??

私はこの日からますます神山さんのことを信頼しています。

 

 

オールスター感謝祭

これはもうね!神山担的には絶対に入れておきたいよね!!昨年秋に放送されたオールスター感謝祭自担が優勝した。特番は基本録画して後から飛ばしつつ要点だけ見る私が珍しくほぼフル尺でリアタイしたら、優勝した。

クイズが大得意!みたいなイメージはなかったけど、地道に各ブロックで点数を重ねて総合点で1位を勝ち取った。

なんだかその勝ち方が、「私の好きな神山さん」を象徴しているようでめちゃくちゃ嬉しかったのを今でも昨日のことのように覚えてる。

ずっと好成績!でも奇跡の大逆転勝利!でもない、「コツコツ小さな成果を積み重ねて優勝」だったのが本当に嬉しくて、「あぁ、神山担でよかった」と思った。

優勝コメントも「番組を背負っていたのでなんとか結果を残せてよかったです」という大真面目大謙虚でちょっと怖さすらあった。

もっと誇りに思っていいんだよ…人数が平時より少ないとはいえ、すごいことだよ……なんなら1円も貰ってない私の方が全然嬉しいよ……

自担がこんな風に賞賛を浴びて注目されるのがこんなに、自分の事のように嬉しいんだって実感した。

自担の活躍はオタクの誇りだよ……。

 

ラヴィットスイーツ部出演

ぼる塾先輩!!大変お世話になりました!!

私、まさか、スイーツ男子のオタクやってて「料理好きな自担がスイーツを作って美味しそうに食べる映像」を見られる日がくるとは思わなくて、その、放送が決まった日からずっと動揺してますし、今でも私が見た都合のいい妄想なんじゃないかと思ってる。

家でクレープ挑戦したりパフェ作ったり家族の誕生日にケーキ作ったりしてる神山さん……すごい情報が朝のお茶の間に流れてしまった……かわいい…………。ラヴィット出の神山担どこ……?いるんでしょ知ってるよ……???

 

そして、ぼる塾と言えば亀梨担の田辺さんがめちゃくちゃかわいいんですけど知ってます??

変にキャピキャピしてる訳でもなく、かと言ってどっしり構え過ぎているわけでもなく、推しを前にすると挙動不審、隠しきれないニヤケ顔…絶妙な「照れ」を見せるんですよ……もうめちゃくちゃかわいい…これはホンモノのオタクの反応……めちゃくちゃかわいい…

そんな田辺さんの可愛さに真摯に真っ向から対応していく神山智洋さん……

好き!!!!!

田辺さんは私にとってオタクの代表なので、つまりこれはオタクと神山さんの間接的共演な訳ですよ…わかります?そこの神山担のあなた、あの日神山さんと共演してましたよ。(本気度100%の顔)

 

真面目という病気にかかった(重岡くん談)神山さんが、無理せずに頑張りすぎずに等身大のリアクションで成り立つコーナー、バラエティではなかなかないので見ていて本当に気持ちがよかったし、もっとこういう雰囲気の番組が増えたらいいのに…とシンプルに思った。

全てをこの雰囲気にしてしまう必要はないけど、「(田辺さん、)目見てちゃんと話せてますね」「僕はもう友達だと思ってますよ」なんて、全くひねりのないドストレートコメントが飛び交うコーナー…貴重にも程があるので大切に守って欲しい……

ぼる塾×神山さん…新たな癒し空間を見つけてしまった。

個人的に見られてよかった!って思えたお仕事でした……

 

 

私はジャニショでかった写真をただ眺めながら「この人、私が好きな人なんだ…」と実感するだけで泣けてきてしまうタイプのやべえオタクなので、極論、ここにつらつらと書き連ねてきたお仕事がなくたって「神山担でいられて幸せ」ということに変わりはないのですが。

 

たった一年一緒に過ごしただけで、 神山さんを応援していてよかったと思える瞬間がこんなにもキラキラ溢れていて、これだから私はオタクを辞められない。このキラキラした時間は、自担がくれたかけがえのない私というファンへの贈り物だと思う。

 

またここから1年間、怒涛の日々が待っていることと思いますが、くれぐれも身体には気を付けて、どうか幸せに生きてください。

この1年でさらにキラキラと輝く神山さんをみて、私もまた一歩、頑張ります。

 

神山さんにとって、素敵な一年になりますように!

 

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初めて行ったツアーで自担にファンサされた話(神山担的rainboW参戦記-後編-)

(2021.6.27掲載)

 

さあ!記憶が残ってるうちにどんどん行くよ!

前編はこちら↓

naripon70408.hatenablog.com

 

かなさんどー

MCの後半で捌けて、戻って来る時はメンバーに散々いじり倒されるのがお決まりのルーティンになった桐山ソロ。

MC終わりのソロって、全員が捌けてからメンバーが入れ替わりで出てきて歌い出すパターンが王道だと思ってたので「そんな構成にするの!?」って最初はびっくりしたんだけど、こんなところでもわちゃわちゃを忘れないのがWESTらしさなのかな…と思ったらほっこりした。照史くんがメンバーと戯れる姿があまり見られない桐山担のニーズも考えてたりするのかな……。

ジャニーズWEST、良いグループですね……。

 

三線を片手に優しい声で歌う照史くんの表情が、今まで見てきたどんな顔よりも穏やかで、人ってこんなに幸せそうな顔が出来るんだな……としみじみした。

この曲、時間帯は朝~昼かな…と思いながら聞いてたんですが、大サビのテンポが落ちたパートで周りを見渡した時、会場が作るメンバーカラーのオレンジの光が、夕日のように見えて、鳥肌が立った。*1

照史くんと一緒に沖縄の海を見ることは出来ないけれど、「大好きな景色」の一つである会場は、今こうして同じものを共有出来ているんだな…と実感して、手元のオレンジのペンライトを誇らしく思ったりもした。

 

 

サラリーマンのお父さん

なんとなくの演出の予想はついていたけど、いざセンステに「パーカー!」「ジーンズ!」「あぐら!」「アコギとハーモニカセット!」って風貌で来られると、さすがに「アレ?私いつの間に竹原ピストルのワンマン来たん??」って気持ちにならざるを得ない。「よー、そこの若いの」とかめちゃめちゃ似合いそう。いつかカバーして欲しい。(脱線してますよ。)

あの広い広いアリーナ会場を一瞬で六畳一間にしてしまった。あの空間にはたくさんの人がいたはずなのに、確かに私と彼しかいなかった。「みんなに向けて歌います!」ではなく「ちょっと親父に曲書いてみてん。練習がてら聞いてくれる?」みたいなスタンス…伝われ…………。

ギターはまだ不慣れなのか、「完璧で滑らかな演奏」というよりも「始めたてでまだコードがおぼつかない」演奏になってたのが、より一層味が出ててよかった…

もちろん上手く弾けることが正義だし、それを目指して練習してるだろうけど、ちょっとたどたどしい演奏が逆に重岡くんの不器用さを強調していて、なんだか少し泣きそうになった。

 

不器用ながらも「重岡大毅が見たお父さん」が描かれていて、どんな綺麗な言葉で美しく飾られるよりも、「重岡大毅だから綴れる言葉」ばかりで溢れていて、自分のお父さんと重ねて…というよりも重岡家の人間としてしんみりしてしまった…。全くの無関係なのに、1ファンでしかない私をこんな気持ちにさせる重岡くん、つくづく恐ろしく魅力的な人……。

 

SHADOWS

そこじゃなきゃアカンかったか?????

重岡くんの父親愛にしんみりしてたのに一瞬で情緒壊された……激重男たちの登場ですよみなさん。

洗練された雰囲気がとても綺麗だったけど、私はライブで見てもめちゃくちゃ好きな曲にはならなかった…

神山さんが衣装に着られてて可愛かった記憶しかない……SHADOWSガチ勢のみなさんごめんなさい…

ただ、神山さんの透き通る化粧水ボイスが際立った1曲だったなぁ…と思った。歌詞が激重でも不思議と憂鬱な気分にならないのはこの透き通った声のおかげなのかもしれないな……神山さん、澄み渡る声をありがとう…………。

 

Paradise

アルバム時点では一番好きだった曲。そして、ライブ前半を見てPUSHに余裕負けした曲。

これはPUSHが悪い……Paradiseに罪はないよ…

あるとしたら、どうして神山さんのミックスボイス(裏声)部分をカットしたのかな〜ってことくらいなので。(めちゃくちゃ根には持ってる)

このツアーを終えたらきっと披露する機会はないであろうParadiseの神山チャンスを潰したのなんでなん……AメロBメロまで1番歌っててなんでサビになった瞬間2番に切り替えたん……その後の大サビもはまちゃんの裏声なのになんで切り替えたん……私の神山チャンス…LiveRecordingもJMELOも同じ構成だった……私の神山チャンス…………(死ぬほど蒸し返すやん)

まぁ、「神山担をこれ以上殺さないための対策」なら全然大成功なのでいいんですけど……結構楽しみにしてたんだよ……

あとみんな足が長いね。

ぽんちゃんびっくりしました。じゅんたとツインは「身体の7割が脚」って知ってたので意外性はなかったんだけど、全員余裕で脚組んで余ってたので錯視かな??って思いました。はい。

電車の中で脚短いのに無理やり脚組んで靴裏が隣の人の脚に当たりそうな人いるじゃないですか、あれになってる人が1人もいなかった。すごい…ジャニーズWESTって脚が長い人しか入れないんだ……

 

革新論理

演出スーパー天才ソングその2!!!

アルバムの時点では雰囲気が似ててTRICKSTARと聞き分けられなかったんですが(ポンコツ耳)、演出が良すぎて公演後しばらくは「PUSH……革新論理……」しか言えなくなってた…。きっと様々なオタクの癖を刺したであろう1曲。ベージュのタキシードでハットプレイして横並び一例で食卓に肩を並べて踊るアイドル??あんなん、オタクみんな好きだもん。(クソデカ主語再び)

7人横並びで食卓に見立てたテーブルセットに座ってるの、「最後の晩餐」を彷彿とさせてめちゃくちゃ興奮した。こういうオマージュどんどん取り入れて欲しい。教養が深まる。(全然関係なかったらごめんね…)手の複雑なフリがめちゃくちゃよかったんですよ…。あと大サビ……テーブルの上に乗りよったでしょあの子たち……。バチバチな治安の悪さとはまた別の、行儀の悪さみたいなものが革新論理のテーマとバッチリ合ってて期待値を優に超えてしまった……

好きです、革新論理。(興奮のあまり倒置法)

 

FLOWER OF ROMANCE

お恥ずかしながら、お友達に教えてもらうまでこの曲のコンセプトというかテーマが全然分からなかったんですけど、「散々悪事を働いてきた男が死ぬ間際に好きな人を想って歌う歌」らしいですね…

設定がしんどい。

なんでソロでこれやろうと思ったん?ハ??天才??リアル悪い男藤井流星しんどくない??

べらぼうに顔が良くて困る。

ロングコートもとてもお似合いで……スタイルの良さをそこまで活用する人いるんだ〜!へぇ〜!!ってなっちゃったよね…。悪事を働く以前に存在が罪とか言われたりしなかった??そんな爆モテ藤井流星さんが死ぬ間際に想う人ってなんなん……??誰?どこの女だ??(しんどいメーターが壊れてる)

嵐のことは詳しく知らないけどなんか「松潤イズム」をすごくちゃんと引き継いでるのは感じた。設定といい演出といい、松潤がめちゃくちゃ得意そう。

まとめると、藤井流星に死ぬ間際に想われてぇなって。現場からは以上です。

 

BUSY

「7年間暖めてきた曲なのでね!」「めちゃくちゃカッコイイ曲になってると思います」

 

……可愛えええええええ!!!!

散々ハードル上げてアレなんだ…!?可愛いな??本人はめちゃくちゃカッコつけてるしカッコイイって思ってるんだろうけどそんなところも全部ひっくるめて可愛い!!!保護!保護です!!こんな可愛い子は!もう!!

なんか推されまくってる無所属のカリスマJrが少クラでやってそうな曲って感じですごいよかった…。あの頃の気持ちを忘れてないんだねのじょむ…………。

頼むからそれをカッコイイって思ってるそのままののぞむでこれからも生きていてくれよな…カッコイイのはもちろんそうなんだけど、それをカッコイイって思ってるのぞむは最高に可愛いよ…。

ただ、キレはめちゃくちゃよかった。(突然の真顔)

 

春じゃなくても

お待ちかねバンドセクション!ダブトラの配信で見た時から「いつか生で見てみたい」と私の中のバンドオタク人格が叫んでいたので、無事に生で見られて本っっっ当によかった!嬉しい!!

