愛以上、恋未満。

アイドルに胸張って生きてる人たちを胸張って応援するブログ

役者:増田貴久と名脇役:手越祐也の話

あれ…??転職の面接頑張ったらアニバーサリー記事上げるって言ってなかったっけ…??

 

とお気づきのフォロワーのみなさんごめんなさい。

もう一個の方も結構重めなことに読み返してて気づいた。(アホ)

あとそもそも書き終わってない。(計画性がアホ)

ちょっとこれは別の機会に上げます。2週間後くらい。

 

というわけで今回はここ最近のテゴマスについて書きます!テゴマスの記事って初めてなんじゃない??どうだっけ?(自分で書いてるのに覚えてない)

 

ひそかに昨日のご褒美に設定してた「ダウンタウンDX」

ボイスの番宣隊長が主役の唐沢さんでも花形の真木さんでもなく増田さんなの、シンプルにめちゃくちゃ嬉しい。

沢山見れるから、というよりも番宣に出る人って「ドラマの顔」ってイメージなので、増田さんがドラマの代表として番組を盛り上げられるってテレビ業界から信頼されているのが単純に誇らしい。その信頼は「ジャニーズだから」の域をも越えてる。って私は信じてる。

 

ついに一般化された増田貴久の演技力

 

非常に申し訳ないけど、私の増田さんの演技に対する評価は元々ものすごく低くて、「この人は演技の世界向きじゃないんだな」って思ってた。だってけーらじの甘い一言ですら照れちゃって言えないんだもん。否定したいわけじゃなくてそこがまっすーの可愛さだと思ってた。食リポで「うまい!」しか言えないのがかえって難しい言葉を並べるよりもいいよねっていう感覚と同じで。
でも2013年、「ストレンジフルーツ」で私の中に雷が落ちた。


あまりにも演技が上手過ぎる。穏やかな青年からどんどん狂気を帯びていく主人公。(実際の演出は巻き戻し式に進んでいくので一番狂気に満ちてる姿が初っ端にきたのでトラウマ級に怖かったのを今でも鮮明に覚えてる。)

私が見に行った初めての舞台だったので本当はもっと前から舞台上では変貌していたのかもしれないけど、とにかくこの日を境に私の増田さんの演技に対する見方が変わった。

なのに

テレビドラマでは変わらず「違和感」の残る演技ばかり映されていて「あの気迫はどこへ…??」ってなったのがここ数年の話。

なんだろう、「言わされてる感」がすごい。この人(画面の中の役者)の言葉じゃないなって感じてしまっていて、舞台上の演技と何が違うのか全然分析できなかった。

 

去年のカズヤが登場したと時もその違和感は実はぬぐい切れてなくて、「ああ、また言わされてる」って感じてたんです。鉄パイプ持って、周りのモブをなだめてるシーン、あれ、めっちゃセリフ感なかったですか?私は感じた。

でも第3話でガラッと変わった。

 

あの怒りと嫉妬を胸に秘めた山口カズヤは(当時)5年前に見た千葉くんを思い出させるところがあって「あっ、憑依した」って思った。「まっすー演じる」がスッと抜けてカズヤそのものが動いて喋ってた。スピンオフになるとその度合いはさらに上がってあの時感じた狂気そのものを感じた。「これだよ!これ!!怖い!!シンプルにカズヤそのものが怖い!!なんでスピンオフなの!見ようとしてる人しか見れない場所でなんでそんなにうまいの!」ってジタバタしてたのが2018年の夏の思い出。

今回のボイスのキャスティングの理由が「山口カズヤの演技を見て」だったの、彼が黒幕とつながってると分かった今ではものすごく嬉しいし、監督さんの気持ちがすごく分かる。

やっと彼の役に憑依された闇の演技、みたいなものが一般放送されてすごく嬉しい。世間に増田さんを知ってもらえたような気がして自慢して回りたい気分になった。というか、ファンである私自身も「増田さん」というよりも「透ちゃん」って目でしか画面を見られなかった。それくらい、今回の役者・増田貴久は完成されていた。

ついでに言うと、スピンオフのプールシーン見て「これは最終回直前で脱がせる透に適役なのでは!!」っていうのも選考基準に入ってたら個人的に興奮する。私が。(さっきまでの長文を台無しにする一文)

 

 

確実にバラエティーに馴染んでいってるフェルタム増田先生

 

増田さん、そもそもそんなにバラエティー向けじゃなかったと思うのです。

Jr.時代から色んな番組に出ていろんなことをこなしてきたけど、まっすーの笑いの感性って多分一般的にはそんなにヒットしなくて、(だからコンサートMCで空調のプロペラが回る音が聞こえるくらいスベったり、誰も笑ってない所で立てなくなるくらい爆笑したりしてる姿が目撃されてる)バラエティーが映える人ではないんだろうなあって漠然と感じてた。
えっ、まって増田担、怒らないで。過去の話だから!とりあえず振りかざしてるその鉄球おろして!!

