先に言っておきます。こんなタイトルをつけておきながら、私は自担のことが大好きで大好きでたまらない激甘オタクです。
愚痴ブログや担降りブログを期待して開いた方がいらっしゃいましたらお伝えしておきます。
やーーーーーい!引っかかってやんのーーーーー!!!!残念でした~~~!!!!
いや、あの、石投げないで下さい。痛いです。
しょっぱなからふざけてしまってテンションと終着地点が開始4行で迷子になるという最悪のスタートを切りました。
さて、どこから話そうかな…。
はじまり
5月15日。NEWSのグッズが解禁され、狂喜乱舞、お財布との相談もむなしく欲望のままに散財して一日を終える。
はずだった。通販が決まった時からずっとそんな1日のシミュレーションをしていた。
でも、自担の報道が出てしまった。
大好きな手越祐也さんが自粛期間中に出歩いたと報道されてしまった。
ジャニーズ事務所が謝罪してしまった。
当時お昼休憩明けだった私は驚きはしたものの、そこまでショックは受けていなかった。新型コロナウイルスにより次々と中止されていくコンサート、舞台の振替公演を伴わない中止、緊急事態宣言延期により誰とも会えないことが分かった誕生日…。
もう「悲しい」に慣れきっていた。
きっとネットは大荒れするんだろうな、という漠然とした予感だけはあって、危機回避のために即刻距離を置いた。
何の感情も沸かない。
そう思っていた。
仕事が終わり、一息ついた瞬間、感情のスイッチが突然入って涙が止まらなくなった。職種は違えど、私の仕事に対する「プロ意識」もなかなか凄いものだと自分で感心してしまうほど、マイナスな感情があふれ出してきた。
許せなかった。とにかく、自担に対して何かが許せなかった。
これまでどんな報道があっても怒りの矛先は「芸能人のプライベートを踏み荒らす週刊誌」と「普段は興味もないくせにこういう時だけ我が物顔をして意見する非オタたち」だった。でも今回ばかりはいくらプライベートでも彼を責めるほうに回ってしまいたくなった。
Twitterを早めに離れておいて良かったと本気で安心した。思いのままにネットと会話していたら、私の大好きな花園を自分の手で焼け野原にしてしまうところだった。
オタクの私を守るために
とにかく何が「許せない」のか分からなかったので、しっかりと自分と向き合う時間を作ることにした。
・何が許せないのか言葉で説明できるようにすること
・どうすれば気が収まるのか考えて実行すること
・「私は何を言われてもNEWS担の手越祐也のオタクである」と胸を張って自覚できること
この3つを、「NEWSオタク、手越らふ」の復活の条件にした。
私は何が許せなかったのか
当初、私がショックだったのは「社会的ルールを守れなかった」ということに対してだと思っていた。
どんなにチャラいといわれても、どんなに派手なプライベートが暴露されていても、それは彼のプライベートの範疇で、本来一般人なら口出しする側に冷たい視線が注がれるようなことだから、私は全く気にならなかった。
物事の分別はちゃんとつけられる根は真面目でしっかりしている人。
それが私の「手越祐也像」だった。
今回の報道に対して元の週刊誌の記事は見ていないし今後も見ることはないと思う。私にとって必要でも重要でもない。私が知っているのは「外出自粛が呼びかけられているときに外を出歩いた」ということだけ。別に隣を歩いていたのが彼女だろうがキャバ嬢だろうがセフレだろうが友達だろうが家族だろうが関係はない。
コンサートが中止になって人一倍悔しがっていた彼だからこそ、ルールを守って一緒に戦ってくれると信じていた。
そのルールを破ることはしないと思っていた。信じていた。
紛れもなくそれは私の「エゴ」だ。エゴだから人に押し付けるつもりはないけど私の芯でもあった。
事務所が下した処分は、私は適切だと思った。どんなに彼にそのつもりがなくても、twentytwentyやSmileUpProjectの理念を考えると参加させるのは無理がある。というか、参加させたところでむしろ「事務所は手越に甘い」やら「手越に逆らえないから好き放題やるんだ」やら外野から色々言われるのは目に見えている。むしろそこに関しては今回の処分発表で外野を黙らせられたので少しせいせいしてる。事務所が甘いわけじゃなくて彼のプライベートに対する風評被害が酷いだけです。今後そういう発言したら松明を喉元に押し付けて一人ファイヤーダンスさせてやるからな、覚悟しろよ(荒れているので口が悪い)(治安も悪い)(松明どっから出てきた…?)