生バンドの威力は本当にすごいし、バンドの生音に負けないように精いっぱい力を込めて歌っているメンバーの姿がとっても印象的だった。

この曲は少プレで一度披露していたのを見ていたけど、目の前にお客さんがいると、歌詞のパワーが段違いになるなあ、と思った。

彼らが想う先に届けたい相手がいるから。「ファン」がいるから。

SUPER BEAVER曲だからやっぱり、届ける相手ありき。「好きなら好きと言えますように」と手を差し伸べながら歌う姿を見て、何も感じるなというほうが無理だった。

コロナ禍で出会って、好きになって、会いたいからこのツアーに足を運んだ。

この状況下で、出歩くことは決して推奨されることではないし、その地域の人が歓迎モードじゃないのは目に見えていた。来ない方がいいという建前も理解出来た。空気を読んで自粛する選択だってできた。

でも、それでも会いたかった。好きだと伝えたかったからここに来た。声は出せなかったけど、幸せそうに歌詞を紡ぐメンバーを見て、確かに『伝わった』と思えた。神山さんの言う通り、マスク越しでも、目しか見えてなくても、きっとマスクのしたの表情は伝わったと思える。

でも私は強欲なので、ここがゴールとは思ってないよ。次は思いっきり声を出して好きな気持ちを伝える。その決意も固まった。「つまり未来は可能性だらけ」だからね。次の機会を信じてる。

 

証拠

私がWESTに出会って、一番最初に買った曲。

コロナ禍で自担まで失った私に唯一差した光のような楽曲。

生で聞けて本当に良かった。

まだ、「頑張ってる証拠だよ」を受け止められるほど自分を認められないけど、いつかその歌詞を実感できるまで、歌い続けて欲しい。

きっと次のツアーで聞いた時はまた別の感情になっているんじゃないかな、と思う。聞くたびにその時の感情をアップデートできる、そんな私にとってはデビュー曲みたいな大事な曲です。

この後長くなりそうなので短めにまとめます。笑

 

サムシング・ニュー

【急募】7人全員と結婚できる方法

突然の情緒崩壊。さっきまでのエモを返せ。

こんなヨオ…花束を携えて満面の笑みで歌われたらヨオ…俺はどうしたらいいんだ…

結婚したい以外の感情が死ぬ。

1番の自分のパート来る前に必死に花吹雪拾って、ほっぺにつけたり目の上に載せて眼帯みたいにしたりして歌う神山智洋さん見ました?オレが一生養ってやるからな以外の感情が死ぬ。

超かわいい。ちょう、かわいい。それに付き合ってあげる藤井流星さんは本当にこれはさすがに結婚してほしい。(真顔)

新曲ということもあってフルサイズだったので、大本命2番の「何でもないフリしてるけどやっぱり怖いんでしょ」も聞けました!ありがとうございます!怖いです!!何でもないフリしてるけどやっぱり神山さんが好きすぎて怖いです!何でもないフリしてスマイルアップシールドつけてましたけど!公演中3回くらいステージに飛び乗りたいタイミングありました!!コロナ禍じゃなかったらなあ!!!(コロナ禍じゃなくてもダメですよ。)

 

ええじゃないか

重「せーーーーーーーーの!」

オタク「ええじゃないかーーーーーー!!!!!!!」

を散々、もう散々、円盤で見てきたので、オタクが誰も叫ばずにメンバーが「ええじゃないかー!」って叫ぶパターンがあまりにも新鮮過ぎて…。こんなマイナーバージョンで現場デビューしたこと、ある意味とっても貴重なのでおばあちゃんになっても忘れないと思う。「あの時は声が出せんくてのう…心の中で叫んだんじゃ……きっと届いとったわい…。」とか言って回ってそう。将来ボケた時はよろしくな。

なんか、ツアー前半は音源だった気がするんだけど、熊本公演完全生演奏だったよね…?バンドメンバー、途中で練習してくれてた…??天才なの???

めちゃくちゃ豪華なええじゃないかを摂取した。ありがとう、盤にして下さい。(結局それしか言わん。)

 

アカンLOVE

円盤で見て「いつか私もあの中に混ざりたい」ってずっと思ってたので、こんなに早く叶うとは……なんかrainboWで叶ってる夢が多すぎるな…笑

ただ、やると思ってなかったのでダンスの練習まではさすがに間に合ってなくて近くにいた熟練のお姉さんをひたすら頼ってた…フリが身体に染み付いてるオタクが多すぎてとても助かりました……。

私の公演がたまたまそうだったのかもしれないけど、りゅせが思った以上に弾けてて意外だった…なんかもっと、安全圏にいるイメージだったので、前のめりで笑い取りに行こうとする姿が新鮮だった…また1つ好きな藤井流星を見つけました。

 

週刊うまくいく曜日

これもダブトラで見て大好きになった曲!

あと、神山さんがめちゃくちゃ可愛かった曲。(逆に神山さんが可愛くない曲なんてあるんか?)(ない)

1番Bメロのはまちゃんの「大切なことに~」のところ、カウントがゆっくりになるところで音に合わせて、何故かドラムに向かって腰をゆっくりフリフリしてる神山さんを目撃してしまったんですけどあれは幻ですか?幻って言っても全然信じられるくらい嘘みたいに可愛かったんですけど。突然やってくる神山さんの謎ブーム、本当にツボなのでこれからも意味わかんないことどんどんして欲しい…。

他のメンバーほど目立った奇行にはならないけど、神山担はちゃんと見てるしちゃんと意味わかんねえ!って話題にしてるので…。

 

 

実は、熊本公演のこの曲で、私は神山さんからファンサを頂いた。

…とは言っても、うちわに反応をもらったとか、「私に向けて何かをしてくれた」というものではない。というか、恐らくこのツアー中、神山さんはそういった類のファンサをあえて、意識的にしていなかったように思う。

ばどとツインは他担の私が見ても「された人大丈夫…?」って心配してしまうレベルの濃厚ファンサを連発していて、それはそれで、「ずっと会えなくて我慢していたファンの人が一人でも多く幸せになって帰ってくれれば」という気持ちの表れだと思うので、彼らを全く否定するつもりはないし、むしろ素敵な信念だと思う。彼らが私の自担だったら、「この人を好きになれて良かった」と思えるポイントだから。

私は、神山担として、神山さんがこの「特定のファンサをしない」という選択をしたことを誇りに思っている。コロナ禍で他のグループも含めて「トロッコで遠くの席に行く」という演出が出来なくなってしまった以上、ファンサ出来る範囲には限界がある。遠くの席と近くの席、平等にファンサを届けるのはどうしたって無理だ。

だから、週うまでメンステに戻ってきた神山さんが、私のいる上手ギリギリのところまで来て、限界まで遠くの席にめいっぱい手を広げて振ってくれたことが嬉しかった。あれは確かに、あのエリアにいた私「達」に向けられた最高の「サービス」だった。

近くで見つめ合う恋人のような瞬間だけをファンサと捉えがちだけど、フェス会場で遠くに友達を見つけた時のような高揚感溢れる時間。あんな形のファンサもあるんだ…とジャニオタ10年選手ながら新しい発見をしてしまった。

同じ音楽を聞いて、同じ幸福感を共有して、確かにあの時自担は私のことを見てくれていた、と思う。*2

あんな幸せな瞬間を作ってくれた自担を見て、私はやっぱり「あぁ、この人のオタクでいられてよかったな」を実感した。

 

Rainbow Chaser

MVが発表された時、「神山さんのソロパートがない!!」と散々騒ぎ倒して以来、ちょっとだけ苦手意識のあった曲。

こんなに神山さんにばかりフォーカスしている私だったのに、不思議と彼のパートが少ないと感じなかったのは、それだけ全員のバランスが取れていたということなんだと思う。

パート云々よりも、演出がとっても素敵で、一気に大好きになってしまった。

モニターにスライドショーのように映し出される過去のアー写、ちょっとずつ顔が変わって今の姿に近づいていくのが分かって、それだけでちょっとエモかった。

歌い終わったメンバーが、くるっと後ろを向いて、ゆっくりそのモニターに向かって歩いていく姿が、「過去の自分と今の自分を繋いでいる架け橋」のように見えて、感極まってしまった。

Rainbow Chaserは「夢追い人」という意味だけど、過去と今と未来を繋いでいる虹を駆ける人、という新解釈も出来るんじゃないかとおもった。

5周年、10周年という区切りのツアーではないけれど、何処かで言っていたように、それ以上の意味があるツアーで、7人が「7」という数字をどれだけ大事にして守ってきたかこの1曲で特に痛感した。

私は7人が紡いできた7年、いや、それ以上の長い歴史と絆のほんの一部しか知ることが出来ていないし、古参ファンを見ていると、そのことを少し引け目に感じてしまうことがあるけれど、それでもここから彼らの歴史を見ていけるんだという喜びは確実にある。だって、“これから”彼らが見るであろうウソみたいに綺麗な景色を見られる権利と可能性はちゃんとある。

 

「ずっと」「永遠に」という言葉を考え無しに信じられるほど子供ではなくなってしまったけれど、彼らなら、「永遠」に最も近い世界を見せてくれるんじゃないかと、そう信じてしまえるほどの素敵な時間だった。

ジャニーズWESTのみなさん、本当に素敵な時間をありがとう。あの時、私に見つかってくれてありがとう。

私は、あなた達のファンになれて、幸せです。

 

 

 

 

書いた。

思った以上に長話が続いてしまって、気づいたら後編も8000字間近だよ。誰か私に簡潔な文章のまとめ方講座をしてくれ……。

ライブレポというか、ライブレポと銘打った激重オタクの怪文書みたいになってしまったけど、ここまで読んでくれた人がいるなら本当にありがたい…なんか、お歳暮とか送るわ。

というわけで、本当に本当に楽しいWEST現場デビューでした!!

これからも楽しく朗らかにオタク生活を送っていきますので、一緒に現場行きたいって人がいたら誘ってくれるとめちゃくちゃ嬉しいです!隣でこんな重いこと考えてんだな〜って思いながら参戦出来ます!(その特典いる…??)

 

以上!ぽんちゃんでした!!次は神山さんのお誕生日ブログでお会いしましょう!!(長文の予感しかしない)

*1:月明かりという歌詞があるので歌詞上は夜なんだと思うけど。

*2:「いや、さすがに勘違いかな…」という思いもあったけど(今回は特に遠かったのもあったし)、一緒に入ってくれた濵田担が「あの時めちゃくちゃこっち見てたよな!」って言ってくれたので、あれは私へのファンサだったんだと思う。というファンサされたオタク特有の追記も置いておきます。

あの日、世界一綺麗な虹を見た。(神山担的rainboW参戦記-前編-)

(2021.6.24掲載)

 

一体どこから……どこから書いたらいいんだ…………

 

まずはジャニーズWESTツアー2021RainboW、

(一旦!)完走お疲れ様でした!!

他のグループが配信する中、彼らからはライブ配信の話が出ないのは、「なんとしてでも延期になった大阪公演を実現させる。配信もそこに合わせて、来れなかった人を全員まとめて楽しませる」という決意の現れだと勝手に解釈して、この人たち本当に諦めが悪いな……としみじみしています。

 

夢だったメトロックも完全中止になってしまったし、絶対に絶対に絶対に大阪公演こそは実現して欲しい!どんなに時間がかかっても!一旦メンバーが振りを忘れてしまって振り入れからやり直しになったとしても!!

という気持ちは持ちつつ、私の手持ちチケットはもうないので、私的ツアーは完全終了ということで、ツアー参戦記を残していきたいと思います。

 

有観客ライブが2年ぶり+WESTの現場が初めてだったから既に書き方迷子だけど……

 

(注:全員大好きなのは大前提として、気づいたら神山さんを目で追ってるタイプのオタクのようなので、主語がない文章は基本神山さんのことです。

全員分書きたいのに意識集中させると神山さんしか目に入らないらしい。人間って不便だな!!来世は目を7対作ってください!見ても記憶に残らないと意味無いので脳みそも7個ください!!)

 

 

Big Dipper

え〜!!!!!この曲からなの!?!?!?!?!?