それもここ数年でメキメキ成長して、トーク力というか笑いのポイントを押さえるのが本当に器用になったなと思います。

上手く言えないけど、「この話をこのテンポで、ここを強めたらみんなが笑ってくれる」っていうのを掴んでる。

 

それは、ネタパレだったり、ソレダメだったり、レギュラーのバラエティ番組で芸人さんのトークを散々聞いて得たものなんだと思うし、もしそこにコヤシゲのトーク力も影響していたら個人的にすごく嬉しいです。
さんま御殿のフェルタム増田の話も、何回目だろうなあと思いながらもその日一番の爆笑*1をかっさらっているのを見て、同じ話でもこんなに周りの反応が変わるんだ!っていうのに単純にびっくりしたりして。

こういう「人としての成長」が垣間見えるからアイドルのファンって楽しいなあ、って思います。一緒に生きてるって感じがして。

慶ちゃんが年々歌唱力を上げているのもそうだけど、もう30半ばに入ろうとしてるのに明らかな成長を見せてくれるって最高のファンサじゃないですか?

 

もう「キャラがない」なんて誰も言わないよ。増田さんは「ご飯をおいしく食べるエマちゃんの事が実は大好きなツンデレおもしろお兄さん」です!(私は至ってマジメです!!)

 

「嫌われ役」を演じる手越祐也プロ

 

そんな増田さんがバラエティに出ると必ずと言っていいほど名前を出す相方手越祐也さん。

 

ダウンタウンDXのVTR見ました??私は見ました。もう何回も見ました。あの2分間にてごちゃんのタレントとしての素晴らしさが詰まってる。

個人的にトークバラエティの好きじゃないなあ、って思うところの一つとして「マイナスなテーマを特集する」っていうのがあります。

「イライラすること・人」「嫌いな先輩・後輩に物申す!」「こんな女が嫌い!」

パッと思いつくだけでも沢山出てくるマイナスなトークテーマ。沢山出てくるということはそれだけ数字が取れるということ。

私の女性の推しでもあるタレントさんは「嫌いなオンナ特集」で他の出演者からケチョンケチョンに貶される立ち位置にいるのですが、なんだかこんなトークテーマで出来ている番組が数あまたあると思うと悲しいね。
それでもきっとお茶の間の人たちの救いになっている部分もあるのでしょう。ママ友のお茶会じゃないけど嫌な事を共有してストレス発散!みたいな、そんな役割を持っている気がします。
マイナスなトークテーマが来たとき、増田さんが必ずと言っていいほど上げるのが手越さんの名前。


手越担としては複雑な部分もありますが、きっと増田さんにとって彼は落としどころとして必要な人なんだろうな、と一種の信頼を感じます。
てごちゃん自身も、バラエティを知っている人だからこそ、その役割を分かった上で「貶され役」として振舞っているのだと思います。というかそう信じていないとあまりにも不憫すぎる…あんなにいい子なのに…。

私が好きだったのはキム兄トークで、「イライラ」と言いつつもその内容は特定の人を攻撃するものじゃなくてピン芸人の一人喋りみたいなユーモアを含んだ内容で、ずっと聞いてたいなって思った。

 

ノートにびっしり書かれた話を次々話していくキム兄も、それを微笑みながら聞く増田さんの横顔も、すごく輝いてて、ずっとこの時間が続けばいいのになって思った。

 

…話が大幅に脱線した。とにかく、キム兄のようなトークの技術がない限り誰も傷つけないマイナストークってほぼ不可能で、その被害を最小限に抑えるために増田さんはあえててごちゃんを利用しているんだと今回しみじみ思いました。それって本当に信頼関係がないとできないこと。

だから増田さんに乗っかって、てごちゃんを否定したり貶したりする一般庶民のことは私は許せませんね。

手越を貶していいのは増田だけ。

(あれ、これもう一つのコンビの片割れが言ってた気がするな…こうやって考えると加藤さんって狂気の人だよね。いい意味で。そう、いい意味で。)

