愛以上、恋未満。

アイドルに胸張って生きてる人たちを胸張って応援するブログ

百人一首の短歌が思ったよりオタク思考だった。

こんにちは!!!!らふです!!!!(挨拶だけは元気)

先日、ひな人形について調べる機会がありまして、ふと百人一首のことを思い出しまして。

小中学生の頃授業でやったはいいものの、それ以来全く日常で使う機会もなく、受験では理系の私の足かせとなり(古典がめちゃくちゃ苦手な受験生だった。)、今日まで生きてきました。

でも、一句だけ妙に頭に残ってる句ってないですか?

それをふと思い出しまして、「えっ、これNEWSじゃん…」となったのが今回の記事のきっかけです。(前置きが長い)

ということで今回は百人一首一覧から恋の歌を選出して、私のコメントと共に紹介していきたいと思います。ぜひ自担への想いと重ね合わせながら読んでください。

中には「好き過ぎてしんどい。好きな人が冷たい。めっちゃ泣いてるんだけど。」っていうメンヘラ短歌もありましたが、今回は割愛します。オタクは楽しくやらないとな!

 

いや、すごいよ恋愛短歌。100首のうち半分くらい恋の歌なんだもん。びっくりした。

いつの時代も恋に悩むものなのですね…(誰)

 

(先に断っておきますが、当方時々短髪暗髪てごしくんにリアコが発症することもありますが、基本的には自担は愛でていたいタイプのオタクです。オタクであるということを生きがいにしているタイプの人間です。重めの解釈はしておりませんので「ああ、しんどいオタクが転がってるな」くらいの気持ちで見てください。)

 

 

 

オタクの日常

 

 

浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき/参議等

(浅茅の生えた寂しく忍ぶ小野の篠原ではありませんが、あなたへの思いを忍んではいますが、もう忍びきることは出来ません。どうしてこのようにあなたが恋しいのでしょうか。)

 

忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで/平兼盛

(人に知られまいと恋しい思いを隠していたけれど、、とうとう隠し切れずに顔色に出てしまいました。何か物思いをしているのではと、人が尋ねるほどまでに。)

 

恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり人しれずこそ 思ひそめしか/壬生忠見

(わたしが恋をしているという噂が、もう世間の人たちの間には広まってしまったようだ。人には知られないよう、密かに思いはじめたばかりなのに。)

 

かくとだに えやはいぶきの さしも草さしもしらじな もゆる思ひを/藤原実方朝臣

(これほどまで、あなたを思っているということさえ打ち明けることができずにいるのですから、ましてや伊吹山のさしも草が燃えるように、私の思いもこんなに激しく燃えているとは、あなたは知らないことでしょう。)

 

はーい。周りの人にオタクである事を隠しておきたいタイプのオタクね。分かる。分かるぞ。

オタクってだけで牽制してくる人もいるしね、無意味に傷つきたくないしね。

でも「なんか最近イキイキしてない?」って言われたらペラっちゃうんだよね、「コンサートです!」って。

 

 

今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな/素性法師

(「今すぐに行きましょう」とあなたがおっしゃったので、(その言葉を信じて) 九月の長い夜を待っていましたが、とうとう有明の月が出る頃を迎えてしまいました。)

 

最近は活動が活発でこの句にあんまりピンと来なくなったのが嬉しいな、と本当に思います。「今年のツアーはいつかな?シングルは出るかな?」って考えてるうちに1年が終わることもあったので、年に1枚以上のシングル、アルバム、ツアー、ソロのお仕事…切れ目なくお仕事が続いているこの現状ではあまり「長い夜」は感じません。むしろ早い。あっという間。「もうコンサート当日??」「もう発売日当日??」ってなるよね。お金も追いつかないよね。その割に「リリースはよ!」「新曲めっちゃいいから明日発売して」とかいうんだよね。オタクの欲は怖いし経済はオタクが回しています。

9月ううううーーーー!!!!アニバーサリーマンスううううううーーーー!!!ってなったのもポイント(うるせえ)

 

 

やすらはで 寝なましものを さ夜ふけてかたぶくまでの 月を見しかな/赤染衛門

((あなたが来ないと知っていたら) さっさと寝てしまえばよかったものを、(あなたの約束を信じて待っていたら) とうとう明け方の月が西に傾くまで眺めてしまいました。)

       

散財を恐れて貯金するオタク達。「リリース決まるかもしれないし、旅行は控えておこう」「この時期に発表あるかもしれないし、出費押さえておこう」が基本思考なので買えたはずの家電も、美容グッズも、行けたはずの旅行も全部CDとチケット代とグッズ代に消えていく。でも、後悔はしてないの。それがオタク。

 

コンサート前のオタク

 

 

 

わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身をつくしても 逢はむとぞ思ふ/元良親王

((あなたにお逢いできなくて) このように思いわびて暮らしていると、今はもう身を捨てたのと同じことです。いっそのこと、あの難波にあるみおつくしという名前のように、この身を捨ててもお会いしたいと思っています。)

 

あけぬれば 暮るるものとは 知りながらなほうらめしき 朝ぼらけかな/藤原道信朝臣

(夜が明ければ、やがてはまた日が暮れてあなたに会えるものだと分かってはいても、やはりあなたと別れる夜明けは、恨めしく思われるものです。)

 

なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまはいかに久しき ものとかはしる/右大将道綱母

((あなたが来てくださらないことを) 嘆き哀しみながらひとりで夜をすごす私にとって、夜が明けるのがどれほど長く感じられるものか、あなたはいったいご存じなのでしょうか。)

 

こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに焼くやもしほの 身もこがれつつ/権中納言定家

(どれほど待っても来ない人を待ち焦がれているのは、松帆の浦の夕凪のころに焼かれる藻塩のように、わが身も恋い焦がれて苦しいものだ。)

 

ツアーが始まってセトリバレ、衣装バレ、構成・演出バレを切り抜けながらMCレポ読んでる時の私、完全にこれだわ…

なんならツアーやってなくても常に「はーーーーーー!!!!!てごちゃんに会いたいな!!!!」って脳内ツイートしてるからね。

身を捨ててでも!とまではならないけど、ツアー当日を楽しみに待ってるファンの人は多いと思うし彼らはその思いも分かった上で本番1公演1公演に臨んでくれてるんだぜ…?愛だ…。

それにしても「藻塩のように苦しい」ってすごい語彙だな…。

 

コンサート後のオタク

 

難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑみをつくしてや 恋ひわたるべき/皇嘉門院別当

(難波の入江に生えている、芦を刈った根のひと節ほどの短いひと夜でしたが、わたしはこれからこの身をつくして、あなたに恋しなければならないのでしょうか。)

 

これは私が公演日の夜に詠んだ歌です。

ってくらい分かりみが深い。私、平安時代に生きてたのか…皇嘉門院別当の子孫だったのか…

正確には「あなたに恋をし続けて生きていけるのですか」くらいの気持ちでいるんだけどね、うん、重いね。

コンサートって準備する時間は途方もなく長いのに開演から終演まであっという間なのよね。そのたったひと時の為に私たちは8000円払って会場に入るし(私は安いとすら 思ってるけど。)交通費・宿の確保をするし、参戦服はもちろん、美容にお金を掛けたりもする。

NEWSもレコーディング、ダンスのフリ入れ、演出の打ち合わせ…私たちの想像もつかないほど長い時間をかけて準備をしてくれる。

その双方の準備が整って「芦を刈った根のひと節ほどの短いひと夜」を過ごす。同じ公演は一つとしてない。

コンサートってすごいな…(おんもいな…)

 

ちぎりきな かたみに袖を しぼりつつ末の松山 波こさじとは/清原元輔

(かたく約束を交わしましたね。互いに涙で濡れた袖をしぼりながら、波があの末の松山を決して越すことがないように、二人の仲も決して変わることはありますまいと。)

 

「嬉しいね、ありがとう」って最後列まで届くように言ってくれる増田くん。「大好きなみんなに会えて幸せだよ」って表情全体で教えてくれる手越くん。「バカ野郎、おれの方が愛してるよ!」って満面の笑みで伝えてくれる加藤くん。「明日からまた頑張れよ」って背中を押してくれる小山くん。

永遠にこの関係は変わらないでほしいなって思ってしまう。

 

 

君がため 惜しからざりし いのちさへ長くもがなと 思ひけるかな/藤原義孝

(あなたに会うためなら惜しいとは思わなかった私の命ですが、こうしてあなたと会うことができた今は、いつまでも生きていたいと思っています。)

 

これが、私が冒頭で書いた「唯一覚えていた句」です。ずいぶんとませた子供だ…

いつかこんな風に想える人が出来たらいいな…なんて思っていた気がしますが、まさかその対象がアイドルになるとは思っていなかったでしょう…

どんなことがあっても、彼らの私たちに対する姿勢も態度も変わってなくて、会場を出た瞬間から始まる「また会える時」までのカウントダウンを楽しく過ごせるように今伝えられる最大限の愛を伝えてくれるNEWSに「また会いにくるね」ってこっそり誓う瞬間が本当に好きで、少しでも長く生きて、少しでも長く彼らがステージで輝いてる姿を見ていたいなあと改めて思います。

 

NEWSを思うオタク

 

 

夜もすがら 物思ふころは 明けやらで閨のひまさへ つれなかりけり/俊恵法師

(一晩中恋しい人を思って悩んでいるので、早く夜が明けたらよいと思っているのですが、なかなか夜は明けず、寝室の隙間さえもわたしにつれなく感じられます。)

 