と初っ端から腰抜かした曲。しかもまさかのリフターで上から登場。*1

 

アルバム発売前に解禁されたMVを一目見た時から神聖な雰囲気が大好きな曲。

 

なんとなく、アルバムのリード曲=ライブの1曲目

の流れに慣れてしまっていたので耳が「Rainbow Chaser」の準備してたからいい意味で拍子抜けした。

けど、たしかにこの曲のミステリアスな雰囲気を冒頭に持ってくることで現実→非現実の導入をスムーズに出来てて、なかなか策士なセトリだ……と今なら思います。会場ではそんなこと考える余裕ないです。なぜならりゅかみが色つきメガネだったからです。

初っ端から私のド性癖ぶっ刺さないで欲しい。ちなみにこの性癖が発覚したのもりゅかみキッカケなので本当に奴らは悪いヤツ。私は許さない。(訳:ありがとう大好きですもっとやれ)

 

ふせったーでも書いたけど、ラップ詩の「無限大」ってところ、MVでは「∞」を空に書くジェスチャーしてるんですけど、ライブでは顔の前に大きめのハートマーク書いてて速攻で拗らせた。

そういうフリーの手振り、何も考えないでその場の思いつきでやってるタイプの人もいるけど神山さんはなんか、そういうのちゃんと解釈した上でやってそう……愛は無限大…そういうことですよね…………しんど……好き…………

 

最後のカットが真上からのカメラで7人の立ち位置をそのまま線で繋いで北斗七星にしてたのがめちゃくちゃロマンチックで素敵だった…。

真っ暗な夜の底で迷った時に方角を教えてくれる北斗七星なんですね…WESTは。(1曲目からこの情緒で大丈夫そ?)

 

Big Shot!!

情緒殺しとまでは言わないけどなかなか急にスイッチ切り替えますね兄さんたち…………

空から降りてきたミステリアスな美青年が急に踊りながら応援してきたら怖くない????

だってりゅかみなんてまだ治安悪い色つきメガネ掛けてるんですよ……??そんな…ムスカみたいなビジュアルで応援されても………………

…なんて戸惑う余裕もなく踊りましたが!!!!

テレビでは沢山見てたから実感湧かなかったけど最後の有観客ライブWESTVの後に発売されたシングルだったから有観客ライブでやるのは初めてなんですね……生で見られてよかった!

1番のBメロ付近、かみしげが奥の方で向き合う瞬間があって、今まではカメラも当たってないし、なんの意識もなく流し見してたんですが、熊本公演、なんと、あの、向き合った瞬間、凄い距離でくっついてて…想定外のかみしげに図らずも死んでしまった…

我々は忘れていた……かみしげはある日突然、想像もしていないところからやってくるということを…………

ありがとうかみしげ…人生をありがとう…………

 

We Can!!

神山さんが、可愛い。

アルバム聞いた時からこの曲は、振りつけて7人で踊るだろうな…と思っていたので理想が叶ってるんるんしてしまった。

「ジャンルは分からないけどこういう感じがいい!」っていう振り付けのイメージもそのままだったし、神山さんのアクロバットも見られて眼福……推しが宙に舞ったこと今まで無かったから…出来るだけ長くアクロバット続けて欲しい……いつまでも宙に舞う神山さんを見ていたいよ私は…………

 

ホメチギリスト

神山さんが終始ニコニコしてて本当に、本っ当に可愛くて仕方なかった……1番の歌割り少ないから余計にダンス中に笑顔見せてることが多くて、愛おしさで潰れてしまうかと思いました……

あと、サビ終わり→落ちサビまでの間奏を使って7人全員が挨拶するとこ、あの尺読みが余りにもピッタリ過ぎて見る度に感動してた……喋りに合わせて曲流すのは到底無理だから音楽のどの部分まではこの人の挨拶。みたいに分けてるんだろうけど、この挨拶部分だけのリハもやってそう……ピタッとハマりすぎてて熟練のDJのラジオ聞いてるのかと思った……

 

カメレオン

オイオイ、さっきまでのあのニコニコしてた可愛いオニーサンどこ行ったよ!?!?私の推しなんですが!?知りません!?!?失踪!?!?!?失踪したの!?!?!?とりあえずその辺の電柱に「さがしています」って張り紙貼っといた方がいい??

……とパニックを起こしてしまうくらいには違う人過ぎて切り替え方がプロ。

もちろん7人全員だけど神山さんは、あの黒の衣装を纏った瞬間周りを漂っている空気さえも変えてしまうというか、「関わってはいけない人」に着替えてしまう。そんな神山さん、熊本公演ではずーーーーーーーっとポケットに片手突っ込んで歌っててナニ!?!?となりました。彼の中の「悪い」のイメージがその態度の悪い歌い方なのかな…って思ったら可愛いって思ってしまったけど黒の革ジャンみちみちに着てる目つきの悪いお兄さんだったので静かにひれ伏した……。

ジャニーズ治安悪いWEST、需要がバキバキにあることがどうか伝わりますように……私は多分このセクションに7000円をかけている……。

 

Candy Shop

【急募】治安悪い集団が突然エロい曲歌い始めた時の感情を適切に表現する言葉

いや、分かる!分かるのよ!カメレオンとCandy Shopは同じセクション!分かる!!分かるけど!!畳み掛けんな!!!!まだ一応前半やぞ!!!

ステージの前にうっすい布をはためかせてちょっと視界を悪くすることでより一層雰囲気が増す演出…だれ……だれなの……流星くんの案なの……天才なの……??

ダンスもスローテンポで腰の動きがとてもエロかったので最高なんですけど(包み隠さず言う)、これ多分淳太くんが大得意なヤツだよね…?淳太くんにフォーカス当てて見るべきだったよね……?ごめんな淳太………私は……神山さんから目が離せないみたいだ……………………

スローテンポな分、「静」と「動」の使い分けでダンスのメリハリが付く振りなんだけど、神山さんのダンス、本当に時が止まったかのようにピタッ。と止まってスッ…って動くの……ダンススキルは円盤でなんとなくは見てたけど、いざフォーカスすると本当に…すごい……

 

PUSH

こんなにヤバい曲ならアルバムの段階で早く言っておいて欲しいのですが!!!!!!!!!!!!!

ハピライのYSSBで落ちたオタクなんだから察しとけよって話なんですけど、もうPUSHが強すぎて他の曲の記憶がほとんどない。(それはさすがに嘘)

完全に油断してた……この曲にゴリゴリの振りが付かない訳がないのに……ええ、大好物です。

どうせ優しい優しいJEが円盤化してくれるので全体の動きと他担の激ヤバポイントは時間差で見るとして、最初から最後までひたすら神山さんを双眼鏡で追った。我ながらめちゃくちゃ怖かった。ターゲットに狙いを定める殺し屋なのか私は??ってくらいロックオンし続けてた。まぁ3分もロックオンし続けて発砲出来ない殺し屋は成功しないと思いますけども。

みちみちの黒シャツに革ジャンというスタイルでちょっと腕まくりして汗たらしながらガチガチに踊ってる自担…って文章だけで半年は生きられません……??一つ一つの振りはそんなに難しくないんだけど、動きが大きいのと緩急なくずっと動き続けてるのもあってめちゃくちゃしんどいと思う……それを余裕でこなして、めちゃくちゃ心拍数上がってそうなのに息切れしてるところを見せないの本当に……なに……???なにもの…………??もしかして心臓のストックとか持ってるタイプ???

1箇所、下手の1番端から対角線上に移動して上手の1番奥まで移動するところがあって、さすがにしんどいやろ…双眼鏡でもすぐ追いつかなかったのに…とか思ってたら、むしろ移動後の方が余裕持ってイキイキしててさすがに??????となりました。

 

ただ、私達は「何十回の練習を乗り越えた上の完成系」を見ているのであって、そこにたどり着くまでに何百回も曲聞いて、何十回も間違えて、息切れしては中断して…を繰り返して、ようやくあの熱くてクールでかっこいい時間が作られていると思うと、頭が上がらないというか……本当に7000円でいいんですか?って気持ちになりますね………。

RIDE ON TIME見てから舞台裏も意識するようになった…オタクとして1つ視野が広がりました…。

何の話かというと、円盤、PUSHガチャ*2だけでいいから全員分くれ。という話です。

 

KNOCK OUT

さすがに休ませて欲しい。

PUSHが刺さる層が特に多いはずの神山担にこのタイミングの神山ソロはかなりキツい。本当に勘弁して欲しい。2時間はないとPUSHの衝撃から回復出来ない。そう、まさに「KNOCK OUT」(誰が上手いこと言えと)

もう、切り替えの映像。アレです。ドラム→ベース→ギターを弾いている男性が首から下だけ映されて、最終的に全部神山さんでした〜(*´д`*)って映像なんですけど、意味わからんくない?何回も見たのに書いてる私もよく分かってない。

ギターとドラムもベースも弾けるのは「知識」として知ってはいたけど、現場で「実感」として目の当たりにしてしまうと才能の強さに改めてひれ伏してしまう……絶対に盤に残してくれよ……

まずびっくりしたのが、衣装。ロングコート選ぶの珍しいな……って思ってよくよく考えたらこれはソロ曲……周りにメンバーが誰もいない……つまりロングコートを衣装にしてもスタイルが良く見える…神山智洋……策士だ…

7人でいるとスタイルオバケが過半数いるせいでなかなかロング丈なんて着られないからね…このソロという機会を最大限に活用する神山さん、そういうとこめちゃめちゃすきだよ…。

それはそうと、あの、見ました?サビ終わり間奏のギターソロプレイ。

本当にむり。最高過ぎてむり。バックバンドつけることは目に見えてたから、きっとこの難しすぎるリフはバックのプロに任せるんだろうな…さすがにこれはね…無理だよね…って思ってたら、弾きよったで。

そうだった…私の自担、「音源のボイパをそのままコンサートでやるのは物足りない」って理由でトランペット習得する人だった…忘れてた…。

ギターソロってとにかくギタリストが一番輝く瞬間で、ボーカリストの隣で地道に演奏してる地味なギタリストでさえもカッコよく見えてしまう魔法の瞬間なので、それがもともと好きな男となると、もう、分かる?その、なんていうか、最高。(語彙諦めたん?)

ギタリストの手が好きとかエロいとか言ってる人、今まで全然理解出来なかったんですけど、ギターソロの瞬間だけ双眼鏡で手元を凝視するオタクになってしまったので、もう私は一回黙った方がいい。

私はジャニオタと並行して神山さんが恐らくドンピシャで大好きな音楽のジャンルをめちゃくちゃ推していて、コロナ前は毎週のようにライブハウスで拳を掲げていたような人間なので、自分がロックと全く別のところで好きになった自担が自分の大好きな音楽のバンドマンを憑依させてソロ曲としてパフォーマンスしていることに深い感銘を受けてしまった。好きになるべくしてなったんだなぁ…と関心してしまったし、あの7人の中からドンピシャで音楽の趣味の合う人を自担に選んだ私はなかなかのセンスがあるんじゃないかって自分を褒めたくもなる。

そんな神山さんが「やりたいようにやった曲」がとにかく攻撃的で真っ直ぐで前向きでドストレートな音楽で「あぁ、やっぱりこの人のがむしゃらさ好きだなぁ……」と実感した。7人一緒にいると周りがあまりにも強すぎて「物静かな人」になってしまうけど、胸の奥には誰にも負けないくらい熱い想いを秘めてて、それが垣間見えた瞬間、私は「神山担になれてよかった」と思う。7者7様に「熱いヤツ」ではあるけど、私は神山さんのこの熱さがどうしようもなく好きだ。

 

"Pinocchio"

正直ソロ曲で一番好きなのはこれ(小声)(あんだけ前曲語っといて…??)

