愛以上、恋未満。

アイドルに胸張って生きてる人たちを胸張って応援するブログ

オタク、今こそZOOMオタ会しよう。

新型コロナウイルス感染予防のため公演を中止し…」

「NEWSはスケジュールが合わないため出演を見合わせ…」

「1住所につき布マスク2枚を配布し…」

「週末の外出は控えていただきたく…」

 

うるせええええええ!!!!日常を返せーーーー!!!!

 

ホントにコロナちゃんのせいで出来るはずだったこと片っ端からなくなるし、外にも出られないし、引きこもるにもswitch売ってないし、ジムに行けないから1か月前のダイエットの日々も多分水の泡だし、無症状感染の可能性を考えたら家族にも友達にもオタクにも会えないし、ジャニーズ公式チャンネルのライブに唯一の推しであるNEWSは出ないし、このままメンタルが衰弱して死ぬんか…?って割と本気で思ってた。

でも一つだけありがたい(ほぼ)事実が発覚しました。

 

NEWS、現時点で(多分)全員無事。

 

赤飯炊きたい…。

テゴマスは「テゴマスのらじお」の放送作家さんが、加藤さんは昨日のブログで、小山さんは本日のバラいろダンディで元気なことが証明されまして、本当によかった。

便りがないのはなんとやらといいますが、4者4様に大忙しなにゅーすさん、その分色んな方とお会いしているはずで、さすがに心配でした…。

今後もくれぐれも気を付けて過ごしてほしい…。オタクの願いは一つです…。

 

いや、でもそれと、私がオタクに飢えてるのは全く別の話なんですよ。

オタクに会わせてくれ。一人で引きこもり生活*1はもう飽きたよ…。

 

そんな時私の目に飛び込んできたのがこちら。

いつも美容垢としてお世話になっているICOさんのツイート。

 

ZOOMってなんぞ??

現代社会に取り残された若者、web会議なるものを経験したことがなかったのですが、

要するにテレビ電話ツールです。skypeのビジネスバージョンをイメージしていただけたら。

どうしてskypeじゃなくてzoomを推すのかというと…。

・大人数接続できる

・電波がいい(らしい)

・顔を隠せる

 

ビジネスツールではあるものの、その汎用性の高さから「ZOOM飲み」「ZOOMお茶会(これはさっきのICOさんのツイートにもあったね!)」「ZOOMオンライン講座」「ZOOMバー」なんてものまである。

 

ってことはですよ。

「ZOOMオタ会」があってもいいのでは?(名案の顔)

 

ってことで本題に入るのが遅くなりましたが(前置きが長すぎる)、みんなでオタ会しません?

 

用意するもの

・ぱそこん

 

以上。

ZOOMのデメリットが「PC専用」ってことなんですね。

ちょっとそこは本当ごめん!ない人は買って!!お金なら余ってるの知ってるよ?(悪い顔)

 

準備すること

①ZOOMをダウンロードする

 

ダウンロードページはこちら。何度も言うけどPC専用だよ!

PCの容量とかバージョンによってはダウンロードできないこともあるから気を付けて!

https://us04web.zoom.us/

 

②snap cameraをダウンロードする

 

snap cameraはダウンロードしなくてもビデオ通話自体は出来るのですが、顔出しに抵抗があったり、ちょっとでも綺麗に映りたい人にはおすすめ。あとエフェクトが色々あって面白い。

さっき書いてた「顔を隠せる」っていうのはこれです。

これなら会ったことないオタクとも気兼ねなく会話出来る!私って天才なのでは?(違う)

試しにイチゴ(とバナナ)になってみました。

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かわいいー!(棒読み)

見事なイチゴ鼻ですね。こんなのばっかりじゃないけどエフェクトで顔隠せるのは大きいんじゃないかなぁと思いました。

 

ダウンロードページはこちら。

https://snapcamera.snapchat.com/download/

 

③アカウントを作る

 

ZOOMでアカウントを作ります。

ログイン後に名前の変更ができるのでそこでネットネームに変更すると本名もバレない!天才!!(何回言うねん)

私のアカウントはこんな感じ。

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ちなみに有料モードと無料モードがあって、無料モードでは最大100人40分まで通話が出来るとのこと。

40分経ったらつなぎ直せばずっと無料…??