これはコンサート前、に入れてもよかったんだけど、思い悩んでる、とは違うなって思ったのでこっちで。

(悪い意味で)しんどい時も、(いい意味で)しんどい時も、深夜に考えるとめっちゃ重くなるよね。いろいろ考えすぎて頭がおかしくなるなあ、とも思います。うん、早く寝よう。

 

長からむ 心もしらず 黒髪のみだれてけさは 物をこそ思へ/待賢門院堀河

(あなたの心は末永くまで決して変わらないかどうか、わたしの黒髪が乱れているように、わたしの心も乱れて、今朝は物思いに沈んでおります。)

 

脱退!とか解散!!とか噂するのは一瞬で出来るけど、こっちは何時間も何日も何週間もひきずったりするので本当にやめて頂きたい。特に影響力の大きい某媒体。

ずっと心変わりがなく続いていくのって奇跡より難しいと個人的には思ってるけど、もしそういう結論に至ったら黒髪乱すどころの騒ぎじゃなくなるんだろうな…私黒髪じゃないけどな…

NEWS永久に続いてほしい(そこはかとないエゴ)

 

あひみての のちの心に くらぶれば昔は物を 思はざりけり/権中納言敦忠

(このようにあなたに逢ってからの今の苦しい恋心にくらべると、会いたいと思っていた昔の恋心の苦しみなどは、何も物思いなどしなかったも同じようなものです。)

 

いろいろ大変じゃん、オタクって。報道に心を苦しめられるときもあれば、ファン同士の争いに疲弊する時もある。「いっそ好きにならなければ!」って思う時もないわけじゃないけど、好きになる瞬間に戻ったとしても、私は苦しむ方を選ぶだろうな。

中納言さんの心中は分かりませんが、私は何もなく、苦しみもない日々よりも、色々考えあぐねては病んだり記事にしたりする日々を選びたい。

 

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川のわれても末に あはむとぞ思ふ/崇徳院

(川の流れが早いので、岩にせき止められた急流が時にはふたつに分かれても、またひとつになるように、わたし達の間も、(今はたとえ人にせき止められていようとも)後にはきっと結ばれるものと思っています。)

 

心当たりがありすぎる。どんなスキャンダルも噂話も吹き飛ばして、「私たちとNEWS」の間にはどんな邪魔も入れないようになっているなあ、と感じる事が実に多いです。

水面下で色んなものと戦ったり、傷ついたり、時には負けたり。

それでもやっぱりコンサートに行くと思う。「私たちを隔てるものは何もない」

 

 

いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを人づてならで 言ふよしもがな/左京大夫道雅

(今はもう、あなたのことはきっぱりと思い切ってしまおうと決めましたが、そのことだけを人づてでなく、直接 あなたに伝える方法があればいいのですが。)

 

いるよね、なんかしらの方法で担降りすることを本人に伝えようとする人。

双方にメリットがないのでやめた方がいいのになあ、とは思っております。

私たちはあくまで「ファン」という集合体であって友達や家族のような個人ではないし、自担や推しを好きでいることは仕事ではなく個人の好み・趣味の範囲なんだからわざわざ直接届くように伝えなくていい。

去り際は美しく。せっかく好きだった頃に美しい時間を貰ったんだから最後まで美しく。

(担降りブログは本人に直接的には届いてないと思うのでいいと思いますし去り際の潔さに惚れ惚れすることもあります。ただ、私はこっそり傷ついてるよ←)

 

 

 

以上!!!いんやーーー長かったね!めっちゃ長かった!!

「分かる!わかるよおおおおお!!!」ってキーボード叩いてたらとんでもない量になってしまった!

これでもメンヘラ短歌17句カットしておりますので!恋の短歌つよい…。

いかがでしたでしょうか!1000年も前の歌だけど、21世紀の私と考えてることそんなに変わらないなあっていうのが面白かった。

今回紹介した短歌の作者たちと女子会したい気持ちでいっぱい。(半分くらい男子だけど)

1000年前の短歌たちに励まされながら、これからもオタク頑張ります!

 

 

とにかく音楽を愛する色んな人に聞いて欲しいでぃすた

お題「NEWSアルバム『WORLDISTA』レビュー」

 

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お題お借りします!というべきかやっとお借り出来ます!というべきか……

すっかり遅くなってしまった!

って発売2週間弱で思ってしまうのはきっと皆さんがものすごいスピードで楽曲とコンセプトのレビューと考察をしているからです。笑

 

さて、私も勢いに任せてレビューしていこうと思います。

世界観のレビューはインテリの皆さんにお任せするとして…(いつか頭をフル回転させて考察の波におぼれてみたいなあとも思う。今書いても受け売りパラダイスにしかならないので)

私はレビューというよりも曲の感想をつらつらと書いていきたいと思います。

今回は目次も作って好きな曲だけ飛ばし読みも出来るようにしてみました。

 

 

 

 WORLDISTA

 

 

アルバムの1曲目=ライブの1曲目、が最近の流れになりつつある(というかほぼ確定)ので結構かなりめちゃくちゃ重要な曲。

NEVERLANDもEPCOTIAもイントロだけでゾワッときてたしライブDVDが発売された今では映像まで鮮明に蘇るのでかなり強い立ち位置の曲。両方とも行けてないのに…笑

だってコンセプチュアルにこだわるNEWS君たちが最初に登場する曲ですよ?ファーストコンタクトですよ??今回はどんな演出で来るのか楽しみで仕方ない。まさに#想像することがみちしるべって感じ。

私はNEVERLANDもEPCOTIAもWORLDISTAとは別の世界説を推していて、というか推していたくて、「NEVERLANDもEPCOTIAも確かに存在した世界だけど行って戻ってきてしまった我々はもう戻ることはできない。実際には戻れないけど想像することでWORLDISTAの世界の中でなら追体験できる」って世界の方が、私は幸せだな、と思います。

そういう意味も含めての「NEVERLANDにもEPCOTIAにも聞こえる曲」なのかなと。私はそういう解釈で聞いております。

それはそうと、Sのプレッシャーハンパなくない????

3曲完結!!!みたいになってる中に入っていくのめっちゃ不安じゃない???

Sが仲間外れにされて毎日ストレスを抱えて胃痛を起こさないか今から心配で仕方ない…いじめられてグレないかも割と心配。(なんの話)

 

DEAD END

これはもっとダーク感あふれるBYAKUYAみのある曲だと断定していたので「ハ???????」ってなりました。だって『ゲーム』がコンセプトのアルバムでデッドエンドですよ。ゲームオーバー的なやつだと思うじゃないですか。そうじゃなくたって和訳したら「行き止まり」だもん。

もうこの世界は終わりだ…夢も希望もない…みたいな曲だと思ってた。完全に。NEWS制作チーム舐めてた…。

実際→海賊王に!!!!俺は!!!!!!なる!!!!!!!

 

 

だったのでびっくりした。とてもびっくりした。

めちゃくちゃ「ウィーアー」感あるよね。「ありったけの〇〇」って表現もう私の中では「ありったけの夢をかき集めて宝物探しに行く」麦わらの一味しか連想できない。

行き止まり=ゲームオーバーのどん詰まり、じゃなくて

行き止まり?んなもん知らねえ音速でぶっ放してやらあ!

みたいなNEWSさんのテンション、とてもロックで好きです。

今までの曲で言ったら私は4+FANが近いのかなと。めちゃくちゃC&Rあるし。我々のパートが多すぎてもはやメンバーでは?みたいになってるし。←

4+FANはテンションが高いながらも「今までいろいろあったけど一緒に乗り越えてくれてありがとう」みたいなメッセージ性があった感じがしたけどこの曲は「とにかくめっちゃ突っ走るからついてこいよ!」みたいなただただ前向きな感じがいいなあと。ハイスピードで駆けていく曲にファンのパートが多いのはなんともNEWSらしいなとも思います。突っ走るけど置いていかないぜ!って感じが。

もう私の中ではワンピースの主題歌です。フジテレビさん、来期の主題歌にどうですか??

 

CASINO DRIVE

音速で行き止まりを越えたと思ったら見知らぬ女をナンパしてるので本当にNEWSはけしからんグループ。

歌詞解釈はしないでおきます。あまりにもストレートなので、ええ。笑

個人的にはピアノの入れ方が絶妙だなぁって思いました。

クラシックのピアノ曲って運命が大きく動いた時のBGMに使われがちじゃないですか。(1曲めっちゃ思い浮かんでるのあるんだけど知識がないので曲名が分からない……)

運命をわけるギャンブルの要素が含まれた曲にピアノを使うのはそんな効果もあるのかなーなんて素人ながら考えております。

あと「ヤマを張るのなら俺にしとけ」ってやばくない????「連れ去る口実はいらない」とか言いながら連れ去るのやばくない??

 

インビジブルダンジョン

去年AVARONを初めて聞いたときに受けた衝撃再び。という感じだった。

AVARONは電子音?のようなテクノ系のフェイクから入っていて、「私いつの間にデデマウス入れてたっけ??」となった。*1

 

歌詞だけを読んだ時の印象と曲に乗せた時の印象が全然違うのでびっくりした。もっと重めのバラードみたいな感じかと思ってた。明るい曲ではないけど曲調がそれをうまくごまかしてる感じがする。

手越・タイムイズマネーが座右の銘・祐也に「1分1秒もyou don't waste it」の歌詞を割り当てた人が天才ってことだけは言いたい。

歌い方も、上手く言えないけど白黒はっきりさせない曖昧な歌い方が気になる。インビジブル感。

最近の曲でいうとcascadeが近い気がする。温度感とか曲の表情とか。

ライナーノーツでは「RPGゲームの世界」って表現されてたけどこの曲自体にRPG感ある??「まだ見ぬ世界とあの光求めて」って歌詞はなんとなく通ずるものがあるけど、ど真ん中のTheRPGって感じではないなあって思う。どうしてそのシーンを切り取ったのか。って感じ。

個人的には「自分の弱さを知ることが一番の強さ」って歌詞が好きです。あと、ダンスめっちゃかっこいいと思う。暗闇の中をライトのついた服で華麗に踊る演出だったらたまらない。一生ダンジョンに住む。(は?)