誰も間違っていない。ごまかさず取り繕わずに罪を認め、それに見合った罰を下した。誰も彼らを責められない。
でも、だから私は悲しかった。とっても悔しかった。
手越くんはどんな動画上げてくれるのかな、全部翌日のニュースになるから楽しみだな、世界が手越くんにとうとう気づいちゃうな…合法的に拡散も出来るから友達にも沢山広めたいな。
トニトニも楽しみだな。歌割がどんなに少なくても圧倒的な声量と声質で存在感たっぷりなんだろうな、なんたって音楽特番であんだけの人数を相手にハモってたような人だもんな、まだまだ「イッテQのテイの人」って認識の人もいるだろし、普段ジャニーズと出会わない人にも沢山聞いてもらえるんだろうな、なんていったって制作が櫻井さん。サッカー仲間で大尊敬してるボーカリストに楽曲提供してもらえるなんてそんなエモいコラボが実現するなんて夢みたい!
…全部なくなった。全部私の「夢」になってしまった。きっと何よりも、外出したこと自体よりもそれが悔しかったのだと気づいた。
私の大好きなアイドルはこんなにステキな人なんだよって知って貰えるチャンスを、大切な貴重な機会を、自分自身の手でつぶすことになってしまったこの現状に、私は怒りが収まらないのだと気づいた。
私の「復讐」
本当はどんな事情があったのかなんて私には分からない。騙されて呼び出されたのかもしれない。どうしても断れない理由があったのかもしれない。脅されて…いる可能性は考えたくはないけど。 私は友達でも恋人でも家族でも知り合いですらないから「本当のこと」を知ることは出来ない。だからこの「許せない」は本人には伝えられないと思った。私の本心は「本当のこと」の前で明かされるべきだと思った。
本人に伝わらない範囲で私だけが満足出来る解決法はないものか、沢山考えた。
そして私が出した結論は「個人的に勝手に手越くんにお仕置をする」ということ。
重い空気が続いてしまって大変失礼いたしました。ここからはお笑いゾーンです。
罰その1:酢飯を仰がせる。
てごちゃんへのお仕置き、といいつつ本人に届かないことが前提なので代替的にWORLDISTAうちわに活躍していただきました。
Twitterを離れて以来、圧倒的に時間に余裕が出来たので(露呈するツイ廃)最近は自炊のレパートリーを増やしているのですが、先日ふと海鮮丼が食べたくなりまして…
せっかくなら酢飯を使おうじゃないかと。でも酢飯を仰ぐうちわが家にないじゃないですかと。
じゃあもう「ヤツ」に酸っぱい想いしてもらいましょうと。
すっぱいの刑に処しました。
心なしか、目を細めている気がしますね、相当酸っぱかったのでしょう。
とってもおいしい海鮮丼が出来たしちょっとだけ気分が晴れました…。
すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、こんなのがいくつか続きます。
いいの、許せないのもお仕置きしたいのもお仕置きの内容も全部自己満足なんだから。私の気が済めばそれでいいのです。でもここまで読んだからにはちゃんと最後まで読んで欲しいのです。(最高級にワガママ)
罰その2:写真をステイホームさせる。
大切なダーリンなので私の手帳にはいつもフォトセの写真が入っているのですが「アンタは家にいて反省してなさい!!」と心の中のオカンを発揮して外出しました。
ちょっと心細かったのでこれは失敗。オカン大敗。
次は代わりに他の3人のジャニショオフショットを連れて再チャレンジしたいと思います。(リベンジすな)
同じテンションで「額装したトップガンのおはなてごちゃんをいつもの場所から押し入れにしまいこみ、ソーシャルディスタンスを取る」作戦も実行したのですが、記憶力がニワトリ女なので「あれ??いつものところにてごちゃんいないけど!?!?おはようは???おはよう言わせろ!?!?」と翌朝パニックになったのでこれも失敗です。(何がしたいん?)
