小山慶一郎はすごい。
先週末、実家(関東)に用事があって帰っていたのですが、昼間にレタスクラブを買う→夕方にMgirlを買う→夜に家族団らんでNEWSシェアハウスを見る→深夜に「NEWSな2人」を録画して翌日に見る
というNEWSフルコースでした。
Mgirlは一読して「これは手越担が持っていていいブツではない…」と速攻定価で増田担の妹に売り渡しました。
(ページを開いた直後、部屋から悲鳴が聞こえてきたのは言うまでもない)
(なぜかひたすら「乳首!ちくび見えてる!!」と叫んでたんですけどポイントがずれている気がする…)
シェアハウスは、自宅で見れてなかったので満を持して!って感じだったんですが、私と妹に付き合わされる程度でしかNEWSを見てきていないはずの母が食事シーンで「山Pも左利きだったよね」と誰も把握していない情報を突然出してきてびっくりしました。
観察ポイントがやたら細かい母。
そこで思ったのは、やっぱり小山さんすごいなと。
「あれ、今日そのモードなの?」といち早く『タカ』モードの増田さんに気付いてあげるところとか、
切った梨をあーんして欲しい二人組にちゃんとあげてるところとか、
(放送こそされてなかったもののきっとノルマであったであろう)黒ひげ危機一髪をフリータイムの自然な流れでやろうとするところとか、
「パパが見えてたほうが安心でしょ?」と、手越くんを視界に入れながらエマちゃんをだっこするところとか、
(多分何回かじっくり見たらもっと出てくる気がするけど)
まさに「空気感を作っている人」だなあと、ひしひしと感じました。
しかもそれに多分半分気付いていない…。
「気を遣う」とはまたちょっと違う、それぞれの一番心地いいところを分かっていて、その中に自分も無理のないように入り込むのが本当に上手な人だなと。
慶ちゃんすごい。
これってなかなか意識してもできることじゃないし、出来たところで、多少自分に無理が生じるからなかなか続かない。
人との距離感を分かっている、と書きましたが、彼、初対面の人にはグイグイ近寄っていくんですよね。見てるこっちがヒヤヒヤするくらいに笑
それを感じたのは深夜の「NEWSな2人」にて。
関西では放送がないので見られたのは貴重でした。
犯罪者の再犯を防ぐために配置されている「保護司」の回。
元、とはいえ犯罪を犯している人にインタビューするというのはなかなかの勇気が必要。彼自身も「え?お話聞いても大丈夫なんですか…??」と若干逃げ腰な発言をしていた。
が、しかし。
いや、分かっている。見ていないながらも「NEWSな2人」がちょっとヘビーな社会問題を題材にした番組だってことくらい私でも知ってらあ。
でもさ、結構勇気いるじゃないですか。
「どういう犯罪を犯したんですか?」くらいは聞ける。
でも、「どうしてしちゃったの?」「どんな罰をうけてどんな生活をしてるの?」「再犯の可能性は?」って聞けないじゃないですか。聞くにしてもかなり言葉を選ばないといけない。
でも彼は「聞きにくいんだけど」って入り口でしれっと聞く。ほんとに聞きにくいって思ってる?←
でもだからこそさらっと話したくなるのかもしれない。
「ああ、そんなに構えなくても自然体で話せばいいんだな」って気持ちになる。これって聞くお仕事でめちゃくちゃ大事なことだと思うんです。
「校長先生に家族や友達を侮辱されて、許せなくて殴った」
そう話す彼に、立場上同情もできないし、だからと言って「それはよくなかったよね」ってお説教垂れるのも絶対に違う。
インタビュアー小山慶一郎、すごいです。
「自分だったらそんなことする勇気はないけど、そうしてしまうほど許せないことだったんだね。」
10000点の返答じゃないですか???
ちょっとラフな感じで切り込みつつ、しっかりと話し手の心に寄り添う。
自営業の家に生まれ、物心ついたころから人と接して話してきた彼だからこそ出来るのかもしれないけど、こうやって自然に相手の心を引き出して嫌じゃない距離感を作るのはなかなか出来ることではないと思うのです。
その近くてラフな距離感を嫌う人はもちろんいるけど、私は最大限の尊敬をもって、これからも彼を応援したいと思います!(何の決意表明)
長ったらしい上に大した中身がなかった…。でも衝動で書きたくなってしまったのです。
つまり、小山慶一郎はすごい人。って言いたかった。笑
早くえぶりー復帰しないかなあ。またお手紙書こう…。関西圏1秒も映らないけど…