 

SPIRIT

はい、きた。私の大好きなe-sportsエリア。

手越担だからサッカー曲の多いこのゾーンが好きなのか、単純に好きな曲が多いのかは良く分からない。加藤さんもびっくりの運動音痴だけどスポーツの応援曲は大好きなのです。

e-sportsゾーン、へ、アクセスします。」からのSPIRITのイントロまでの流れがね、本当に好き。

この数十秒で一日頑張れるもんね、すごい。この曲のイントロを聞きながら空を仰いでみてください。「天が私に味方してくれている・・・!!」ってなります。雨なんて降ってません。SPIRITが今日の天気です。(好きすぎて頭のおかしくなったオタク)

いやでもほんとにこの爽やかなイントロが好きすぎて身体軽くなった感じがする。気のせいではない。と信じたい。

小山くんの低音が生きてきている。4人になってから、基本キーが格段に高くなって小山くんだけとても歌いづらそうにしているのがとても気になっていたので、彼の歌の中での居場所が見えてきた感じがして嬉しい。手越くんは音量も音域も格別だけど、低音は出しづらそうなのでそこを小山くんがカバーしちゃったら最強なのでは?グループってそういうことじゃん??って勝手に感動してる。(よくしゃべるおたくだなあ)

そんな私のボルテージはサビの「頂きへ FLY HIGH」で最高潮になる。突き抜けるような歌声、って表現がこれ以上合う歌があるだろうか。この時点で私の体重は半分くらいになっている。これが俗にいうSPIRITダイエットです。(今思いついただけだけどなんかめっちゃ効きそう)

…って思ってたらイメージは羽ばたく鳥、だそうで。そりゃあ身体も軽く感じるわけだ。

 

あと、この独特のリズム感のある歌詞。「敗北からまた一歩、いっそ邁進変わらぬ意志を」のリズム感と語感がすごく好きで、何の韻も踏んでないのに音に綺麗に乗っかって口ずさみたくなる感覚…これどこかで……ってなって気づいた。「夜よ踊れ」のあの感じととても似ている。曲のイメージも意味合いも制作陣も全然違うけど、このテンポと語感のよさは通ずるものがある…と勝手に感心している。

2019年版「声に出して読みたい日本語」って感じ。

 

BLUE

披露済みの曲は今更考察するのがとても難しいので思い出を語っていきます。

この曲が発売された直後くらいにNEWSに戻ってきたので発売当初の思い出は語れないのですが、年末のベストアーティストで披露した時が1番心に残ってるかなぁ。

他の色んなアーティストのファンが集う中、ステージ中央暗闇の中を煌々と光る靴紐だけが彼らの存在を示していて、会場から「おおっ……!」っていうどよめきが上がる。

声の調子も絶好調で、ファンはもちろん他のアーティストのファンや、ともすると他のアーティストまで引き込んだステージ。

私はその場にはいなかったけど忘れられない。

私たちファンは彼らの家族でも恋人でも友達ですらないけど大人数のアーティストが出演する特番やフェスになるとどうしても「私たちの」NEWSって気持ちが出てきてしまう。そのステージ以外のところで頑張る彼らを見てきているからどうかそれが外に伝わって欲しいって思うのかもしれない。

 

FIGHTERS.COM

この曲……さ……ほんとにさ……さいこうだよね……うっ…………

 ねえ!ライブキッズのみんな見てる!?!?!?そう!ライブハウスが生息地、夏にだけやたら野外のフェスをはしごしまくる君たち!!

まーーじでDragonAshって感じだから一回聞いて!!!

ちょっとNEWSくんにはそんな姿見せられないけどこの曲をしかるべきバンドさんがカバーしてくれたら私は絶対にダイブするね、うん。ぜってーダイブする。

類似曲はこれです。ライナーノーツでシゲちゃんが言ってた「ミクスチャーロック」ってこんな感じです。ちなみに私はこれが会場で流れたら、人の上を泳いでいます。ええ。

www.youtube.com

 

DragonAshといえばベースのkenkenがめちゃくちゃAir:manさんに似てるからそこも見て。(これ以上書くとDragonAshのレビューになるのでやめます)

アルバムを1周したとき、1番好きだなって思ったのがこの曲で、LVEの魂がそのまま乗り移っててアルバムにまでこんな曲を入れてくれるNEWS制作陣ってさいこう!!ってなりました。

個人的には増田さんのパートがめちゃくちゃ好きです。エロさでもなく、王道のアイドル路線でもなく、こう、「野生のオス」が出てる感じが。

増田貴久、職業:人間、生息地:ジャングル

みたいな野性味を感じる。

「お前ごときじゃ足んねえパスだパス!」とか「世紀のshowをお見せしよう」のリズム感、もっというとリズムに乗っている増田さんがすごく好き

もちろん一番の聞きどころはわれらが手越祐也のシャウトなんですけどね、ええ。

初めて聞いた時の印象は「音の中で泳いでる…。」でした。

こんな感覚になるのは他の音楽も入れて初めてだったんだけど、とにかく自由に音の中を移動してる感じがした。力強さはあるんだけど肩ひじ張っていないというか、「音を楽しむ」って感じだった。ライブで最もアレンジを加えてきそうな曲なので終わった後の喪失感も含めて今から腹を括っておかないと…

(最後のシャウトで失神しかけたオタク)

他にも言いたいこといっぱいある…っていうか聞くたびに感想が降ってくるからキリがないのでこの辺にしておきます。

絶対どっかのフェスのカラオケコーナーで熱唱してロック民を唖然とさせてやる……

 

Digital Love

どっちかっていうとこの曲のイントロのほうが「インビジブルダンジョン」っぽいと思う。

しないって言ったけどほんの少しだけアルバムの考察を挟ませていただくと、

この直前のトラックが「発表会」なんだよね…それ終わってすぐ私たちは恋愛ゲームの世界に没頭してる……

なんかあまりにも不自然な流れなのでかえって不気味に感じる。

私たちは恋愛ゲームに没頭して周りが見えなくなってるけどその周りではちゃんと向き合わなきゃいけない何かがあるんじゃないかって気がしてしまう……でも「合言葉はimagine&Love goes on❤️」

なんて歌われて上手く目を背けさせられてる気がする……肝心なことに気づけてない気がして怖い。めちゃくちゃ怖い。あとめちゃくちゃ課金してそうで銀行残高が怖い。

ちなみにこの「合言葉はimagine&Love goes on」が「Quntastic!」の歩く僕の服を掴んで上目遣いされた時のテンションにすごく似てる気がするんです……恋に浮かれて周りなんて見えないよーって感じが。

そして1番怖いのが……↓

 

リボン

そう、急にここにきてリボン。

いや、情緒。

アルバム順に歌われたら情緒が追いつかなくて私は死ぬ。

ちょーっとさ、間にさ、なんか挟むとかさ!ないの!ねぇ!!

振り幅あるアイドルっていうのは知ってるけどいきなり振り切りすぎじゃないですか??

この曲はアルバムで1番解釈が別れてるなぁってイメージがあって、それはきっと解釈する本人が何に対して愛おしさを感じてるのかってことに左右される感じがしております。勝手に。

私はNEWSとNEWSファンって思いながら聞き始めてしまったので、その仮定のもと進めていきます。後になって「母と子」ってテーマを聞いて「うわーーーなるほどそうきたかーーー」ってなりました。

 

私は一度NEWSから離れてロック界隈に没頭していた時期がありました。

でも去年、strawberryでパワーアップした、でも変わらないままの彼らを見て、また居場所を取り戻しました。

もうここに私の求めるものはなにもないと思って置いてきた「NEWSとの思い出」という箱。

久々に開いたらそこには私が失いかけていた大切なかけがえのないものがたくさん入っていて、私は置いてきたことを後悔します。そして「なにひとつリボンを掛けて返せていなかった」と気づかされる。私の中でのリボンの解釈はこうでした。

「幸せ過ぎて怖い」って表現はよく見かけますが「後ろめたさを感じる」ほどの幸せってすごい熱量だと思います。その幸せを与えられる人はもちろん、感じ取れる人もまた愛に満ちあふれているなあと…どこまで考えても温かな歌だと思いました。

歌の面でいくと、増田さんの聞こえなくなりそうな今にも無くなりそうな切ない歌い方がとても印象的。

絞り出すような、壊れてしまいそうな声。「チキンボーヤ」を歌っている姿が出てきたので、私のなかでその2曲が重なって聞こえているのかもしれません。

ちなみに数曲前で「お前ごときじゃ足んねえパスだパス!」と歌っていた増田さんとは違う人です。双子なんですよ増田さんって。知らなかったんですかー!!ハハハハハ!!!!

 

サンタのいないクリスマス

これもいいよねーーーー!!!!

