佐野晶哉さん、21歳のお誕生日おめでとうございます!!!
すっかり書き始めるのが遅くなってしまいましたが、ここで沼落ちブログを正式に書いたこと、そういえばなかったな…と思ったので、改めて私と佐野晶哉の1年間の攻防を認めていこうと思います。
そもそもの始まりは去年書いたブログにしっかり書いているので*1、今回はその続きのお話を。
2022年5月某日。
彼の出演する映画の舞台挨拶がしれっと当たったため、私は映画館にいた。
もう心はとっくに彼に持ってかれているけれど、必死で目を逸らしながら、今日を終えようと誓っていた。
結論から言うと、全くの無駄だった。
出演者を満遍なく見る!と決めた目線は全て佐野晶哉に奪われてしまったし、全員の話を聞く!と決めた耳は彼の声しか拾わなかった。
舞台挨拶という神聖な場に名前入りうちわを持ちこんだ前列の人々と同じ部類の人間と思われないように必死に隠しながらも、7つ下とは思えない落ち着きを見せている彼から目が離せなかった。
長年オタクをやっているからわかる。これが「恋」なのだと。
「年下は推さない」という信念はいつからか私の内面に勝手にできたルールで、そう思った大きなきっかけがあったわけではない。
けれど、なんだか、人生を消費しているという感覚が強く出てしまって、踏み切れないでいた。
佐野晶哉を推しにする過程で一番の障害が「年下」だった。
彼が分岐点に立つ時、今後の道を迷う時、その足枷に加担してしまうのではないかと、そのことがどうしようもなく怖かった。
……でも、もう無理なんだろうな、と思った。
映画館を後にした私は、正式に佐野担を名乗り始めた。
…冒頭部にしては重すぎませんか!?!?
アイドルやめる時のテンションじゃん何これ…
そうして私の佐野担生活が始まったわけですが、
冷静に考えれば、年下といえど彼ももう20歳を超えた立派な大人。
自分の選択は自分でできるし、なんなら私よりも遥かに立派に生きている。
ジャニーズという芸能最前線(と私は思っています。)で毎日いろんな才能に囲まれて、刺激をどんどん吸収して爆発させていって、見るたびに成長していく。
そんな過程をリアルタイムで見られる喜びが一時期の迷いを上回っていました。
7月に出演する予定だったSummer Paradiseは中止になってしまったけれど、
代替公演として9月に初めての単独アリーナライブ。
その発表があった次の日には、先輩のステージでバックを踏んで、幸いにもその場で見届けることができました。
8月10日。ジャニーズWESTのドーム公演。
私の大好きな、なかなか聞けなかった曲を彼らが演奏してくれて、そこで初めて「楽器を持つAぇ!group」との邂逅を果たした。
メインステージからかなり遠かったけれど、私の大好きな彼は、ステージの一番奥で幸せそうに笑いながら、激しくドラムを叩いていた。
ああ、いい夏だ。きっと忘れられない夏になる。
そう思えた瞬間だった。
そのまま次の曲はバックのJr.として外周を回った。
直立しても私より30cmほど大きい彼は、その図体のデカさをさらに強調するように激しく動き回っていて、正直とても怖かった。
え、マジでこっち来ないでほしい。怖い。やめてやめて。怖いから。来るならもっと静かに歩いてきて。デカいし激しい。やめて。来ないで。
アリーナ席じゃなくて本当によかった。
これが自担として初めて彼を見た時の最大の感想だった。こんなはずじゃなかった。
9月28日。初めての単独アリーナ公演。
単独どころか関ジュのライブを見るのが初めてで本当に緊張したし、正直何も鮮明に覚えていない。
ちなみに自席はスタンドだった。安心した。
何がとは言わないが、とても安心して見られた。
はっきりと覚えているのはその日初披露された彼らの自己紹介ソングと、ジャニーズWESTの神山くんに提供してもらった曲。*2
自己紹介ソングは彼が作曲、メンバーで作詞した曲で、メンバーごとに曲調が変わる、一曲で6曲分くらいの個性溢れた曲。
一発では覚えられなかったけど、くるくる変わる曲調はまるでパレードを見ているようで、不思議な感覚だった。こんな曲が作れるなら、彼はジャニーズの枠に収まらないのでは…もっと広い世界を見たいのでは…と少ししんみりしてしまったのは前述の「年下自担への後ろめたさ」からくるものだろうけど、彼が音大に進んだのは「作曲を学んでグループに還元したい」だった。
彼の望む道がこのグループなら、願ってもないことだし、安心して応援できる。
若手ジャニーズのオタクにとって「安心して応援できる」ことがいかに大事なのかは、きっと同志になら伝わると思う。
そんなこんなで「出会っちゃったのが運の尽き、俺らにしかもう満足できなくない?」なんて歌詞を入れてしまうあたり、本当にニクい人たちだなあと思うし、実際その通りなので悔しい。
私が兼ねてから加藤さんと勝手に交わしている「好きになりすぎない」を簡単に突破してしまう彼らには、もうどう抗っても無駄なのだと思う。
神山さんの提供曲はもうとにかくなんかすげえエロかった。
(前文の情緒が台無しになってるのわかってて書いてる?)
20にして30前後の色気が出せる佐野晶哉、マジで何??何食べたらそうなんの???
今度色気分けてほしい。「色気分けて」うちわ作ろう。聞こう。これはマジで。一回聞いた方がいいと思う。
今までは番組収録用に1度しかやらなかった舞台を有観客(まあ厳密にいえば収録も有観客なのですが…)でやるという試み。
とにかくエンタメ性に溢れていて、でもちゃんと難しすぎないメッセージ性はあって、久々に頭を空っぽにして挑める舞台現場だった。
本当に楽しくてあっという間で、彼らのことがまるっとさらに大好きになった。
この舞台でも、晶哉は作曲をした。
つくづく思う。デビューもしていないのに、こんなにコンスタントに曲を作らせてもらえる環境、実はとっても恵まれているのでは??と。
事務所に推される干されるの話はよくわからないし、わたしたちが直接できることは何もないのでよくわからないままにしようとしているけれど、「本人がやりたいことをやる」という環境にまた少し安心した。
そしてまた、安心して彼の才能に惚れ直した。
そして2023年3月からはじまる初めての全国ツアー。
おかげさまでご縁があり、足を運べることになった。
きっとまた私はここで恋をする。彼に、何度でも。
そしてきっと来年の3/13に思っているのだろう。
「佐野担になれてよかった」と。
佐野晶哉さん、お誕生日おめでとう。
この一年が去年の一年よりも遥かに実りのある、素敵な輝きを孕んだ1年でありますように。
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余談ですが、このブログを書くにあたって「まだ私正式に晶哉の沼落ちブログ書いてないんだよね…」とマブのオタクに伝えたところ、
「え?書いてたじゃん。noteで。」
と返されて戦慄しましたね。
書いてたし冒頭で佐野担宣言してるね。
書いてたことも書いてた媒体も覚えてるマブも全く記憶がない私もどっちもめっちゃ怖い。
(久々のエントリーをホラーで締めるのやめれる?)