この世界から君がいなくなったら

私と、わたしのヒーローの話

そこに君が居るのなら、茨の道でも駆けていくよ。

 


NEWSを好きだと自覚して、いったいどれほどの年月が経ったのだろう。

 

妨害電波と戦いながら必死にMASTERHITSを聴いていた中学生の私は社会人になってもこうして彼らを変わらず好きでいる今の私を想像できていただろうか。

 

先頭に立っていた2人との未来が分かれて、10周年を迎えることすら約束されていなかったのに16歳の誕生日を迎えることができた。

  

思えばひどい道のりだった。開始3か月でメンバーが一人抜け、

その数年後には2人が脱退して謹慎という形でグループも止まり、

「みんないるかい?」と歩き出したかと思ったら活動がどんどん途絶えてトップを張っていた2人が抜け、

それでも4人で再出発した。

  

これからもきっと「一生安泰」なんてことはないんだろう。

きっと何かあるたびに傷つくし辛い気持ちに沢山させられるかもしれない。

傍からみたらそんな状態でアイドルを応援する意味は分からないかもしれない。

でも、私達は知っている。

そんな彼らが伝えてくれる「ありがとう」「大好きだよ」「幸せだよ」が何よりも尊いことを。

あんなに密度の高い、濃度の強い言葉を受け取れる場所を私は他に知らない。(他のアイドルのライブにほとんど行かないから知らないだけなのかもしらないけど)

 

苺のないショートケーキ、沈みかけの泥船、愉快な仲間たちだけが残ったグループ。

…ほかにも色んなことを言われた気がする。「NEWS終わったなww」なんて言葉はテンプレートかのようにインターネットのそこらじゅうに落ちていた。

でも今なら胸を張って言える。

その「終わったグループ」が見せてくれるものはこんなにも愛おしくて柔らかい。

どうしたってNEWSは魅力的なグループだよ。

 

ただ、私は今でも4人になったNEWSは苺のショートケーキではないと思う。

今のNEWSに「絶対的トップ」はいない。誰からも愛されて、認められて、王道の中の王道を行くアイドルは4人の誰にも当てはまらない。

私が例えるならそれは「苺しかないショートケーキ」というよりも「苺もリンゴもブドウもメロンも桃もキウイも、その他にもいろんなフルーツの乗っているタルト」だ。ショートケーキのような王道はもう歩めないけど、ショートケーキのままでは到底叶えられなかった世界がそこにはある。

 王道を外れた時、とてつもない絶望感に襲われた。もう道はないのだと思った。

でも、彼らは道を切り開いた。ないはずの未来を創った。小説家として、スタイリストとして、キャスターとして、バラエティタレントとして。

結果、「王道のアイドル」だけでは出会うことのなかった人が彼らを見てくれた。仲間になってくれた。

「ありえない夢の続き」まさにその通りのものを見せてくれている。しかもそこに必ず私たちの居場所を用意してくれる。それが私の知る、NEWSというグループ。

 

 

 

 

NEWS、16周年おめでとう!!

の一言が言いたいだけなのに、どうしてもここ数日筆が進まなかった(まあ進んでるのはタイピングなんですけども)

うまく言葉が出なくて、どんな言葉を使ったら、伝わるのかも、よく分からなくなっていた。

伝えたい言葉は沢山あるはずなのに、ひとつも結成日当日には伝えられなかった気がする。

私の周りには綺麗な言葉を紡ぐ人が沢山いて、…私が勝手にフォローしてるだけなんですけど

その人たちのように自分の感性で上手く感謝の気持ちを言葉にできなかった。

 

 

この数週間、悲しいことばかり起きた。

大好きなNEWS担の友達が次々と担降りしていって、それだけならまだしもNEWSに対してマイナスな言葉を吐くようになって、耐えきれずミュートしたりもした。

NEWSメンバー一人一人がきっと心の中でいつか超えたいと強く思っていた亮ちゃんが見えないところにいってしまう感覚も味わった。

プライベートでも思うようにいかなかったり、モヤモヤしたりした。

それでも、あの円盤を再生した瞬間、NEWSがステージに立っているのを見た瞬間、その霧が全部晴れた気がした。

実際は何かがこらえきれなくなって大泣きした。わんわん泣いた。きっと知らないうちに色んなことを、気持ちを溜めこんでいたんだと自分ではっきりわかってしまうほどに。

私はNEWSが好きだ。例えその濃度が薄れる期間があったとしても、この気持ちにだけは全く変わりはなかった。

NEWSがNEWSを続けていてくれることが私は何よりうれしいし、彼らがNEWSでいることを一番諦めなかった人たちなのだと思う。

NEWSがいつまでも彼らの意志を纏ったまま存在し続けてくれたらそれでいい。

 

NEWS、16周年おめでとうございます。

私の心の中にいてくれてありがとう。