前トラックの「クイズInter」の最後の問題で「NEWSの楽曲のタイトルに使用された事のない季節は?」「クリスマスッ!!」って、クリスマスって季節か??てごちゃんの天然出ちゃった?もうほんと可愛いんだからー♡(きゃぴきゃぴるんるん)って感じで聞いてたのでそのまま「きっと~」って歌い始められて全身がゾクッとした。なんなん?天才出ちゃったな??このつなぎ方最高すぎるな?そんで、この唄い出し、完全にとろけた顔(↓)で歌ってるな?

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「はいはいリア充リア充。」って思いながら聞いてたけど歌詞をしっかり聞くとこの人の隣に大切な人が居るわけではない事が分かる。

もっと正しくいうと「今はもう」いない。

どうしていなくなってしまったのか、死別なのか喧嘩別れなのか突然の失踪なのか、それは分からないけど、この人が楽しかったあの頃を大切に大切に胸に秘めていることが分かる。

そんな曲、どっかで聞いたことあるな…と思ってらふライブラリを探したらBUMP OF CHIKENの「スノースマイル」がヒットしました。

www.youtube.com

(正式なPVが出てこなかったしショートバージョンしかなかったので聞きたい人はぜひ探してほしい。)

「僕のポケットの中で手をつなぐ口実が出来るから冬が寒くてよかったな」なんて呟いておきながら、その曲の情景には雪も僕の隣を歩いてくれる君もいない。

曲調に騙されて気づかないけど少しずつ風景をフレームアウトさせていくとすごく切なくて、でも主人公は幸せそうな顔をしている。そんな不思議な曲だと思いました。

 

strawberry

これも思い出をチラッと。

ENCOREの東京公演1日目で歌った時に慶ちゃんがどうしても高音を苦しそうに歌ってて、まぁ平たく言うと声が出てなかったんですけど、すごく悔しそうな顔をしてて、やり切れないなぁ……って思って手越くんを見たらすごく優しそうな顔で慶ちゃんを見つめてたんです。その時はどうしてそんな表情をしているのか分からなかったけど、「あーあ、外しちゃって。全く駄目だなあ」っていう感情ではないとは確実に思いました。きっと慶ちゃんがもがき苦しんでいるのを知っているからこそ見守りたいって気持ちがあったんだと思います。本当のところは本人に聞いてみないと分かりませんが。というか、そんな表情をしていた自覚がないかもしれない笑

あの頃は風の噂が広まって脱退うんぬんかんぬんで騒いでましたが、あの表情を見ていたので「手越くんはきっとこれからもずっと慶ちゃんと歌ってくれるんだろう。一緒に成長してくれるんだろう」って妙な確信がありました。

シゲちゃんの「ジョイフーーール!」を聞く時の表情とか手越くんが「愛する人のため」と愛する人を慈しむ表情をしながら見て歌うところとか、この曲は映像で見るのがとても楽しい。

 「まあ、シングルで何度も聞いてるしなあ」とあぐらを掻きながら聞いていた私ですが、最後のアレンジが追加されているのを聞いて思わず泣いてしまいました(不意打ちに弱いオタク)

テゴマスのテゴマス曲でよく聞くフェイクが優しく入ってきて、最後は4人で。

この「4人で歌う」っていうのが唯一今回のアニバーサリーソングに欠けていると感じていたのですごくうれしかった。

テゴシゲの「今日は記念日」もいいけど4人の「今日は記念日」はもっといい。何がいいって小山さんがベースパートで支えてるんです。(何度でも言います)

低音って目立たないので軽く見られがちですが、実はめちゃくちゃ重要で、あるかないかで全然全体の印象が変わってくるんですよ。レトルトカレースリランカカレーくらい違う。だから小山さんが低音をバシバシ決めるとこれからの楽曲レベルがめちゃくちゃ上がってくると思うんですよ。ホントに頑張ってほしい!よろしく!!

なんでこんなに熱く語っているかというと私がベース大好き芸人だからです。アメトーク出たい!!

 

「生きろ」

「生きろ」の一番の思い出は9/7のMステかなあ…

あの時期はちょうど北海道の地震があって、ライフラインが途絶えてた方もいたと聞きました。私は関西に住んでいるので全く影響はなかったのですが、大雨や初夏の地震、直近の台風に悩まされて日々ビクビクしながら生活していました。

自然災害っていつ襲ってくるか分からないし防ぎようがないから、本当に怖い。人間の無力さを思い知らされます。「生きろ」は自然災害に対する曲ではないけれど、捉えようによってはどんな状況でも当てはまる歌だなあと思っていて。

あの日、やっと見れるようになったテレビから流れてきた「生きろ」に励まされたというNEWSファン以外の人の声が嬉しかった。どうしようもなく嬉しかった。

歌の力は直接的に人を助けられない。でも、人が頑張ろうとするとき何よりのエネルギーになる。と、私は思っている。それを痛感したMステだった。本当に私の好きな4人が「歌を頑張りたい」っていってくれるのが嬉しい。少しでも彼らのこういうところが多くの人に伝わってほしい。そう願ってやまない。

 

 Symphony of Dissonance

ソロ曲は書こうか迷ったのですが、思うところはそれぞれあるのでササっと書きます。もうここまで読んだなら最後まで付き合ってくれ…(もはや投げやり)

ますソロはthunderがトラウマになってしまっているのでめちゃくちゃ聞くのが怖かったんですけどただただカッコいい増田さんがいて安心しました。

やっぱりヒップホップが映える!BLACKHOLEのラップを聞いたときは「ちゃんみなかな??」ってなったけど今回はCreepyNutsっぽいですね。増田さんのスタンスが許すならいつかフリースタイルダンジョン出てほしい。(ただ、即興で歌えるかって言ったら怪しいのであんまり強くなさそう←失礼)

明晰夢に立てこもろう」が好きです。なんとなくWORLDISTAの世界観とつながってる感じがして、不穏な世界を形作ってるなあ、と。

DoLLs

これはもう記事にしてあるので省略。

好き放題つらつら書いただけなのに思ったより反響があってびっくりしました…

こんなに色んな方に見ていただけるならもっとかしこまって書けばよかった…

 

Going that way

ちゃ、チャれえええええええ!!!!

完全にこれ下着同然のファッションを好む美女たちが帝王小山慶一郎を取り囲んでるじゃないですかああああああーーーーーーー!!!!

曲の世界観に引っ張られて全然気づけなかったんですけどなかなか等身大なこと歌われてますね…

「怯えてた夜に答えはない」「あの時代どうしようもないくらい思い出しても」「もがいて意思のある明日へ」

まさに小山慶一郎の今。って感じで刺さる。けど刺さる余裕もないほど曲がチャラい。

なんとなく覚えたデジャブは多分韓流アーティストですね。BIGBANGのFANTASTIC BABYあたりを彷彿とさせる。

そして何より言いたい。

あんなミルクティー色の髪でこんな曲をダンサブルに披露されたら死人が出るぞ。

 

世界

ソロ曲で唯一の本人作詞・作曲。

ということでシゲ担さんが日夜研究を続けておられるので私はライトに…

 「レゾンデートル」とか「ルリビタキ」とか、加藤さんはいつも語彙を広げる表現を使ってくれるので勉強になるなあーーって思いました。(浅い)

「誰にも託せぬ夢ばかり」ってところが、一人で細部の仕事をこなす加藤さんらしいなと思いました。「人にニュアンスを伝えて、修正していくより自分がやったほうが早い」ってライドオンタイムで話してた通り、あえて「誰にも託さ」ないんだろうなあとも。

あと、加藤さんは12歳から芸能生活をしているのに、驚くほど感覚が我々一般人に近いなと思うことが多くあります。それが「情けない生き様」とか「振り返るには浅い人生」ってとこに現れている感じがして、個人的には「そんなことないよ!立派だよ!!」って言い返したい気持ちではありますが、その自信のなさみたいなところも彼の魅力のひとつなのかと思うようにします。

「貴様が世界だ」っていうのはもはや哲学みたいだなあって感じなんですけど、誰一人として同じ人生を歩んでいる人はいなくて、同じものを見ていても感じ方は人それぞれで、だから言葉にして自分のニュアンスを伝えるのはほとんど無理に近い。

言葉を仕事にしている人だからこそこの最後の1行が生きてくるな…としみじみ思っていました。

この曲の解釈こそ正解がなくて、それぞれが感じた世界こそが正解なんだと思います。(と、さりげなくダジャレが挟み込めたので終わります。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

全体を通して 、曲と歌詞がバラバラに生きてる曲が目立つなあ、って感じました。全曲ではないけどね。

だからこそ、CDという現物を手にして、制作陣から、歌詞から、未知の曲がどんな曲なのか「想像する」という楽しみ方が出来るアルバムなんじゃないかと思います。

もちろんその楽しみの先に「WORLDISTAの世界はどんなものなのか」っていう考察と「ライブではどんな演出になるのか」っていう予想が付随してさらに楽しくなるわけなんですが。

そんな何度でも楽しめる最強のアルバム、WORLDISTAなんですが、なんと今なら3000円で買えちゃいます!!

DE DE MOUSEDragonAshとBUMP OF CHIKENとBIG BANGと嘘カメとCreepyNutsが同時に聞けるこのアルバム、ぜひこの機会に!