罰その3:他のアイドルに浮気する。
他にてごちゃんが落ち込みそうなことは…と考えて思いついたのがこれ。
こっそり浮気していても仕方ないので他のアイドルにキャーキャー言ってるところを見てもらいました。ええ、うちわに。
とはいえNEWSのライブDVDしかない自称一途オタクこと私の部屋。音楽番組もNEWS以外のところは切ってるし…どうするべきか…と考えて唯一NEWSの映っていない2018カウコンを鑑賞しました。年明けてから京セラドームにいるNEWSはほぼ映ってないんですよね。ずっと他のグループのみなさんにキャーキャー言い続けておりました。
あまりにもNEWS以外に目が向かないので実はちゃんと見たの初めてだったんですけど(酷すぎる)色んなところでグループの垣根を越えてイチャついててこれは事務所担には堪らんだろうなという感想を持ったところで再生が終わりました。てごちゃん(うちわ)、少し寂しそうな顔をしててちょっとだけ申し訳なくなりました。あまりにも可哀想なのでスペシャルリール再生してあげたらちょっと元気になってました。(罰、とは……)(それ以前にうちわの表情、とは……)
そんなこんなで「次はなんの罰にしようかな〜」なんて考えてるうちに楽しくなってきてしまって、結局私は何がしたかったんだ?と我に返ったところで処罰タイムは終了しました。我ながら思います。これなんの時間??
正しいオタクであり続けるために
「正しいオタク」をここで定義づけるつもりはないけれど、私が私だけに課した「正しいオタク像」は私だけが守っていたいし、そこから外れた時が私の担降りのタイミングなのだと思う。
私は私の「正しさ」でアイドル手越祐也を愛していたい。
そのためには自担の、あまり好きじゃない、理想的じゃない部分に「目をつぶる」のは逆効果だと思った。
だから向き合った。嘆くことも許すこともせずただ向き合った。
「お仕置」なんてふざけた言い方をしたけど、これも自分と、自分が見ているアイドルを見つめ直すための、必死に考えた打開策の1つだった。
今までもらったもの、感情、感動、キラキラした思い出、全部全部大切だった。今回のことで全てが嘘だったかのように最初は感じてしまったけど、冷静に考えると何もなくなっていなかった。輝きもときめきもそのままに、私の思い出の中の宝箱にちゃんと保管されていることがやっと分かってきた。見えてきた。
嫌いにはなりたくない。でも許せないことはなかったことにはしたくない。そうやって沢山考えて悩んで時に泣いて、時に距離を置いて、そうして自分でたどり着いた「手越祐也が好き」という結論は、周りの盲目な援護派の意見もファン気取りアンチのゴミクズみたいなツイートも反映しない、たった一つの私の真実だった。
私は彼と直接話すことも実際の事情を聞くことも出来ない。それは彼の周りにいる人がやればいい。
私に出来ることは、誰にも左右されない私の心で「手越祐也のファン」を続けること。たったそれだけだ。
きっとまだ気持ちの整理がついていない人も悩んでる人も、嫌いになりそうな自分と戦ってる人もいると思う。
私に出来る助言はこれくらいしかない。
どうか、自分自身と、これまでの自分と自担と、沢山話し合って沢山向き合ってください。
その先にある答えだけを大切に守ってください。
あ、だけど一つだけ言っておきます。
彼から離れるのは自由だけど、最後の足掻きにとか言って自己満足で彼にナイフを投げるのはやめてください。
私の大切な人なので。