淳太くんの独特な闇を孕んだポップなファンタジーソングの世界観たまらんのでどんどんやってほしい……今後のアルバム、淳太くんだけソロ曲でもいいので作り続けて欲しいと思ってるくらい好き……。

私は頭は良くないし想像力のキャパシティもそこまでないので中間担考察大会には参加出来なかったけど、こういう考察大会したくなる曲大好きだし、淳太くんが事前に答え合わせしてくれてるのも(それを見たいタイミングが人それぞれあることを見越して未だにじゅんだのトップにアーカイブ残してることも)めちゃくちゃ親切設計だと思った。

出来るなら、曲を聞いた印象のまま1回、淳太くんなりの解釈を読んだ後で1回、それぞれ見てみたかったけど、ブログアップのタイミングで読んでしまったので考察後の世界観で参戦。

人形に見立てた衣装とダンスが「ああ〜〜〜!!!分かるーーーーー!!!好きそーーーーーー!!」となった。動きがしなやかでありつつ人形として不自然ではなくて、本当にピノキオが踊り出しているところを見ているような、不思議な時間だった。

あまり演技をしているところを見る機会がないけど、淳太くんもかなり憑依型というか、「なりきる」というよりは「憑りつかれる」みたいなタイプなんだなあ…と新たな発見をしてしまった。

常識人で品のいいお坊ちゃんが闇に飲み込まれて狂ったように笑う、みたいな構図、オタク大好きでしょ?(クソデカ主語)

好き嫌いはあるかもしれないけど、私は好きです。めちゃくちゃ好き。

 

やさしいひと

本来しんどいはずのギター弾き語り姿を見ても「はまちゃん〜ギター上手い〜すごい〜」以上の感情が生まれないのは神山さんのエレキギターソロプレイを見てしまった後だからなんだ……許してくれよはまちゃん…悪いのは2つ前の曲をやったアイツだぜ……

1番の時にスクリーンで流れているおばあちゃんと少年のアニメーションが可愛くて見る度にほっこりしてしまった。

大サビ直前、おばあちゃんが左を向いている映像に合わせるように右を向いて歌うはまちゃんが、「やさしいひと=おばあちゃん」に語りかけているようで、はまちゃんの「やさしいひと」のルーツを1つ紐解いた気がした。

「攻撃的ロック」「狂気に満ちたファンタジーソング」に違和感なくこんな優しい歌が続いていくのを見ると、本当にWESTは面白いグループだと改めて思う。こんな方向性バラバラなのに不思議とちゃんとまとまる。これもはまちゃんの、応援していないと分からない魅力の一つなのかもしれない。

 

Change your mind!

はまちゃんの優しい声に癒されてぼんやりしているところを突き抜けるような神山さんの真っ直ぐ届く歌声。カラフルな衣装も相まって、世界がパッと色付いたような、暗闇から眩しい光の中に飛び出したような、そんな開放感があって一瞬で音源越えした曲。

「カメレオン」と同じようにAメロBメロは歌ってる人だけステージに出てスポット浴びる演出だけど曲調と衣装でこんなに印象が変わるの凄い……藤井プロ、面白いコントラストの魅せ方しますね…………

神山さんを先頭に次の曲までの花道移動する瞬間もめちゃくちゃ平和的で大好き。このサザエさん御一行、一生見ていたい。

 

想イ、フワリ

これ踊ってるの本当にさっきPUSH踊ってた人達……??落差が凄すぎて、さすがにドッペルゲンガーを疑う。あっ、そっか、ダブトラ公演の「君だけの 僕だけの」で1人につき2人いること公表してたわそう言えば……(オタクの戯言)

初めて見た時「うわ……この振り付けめちゃくちゃ好きだ…」って思ってたらまさかの神山大先生がご担当されていたので全私が震撼した。サイコーに自担のセンスと気が合う…。すごい。まぁ一番凄いのはこの振り付けを多忙of多忙な中制作した神山さんなんですけど。(それはそう。)

今までの神山さんは割と重量を感じる、というか、擬音にすると「ガシガシ踊る」みたいな振りが多かったけど、今回は重力を感じさせない、バレエみたいな振り付けだったのが余計に印象深かった。手足をふわっと広げて次のカウントでスッ、としまって…男性の重みを全く感じさせない軽やかなターンも入ってて、ある意味「アイドルにしか出来ない」タイプの楽曲ということが強調された曲だった。

(ちなみにサムシング・ニューの初回Bのライブ映像、メイキングで歌い出しの拍を取り違えて苦戦してる照史くんの横で「作ってる」ところ、見られます。超貴重映像です。見てください。見ろ。)

一番の「くしゃみして笑った」の直後の神山さんがめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃふわっと笑ってて、もうその顔の残像だけで私の寿命は伸びた。命をありがとう。百年先も愛を誓うよ。

ちゃんと「アイドル」としての一面も魅せてくれる神山さん、応援してて本当に楽しい。とりあえず盤に残して下さい。(結局それ)

 

プリンシパルの君へ

わかるーーーー!!!この曲はこの衣装!!やるならこの衣装!かわいい!

WESTivalのプリンシパルがあまりにも好きすぎるので、激戦の中セトリ落ちさせないでくれてありがとうって思ったし何よりちゃんと踊ってくれてありがとう。(WESTVでファンサ曲になってて見ながら「これじゃねぇ!」って叫んでしまったオタク。当時会場にいなくてよかった。)

サビの「涙は似合わない」とか「世界を楽しめ」で右隣と左隣のメンバーと見つめ合う振り付けあるじゃないですか…あれ、席の位置的にはまちゃんと向かい合ってる神山さんが見える位置だったんですよ…バリバリアイドルモードではまちゃんを見つめる神山さんを真正面から見られる…!!ってワクワクしてたのにはまちゃんの身長が高すぎてドンかぶりしたの、ずっと根に持ってる。ツイートもしたけど。はまちゃん、身長が高すぎる。ゆるせない。私の神山スマイルチャンスが泡になった。ゆるさない。(※ぽんちゃんは神山さんを基準に世界を見ているオタクです。)

 

WA!WA!ワンダフル!!

みんな大好きダンスの時間だよ〜!!

開演前散々流れたレクチャー映像のお陰で会場全体が同じ動きしてたのめちゃくちゃ楽しかった……!!配信ライブでは絶対見られない光景に「お客さんがいるライブ…これを待ってたんだよ……」と少し泣きそうになった。

正直、「今回神山さん振り付け曲があるらしいよ」って話、これのことだと思ってたので(自担ポテンシャルの読みの甘さ)こんなかわいい振り付けも出来るんだ〜!って思ってた。2曲前も振り付けてますよ。

全員が出来る簡単な振り付けかつ、「子供がやるのが一番可愛い」振り付けになってるのがポイント。ちゃんとパパジャニも意識してる…凄い……

そんな凄腕振り付け師、神山智洋さんですが、フリートークは苦手なのか大サビ前の煽りがいつもちょっとたどたどしくなっちゃうのめちゃくちゃギャップで可愛い……それを取り戻すように最後の決めポーズで思いっ切りネタに走るのもめちゃくちゃめちゃくちゃ可愛い…………アドリブに弱い神山さんが見られるチョー可愛い1曲なので盤になったらみんな見てください(それしか言わんやん)

 

 

 

 

ちょっと喋りすぎた……1回休憩しよう……このまま話し続けてもいいんだけど絶対最後まで読んでもらえない確固たる自信がある。

 

後半はまた今度!(rainboWのレビュー記事で同じこと言って未だに後編が下書きに入ってるオタク)(はよ書け)

*1:※会場の関係で設備がないとこはせり上がりだった。名古屋で上からパターンを経験してたので熊本で下から出てきた時はそれはそれで腰抜かした

*2:PUSH終了後にメンバーが1人ランダムでカメラに抜かれるイベント

僕らは最強なんだぜ!!(「サムシング・ニュー」レビュー楽曲編)

(2021.5.5掲載)

 

アルバムレビューもまだ終わってないのに新曲が出てしまったよ…レビュー追い付かないスピードで仕事するのやめて…忙しい…嬉しい…。

 

どうせダラダラ喋ったらまたとんでもない長文になるからさっさと本題いくよ!アルバムの曲の話だけするよ!なんでかというと全部一つにまとめると長くなるからだよ!!ぽんちゃんと校長先生の話は長い!これテストに出ます!!

 

 

サムシング・ニュー

あいみょん提供(エモい)」「ウエディングソング(しんどい…!!)」

という情報のダブルパンチをすでに食らっていたので、心して挑まなくては…と気合を入れて挑んだものの、私の想像するウエディングソングとかけ離れていて唖然としてしまった。

「僕らは最強なんだぜ さあ、進もうよ姫」

「大切な君を守るため最後まで援護させてください」

「君といれば僕は強くなれるんだぜ」

 

オイオイオイ~~~!?!?!?

ちょっと待ってくれ!?!?聞いてないが???

こんな応援歌ベースの曲だなんて知らないが!?!?

なんかこう、ウエディングソングって、「永遠を誓います…」みたいな、「こんな俺でもついてきてくれますか…?」みたいなしんみりタイプか、

「絶対に幸せにしてやる。でも俺より先に寝てはいけない」みたいな(もろ関白宣言じゃないですか…)新郎がやけに自信満々で強気なタイプか、

そんなもんなんじゃないですか?それに幸せ感じるのがウエディングソングじゃないんですか???

そういう固定概念をぶっ潰してぶっ飛ばしてくれたあいみょん大先生、心からお慕い申し上げた…。

ウエディングソングでこんなポップで応援歌感のある曲…いや、あるんだろうけど、この価値観で結婚を語られたのが人生で初めての経験だったので、とっても新鮮だった。

確かに既存のウエディングソングは幸福感はあるけれど、それは確かだけど自分の価値感に合っているかといわれるとちょっと疑問が残るところがある。

私だって前を歩きたい。真っ直ぐ突き進みたい。「女性は3歩引いて」なんて言われたくない。

多くの人が共感できる歌詞を書くあいみょんがこういう曲を書くということは、だんだん、そういう女性が増えてきたのかなとも思う。*1

国民の友人と呼び声高いジャニーズWEST(※私調べ)が、「一緒に歩いていこうよ!」「俺についてこいとは言わないけど、辛い時は頼ってね!」って歌ってくれるの、本当に解釈の一致が過ぎるんですよね…。まさにWESTにしか歌えないウエディングソング。WESTの専売特許です。

ありがとうあいみょん…いや、あいみょん大先生…。の心はズンドコパラダイスです…。

一番グッときた歌詞ですか?(聞いてないよ)
「何でもないフリしてるけどやっぱり怖いんでしょ?」ですね…。私のための歌詞か??って思った。ため込んでため込んで結局爆発させて、自己嫌悪。みたいないらんルーティーンを繰り返しながら生きているので、「なんで私が強がってるって分かったの…」って気持ちになった。これくらい自分を理解してくれている人との結婚生活、いい意味で気を遣わなくて、きっととっても幸せだと思う。

何がしんどいってこの歌詞の歌割が自担なんですよ…もうそれは私のための歌詞ってことじゃないですか…(ちがうよ)*2

歌詞の中で一番好きなフレーズを自担に歌ってもらえる幸せをかみしめながら、私はこれから生きていきます…。の心はズンドコパラダイスです…。

 

僕らの理由(初回A)

やなぎ本当にありがとうオブザイヤー2021金賞受賞。

はい、私の敬愛するバンド、SUPER BEAVERのギター、柳沢亮太さんことやなぎが提供してくれた最強楽曲ですね。

他の提供楽曲は「提供曲」って感じだったんだけど、BEAVERに関してはもうね、『BEAVERの曲』なのよ。

BEAVERとWESTに共通点を感じたことはあまりなかったけれど、こうやって聞くと本当に親和性のあるアーティストだな…としみじみ感じた。

「春じゃなくても」は元々BEAVERの曲だったらしいですけどね、もうどっちがどっちか分かんないくらいどっちも似合うのよ…

BEAVERはかっこいいサウンドとやなぎの明るい人生哲学みたいなものが化学反応を起こしているのが1番の魅力だと思ってて、私は勝手に好きになった当初から「ポジティブなRADWIMPS」って呼んでる。

相手を指す呼称がサムシング・ニューは「君」だったのに対して、この曲では「あなた」になっているのがまたアーティストの個性が出てていいなぁ〜と思いました!

BEAVERは「あなた」の使い手なんですよ(使い手…??)「あなた」っていうちょっと丁寧な表現に自己肯定感爆上げワード祭りをぶつけて来たりするので本当に元気や自信がない時に、そう、メンタル中間淳太になりたい時にピッタリのアーティストなんですよ…。自己肯定感低すぎオタクはみんなSUPERBEAVERの歌詞を写経するといいよ……

 

「正解のない人生に〜」からのコールアンドレスポンスパートもBEAVERがよくやるやつ!なんですよ!!これをフェスの会場でお客さんとフロントマンで大声合戦してね…楽しくて幸せで泣いちゃうんですよね……フェス行きたいなぁ…………平時の……平時のフェスき行きたい……

 

なんかこの曲の解説だけやたらBEAVERの話してない…??WESTの話全然してないな?ごめんね??それくらいSUPERBEAVER楽曲そのものだし、それをカバー感出さずに自分のものにしてしまうWESTさんすげえな?って話をしたかったの。歌声の表情がカメレオン級。

 

#Followme(初回A)

藤井流星さんのご兄妹のグループの代表曲を連想してしまったのでアップテンポでポップなダンスチューン!かと思ってたら見事に裏切られた。こういう裏切り方、嫌いじゃないです。(誰?)