(ここまで読んでくれた人がすでに購入済みという事実から目を背ける)

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*1:ちなみにデデマウスは私が学生時代「テゴマス」と間違えて借りたのがきっかけで出会ったアーティストです。当時Perfume以外のテクノを聞いたことが無かったので「こんな音楽もあるのか!」って新鮮だったなあ。

人の信念を語るな

みなさんこんにちは。

WORLDISTAにログイン中のらふです。

このゲーム、ログインボタンがあるのにログアウトボタンが見つからない…。どうなってんだ聞いてないぞ。

ってことで完全にVRゲームの世界に閉じ込められております。

あ、今からするのはアルバムの話です。

 

発売が決定したときから「これはヤバいのがくるな」という予感はしていたのですが、2月、休日出勤が多いから振替休日の日数は有り余ってるのに今週だけ外せない用事があり過ぎて休めない問題に直面しまして…。

きっと日本中にに私が今週休みたいことがバレている。(そんな規模の仕事はしてない)

WORLDISTAの世界に埋もれたいのに没頭できない日々を送っております。

WORLDISTAの考察記事は…私は参加出来ないかもしれない。笑

日々TLに流れてくるみなさんの考察を読んでほえーーってなってる瞬間が好きなので。笑

 

取り急ぎ1曲だけ!レビューさせて!!何も書かずにはいられない曲が!1曲だけ!あるんです!!

 

テゴソロ「DoLLs」に寄せて

最近ハマってるの。「~に寄せて」って表現。(どうでもいい)

DoLLsを聞いた全国の手越担の皆さん、息してますか?

私はしてません。←

年末年始のデートの影響で経済状況がかなり危うくなっていたので通常版を給料日後に買おうとしてたんですよ。タワレコに入った瞬間「か、顔がいいーーー!!!」ってことで買いました。ボーナス貯金下して買いました。でも2012万718円分くらいの価値があったので実質無料。むしろ得。大繁盛。

 

さて、テゴソロの話をしますね。

まず曲名が決まった時点で「抱いてる曲か別れてる曲か」の論争が始まりました。ええ、私の中で。

シゲちゃんが「手越が歌詞を書くと重くなるから」と言ってて「分かる…」ってなってしまった。でも今回は題名が「お人形」ということで「女の子をお人形に見立てて抱いちゃうんだろうなあ、今回は“抱き”のほうか…」と気軽に考えていたのですが大外れ。

「俺は人形なんかじゃない」の歌詞に戦慄しました。まさかの路線では…。いつもニコニコしてるアイドルの裏の本音を語った歌では…。

正直彼が「俺は人形なんかじゃない」という歌詞をオーダーしたという話を聞いてからすごく怖かったです。私の大好きなヒーローが公共の場で音を上げてしまったら、私はどんな顔をしていたらいいんだろう。どんな気持ちで受け取ったらいいんだろう、と。

でも違った。どう考えても音を上げて悲しんでいる歌い方ではありませんでした。

お人形扱いしてくる世間を睨み付け、殴りかかる勢いの曲…。

ちょっと…かなり、長くなりますが、お付き合い頂けるところまでお付き合いください。

 

DoLLsの音の魅力

 

本人が今回の曲作りについて何も語っていない状態で書くので完全に憶測でしか書けませんが…。

今まで何曲も作曲してきた彼ですが、ここまで攻めたロックを作ったのは初めてでは?

曲作りにおいて一番重要なのは編曲、と言われているのでどこまでが彼の原案なのかは分からないけど、めちゃくちゃ好きな曲調でした。

I’m commingもかなり好きな感じなのですが、私は兎にも角にもベース大好き芸人なのでこの曲のベースラインを聞いた時は「えっ……手越くんに私がベース大好きなのバレてる……?結婚しよう?」ってなりました。割と本気でベース買ってこの曲カバーしたいと思ってる。ギタリスト、ドラマー募集します。あと手越くんも募集します←

バンドで言うと「嘘とカメレオン」とか「CQCQ」とかが近い音な気がする……

 

 

ギターガチャガチャしつつもベースの音がちゃんと生きててボーカルの声質もしっかりしてるから全体的にまとまる、みたいな…?

えっと、音楽は好きなんですけど全く詳しくはないので完全に私見です。

ほえーと思っててくれたらいいです。笑

 

個人的にはイッテQのチャラ手越しか知らない人の前で思いっきり披露してどよめかせたい願望があります。バンドメンバー募集します。あと手越く…(デジャヴ)

 

 

DoLLsの歌詞解釈

 

これ、毎回やるとキリがないので今までやったことなかったんですけどこの曲はやっておかなきゃいけない気がしたので。作詞はてごちゃんじゃないけど、なんか、等身大のてごちゃんだなあって気がしたので。やります。一部歌詞オーダーしてるみたいだし、あまりにもTAKA3さんの歌詞がてごちゃんなので、やります。

 

信念さえ 行動さえ

右倣え、集団心理

色付けて 拡がって

真実はどこにいった?

酸いも甘いも 匂い嗅ぎつけ

群がってるだけ

 

 

これは週刊誌とネット記事のことと捉えてよろしいでしょうか?←

人それぞれ信念があって、それに準ずる行動をしているのに、赤の他人が勝手につけた色にみんな染まっていって水に落とした絵の具のように広がっていって、あたかもそれが真実かのように知られていく。○○がこう書いてるから私もそう思う。××がこう言ってるから…ワイドショーでこう報じてたから…

う、う、う、うるせええええ!!!

そこに真実はあるんか!そこに!愛は!!あるんか!!!!(某アイフルより)

本当にネットの記事とか週刊誌の噂って信憑性なくて、あくまで解釈の範囲なのに「こうらしいよ!みんなもそう思うよね!ねーーー!!!」みたいなのが本当に多い。それに同調してしまう「みんな」も加害者であり、カモと言う名の被害者だ。

群がってるだけ。美しくないなあ本当に。

 

 

譲れない本当の信念(おもい)があるから

自分じゃない自分に

決して負けやしない

 

そんな「作りだされた自分」に負けないそうです。強い子ですね手越くんは。

譲れない本当の信念ってなんなんでしょう。そもそも信念ってなんなんでしょう。辞書で引いてみました。

 

 

デジタル大辞典より

1 正しいと信じる自分の考え。「信念を貫き通す」「固い信念」

2 宗教を信じる気持ち。信仰心。

 

し、信仰心…!!(そこじゃないぞ!)

正しいと信じる自分の考えですって。きっとこれだけ強い手越くんだから相当な信念があるのでしょう。本当の信念ってことは世間一般からは「間違った」信念を持っていると思われてるってことでしょうか?ノーチャラ人間なのにひたすらチャラ男だと思われてることとかそういう類のものでしょうか。(チャラキャラは楽しんでやってそうなので良いのですが…)

 

 

期待通り、思惑通り

個性なきマリオネット

さあ あがけ 自分らしくDolls

 

 

マリオネット、つまり操り人形ですね。

個性なき、とDollが複数形になっているところから、この操り人形は複数いることが分かります。それも多数。

おそらくこの「マリオネット」たちは私たちなのではないかと私は思います。

ファンという括りでも見られるし、世間一般、とも捉えられる。

誰が流したのか分からない情報に流されて、その「誰か」の思惑通りになってないでちょっとは自分の信念貫いて自分の頭で考えて行動してみろ!っていう怒りというかそこはかとないパワーを感じます。

それでもDollsではあるみたいだけど。人形が意志を持って勝手に動き出したら怖いよね。なんか想像したらめちゃくちゃ怖い。

 

世は舞台 人は皆役者

嗚呼 目を伏せて

道義も忘れて いつか顔を上げたら

愛を愛と気づけるのか?

 

世は舞台、人は皆役者。ってなんか舞台のセリフみたいじゃないですか?ハムレットあたりの終盤に出てきそう。ハムレット見たことないけど←

…って思ってたらホントにシェイクスピアの舞台のセリフだった……ハムレットじゃなかったけど。

 

ちなみにどうでもいいんですけど「皆役者」を何回も「暗殺者」に空見してしまってめちゃくちゃ怖い。

 

ここで「道義」を引いてみます。

 

コトバンク

人のふみ行うべき正しい道。道理。「道義にもとる行為」「道義的責任」

 

道徳の類似語なのかな…?目を伏せて道義を忘れて……手元のスマホに気を取られ、匿名なのをいいことに人のふみ行うべき道も忘れて好き放題意見したその人が顔を上げた時、その時愛に気付けるのか……

どうしても考察をしていく上でネット民って考え方から離れられない…

 

奪わせない 大切なもの

今、立ち向かう 牙を剥くように

息を吹き込んでいくんだ

俺は人形なんかじゃない

 

 

そんな道義なき声に反逆していきます。

人形なんかじゃない、生身の人間なんだ、ときっぱり宣言するように歌う手越くんがあまりにも手越くん。

なに迷ってんの?って声が聞こえてきそうです。

余談ですが、小6まで本気で人形と喋れるようになると信じていた手越少年、そんな彼が敢えて「人形」という表現を使ったことに、寂しさなのか頼もしさなのかよく分からない感情が生まれてきます。私自身にもうまく説明できない。(じゃあ書くんじゃない)

 

 

殴られても 倒されても

人形ではいられない

流されて 操られ

そんなん人の世じゃない

鏡越しの 自分へ問う

お前は誰なんだ?

殴られても倒されても人形にはならないぜ!って姿勢が「NEWSの特攻隊長」っぽくて好きです。そんな彼が年を経るごとにどんどん柔らかい印象になっているのはもっと好きです。昔ほど気を張って生きなくてよくなったのかなあ、と勝手な憶測をしてほっとしてしまいます。

芸能人はもちろん、社会の中で生きる私たちも少なからず「表向きの顔」みたいなものは持っていて(これを読んでくれる人で心当たりが全くない人はいないと思う)、そんな表向きの、ともすると「無理をしている自分」を俯瞰で見て誰なんだ、と聞きたくなる。私はそんなことがあります。だから例え叩かれても干されても嘘もなくまっすぐ生きてる手越くんにこうやって歌われるとウッ…ってなります。(語彙力を擬音で誤魔化すスタイル)

 

着せ替えお遊び人形

捨て立ち上がれ

さあ あがけ 自分らしくDolls

この着せ替え、はもちろん服もだけど、肩書きとか周囲に決めつけられたイメージとかそういう意味もあるのかなあ、と。

ちなみにライブではこの部分で上着的なヤツをバッって脱いでほしい!手越くん見てるーーーー????考えといてーーーー!!!! 