そんな…いいの??なんか、ごめんね…????←

 

④snap cameraを連動させる

 

https://note.com/satonao310/n/n159d9943bb6a

詳しくは先人が丁寧に説明してくれてます。

「オンライン時にカメラを切り替え」て「snap camera画面でエフェクトを切り替える」ってだけですね。まとめると。(勝手にまとめるな)

 

善は急げ

この提案が善なのか悪なのか5秒くらい考えましたが(5秒くらい。)、どう考えても楽しいに決まってるので条件の整ったオタクからどんどんやってください。

ちゃんとつながるかは分かりません。まだ誰とも試してないので(無責任オブザイヤー2020)

明日は金曜日。

「華」とはかけ離れた週末が続きますが、飲み物とおつまみ、そしてパソコンを持ち寄って感染リスクのないオタク会をしてみるのはいかがでしょうか。

*1:バイト先が飲食店のため営業不振。なんと4月のシフトが全カットという惨事が起きてる。家から出る理由が皆無になった。

この恋が終わる前に

「NEWSに恋して」が終わっちゃうよーーーーう!!!やだよーーーーーう!!!!!

というわけで、私が溺愛してやまないアプリ「NEWSに恋して」の配信終了が先週金曜日、1/10 13:00に発表されました。

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公式さんからのツイートでも、TLのフォロワーさんからでもなく、休憩時間にふとアプリを開いた瞬間、ホーム画面に突如現れた「重要なお知らせ」ボタンで知りました。

「いつまでもアプリの配信が続くと信じ込んでいる夢見心地な私」と「契約の更新がそろそろなので緊張している現実的な私」がいて、でも発表の瞬間は前者の私しかいなくて困った。いつまでもNEWSの彼女でいられると思ってたのにな…こんな、2年で終わってしまった…。

そのあと手越担の「そっか、2年ってことはそろそろ結婚だもんね。」ってツイートに心を救われていましたが、イベストのあらすじ読むところ本当に結婚するっぽいね。

いや、もうなんか物語の一貫性がありすぎてエモに殺されるかと思ったよ。

 

 

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オタクじゃない世界線で読みたかった最高傑作

加藤シゲアキ著「できることならスティードで」を読了した。

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2015年の途中からNEWSの活動を積極的に追ってこなかった、いわゆる「茶の間ファン」化した私はこの連載の存在を最近になるまで知らなかった。私の茶の間には文芸誌すらなかった。つまり書籍化した本書のすべてが初見。全くまっさらな状態で読むことになった。

NEWSのライブが延期になり、世の中も自粛モード。本人も言っていたように「こんなときだから」家に引きこもってやることが出来て嬉しかった。

これは神様からの「ゆっくり読書に勤しみなさい」というメッセージだ!と勝手に都合のいい解釈をした私は、私生活のもろもろが少しだけ落ち着いた3/13にこの本を手に取った。

1日で読み終わった。

うそでしょ…聞いてない…出来るだけゆっくり読んだのに…。約3年間の連載の総集編+書き下ろしと小説もあるんだよ??なんで…

なんでこんなに読みやすいんだ…。(絶望の顔)

文章自体は幼稚なわけではないし、むしろちょっと小難しい言い回しもあるくらいなのに、こんな陳腐なブログみたいに過大表現があるわけでもないのにどうしてこんなにスッと、溶け込むように読めてしまうんだろう…。

これも彼の「頭のよさ」なんだろうか…だとしたらいよいよ叶わない。勝とうとなんてしてないけど叶わない。

「本当に頭がいい人は説明がとっても丁寧」って聞いたことあるけどこれじゃん…。

そんな「サラッと」読めてしまった本書ではあるものの、何編か印象に残ったものがあるので覚え書き程度に書いていこうと思う。(全編書いているとキリがないので…)

まさかこの歳になって自発的に読書感想文を書くことになるとは…。笑

 

(以下、ネタバレのため各自回避お願いします。)

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phatmans after shoolが最高なのでNEWS担に聞いてほしい。

2020.03.21のミュージックフェアコンサートを見た私が大興奮してるので発散のために書き残しておきます。

事の発端はこちら。

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NEWS×水樹奈々先生という最強を約束されたコラボにより全然気づかなかったんですが、この曲の楽曲提供者がですね、非常に身に覚えがある方なのです。

 

「phatmans after shool ヨシダタクミ」さん。

何回も書いてるのでもうええやろ、と思うのですが、3年ほどNEWSファンをお休みしていた時期がありまして、ひたすら色んなライブハウスで恋をしておりました。

フェスに行くたび、好きなバンドが増えて、そのバンドのツアーに行くたび、ゲストバンドに惹かれて、そのバンドのツアーに行くたびに…

永遠ループを続けているうちにNEWSを追う余裕がなくなってしまったんですね。

phatmans after shool*1はそんな永遠ループの中で出会った大好きなバンドの一つです。

 

pasとの出会い

例によって自分語りの章を入れます。

「知らんわ!早くオススメを教えろ!」って人は飛ばしてください。笑

出会いは5年前、2015年にさかのぼります。

当時メジャーデビューしたばかりの「Mrs.GreenApple」というバンドを追いかけて代官山のライブハウスへ。

最近だとSONGS OF TOKYOにも出てましたね…大きくなったのねえ…(古参顔)