ParadiseとかCandyShopの譜系!なんかこういうオシャレ曲増えたよね〜!なんで増えたか知ってます?似合うからです。

スローテンポでメロウで、「CandyShop」からエロ要素抜いたみたいな曲。

エロくはないんだけど代わりにちょっとなんか……怖くない……??

「#Followme」というだけあって、テーマはSNSだと思うし、関連単語が歌詞に織り込まれてて今風だな〜って思うんだけど、オシャレなサウンドでメンヘラネトストなの隠してません……??

「どっから話せば今日の君をFollow」とか、「一人写った写真より僕らがメインのLoveStory」とか、なんか、あの、好きな子のSNS…引いては人生に入り込もうとしている感が…ちょっと怖くないです……?投稿くらい好きにさせて欲しい……タイムラインは2人で書くものじゃなくて1人で書くものだよ…………

「既読になったSNS気になってるってもうそれは既読スルーされてるのでは……なんかオシャレなサウンドの陰ですごい重い感情がうごめいてる気がするのですが……

 

あと、全員歌がうめえ。(語彙っていう概念捨ててきたの?)

普通、「フェイクならこの人」「この人は落ちサビ」「このメロディは難しいので音感ある人に」みたいな役割分担が自然と発生すると思うんですよ…フェイクは全部この人、みたいな、歌割りが固定してしまうというか。それが一切ないの。「この人のフェイクも好きだけどこの人はこんな感じなのか……これもよいです…」みたいな、バリエーション感じられるのシンプルにすごい。すごくてこわい。

総じて怖い曲です。

 

Don't Stop Loving(初回B)

音源より先に映像化されたものを見てしまったので、もう印象が結婚式場から離れないのですが、「サムシング・ニュー」がバージンロードなら、この曲は式が終わって新郎新婦が教会から出てくるシーン。あの、ライスシャワーとコンフェティティが飛び交っているイメージ。(あれって名称あるんかな…)

結婚式ってこういう参列者も楽しめる瞬間があるからいいなあと思う。完全なお客さんじゃなくて、結婚をお祝いする参加者になるというか。……また話が逸れてしまった…。

 

なんか!曲調がめちゃめちゃ欲しかったタイプの楽曲…!

嵐の「Turing Up」とHey!Say!JUMPの「ファンファーレ」のいいとこだけブレンドしてみました!みたいな。

youtu.be

(ファンファーレも公式MVが出てたら…載せたかった…)

 

シングルカットされて色んなところで披露してたら絶対他G担から羨ましがられてたでしょ…あの頃の私の羨望感が報われる音がする…。

音楽用語の語彙に乏しい人間なので、この曲のジャンルを表す言葉が分からないんだけど、ちょっと洋楽調の要素が入ったリズミカルな楽曲、どんどん出してほしい。

 

君のために歌わせて(初回B)

すーごいセリフみたいなタイトルつけるじゃん…。

歌詞だけ読んだら、重めの決意表明というか、「ある程度元気な時に聞かないと逆に疲れてしまうタイプの応援歌」って印象があったんだけど、曲調がちょっとリズミカルなことによって重さが分散されているというか、スッと入ってくる。

音楽、すげえ。(音楽鑑賞3日目の感想)

サビの歌い方とメロディーラインがV6を彷彿とさせるのは私の感覚の問題でしょうか…曲調は軽いけどチャラチャラしすぎないというか、いい意味でのどっしり感があって安心できる1曲。

今までの応援歌は満面の笑みで困難や苦労もなかったことにして吹っ飛ばす!みたいな、強引に手を引いて先導してくれるような勢いがあって、それはそれで頼もしかったんだけど、この曲は、全部分かった上で2歩くらい後ろを何も言わずについて来てくれるイメージ。新しい応援歌の境地に辿りついた感がありますね…。すごく好きです。まあ全部好きなんですけど。

ムーンライト(通常)

これは全員に共感してもらえると思うんですけど、タイトルと曲調にギャップがあった曲堂々の1位じゃないですか…?

ムーンライトって聞くと、なんかもっとこう神聖で閑静で、一人になりたい夜にひっそり聞く…みたいな感覚だったんだけど、イントロから「あれっ?」ってなった。

応援歌にしては間接的すぎるというか、聞き手に向き合っている感じがしない。

なんかそういうスタンスがすごく重岡くんぽいなあ~と唸ってしまった。聞き手と向き合うんじゃなくて、聞き手の隣にそっと座って同じ方向を眺めている感じが、私の重岡大毅のイメージそのものというか。

 

落ち込んでるときに、それこそ「大丈夫だよ!頑張ろうぜ!」がちょっと無責任に聞こえてしまう時に、突然「手を突っ込めばポケットの中 宇宙行きチケット」とか言われたら「えっ…?」ってなるじゃないですか。何の話?って。でも聞いているうちに引き込まれて、最終的には「世界が止まっても 君を終わらせないんだ」なんて直接的な励ましが違和感なく入ってきてしまうという。意図してるのかいないのか、重岡大毅さんってそういう引力がありますよね…ムーンだけに(ここまでの情緒台無しにするのやめて)

実際に重岡くんが隣に座って歌ってくれることなんて絶対にないんですけど、「ムーンライト」なので、月を見て、イヤホンを耳に刺せば、そこにいてくれる。音楽って私にとってそんな存在です。

 

曲の構成もシンプルで、いい意味で「その場で即興で歌い出した感」があるというか、変に構えていない感じが逆に聞きやすい。歌詞を詰め込み過ぎてないのも、その余白で聞き手に余韻が生まれるし、彼がブログで言っていた「あなたが暗闇と戦える曲になりますように」が体現されているような気がする。

編曲の話をすると「真昼間の月に」の後に1音入れたり、「wowow~」のパートの

エレキギターの入れ方が本当に上手い…いい味出してるのがとてもよいです…。

Tomorrow(通常)

収録曲を全部詰め込んだプレイリストを作って、バスタイムで一周させるという状況の中で聞いたので、正直これがTomorrowだと知らないまま聞きましたっていう前提を知っておいてほしくて。

何故なら、浴室内で大号泣したからです。

神山楽曲というバイアスがない状態でこんだけ好きってことはもう、楽曲として好きなんですよ。図らずも証明してしまった…。

重岡くんの間接的な表現と対照的に、バチバチにストレート投げてくる神山智洋さん。シンメっておもしれえ~!!

前述の通り、重岡くんが隣に座っているとしたら神山さんは真向い。真正面。一切目を逸らさせない。そんな距離感で歌われてる。恋愛ソングだったら間違いなく激重狂愛問題作。応援歌で良かった…。

世界観で近いのは、何万回だって「君が好き」。私がトップレベルに好きな曲…。

 

何万回だって…もバチバチに自己肯定してくれる曲だけど、この曲はさらに「すべてを肯定してくれる感」がすごい…。「笑えなくてもいい」はよく聞く言い回しだけど「泣きたいときは泣けばいい」って続くじゃないですか。「泣けなくてもいい」んですって…。本当に心が参ってるときって泣くことすら出来ないって分かってる人の歌詞…信頼感しかない。

からの、自担に歌われる「生まれてきてくれてありがとう」。

こちらこそなんですが。

存在してくれてありがとうって毎日思って生きてるんですが。生まれて来てくれてありがとうって言って欲しいなんて一言も伝えた覚えはないのですが。

こういう「アイドルからの気持ち」にとことん弱い。

神山さんの優しさと温かさだけを集めて煮詰めて濃縮還元したような曲。

「嬉しいこと悲しいこと教えてよ 些細なことも何でも話そう」って言われても全然怖くないもんね…聞いてくれるんですか…いいんですか……っていう。#Followmeはもう少しこの曲の包容力を見習って欲しい。(真顔)

 

曲の構成も変調があったり、スローテンポなのにラップが入ってたり、練りに練った計画性楽曲(犯罪みたいに言うのやめようか)

それから、ラストサビのフェイク…はまちゃん…?WEST史上最高音では…?高すぎて40年後には聞こえなくなってる可能性があるな…?(人間モスキートーン)

みんな、耳は大事にしようね。(何の話?????)

Automatic(通常)

Tommorowでド真面目に想い伝えたからって爆イケソングでバランスとろうとしてくるの本当にやめない!?!?

WEST、そういうとこあるよ!気を付けて欲しい。本当に。さっきまでの純情な気持ちが全部邪な気持ちになったよ!!人間の情緒についてもっと熟考して欲しい。

何が言いたいかっていうと、大好物。もっとやれ。

ゴリゴリのEDMでもなく、バチバチにムード全開ってほどスローテンポでもなく、聞きやすさはあるけどもう歌い方が全然違うのよ…。「ジャニーズ・女抱くモード入ってる・WEST」のみなさん…。さっきまでの優しい歌声はいずこへ…

どっちを先に収録したのか分からないけど、「Paradise」を経たWESTさん、英語の発音が異常に良くなってる…。「オートマティック」じゃなくてちゃんと「Automatic」って歌ってるのよ…なんだ?世界進出か?

こういうスローテンポでムーディな曲いいなぁ……全曲「こういう曲いいなぁ〜」しか言ってませんけども…

SixTONESの「Coffee & Cream」って曲がめちゃめちゃオシャでお気に入りなんですけどその曲調に近いのよね……内容は全然違いますけどね……彼らはちゃんと彼女とチルしてるので一緒にしないでください…(話持ち出したの誰やねん)

そろそろWESTオシャレ曲メドレーとかでプレイリスト作ってBGMにしても馴染むんじゃないかと思う…歌詞の内容はとにかく曲がオシャレで歌がうめえので……コロナ明けたらオシャレ曲かけながらパーティしようねみんな…………

 

 

 

書いたねーーーー!!!!

もっと文字数削らないと最後まで読んでもらえないよ!っていつも脳内の理性に怒られるんだけど、簡潔にまとめられるオタクなんてオタクじゃないじゃん…?

 

ということで、サムシング・ニュー、A面だけなのに8曲も新曲が存在するというWESTさんの伝統芸能「それはもうミニアルバムやん」が今回も無事に発動して多幸感に満ちております…。

何がすごいってまだ映像1ミリも見れてないんだよ……スルメくらい味わえるじゃんすごいありがとう福利厚生WEST。

たくさんの楽曲に恵まれ、多彩な歌声に囲まれ、タイトル通り「新しい何か」が起こりそうなワクワクを胸に!ということで楽曲レビューはここまで!

お付き合いいただきましてありがとうございました!!

 

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*1:もちろん、やまとなでしこ。古き良き日本女性を夢見るのも全然間違っていない。でも既存曲にそういう曲が多すぎて、この視点で曲作りをしたあいみょんに感動したというそれだけの話。

*2:「渡すものか!僕の好きな人」もトップレベルに好きなんですけどね…。私が小瀧担だったら多分このフレーズに置き換えてつらつら語ってました。

10年越しに苦手だったアイドルを初めて見た。(SZ10THライブレポ)

(2021.5.4掲載)

Sexy Zoneのライブに行ってきたよ!!