 

 

世は宴 役を演じてる

嘘に塗れて心失いそうな

誰かのせいにしないで

意志(こころ)のまま生きていけ

 これは少し前に何かの雑誌で言っていたことなのですが、「自分を好きになれない時どうする?」みたいな趣旨の質問に「自分のことは自分が一番好き」と回答になっていない回答をしていたことがありました。続けて、「自分を守れるのは結局自分しかいない」と答えていたのがすごく印象的で、まさにDoLLsと繫がっているなと感じました。

誰かに影響されたり感銘を受けたりするのはとてもいいことだけど依存して自分の人生を委ねてしまうのはあまりにも短絡的だと思うのです。それこそ、人はいつ裏切るか分からないし、自分の人生がうまくいかなくなった時、責任を取れるのも責任を取るべきなのも自分しかいないと思っています。(もちろん通り魔に刺されたとかそういう特例は除いて)

「誰かのせいにしないで」生きていくって簡単なようですごく難しい。自分の人生の味方は自分しかいません。

 

美しき生命(いのち)を踊れ Dolls

 

最後のサビもほぼサビと変わらないのともう私の考察脳が死んでいるので最後のこの1フレーズだけ。

私は手越くんの生き方について、色んなことを思うのですがまさにこれ、「踊るように生きている」というのがすごく適切な表現だなと思っていて。

緩急はありつつも決して止まることを想定していなくて、ジャズからロック、ロックからポップ、といろんなジャンルを渡り歩くように動き続けていて、だから何年も見ていてもずっと新鮮に感じるんだろうなあ、と。

踊るように生きている手越くんに多くの人が惹かれていくのは至極真っ当なことだと思います。こんな興味深い人、なかなかいない…。

 

愛する人のため」

なんでこんなに頑張れるのだろう。どうして腐らずに真っ向勝負できるのだろう。

本当は強くないはずなのに、「俺は人形なんかじゃない」なんていいながら戦い続けられるのだろう。

その理由が、そこに居続ける理由が「愛する人のため」なのだとしたら私たちファンは彼にとってどれほど強いパワーなのだろう…彼は、私たちのために戦うことを「宿命」と表現していたけれど、きっとそのことが悪い意味ではなく、つまり、彼を縛り付けている鎖になるのではなく、彼を突き動かすエネルギーになっているのだと思います。いや、思いたい。かもしれない。

私たちの想像を絶するような苦しい環境の中で苦しい顔一つ見せずにアイドルを貫き、自分がアイドルであることに窮屈さを感じるのではなくて、誇りを持って楽しむ。それが手越祐也という人間なのかもしれません。もちろん彼の真意は分からないけど。誰も想像していなかった「茜空」を披露してしまうような男なので。(いまだに引きずる)

 だからこそ、彼の幸せの理由がファンである限り、少なくとも私は彼に笑いかけていられるファンでありたいと思います。

相変わらず締めるのが下手なので手越くんに締めて貰いましょう。

ここまで読んでくれて……せーの!

 

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手越祐也の女の子論

やっほー!みんなてごちゃん好きー?

私は好きーーーーー!!!

 

ってことで今回もテンション高めにてごほめしていきたいと思います。

 

手越祐也、世の女をみんなお姫様だと思ってる説」

 

説っていうかほぼ確定なんですけど、今回はこのあたりを掘り下げていきたいと思います。

言わずと知れた手越くんの「王子様キャラ」。これは唯一ファンと一般の皆様の見解が一致している部分だと思うんですけど、「王子様キャラ」って言葉が基本的に「お姫様目線」なんですよ。

女の子をお姫様のようにエスコートする、っていうのが王子様像なわけで、手越くんはそれを呼吸するようにやってしまう。

女性ファーストが基本姿勢なんです。

ワンピースのサンジくんがいい例なんですけど、男性にはとにかく冷たく闘志むき出しのロック対応なのに対して、女の子と向き合う時はめちゃくちゃ物腰柔らかで優しそうな眼をするんですよ。(サンジくんの場合は目が完全にハートだけど)

女の子に媚を売ってるとか、そういうことでもなくて、ただただ大切にしてるんですよ。

その対象者が「美女」に限ってしまうとただの女好きになってしまうけど、彼は「世の中のすべての女性」にリスペクトを示している。多分、彼の事を「女好きのチャラい奴」と言われてどうしようもない違和感を覚えてしまうのはこの彼の姿勢を知っているからだと思います。

つまり、「女の子が女の子であるという事実すべてを愛して大切にしている」

おい、そこの男よ、そう、手越くんをいつも「手越wwwwww」ってバカにしているそこの男よ(概念)、お前にこれが出来るのか!!

お前に!女子が!救えるか!!!

 

 

先日、20代半ばにして初めてLIZ LISAの服を買いました。

「値が張る」「太っているので着こなせない」「自分に似合わない」…

と色んな理由でこのブランドを避けてきて、ついにこの前、念願のデビューを果たしました。

 

買った理由はただひとつ。「コンサートに着ていきたいから」です。

こんな可愛い服、私らしくない。似合わない。周りに笑われそう…。

う、うるせーーーーー!!!着たかったら着りゃいいんだよ!!会場にいる女子はそのワンピースが似合ってるかどうかなんて見てないんだよ!!全視線はステージまっしぐらだよ!!調子乗んな!!

 

って感じ買いました←

 

女の子としての自信が持てなくなった時、私はいつも手越くんを思い出します。

1対1じゃないからこそ、彼の目にしっかりと焼きついた上での言葉じゃないからこそ、彼の不特定多数に対して放つ「可愛い」を全力で信じられるのです。

それは、言い方を変えれば「無責任で軽い言葉」になるのかもしれないけど、彼の客席に向ける目を見ていればそれが心の底からの言葉であることが分かります。

 

そこの自信なさげな女子!!!

いいからだまされたと思って手越くんのファンなってみ??DVD見てみ??なんなら貸すから、見てみ??「愛されてるなあ」って嬉しくなるから。こんな私だけど頑張ってみようって思えるから。

本来アイドルってそういうものだけど。

 

彼にそうして育てられたオタク達はどうなるのか。

そう、「可愛くなろうとする」。

手越担やにゅす担がアイドル級の顔面になるとかそういう話ではない。

「こんなに可愛い可愛いって言ってもらってるんだからせめてもう少しだけでも可愛くならなきゃ!」みたいな心理が生まれます。いや、ほんとに。

それがメイクやネイル、ヘアケア、ボディケア、ファッション…といった外見的なものであっても、ダイエットや食事改善、筋トレ…といった生活的な面であっても、とにかく何か変わろうとします。

 

私が良く見てるにゅす担たちは割とこういう人たちが多い。

「あんなに美しい人たちを見るのだから、私もせめて美しくあらねば!」って人もいるし

「せめて女子として自担よりも女子らしく生きていたい…自担の女子力に負ける…(主に小山担)」って人も

「会場にいるにゅす担が可愛すぎるので悪目立ちしたくない」って人も

「ライブはデートだもん。いつもの自分より可愛くするのは当たり前でしょ??(ちなみに私これ)」って人もいる。

いろんな理由があるけどみんな女子であることを謳歌しようとしている。

なかなか普段の生活でこんな機会はないと思うのです…。

 

言霊って本当にすごくて、可愛いって言葉をシャワーのように浴びていると本当に可愛くなれる(気がする)のです。そんなシャワーを「ファンでいる」っていう条件だけで全力で掛けてくれる手越くんをずっと追いかけられること、本当に幸せだなあ、と思います。

だから私は手くんと同じくらい、彼が大好きで愛してやまない彼の彼女たちが大好きだなあと思います。

WORLDISTAツアー初日まであと1か月弱。

どんな形の『可愛い』を育てて行こうか、ワクワクしながら考えていきたいと思います。

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いい機会なのでシゲアキ先生の7年間を振り返ってみた。

シゲちゃん、作家デビュー記念日!おめでとうございます。

第一作目の発売日を全国のファンに祝われる小説家ってなかなかいないと思うけど!笑

普段はてごちゃんてごちゃん言って溶けてる私ですが、

今年の記念日をお祝いしたかったのには個人的な理由があります。

25歳になる歳の1月。まさに私の現在なのです。

先週のROTでも語っていましたが、「25歳までに小説を書きたいっていう漠然とした目標があった」という加藤先生。

その目標が現実的な物になり、小説家加藤として歩み出した理由が「グループに貢献したい」という気持ち。

その理由だけで素敵だな、と思います。印税収入が欲しいとか、グループの中で目立ちたいとかじゃなくて、(もちろんあるかもしれないし、あったとして人前じゃ言わないとしても)

グループに何か自分の力で還元したい、と思えるシゲちゃんが素敵だなと思います。

仕事を下さい。とお願いした彼に返されたのは「お前は何が出来るんだ」という言葉。

「アイドル兼小説家」という肩書は贔屓目に見なくてもすごい事だと思うし、「25歳までに小説を書きたい」という夢をしっかり叶えている彼はやはり「アイドル」である必要はないんじゃないかとすら思ってしまう。