 

増田さんだってエマちゃんのこと本当は大好きで、だから浜ちゃんに「直接言ったらええやん」って言われた時も「いや、怖いじゃないですか」って濁したりして。増田さんがエマちゃんへの愛を語っては破綻してしまうのです。だって今回は「イライラ」だから。

髪色の話も、てごちゃんは「増田の衣装が映えないって気づいて派手髪にした。色はX JAPANのHideさんをリスペクトして。でもまっすーがパクられた!って思ってたら申し訳ないな」なんて各所で言ってたのに「そんな小さいことは気にしない」「増田を真似したという感覚はない」なんてキャラ作っちゃって。

 

でも、声出しの音量が大きい、とかシャワー室の使い方が汚い、とか私服がダサいとか(それはイライラではないか)もっと色々あったはずなのに敢えて髪色の話に限定したのはなんでだろうな。と昨日から想像を膨らませています。(エマちゃんの話はただしたかっただけだと思ってる。遠回しな惚気と解釈している。)

 

人間:手越祐也がどうしようもなく好きって話

 そんな「嫌われ役」を演じているてごちゃんの話。

 演じてはいるけどそこに大きな嘘は無くて、嫌われていることさえもカラッと笑い飛ばしてくれる。そんな人だから「なんかムカつくけど目が離せない」って思われるし、なんだかんだ許される。それがてごちゃんの世間からの評価なのかなって思います。


そういう、邪気みたいなものを一切見せないから彼の突拍子もない言葉に思いがけず励まされる人がいるのかなあ、「ファンにはならないけどなんか好き」って人が後を絶たないのはそういうところにあるのかな、なんて思います。
今回も「ヘラヘラしてる方が人生楽しい」発言が結構反響を呼んでいる気がして、アンチ発言に続く第二のテンプレートになるんじゃないかと少し期待している自分もいます。


あのイライラスペシャルで(表面上)苦情を受けてるのに、苦情元の増田さんに一切苦言を呈することなく上手く持論を展開できる。なんてあまりにもお仕事が出来る人過ぎませんか??しかもその持論がどこかの誰かの心に響いてたりしちゃう…
少年漫画の主人公なのでは…??

彼が悪役を演じている時に特に思い出すのが「批判があるなら手越までどうぞ。その代わり他の3人のことは言わないで」って言葉。

反論しようと思えばいくらでもできたはず。
そうしなかったのは「敢えてわが道を行くキャラでいることでスタジオが盛り上がる」ってことを分かっていたから。それが彼に今回求められていた役割なのだと分かりました。
少なくとも、本当にヘラヘラ生きている人間が辿りつける境地ではない。
彼が望んで演じているのなら、私のような一ファンが彼のヘラヘラしていない部分を弁明するのはあまりにも無粋で情けない。

でも、そうやって「ファンやメンバーが知る手越祐也」と「世間一般のイメージの手越祐也」がかけ離れていくのはやっぱりどこか寂しくて、切なくて、苦しい。

一般視聴者の何人かは、そういう彼の「演技」を見抜いててくれないかなあ、なんて無謀にも祈ってみたりするのです。

(マズい。ポエミックな雰囲気になってきた!撤収!!)

 

テゴマスって「尊い

 

私、世界で一番ヤバいシンメはコヤシゲってずっと言い続けてるんですけど、こうやって考えるとテゴマスのお互いへの信頼感もとてつもないなあって思います。単純に15、6年一緒に仕事をしているだけでは到底達し得ない領域というか。コヤシゲが当たり前のようにやってることを二人は一切しないけど(会った瞬間キスするとか)(本人たちは否定してたけど私は限りなくクロに近いと思ってる)(ほっぺにチューくらいは割と頻繁にやってそう)(怖い。)

きっと背中を預けるのに一番信頼している相手なんだと思います。それぞれが成長していく中でそれぞれのことをチラ見しながら、お互いの成長をそっと見守っている、そんな存在であり続けてほしいな、と思います。

…どう??締まった??整った?終わっていい?終わります!

 

 

 

 P.S ダウンタウンDX話で増田さんのアイドルとしてのプロ意識の話も書きたかった!忘れてた!なんかの機会に書く!たぶん!!

 

*1:私は好きなアイドルにはとことん贔屓するので誰がなんと言おうとあの日のMVPは増田さん。一番盛り上がったのはフェルタム増田。さんま賞は私があげます。