 

前述の記事の通り、「スーパー楽しみにしてるフェス2021」大賞を受賞していたメトロックが無事に中止となり、心が折れまくっていたちょうどそのタイミングで、友人からセクゾライブのお誘いがあった。

正直ちゃんと通った記憶がほとんど無く、楽曲もシングルの一部のワンフレーズが限界という最低な状態だったけれど「このタイミングでお誘いが来たのは何かの縁なのでは…」と思い直し、開き直り、一夜で参戦を決めた。まあ、メトロのチケ代も戻ってきますし…(オタクのお家芸自転車操業)

 

悪く書く気は一切ないのですが、伏線になるので敢えて書いておくと、私はデビュー当初、中島健人さんのことがとても苦手だった。「ザ・アイドル!」「王子様キャラ!」「甘い言葉しか言えません!」な感じがとてもガツガツしすぎているというか、どこか本音に聞こえなくて、キャラが強すぎて引いてしまっていた節があった。その割には当初手越担だったんですが…(驚異のダブルスタンダード)

デビューしたての右も左も分からない時期にしてはあまりにも完成され過ぎていた「ケンティーワールド」に違和感しかなくて、怖かった。当時高校のクラスも違う同級生(多分SNSかなんかで仲良くなった)がデビュー前からのバチバチのケンティー担で、その子から話を聞くたびに鳥肌を立てていた…らしい…記憶は正直あんまりない……恐らく、完成され過ぎた「ケンティーワールド」がいつ崩壊するのか、崩壊したらどうなってしまうのか…といういらぬ心配もしていたんだと思う。

そんな、あまり良くない印象から数年、私の予想を綺麗に裏切って、「ケンティーワールド」は世間に浸透して、壊れることも一切なく、むしろどんどん精度が上がっていった。この辺りから、ちょっと見る目が変わってきた。「アレ、本気だったんだ…」というちょっと尊敬の入り混じった感情が芽生えた。

そう、ケンティーはいつでも「本気」だったようだ。私がそれを見極められていなかったようだ…。

尊敬の気持ちが高まっていく中、近年なぜかケンティー担とのご縁が続き、彼の話を聞くことも増えた。ニュートラルな状態で彼らのライブを見たら、どんな感情になるのか、「いつか」を無意識に楽しみにしている自分がいた。

ケンティーのことばかり書いていますが、参戦が決まった時点で「自担…そうちゃんかなあ…かわいいし……」などとぼんやり思っていました。お借りしたペンライトもとりあえず緑にしていた。緑には慣れているので安心感がある…(WESTの自担が緑)

伏線張ったところで本編の感想に移ります。(あんまり伏線伏線言わんほうがええで)

 

 

ライブれぽ(演出・セトリバレあり。注意)

ライブの前に席がですね…こんなドにわかが座っていい席じゃなくてですね…。センステ付近の下手花道のすぐ近くのブロック…。花道を歩いたらメンバーが3m先に…みたいな、あの、死ぬ前の夢か?みたいな…恐ろしい席でした。嬉しさよりプレッシャーと困惑が大勝利してまして…でも!別に転売で買い取ったわけじゃないし!(連れてってくださった方の)運だし!と胸を張ってスマイルアップシールドをつけました。

後述しますが、私はNEWSとジャニーズWESTのライブしか行ったことがないので、周年のライブもNEWSしか経験がないし、「周年ツアー」というもの自体が今回はじめてでした。どんな演出になるのかな…未知との遭遇を楽しみにしていました。(宇宙人?)

①オープニングの映像、ファンはエモいだろうけど私は別に思い入れもないしなあ……と傍観者の気持ちで見ていたのですが、あまりにもSexyZoneへの愛が…SexyZoneからの愛がすごくて…彼らの軌跡を感じて、一瞬でアイメイクをダメにしました…。マスク+フェイスシールドという装備に心から感謝した…。内情を良く知りもしないオタクをエモで殺すの、本当にやめて欲しい。

②色付き眼鏡にとことん弱い人種なので「色付き眼鏡掛けて出てきたメンバーがいたら一瞬で担当にしちゃうなー!!」とか思ってたら全員「色付き眼鏡!治安悪めの衣装!」っていうビジュで登場したので1曲目で白旗上げた。箱推ししか選択肢なくすのやめて下さい。あとこれはそうちゃんの髪型を把握していなかった私の落ち度なんですけど、そうちゃんがなかなかのド金髪で若干パーマあててて、おまけに色付き眼鏡が非常にお似合いでしたので、乱視用のコンタクトしてなかったら神山さんに空目してた。コンタクトしててもちょっと怪しかった。ちょっと待って、このセクションで私何回「色付き眼鏡」って書きました?どんだけ好きなの??

③全体的にトンチキというか、「歌詞見たらなんでこれを歌にしようとした…?」って感じなのに曲調がポップなので全て帳消しにされてる、みたいな曲が多かった…。全然ディスってるとかではなくて、オープニング映像で語られていた「ジャニー喜多川が作り上げた嘘みたいな名前のグループ」をちゃんと守ってるのがすごい…となりました。

④「チクチクハート ~beating beating~」は初めて聞いたんですけど、勝利くんの上目遣い+子犬のような瞳で放たれる「僕じゃダメかな…?」で十分ギュンギュンしてのに、私のことを誘ってくれた友達が隣でボソッと「いいよ」って言ってたのがあまりにも可愛くて一回気失った。声出し…出来たらな……

⑤「恋がはじまるよーー!!!」からかな…過去のツアーの演出を再現するコーナーがあったのとても胸アツだった。ファンの人はランドセルが出てきた時点でざわついてたけど、私はモニターに過去映像が写し出されて初めて理解出来たのでにわかにも優しいかつ過去との比較が出来る演出…愛した……となりました。私が途中から沼落ちしたオタクだったらその場で泣き崩れていた自信がある…。デビュー以降の新規オタクは、「落ちたその時がベストタイミング」と分かって折り合いつけながらも「当時に間に合わなかった…」を密かに悔いている人種なので…。

⑥「君と... Milky way」あたりからのセンステの演出が美しすぎて…あの舞台装置だけをクローズアップして特集組んで欲しい…。「自由自在に動いていくシャンデリアのような照明」「回転しながらナナメになるステージ」「照明の隙間を上手くかいくぐったダンス振りと変わっていくステージの形を最大活用していくメンバーたち」…全てが美しすぎたので、あれ、あのまま横浜科学館のロビーに置いてほしい。

⑦前半のどこかのタイミング、確かバラードで、暗転した花道にちびっこJr.達がストップモーションしている瞬間があったんだけど、そのうちの一人が暗闇の中でも歌詞を口ずさんでることに友人が気づいてしまい…あまりの健気さに心を打ち砕かれた…。ダンスも一生懸命やってて、家で一生懸命自主練する姿を想像したらもうお母さんの目線になってしまって全然曲に集中できなかった(ごめんなさい…)私の自担も、セクゾたちも、今をときめく大スターたちも、最初はここから始まったんだよな…としみじみしてしまった…。あの子の名前が分かったら速攻でファンレ書いて推しにします。(あぶないお姉さん誕生の瞬間)

⑧メンバーが花道を通るたびに「エッ?本当にこの顔で生きてるんですか…」って気持ちに…。本当に…これで…?いつもこの顔で生活してるの…??ほんと??これが街中にいるの…?ちなみにケンティーさんは近くで見ると本当の本当にお顔が綺麗でいらして、特にあの、横顔のあごのフェイスラインがとてもきれいでして…さすがに神様の力作過ぎるのでは…と思いました。多分ケンティーが天国にいったら神様の力作コレクションで博物館の一角に飾られると思う。

⑨もう1つ、ケンティーさんの話をしますが、私がずっと苦手というか違和感を覚えていたケンティー先生の「王子様感」、あれ、テレビだから違和感あるんだなって実感しました。ステージ上で見るとただのキラキラした王子様なんですよね…。所作も何一つ無駄も隙も無くて、「カッコつけてる」じゃなくて「カッコ良くなってしまう」なんですよ…。かっこつけは結構一連の動作を見るとボロが出るというか…「やってんな(小瀧望ボイス)」って瞬間があるんだけど、ケンティー先生ってそれが一切ないんですよ…。断片を切り取られるテレビではそれが違和感になってしまうのかもしれない。みんながスウェット履いてる街中でタキシード着て歩いてるみたいな…ライブ見た一番の収穫はその気づきかもしれない…。

⑩終盤の「Cha-Cha-Cha チャンピオン」からのメドレー、アップテンポかつ私の知ってる一番記憶の濃い部分を凝縮したようなセクションでずっと楽しかった。ずっと見ていたいしずっと踊っていたかったし、これを朝のアラームにしたら絶対毎日絶好調だと思う。たかいたかいのアンコールをせがむ女児みたいな気持ちになってしまった。…とはいえ、ダンスも振りも全然分からないのでほとんど前列にいた量産っぽい女の子たちをずっと見てました(ステージ見ろ)人を見た目で判断してはいけないと強く思いました…。めちゃめちゃダンスガチ勢でキレッキレだった…。

⑪本編最後に歌った曲(change the world)の最後の歌詞が「あの日々に夢見てた現在(いま)を」って歌詞だったのもう本当に最強にずるい!って思って泣いてしまった。歴代の衣装たち(?)をマネキンに着せてステージ上に置くのもなんかすごい「周年ライブ」って感じで良かったし、彼らの歩みを見続けていたら嬉しくて何度も「おめでとう」って言っちゃうだろうな…マスクの下で。

⑫本編終了後、エンドロール中に着替える→舞台のスタオベのテンションでオタクに拍手させ続ける→すぐに登場。の流れで一切声を出させずにアンコール始めたの、セクゾサイドの知恵とオタクへの信頼がめちゃめちゃ現れてた。WESTはアンコールなし(というか、アンコール分の特典映像があとで配信される)という形だったので、どっちがいいとかではなくて、各グループがこの状況のライブでいかにアンコールを実現させるかを一生懸命考えているんだと痛感した。大変な時に、神経すり減らしながら、それでもなんとかエンターテイメントを届けたい、を諦めずにいてくれて本当にありがとう。

そうです、伏線の通り、すっかりケンティー先生に魅了されてしまいました。マイナスな印象から始まるアイドルって怖いね!今日から中島健人さんのことは「ケンティー大先生」って呼ぶことにします…とても貴重な経験が出来た一日でした!(ちゃんと日記っぽく締めるのね)

あとがき

ジャニオタ歴十数年のベテラン(?)にも関わらず、「自担Gしか見ない」をモットーに、というか、美学に生きてきたオタクなので、元担のNEWS、元担のユニットテゴマス、現自担のジャニーズWESTしかコンサート参戦歴がなかった。カウコンも「コスパが悪い」という謎なケチが発動し、いつもお茶の間参戦。

なんというか、それがカッコいいと思っていた節があった。一途に応援してる健気なオタク素敵!!みたいな、自己陶酔に近い状態だった。

ただ、ロック界隈に首を突っ込むようになって、少し考え方が変わった。ライブに行ってみないと分からない。知れないことが沢山ある。数十分のフェスのステージでさえ、アーティストの1割も分からないと痛感したことが何度あったことか…。フェスのステージや音楽番組が「名刺交換」なら、ライブのDVDは「自己紹介」、生のライブは「同棲」くらいの温度差がある。

ジャニーズのステージはひとつ一つが「世界」だと思う。メンバーの意思はもちろん、プロデューサーの志向や、グループの色、演出や衣装まで全く毛色が違う。

そんな「世界」の引き出しを一つでも多く持っている方が、一つでも多くの感情を持ち合わせていた方が楽しいんじゃないか。そう思うようになって、今回、運よく声を掛けてもらって実際参戦して、その思いはより強くなった。

掛け持ちを上手くできないオタクなので、これからも自担は神山智洋さん、自担GはジャニーズWESTというのは変わらないと思うけれど、自分の知る世界を広げていけたら、それはそれでとっても幸せな生き方なんじゃないかと思う。

世界を7色に、世界は7色に。(アルバム「rainboWレビュー前編」)

(2021.5.2掲載)

 

※今更アルバムレビュー…??という感じですが、書いた当初は発売直後だったんです!本当です!信じてください!!ちょっと途中で心折れちゃっただけなんです!というわけで発売当初の気持ちに戻って読んでいただけると幸いです!(読者に丸投げしていくスタイル)

 

 

みんな~~!聞いてーーー!!!

私の大好きなアイドルがアルバムを出したよ~~~!!!!!!!

というわけで、初めて。私が好きになって初めてWESTさんのアルバムが出たということで、初・楽曲感想ブログを書いていこうと思います。

シングルのタイミングでも書きたいこと沢山あったんですけどね。証拠の時も(元担)、週うまの時も(激務)色々事情があったのでね。やっと書ける!うれしい!!!