でも、それは多分違う。彼の中で小説家はアイドルという土台があるからこそ成り立つものであって、アイドルだからこそ広がっている世界があるのだと思う。

芥川賞受賞作家でも5万のペンライトが光るステージには立ったことがないだろうし、「バカヤロウ、俺の方が愛してるよ(イケボ)(からの超絶スマイル)」なんて言うベストセラー作家を私は知らない。

アイドルと言う武器を生かして周囲にいる色々な人を通じて、生きたこともない人生を描けるのはさすがとしか言いようがない。

「傘を持たない蟻たちは」でクローズアップされていたのは性描写の多さだったけど、私は世界観の広さに感動した。(読破したの最近だけど)

渋谷サーガと呼ばれる最初の3作はなにかしら芸能界が関わっていて、まさに「アイドルだからこそ書ける文章」って感じだったけど、傘蟻からはガラッと世界観が変わった。美術学生だったりサラリーマンだったり女子高生だったり…。彼が通ってきたことのないような世界線の物語が色鮮やかに、しかも内部の人間の悶々とした悩みや苦悩が生々しく描かれていて、最早ゴーストライターを疑うしかなかった。

きっとアイドルという職業の強みだけじゃなくて、彼が読んできた小説や見てきた映画、聞いてきた音楽、演じてきたドラマが大きな影響を及ぼしているんだろうけど、全部を吸収してアウトプットに活かしてしまうあたりが加藤シゲアキなんだ。天才だよあの人は。。。私はそう思うよ…。

 

まずい…シゲほめしてたら話の論点が…。

とにかく、私が「二束のわらじ」に強い魅力を感じるようになったのはキャスター小山と小説家加藤の存在がめちゃくちゃ大きい。収入とか副業とかじゃなくて、単純に二つの顔っていうものに憧れるのかもしれない。

(二つの顔、なんて言いだしたらNEWSは一人何個顔持ってんだって話だけど。)

私には何があるんだろう。何が出来るんだろう。考えれば考えるほど何もなくて、そもそも何に貢献したいのかも分からない。

自分には何があるのか、何が自分の強みなのか、それを熟知しているのも私が思うNEWSの魅力なのかもしれない。

 

 

さて、せっかくなのでそんなシゲちゃんに永遠の憧れを抱いている普段本読まないけどシゲちゃんの本だけは欠かさず読んでるよ系女子の私が(長い)、独断と偏見と壊滅的な語彙力で今までの作品の感想を並べていくよ!!より独断感が出るように当時の私の環境も書いていくよ!(最高にいらないサービス)

 

 

 

1作目:ピンクとグレー

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言わずと知れた渾身のデビュー作。映画化もされた。(まだ見れてない)

物語の時系列と書き出しの時系列がバラバラで何度も混乱した。章の名前が飲み物になっていて、大体どの年代か分かるのが印象的だった。そういえば飲み物によって年齢を感じるって、普段あんまり意識しないなあ、と思った。主人公の友達の衝撃的なシーンのあの一行で体に電撃が走ったようなショックを受けてしばらく動けなかった。本読んでる中であんまりこんなことはないので貴重な体験だった。主人公がシゲ、友達が山Pをモデルにしてるって噂があったけど完全に解釈の問題だと思うし、私は全然別物に感じた。でもシゲちゃんの中に少なからず何かしらの劣等感があって、だからこそ生まれた作品なのかな、とは思った。

当時高校2年生。NEWSの脱退報道があった直後の小説家デビュー報道だったので、「けーちゃんはキャスター、シゲは小説家、テゴマスもあるし、もしかしてNEWSとしてもう活動しないつもり…??」と不安に思うなどしたが、完全な杞憂だった。複雑な心境でページめくってる私!半年後にチャンカパーナっていうトンチキソングで返り咲くから心配すんなよ!!

 

 

2作目:閃光スクランブル

 

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2作目にしてドロドロの不倫モノ。ピングレでなんとなく察してたけど、この人が書きたいのはキラキラ芸能界じゃなくてその裏にある「普通の人間」としての感情なんだなって思った。

…ちょっと嘘。今ならそう思えるだけで当初は「シゲめっちゃ闇持ってんじゃん」だった。浅い。感想が浅い。キラキラ高校生だったので許してほしい(うるせえ)

不倫相手をどう思っているか、奥さんに対してどう感じているかよりも不倫関係を続けることで自分自身を保っている、という描写が多かったのが妙にリアルで印象的だった。同じアイドルといえど、女性アイドルは全く事情が違うと思うので「アイドルが書いたアイドルの作品」って印象付けられるのはめちゃくちゃもったいないと思う。とはいえ、序盤のペンライトの景色を見た時の描写はそれをステージ上で見たアイドル自身にしか書けないと思う。

当時高校3年生。受験シーズン真っただ中だったはずなのに、どう時間を作って読んだのか全然覚えてない。熱量があればなんとでもなるんだと思う。ことにする。

ちなみに友達は卒業式の朝、これを読破して式に臨んだそうです。情緒どうなってるの…

 

 

3作目:Burn.-バーン-

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渋谷サーガ最終作。3作の中ではこれが一番のお気に入り。多分、暗いシーンが2作と比べて少ないからだと思う(単純)

当時シゲちゃん自身が金魚を飼っていたり、コンポタ味のガリガリくんが出て話題になってKラジでけーちゃんと「ありかナシか」のやりとりをしたりしていたのでそのまま小説に出てきて改めて「うわ…やっぱりシゲちゃんが書いてるんだ…」となったのが記憶に新しい。ホームレスとかドラッグクイーンとか、一般に広く受け入れられず毛嫌いされている人たちがキラキラ輝いていたのが印象的だった。ホームレス、ドラッグクイーン、少年という異色のトリオの掛け合いが妙に心地よかった。

あまりにも具体的に渋谷のスポットが出てくるので読破した直後は近くを通るたびに徳さんがいないか探してしまっていた。レイジアゲインストを愛するホームレスは未だに見つけられない。

出版ペースが速すぎて、世間がゴーストライターを疑ってしまうのも無理はないなと思った。どんな生活してたんだろう…。

当時大学1年生。確か、キャンパス移動の関係で引っ越しする前日に買って夢中になって読んだら次の日に荷造りが間に合わず両親にめちゃくちゃ怒られた。Burn.が面白いのが悪いんだもん。私は悪くないもん!!

 

 

 

4作目:傘をもたない蟻たちは

 

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初の短編小説。「ジャニーズが性描写!」って叫ぶように言われ続けてたけど正直1作目から胸は揉んでるし2作目なんて不倫しちゃってるし内容的にそんなに変わらないじゃん。っていうのが1作目からのファンの正直な気持ち。

渋谷サーガを越えて、世界観が一気に広がった印象。これまでは「アイドルだから書ける」みたいな側面があったけど、傘蟻からは「アイドルなのに書ける」に変わっていったと思う。(このへんは前述しているので割愛します。)

何より短編なので入り口としては最適。何から読めばいい?って聞かれたらまずこれを推しています。(聞かれる事なんてほとんどないけど)

ちょっとあまりにも性描写が多くて「そのシーンいる??」ってなるけどシゲぴが必要だと思ったから入れたんだよね!!いいんだよ?(突然現れるモンペ)

当時大学3年生。でもNEWSから離れつつあったので読んだのは去年。どうしてこんなすごい人から離れてしまったんだという後悔の念しかない。

ちなみに文庫本にはもう一遍書下ろしが追加されてることは今知った。←

買い足さないと…

 

 

5作目:チュベローズで待ってる

 

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読む前からチュベローズの意味を調べ、読破後はチュベローズの香水探しに明け暮れていました。(内容とは全く関係ありません)初めての上下巻に渡る超大作。

すっかり本の世界から離れてしまったので(普段からそんなに読んでなかったけど)いきなりこんな大作読めるか心配になりながら買ったけど、2、3日ほどで読破してしまって自分でびっくりした。マンガみたいな設定にマンガみたいな展開が続いてどんどん引き込まれたし面白かった。あまりにもホストの描写が鮮明なので過去に副業でホストをしていた説が濃厚。だってあの顔ですよ??毎日指名するし毎日札束落とす。そして借金取りに追われる。

あの、設定と伏線と思わせない伏線の張り方。下巻を読んでる時の脳液ドバドバタイムが非常に楽しい(言い方)。「えっ?これってどうなってたっけ?これ、そういうこと…?」って読み返す時間が楽しいし小説の醍醐味だと思った。こっちは伏線張られてるなんて微塵も気づかなかったけどね。読み返すこと考えるとやっぱり電子書籍より紙媒体の方が読みやすいなあ、なんて思い返しております。

Age22は現代だし私の年齢にも近いので親近感を持ちながら読めたけどAge32の近未来感がすごかった。10年でこんなに進化するんだろうか。環境や心境はこんな風に変わるんだろうか、ありえそうなところも含めて面白かった。

当時NEWSからは離れていたけどたまたま見た職場のテレビのCMでFNSのNEWSICALの宣伝が流れていて視聴したのがきっかけ。紹介VTRのときに偶然その次の週に発売されるチュベローズの存在を知る。タイミングが良すぎる出会い方をしたので発売日に買いに走った。私をNEWSファンに戻してくれた要因の一つ。

 

 

 

さて、こんな感じですけども。思ったより内容しっかり覚えてて自分で感動してる。基本小説は読み直さないので、ピングレとか7年前に読んだのが最後のはずなのに。

それくらい彼の小説は印象に残るってことなんでしょう。少なくとも私の印象には。

なにが言いたいかっていうと

加藤シゲアキってすごいんだぞ

と。それだけ分かっていただけたら。(結論までが長い)

 

彼と同じ時代に生まれてきて、彼が所属しているグループを応援できて、彼の小説家としての人生をリアルタイムで追えていること。その全てに誇りと感謝を持っています。

改めまして小説家デビュー日おめでとうございます!!ミアキス・シンフォニーの書籍化も楽しみにしてます!忘れ物がケータイになったのかアイコスになったのか気になるよ!!