 

 

コンセプト

曲紹介の前に今回のアルバムコンセプトについて。

「7人」グループが「7年目」に出す「7枚目」のアルバムという、7揃いのね、スロットだったら大当たり出るんじゃないかっていうおめでたさですよね。(台無しにする例えやめろ)

でもこの7が3つ揃うっていうのは、「誰一人メンバーが抜けず」「7年間継続して」「1年に1枚というコンスタントさを守って」やっと叶うことなので、本当に輝かしい、おめでたいことだと思います。

メンバー脱退が悪というわけではもちろんなくて、むしろ本人のやりたいことを尊重出来る素敵なグループではあるわけですが(だからジャニーズ内でなんかある度に「メンバーの減っていないグループ一覧」みたいなことを書いてる人見ると本当にびっくりする。)ただ、メンバー全員が、そのグループでいることを選び続けてくれている事実に、ただただ頭が上がらないわけです。

そんなある意味節目のアルバムで、ショートムービーがあったり、初のメンバーソロ曲が入っていたり、新しいスタートを切ろうとする姿勢がなんだか「ここで終わらないぞ!これからだぞ!」という姿勢が見えて、なんだか頼もしかったり。

 

収録楽曲

 

春じゃなくても

楽曲提供者の柳沢亮太さん、(通称:やなぎ)が属しているSUPER BEAVERのファンでもある私は、先に無音の状態で歌詞を全部読みたくて、試聴もラジオオンエアもなんとか避けてきた。BEAVERのボーカル(通称:ぶーやん)に脳内で歌ってもらってからWESTの声で聴くという謎のこだわり方をしたかった。ファンなので。

脳内のぶーやんの何十倍ものエネルギーを秘めた7人の力強い歌声に圧倒されながら、最後まで通した。

あえてアカペラでユニゾンの歌い出しにしたの、想像は出来たけど想像以上の迫力だった。

春。始まりの季節。浮足立った時期。峠を越えたその先。

提供者のやなぎがどんな「春」を込めたのか、真相は分からないけれど、(どこかで話してくれたらうれしいけれど)この、世界全体が曇って淀んでうつむきがちなこの季節に「春」を持ってきてくれたことが単純に嬉しかったし、この曲を1曲目にしたプロデューサー陣には握手とハグを求めたい。コロナ禍なので接触できないけど。

歌詞カードを見て、歌詞の少なさにちょっとびっくりしたけれど、この言葉の少なさが聞く人の解釈を生むし、その余裕はこのテーマに必要な余白だと思う。

コロナ禍で苦しんでいる今聞いているから、「コロナを乗り越えて会いましょう」の曲に聞こえているけど、きっとそんな限定的な歌ではなくて、いつ、どの場面で誰が聞いても、ちょっと背中を押されるような、でも説教がましくも建前っぽくもない、そんな不思議なパワーを持つ楽曲で、このパワーこそ「ジャニーズWEST」が持っている魅力そのものだと思う。

どうしてそんな楽曲が作れたんだろう。彼にはWESTがどう映っているんだろう。

無理にきれいな言葉でまとめようとしないで語り掛けるような語彙を意識的に使っているところに彼らの自然体を感じて、WESTのこともやなぎのこともますます大好きになってしまった。

 

PUSH

出たよ。情緒殺し。

頼むからライブはアルバム曲順にやらないでくれ…さっきまでのエモが全部飛んだ…。まぁ曲順にやらずとも情緒殺しして来るんだろうけど……

K-POP調のEDM曲。正直めちゃめちゃかっこいい。インストでも死んでる自信があるくらいサウンドが良すぎるのよ…。

ダンスが絶対カッコいい。もう私には分かる。この曲で死ぬ私が見える。オタクが阿鼻叫喚する未来が私には見えるんだ……。

日本語、英語、韓国語、中国語と4ヶ国を股にかけている上に歌詞の内容がね、パーリィピーポーがワンチャン狙って色仕掛けするやつなんでね、彼らはワールドワイドに女を落としていくわけですね。(言い方よ)

EDMというジャンル自体にあんまり興味が持てなくて、敬遠してきたんですが、WESTさんを好きになってからちょっと見方が変わったというか、魅力がなんとなく分かってきたというか…私以外にもそういう「新しい扉開けた!」みたいな人いるんじゃないかなぁ。ジャンルレスに色んな毛色の曲を持ってるWESTさんだからこそ、興味を色んなところに飛ばせるので本当にいつも世界を広げて頂いてありがとうございますの気持ち。もちろんそれはWESTさんに限らないんだろうけど。

 

と、ここで中国語と韓国語の歌詞部分を翻訳したので載せておきます。翻訳というか意味調べただけだけど。

 

放鬆:リラックス

来跟著我:俺についてこい

嚐過滋味:味わった 都無所謂:関係ない 好好享受現在:今すぐ楽しんで

준비됐어:準備できた

널 찍었어:見つけた(沢山の中からお気に入りを選ぶみたいなニュアンス?)

마셔라 쭉쭉:ぐいぐい飲む(飲み会のコール)

 

韓国語…マジで……大変だった…………

けーぽのオタク、すごい……推しのSNSにコメントするためにこんな苦労を……

ちなみに마셔라 쭉쭉っていわゆるお酒のコール的な意味なんですけど、お酒弱い神山さんにこのパートが回ってきてるのなんかすごい……エロいなって思いました…。

エロいなって思いました。(伝えたいことは大きく。)

 

 

週刊うまくいく曜日

 

この曲は、何よりも楽曲提供の経緯が本当に嬉しかった。

サンボマスター山口さんといえば、日本でもトップレベルに熱いMCをする男。邦ロックファン界ではそう知られていて、大の大人が彼の言葉でわんわん泣いたりする。*1

そんな山口さんの熱量と、WESTから感じる熱量、確かに似たようなものがあるな……と思っていつつも、まさか楽曲提供という形で関わってくれるとは思わなくて、「サンボマスター山口隆提供」の文字だけで舞い上がってしまったのを昨日の事のように覚えています。

コラボステージについては、言わずもがな一言では表せない感情に呑まれてしまったので1個前の記事に全部書きました(言うとるがな)

サンボマスターの曲は、熱量こそ凄いもののスタンスとしては寄り添って励ましてくれるようなものが多くて、「ちょっと元気足りないな……」って時にとても助けてくれる。(一流バンドを栄養補助食品みたいに言うんじゃありません。)

そのスタンスがWESTさんの雰囲気にぴったり合って、最高の科学反応が起きて爆発している1曲。

全部が空回ってなんも上手くいかない!って時も「なんも上手くいかん~!!」ってとりあえず叫んでみるようになりました。なんかそのままPV始まりそうで元気出る。

 

想イ、フワリ

アイドルしてんな~~~!!!(小瀧望ボイス)

この輪郭のぼやけた感じのふわふわした曲たまらん。大好き。

直接的なラブソングではないものの、相手に対する確かな気持ちが感じられる歌詞、WESTさんにピッタリ過ぎません??

日曜日の朝、10時くらいにコーヒー淹れて、香りに誘われてゆっくり起きてくる恋人を見ながらこんな気持ちになりたいオブザイヤー受賞しました。(タイトルよ)

いい意味で王道アイドル!してないWESTさんだからこそ、このちょっと直球中の直球投げられない…けど心から想ってるよ。みたいな心情が合い過ぎて堪らねえです…。

少し前まで「夏!俺たちの季節!夏!夏!!俺!夏!!」みたいな感じだったWESTさんが「きっとすぐに大げさな夏が上書きしてく前に、この感情をぎゅっと抱きしめよう」とか歌っちゃうんだもんね。大人になったよね…(ド新規、一回黙ろうか。)

でもライブのセトリで次の曲に「夏!夏!夏!!!!」が来てもすぐスイッチ出来るんだもんね…すごいよね…怖いよね。ジャニーズWEST

個人的ベストは1サビ前の神山さんパート「ひゅるりら」です。あの声で薄めのパステルだった世界がパッと華やかなパステルの世界に変わっていく感じ。私は神山担なのでどうしたって贔屓してしまうけど、本当にあのワンフレーズでガラッと空気が変わる感じがして、アルバムの中で一番好きな瞬間です。

Shadows

感想はただひとつ。重い。

やだ。こんな重い男やだ…。「想イ、フワリ」みたいな気持ちに絶対なれないじゃんこんなの。

淳太くんが「SCARSの系統」って表現してましたけど本当に言い得て妙。

「僕は君のために誰かを傷つけても構わない」の世界ですよ本当に。

「キミなしじゃもう瞳もあけたくない」んだって…。重い。目を開けろ。現実を生きろ。失ったものばかり数えるな‼お前にまだ 残っておるものは何じゃ!!!(突然ワンピースネタぶっこむのやめてください)

それでもなんだか様になってしまうのは彼らの圧倒的歌唱力と曲自体の完成度の高さだと思う。いい曲と歌声に恵まれたジャニーズWEST、曲の振り幅が青天井。

でもこういう曲ほど演出みたら好きになったりするのでね、ライブを楽しみにしてます。ちなみに私は恋に苦しんでる推し、嫌いじゃないです。

TRICKSTAR

攻撃的な歌詞~!!好きです。

アイドルがこういう皮肉な毒づき方するのめちゃめちゃ好きです!

聞き慣れてきたら開始1秒目の「ピー」で条件反射しちゃうやつね。

歌詞の中でキミの背中を押してる「フィクサー」って語彙のチョイスが特に好きで、

 

フィクサー政治・行政や企業の営利活動における意思決定の際に、正規の手続きを経ずに決定に対して影響を与える手段・人脈を持つ人物を指す。

 

つまり根回し的な、あんまりいい意味じゃないっていうか、正攻法じゃないんですよね。思考が。安定志向でコツコツ頑張ってる人を狂わせるというか、道を外させる、みたいなちょっとブラックな要素がプンプンするのがもう堪らないですね。ええ、好きです。(何回いうねん)

ブラックな要素といっても、悪い方向に持っていこうとするわけじゃなくて「正攻法で夢が叶わなくて諦めるくらいなら、いっそ間違った方法でも叶えてやろうぜ」みたいな、強引な前向きさというか開き直りが感じられるのが、彼らの「応援団」感が残っててとってもよい。

「バカみたいに笑えば石ころもダイヤに変わるさ」って、なんかもう、全部嫌になっちゃったときに言われたら思い切って羽目外したくなっちゃう。

ナナメ目線の、一見ワルい曲だけど、ジャニーズWESTらしさは残りつつちゃんとカッコいいという…。楽曲のバランスが完璧!クレジットみたら久保田さんと栗原さん!どおりで!いつもお世話になっております。(お歳暮の絵文字)(みんな大好きダークヒーローダブトラ制作もこのチーム)

最後のサビ前とアウトロ前の流星くんの笑い声(?)が闇を含んでいて最高にいいですね…。私が藤井担なら毎回絶命してる。今もちょっと怪しい。()

DOKODA

アルバム曲が一部事前公開された瞬間ネットを大嵐にした問題…大問題作。

重岡くんが…淳太を探している…。

ヘビメタ調とは聞いてたけど、もっとなんかこう、めちゃめちゃカッコいい感じのやつかと思ってたので、なんかあの…ごめん…WESTに正統派期待して本当にごめん……。

でもこのぶっ飛んだ歌詞がかえって取っつきやすさを演出しているというか、「ヘビメタ」っていうコアなジャンルを上手くこのアルバムに溶け込ませているのがすごい。

そういえばメタルで爆発的に人気なアーティストって、歌詞で抜け感というか、不真面目さ的なものを出している人が多い気がする(BABYMATALとかホルモンとか)。

こういう歌詞と曲調のバランスの取り方が本当に上手なので異質でも「捨て曲」にならない。

ただ、「ふざけよう!」の結果、メンバー以外の人がこの歌詞を大真面目で書いたと思うと本当に怖いです…。

 

「藤井さんはどうしましょうか」

「やはりパチカではないでしょうか…。音楽番組でも披露されていますし、認知度も高いかと思います…。」

「そうですね。パチカでいきましょう。導入はどうしましょう…リズムを刻みたいから、…でしょうか?」

 

みたいな会議してたってことですか?何それ狂気。参加したい。←

重岡くんといえば「歯」だから歯ブラシとか歯磨き粉とかいくらでもあったはずなのに全てを差し置いて「淳太」になったの、あまりにもハイセンス過ぎて怖い。世界一のクリエイティブ集団なのですが……

 

We Can!!

圧倒的大勝利曲。

ホラ、私ってWestivalの「Parade!!」が演出含めWESTで一番好きじゃないですか。(知らんがなって言ってあげてください。)

もう一番最初にイントロ聞いた瞬間にガッツポーズしたよね。優勝曲過ぎて。

管楽器隊が主役になりがちな曲好き。雨上がりの虹好き。アスファルトに咲いた花好き。ダイエット中でもすぐうどん食べちゃう桐山好き。

これはもう分かる。ライブで一番好きな曲になる。あまりにも華やか過ぎる。特にかみじゅんが5歳くらい若返って見える。

歌詞は独特な言い回しというか、特徴的な「ん?」って引っかかる表現があるわけじゃないんだけど、この華やか過ぎる曲調を上手く彩っているというか、綺麗に華を添えている感じがする。(歌詞が特に好き!って感じてる方には申し訳ないですが…!)