蜃気楼を聞いても泣かなかった日

大好きなバンドがいる。

歌が特別上手いわけではないし、演奏が飛び切り素敵というわけでもない。

ただ、心に訴えかけてくる歌を歌う。

自分を見つめなおすきっかけをくれる。

そしてその全てを優しく肯定してくれる。

それが彼ら、10-FEETだ。

彼らの曲で一番好きな曲がある。

「蜃気楼」という曲。

「君の膵臓を食べたい」の作者、住野よる先生も第二作で、蜃気楼の歌詞である「また同じ夢を見ていた」をタイトルとして起用している。

10-FEET 蜃気楼 歌詞 - 歌ネット

www.youtube.com

 

聞いたことのない人はぜひ一度聞いてほしい。

シングルカットもタイアップもされていないこのアルバム曲が私は大好きで、ライブで聞くたびに泣いていた。

 きっと、「生き続けることで今まで新鮮に感じていたことが、感情がどんどん薄れていく。それが怖い」という思いが本当に強くて聞くたびにこの曲と気持ちが共鳴しあって自然に涙が流れていた。

それが昨日、ポルノ超特急のステージで歌った蜃気楼では、泣かなかった。

もちろん感動した。いい曲だと思った。

でも泣くほど共鳴しなかったのはきっと、その恐怖から今年少しだけ開放されたからだと思っている。

年を取ることも、新鮮味を感じなくなることも怖い。一生無邪気でいたい。と思っていたけれど、もしかしてそれは捉え方次第なんじゃないかって、今年一年を通して思えるようになった。

新しいことに挑戦する勇気を持ち続けて、わくわくし続けて、ずっと無邪気に笑っていられる大人を、私は知っている。

その大人に導かれるように、私もやってみたいことは続けてきたし、挑戦してきた。

今はすごく楽しい。

それが20代だからなのか、単純に人生を楽しめているのか分からなかったけど、最近やっとわかってきた気がする。

人生を楽しむ才能を磨き続ければ、「老い」なんてやって来なくて、繰り返しの日々も表情のない日もやってこないんじゃないかって、今は信じられるから。

 

でもきっと、またこの曲に涙する日が来るんだろう。

その時私は進歩しているのか、退散しているのか、分からない。分からないけどやってみようと思う。

 

 

彼らが主催している「京都大作戦」は今年、大雨で中止になった。

彼らのくやしさは計り知れない。

その後も日本各地で起き続ける災害に対して、彼らは各地のフェスで「負けるなよ」「頑張っていこうな」と声を掛け続けた。

ポルノ超特急も同じく京都で開催されているフェス。

主催者のロットンは彼らの大親友。

当然、京都大作戦のことや今年の各地の災害のことを口に出すと思っていた。

 

しかし、彼らは語らなかった。

 

その代わり、「一番後ろ、会場の一番後ろの奴にもステージと同じ熱量を届けてやる!」「やれるか分からないけど、やってみる」そういった。

そうか、この人たちは音楽の力で何かが変わると本気で信じているんだ。と思った。

その時そのステージで全力で歌う。会場にいる人を一人残らず魅了することが、彼らのその時に出来るすべてだと感じていたのかもしれない。

年末のフェス。ほかにもステージはあるけれど、その日が最後という人もいるだろう。最後の最後まで、災害のことを思い出し続けるのはつらいことだ。それに被災こそしていないものの日々辛いことと戦っている人はたくさんいる。そんな人とも向き合って応援したい。そんな気持ちもこもっていたのかもしれない。

そこにどんな意思があったのかは定かではないが、もしそうだとたら彼らのやさしさは本当に奥深い。

 

ずいぶんと話が逸れてしまったが、この1年で色んなことがあった。色んな経験をして色んな感情を抱いた。年末にその全てを振り返る機会として、10-FEETの蜃気楼は最適だったように思う。

 

ありあまる富

僕らが手にしている富は見えないよ

彼らは奪えないし壊すこともない

世界はただ妬むばかり

 キャスター小山慶一郎の降板が報道された時、一番にこの歌詞が頭をよぎった。

一夜明けて、少しずつ事実を受け入れてきている。

NEWSは今年で15周年。慶ちゃんがキャスターとして生きたのは8年。NEWS人生の半分以上をキャスターとして過ごしてきた彼。

平日はずっと日テレで過ごして、原稿を読み込んだり新聞読んだり勉強したり。。。

空いたわずかな時間は取材へ向かって現地の声も自分の耳で聞いて、さらにその隙のわずかな時間でNEWSのお仕事をして…

気づいたら、起用された頃のおバカキャラ小山慶一郎はパブリックイメージではなくなっていて(天然だけはシゲちゃんによって語り継がれ続けてるけど)、日テレ社員と間違えられることも多くなって、NEWSのリーダーにしてnewsevery.をしょって立つ存在になっていった。

本当に誇らしかった。

アイドルと違う仕事をする。という人を見たのは慶ちゃんが初めてだった(もちろん諸先輩方が前例となっていることは知っています。ただ、私の好きなアイドルがある日突然違う仕事を始めた、というのが私には初めてでした)

後に続くようにシゲちゃんは小説家に、てごちゃんはバラエティーで頭角を現し始め、まっすーが衣装を作るようになった。

もちろん慶ちゃんに触発されてすべてが動いたわけではないと思うけど、タイミングが重なって、NEWSはますます多様性をもっていった。

個性豊かなメンバーがそれぞれ自分の得意を生かして生きているのが私には本当に刺激的で、幸せで。大人になると色んな事ができるんだ。と感動したことは今でも忘れない。

 

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 ここからは超個人的意見。全く読んでもらわなくていい。

きっと不快になるから。でもここは私のブログだから、私が思うことは書いておきたい。

正直、今でもあの一件が悪いとは思わない、思えない。

私はライブハウスに出入りしてバンドの打ち上げに参加することも多いけど、あのノリが標準だ。40近い大人が18、19のアイドルにイッキを強要しているところをたくさん見かける。アイドルのプロデューサーが自分の持っているアイドルにお酒を飲ませているところも見てきている。(もちろんその後潰れた人を介抱するのは私の仕事だと心得ている)

何も言わない私はきっとシゲちゃんと同じ立場なんだろう。その場にいながら止められなかった。厳重注意だ。

でも止められる人なんているんだろうか?せっかく楽しい飲み会の場を、「未成年ですよ」なんて言えるだろうか?

 悪意の矛先はいつでも功績を残してきた人に向けられる。みんなが功績者を貶めたがっている。堕落させて、よかった自分たちと変わらないじゃないか、むしろ自分たちより下じゃないか、と安心する。

事務所の対応は間違ってなかったと思っている。それでもやっぱり私は彼を貶めた人がのうのうと生きて他人を嘲笑って、また新たな矛先を探し回っているこの状況を「仕方ない」と思いたくない。

 

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もしも君が彼らの言葉に嘆いたとして

それはつまらないことだよ

なみだ流すまでもない筈

何故ならいつも 言葉は嘘を孕んでいる

 

 

この結果を日テレサイドや制作サイド、共演者が導いたならきっともっと悲しんでいただろう。彼の8年間をなかったことにされた気がして、もっと言葉を悪くすると「捨てられた」と感じていただろう。

でもきっと、この決断をしたのは小山慶一郎その人だったのだと思う。思いたい、というほうが正直かもしれない。

復帰することで自分に降りかかる批判を気にしたというのもないことはないのだと思う。(それを逃げと表現している人もいる)でもNEWSのリーダーはそんなことを第一に考える人じゃない。

自分が戻ることで批判の矛先になるのは番組や共演者、ひいては取材対象にも及ぶかもしれない。

また、ここまで世間的な信頼を失ってしまった自分が発する情報に信ぴょう性を見いだせなくなるのが怖かったのかもしれない。

何も明かされていない今、すべてを「かもしれない」でしか語れないけれど、私の憶測が当たっているのなら、いかにも小山慶一郎らしいと思う。

 

この件について母に話したらこう返ってきた。

「でもきっとまたいい仕事がくるよね。パラリンピックとか」

母は熱狂的なNEWSファンではない。仕事をしているのでeveryも数えるほどしか見てきていないはずだ。

そんな母でも小山キャスターがどんなことに力を入れてきていて、どんな力を持っているのかしっかり把握していた。

 

肩書きは消えても努力と実績は消えない。

 

小山慶一郎のnewsevery.キャスター降板を「仕方ない」とは思えない。

でも、「お疲れ様」とは言いたい。

彼から「一旦」キャスターという要素を引いて何が残るのか、そして何が新たに増えるのか、伸びていくのか、これからはそれが楽しみになると思う。

本当の本音を言うと、まだ受け入れ切れてない。きっと脱退騒動の時と同じように少しずつ少しずつ、前と違う環境を受け入れていくんだと思う。

前は向けているけど進めていない。きっと慶ちゃんのことだから、そんな私を一歩ずつ前に進めてくれるのもまた慶ちゃんなんだろう。

これで2018年に思い残すことがなくなった。

さあ、早くEPCOTIAライナーに乗ろう。

ありがとう慶ちゃん、これからも変わらず大好きです。

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