この1音1音の「止め」がダンスでどう生きてくるのか本当に楽しみ!!

ラストサビの直前の音が止まる一番おいしいところはのんちゃんなんですよね分かります。解釈の一致過ぎるので歌割考えた人にスパチャさせてください。

シチュエーションでいったらそうだな、出勤の時とか、休日のおさんぽの時とか、軽やかに明るい気分になりたいときに聞きたい1曲。

「ホメチギリスト」とか「Big Shot!!」みたいにゴリゴリの応援歌じゃないからこそ、気分が軽くなるというか、自分の中のスイッチが上手く切り替えられる感じがする。

憂鬱な気分の切り替えやテンションをより上げたいときにどうぞ!

コロナ禍が落ち着いたらNYのセントラルパークとか行ってダンスしてみたい…ダンス経験皆無だけど…。

証拠

私をどん底どん底から救ってくれた命の恩人のような曲。恩曲です。

コロナ禍でやられている上に、この曲の発売前後に元担が退所しまして、*2生きる希望を失っている時期でした。まあ、すでに発売日には生きる希望の半分はWESTさんに預けていたんですけども。この曲が主題歌になっている「正しいロックバンドの作り方」も1話からほぼリアタイで見ていたので、手元にCDが届いた時は画面の中からプレゼントをもらえたような気がして本当に嬉しかった。「頑張っている証拠だよ」という歌詞には未だに感情移入できないけど(どこまでやっても「頑張っている」という実感が持てないので…。これは私の価値観の問題だけど)、「完璧じゃ疲れちゃうよ」にずっと救われて生きてる。なんなら今も救われ続けてる。

コロナで思うように生活が出来なかったり、おうち時間が増えて、頑張りたいことをつい後回しにしてしまったり、なかなか「頑張っている」という実感が持てないであろうひとも多い中、「頑張っている証拠だよ」「完璧じゃ疲れちゃうよ」とあんな太陽みたいな満面の笑みで歌ってくれる7人が世界にモテないはずないんですよ…。

SNSを見ていても、この曲に救われた!という声をよく目にするし、彼らの想像以上にこの曲は多くの人の心を救っているのだと思います。発売が決まった当初はそんなつもりはなくて、ただ応援ソングとして出しているつもりだったかもしれないけど。

この曲があってよかった。正ロクがあってよかった。

あの頃のことは思い出したくないほど辛いはずだけど、不思議と嫌な思い出になっていないのは、この曲とジャニーズWESTとの出会いがあったからだと思います。

一生頭が上がらないだろうなあ…。

 

Rainbow Chaser

リード曲をラストに持ってくるこの感じ、策士ですねえ…。

「7人」で「7周年」を迎えた「7枚目」のアルバムで「7色」の虹をタイトルに付けたRainbowChaserを最後の最後に繰り出してくるこの感じを「エモい」と評さずなんと評すのか、といった感じですね。

私は去年沼落ちした、ド新規だし、ジャニーズの担当外のグループ事情も全く興味がなかった人間なので、ファンになって初めて知ったデビュー当初の彼らの事情や裏話が沢山あるのですが、*3事務所に推されない、シングルも全然売れない、大きな仕事も決まらない…。そんな悶々とした毎日でも変わらず7人で笑い続けてくれたことに感謝しかないです。本当に。7人のままじゃなかったらもしかしたら私は彼らの魅力に気づけてなかったかもしれないし、この6人と一緒にいる神山さんだからこそ、自担にしたい。って思えたのかもしれない。

「誰かに聞いてほしくて 誰かに気付いてほしくて 今日も歌い続けんだ」

はそんな過去の彼らを投影しているようで、改めて文章として読むと感慨深い。

6年かかったけど、私はやっと気づけたよ。

7周年を迎え、去年の色んな活動が評価されて、だんだん風向きが変わり始めてきた(ように感じる)けれど、彼らは変わらず「RainbowChaser(=夢追い人)」であり続けるんだなあ…。

「これから」を高く望む彼らの姿勢も、「まだまだ活動を止めない」といってくれているような姿も、本当に頼もしくて、「これからもよろしくお願いします。」と改まって深々と礼してしまいたくなるような1曲。この曲でアルバムを締めることで次のステップへの道しるべというか、決意表明を聞けたような気がして、私は本当に嬉しかった。*4

 

rainboW、本当にいいアルバムです。

 

 

 

 

 

お察しの方もいらっしゃるかと思いますが、すでに8000字を目前にしております。すげーーーーーー書くじゃん私。

初回盤、通常版限定収録曲は後編に綴りたいと思います。

にしても多いんよ…何曲歌うねん…そのスタンスこれからも守り続けて欲しい…。おれは、かくぜ。(誰)

それでは!後編に続く!

 

*1:私のフォロワーさんは会場で泣きすぎて隣にいた全然知らない女の子に「お姉さん大丈夫ですか?」って言われたらしい。その人も顔面崩壊してたらしいけど。つまり、そういうバンドです。

*2:まあ、もう誰のことか想像つくと思うけど敢えて名前は伏せときます…。

*3:もともとジャニオタだったくせにジャニオタなら誰もが知る、で有名な4人デビュー内定事件も知らなかった。

*4:まあ、一つ要望を出すと神山さんのソロパートは欲しかったですけど…自担なので、この感情は許してほしい。それでも6人と歌う神山さんが幸せそうなので全然いいのですが。

ジャニーズWEST×サンボマスターのステージに嗚咽が止まらない

(2021.1.19掲載)

 

圧巻だった。

 

衝撃だった。

 

言葉にしてしまえば簡単だけれど、実際の私はどうだ。

ノーメイク、髪はボサボサ、嗚咽が止まらない、の三重苦。

視線の先のステージと真逆の状態で、とても日記を書き綴れる状態ではないけれど、それでもいてもたってもいられなくなって、はてなブログのサイトを開いた。

最終更新日は去年の9月3日。

正直何が書きたいかも分からないし上手くまとまるのかも分からない。

それでもタイピングの手が止まらない。ああ、これだ。ブログを書きたいという感覚。

 

1月18日。私の応援しているアイドルグループがTBSの歌特番に出た。

前回出演した時に共演したサンボマスターとの縁が楽曲として形になり、最新曲「週刊うまくいく曜日」が完成した。

共演といってもたまたま出番が近かっただけ。サンボのステージをフロアで見ていたという、たったそれだけの偶然だった。

既にコロナが世界に蔓延し、「コロナ慣れ」「コロナ疲れ」なんて言葉が出ていたころだった。

ライブハウスはどういうわけか政府の目の敵にされ、有人ライブすらできない状況の中で、心から楽しそうにライブを見てくれたWESTの姿がサンボには輝いて見えたのだと思う。

あんなにお客さんとのレスポンスを楽しそうにしているバンドはなかなかいない。

その「日常」が一瞬でも帰ってきたような気がして嬉しかったのだと勝手に想像している。

申し遅れました、ジャニーズWESTのオタク兼ライブキッズ*1です。

 

楽曲提供とそのいきさつについて知った時、単純にとても嬉しかった。

WESTのバンド顔負けの熱量が好きだったし、初めて買ったシングルが「証拠」という熱量を圧縮して固めたような曲だった私にとって、願ってもないコラボだった。

サンボマスターはとにかく「熱」のバンドで、フェスという幕の内弁当の中でもひときわ存在感が強い。

熱すぎて何言ってんのか分かんない時もある。(褒めてる)

 

若い青臭い高校生バンドならまだしも、結構なキャリアを積んでいるおっさん達が、変わらない熱量で叫び続けているというのは、それだけでとてつもないパワーがある。

ありきたりな言葉でも、いつも彼らの言葉に涙してしまう。

そんなカッコいいバンド。

 

彼らが、大好きなアイドルに曲を提供してくれ、その上出会いの場であるCDTVでコラボステージが実現するなんて、私は一体何の徳を積んできたんだろうと思った。

身に覚えがない、全く。

あるとしたら、週末に道端で倒れている自転車を立て直したくらいだ。

どこで返ってくるか分からないものだな…とつくづく思う。(多分それじゃない)

 

前置きが長くなってしまった。

とはいえ、ここのところ仕事が忙しくて、心を動かすことが少なくなっていた。

音楽は入ってくるし、「いい曲だなあ…」と思うけど、突き動かされるような衝動とか、世界が変わってしまうような感動とか、そんなものとは縁遠く、このまま自分が科した「オタク」という定義から外れていってしまうんじゃないかという懸念もあった。

そのことにすら、焦りを感じなくなっていた。

 

でも、一音目が鳴り始めた瞬間、一言目を発した瞬間、心の奥の「感受性センサー」みたいなものが、カチッと音を立てたような気がした。

この感覚だ。

どれだけ配信ライブを経験しても、ライブ映像で心を満たそうとしても、いい音質で安定した音程のCD音源を聞き続けても絶対に満たされない「現場の熱さ」。

ご無沙汰過ぎて忘れていたけれど、この感覚は、きっとどれほどライブから遠ざかった日常を送っても、生音で1音鳴った瞬間に思い出す。

前世の記憶が転生後に残っているみたいに。

画面越しだったけど、はっきりとその感覚を思い出せたのは、「ジャニーズWEST」と「サンボマスター」の『2大暑苦しい奴ら』の本気のステージだったからだと思う。

「暑苦しい」「うるさい」「うざったい」…何と言われたっていい。私はこの熱さが大好きだ。

 

続いてサンボのステージ。

曲前の山口さんの煽り、いつもと変わらないなあ。

どうしてこんなにもまっすぐな言葉だけで泣けてきてしまうんだろう。

ああ、フェスに行きたい。広大な空の下でこの言葉を聞いていたい。

「あなたの命が美しいことを、でっかく歌いに来ました。」

山口さんは叫ぶ。WESTだけのフロアに向かって。

それを聞いている7人の表情が、目の輝きが、汗なのか涙なのか分からないびしょびしょの顔が、6万人のステージのフロアとぴったり重なってしまって、涙が止まらなくなってしまった。

7人が行ったこともないはず*2のフェスのフロアが、シミュレーションしてきたみたいに再現されていて、びっくりした。

びっくり、なんて軽い言葉で表現したくはないけど、本当にびっくりした。

柵に掴まって傾倒する人、とにかく移動しまくる人、ヘドバンする人、拳を上げ続ける人、とにかく大声で歌う人、フロントマンの言葉に感極まる人…。

全部、ライブハウスで見たことのある景色だった。

役割分担をするでもなく、役作りをするわけでもなく、ただ「7人が思い思いに楽しんだ結果」がフロアになっていた。

 

どんな売り上げ記録を打ち立てた時より、どんな仕事をもらった時より、誇らしかった。私の好きなアイドルは「楽しい」をこんなにも全身で体現できる人なんだと、それが分かったことが嬉しかった。本当に嬉しかった。

そして、半分は本気で嫉妬した。

全国民がしたくてもできない「ノーマスクでステージを見て、大声で歌う」という楽しみ方を出来ている彼らが、心底羨ましかった。悔しささえ感じた。

今からジャニーズ入ってグループ組んで、バンドマンに曲提供してもらったら、同じ経験が出来るかな…と一瞬本気で考えた。一瞬ね。

でも、そんなことをするより前にコロナが収束して、ノーマスクで気兼ねなくフェスに行ける日が来る。きっとくる。

閉ざしかけていた希望をまた見つけてしまった。

そんな日が来たら、彼らよりずっと大きな声で叫んでやる。ずっと多くの汗をかいて、全力で泣いてやる。声が枯れるまで歌い続けてやる。

そんな風に思うことさえ忘れていた私にとって、彼らのコラボステージはただただ希望の光だった。

たった10分。たった2曲。

心が疲れ切った社会人一人を救うには、十分過ぎる。

 

*1:俗にいうバンドオタク。オタクというのはちょっとニュアンスが違うけど、バンド大好き!ライブは日常!フェスが生活の一部!みたいな人。

*2:行ったことあったらごめんね…。少なくとも最前付近の状況は知る由もないと思ってる