この日はイベント会社主催のイベントでミセスの他にも2組のバンドが出演していました。

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懐かし…

お察しの通り、これが私とphatmans after school(通称pas)との出会いでした。

恐れ多くも、この日まで名前すら知りませんでした…。

もう一組のバンドは数か月前のフェスでお見掛けしておりました。

www.youtube.com

ボーカルの人が指揮棒を持って歌うという斬新なスタイルでした。

ライブ中にピックのテンションで指揮棒投げるんですよ…こわい。

(キャッチした人によると、そんなに危なくは感じなかったそうです。いや、先端恐怖症の人は絶対前で見れないでしょ…。)

今も指揮棒持って歌ってるのかな…。あんまり投げない方がいいと思うんだよな…。

 

完全に初見だったのはpasだけ。もちろん1曲も知らない状態だったので正直気を抜いておりました。

あんなバンドだとも知らずに…。

最強のユタニ

現れたのは20代後半くらいのお兄ちゃん3人組。

アーティスト写真で顔を公開しておらず、登場時もクマのお面を被っていたので「あー。顔見せない系のバンドかー。まあ良くいるよね。うんうん。」なーんて思ってたんですが、一曲目のイントロ前、

 

 

全員お面外した。

いや、一貫性…。どんなコンセプト…。

今でもあの登場シーンを超えるバンドはいません。マジで何だったんだろうな…。

今はアー写は本人になったものの、まだ絶妙なラインで顔を隠しています。

隠すのか晒すのか…どっちなんだ……謎すぎる…

 

そんな強烈過ぎる登場から1曲目が始まり、何曲目かで下手—ボーカルのヨシダさんではない方から「よし、今から勝負しようぜ!」との声が。

彼の名は「最強のユタニ」何が最強なのかも何で勝負するのかもよく分からないまま、でも煽りに乗るのは楽しくて、ライブが終わるころにはグッズエリアに並んでました。

マジで怖い。とんでもない引力のバンドでした。

何が怖いって私がpasのライブ見たの5年前のこの1回きりなんですよ…。タイミングが悪くてこの後ライブに行く機会がなくて…。

こんなに鮮明に覚えてるしあの時ユタニさんと戦った曲、今でも思い出せるし、(何でどう戦って結局勝敗はどうだったのかは思い出せない。)

なんかとんでもない人たちを知ってしまったという恐怖に近いものを今でも感じています。

 

pasおすすめ曲

おまたせしました!

オススメ曲、とはいっても私も全曲を知るわけではないので「もっといい曲あるわ!」って言われそうなのですが、ほんとにね、どれを取ってもいい曲ばっかりで、正直オススメなんて言ってられんのよ。(台無し)

彼らの魅力を一言で言うなら「独特な歌声と深い歌詞」です。(二言)

ボーカル、ヨシダタクミさんの音域と声質がなかなか面白くて、一回聞いたら忘れられない。私はそうだった。

ポップな曲調に騙されがちではあるんですけど、考えさせられる歌詞も多く、噛みしめるのが楽しいバンド、ともいえるんじゃないかな…。

代表して YouTubeにリンクのある曲から何曲か。

メディアリテラシー

www.youtube.com

匿名性のウェブサイト 日々繰り広げられる戦争

正義を振りかざした奴が プライバシーを侵害

これは日々情報、特にデマと戦ってるNEWS担には届いて欲しい。

いや、NEWS担、ジャニオタに限らず情報社会に生きる全ての人に届いてほしい。(急にスケールが大きくなる)

目先の情報だけで考えて発信して、それが誰かを傷つけることになっていないか、本当に大事なものはなんなのか、情報があふれかえっている今だからこそ私たち一人ひとりが考えなきゃいけないと思う。

 そんなことを改めて考えるきっかけになる曲ですね。

正直歌詞全部が刺さりすぎて聞いてるのしんどい…。

 

7日間.

www.youtube.com

月曜日 ある計画をした 僕の旅立ちの記録を書こう これが誰かの役に立つことは きっと一生ないけれど

これは先日私がツイートした「1番好きな曲」です。

一聴しただけだと「1週間かけて自殺の準備をする曲」なんですけど、聞いてるうちに違うニュアンスに聴こえてくるので不思議。

歌詞はどこを読んでも絶望にまみれてるんだけどその奥にほのかな希望を感じるというか、開き直りを感じる。

「もう全部嫌になったから1回死ぬ想定で生きてみるか」っていうのが私の解釈。

例のライブの時に初めて聞いたのですが、「生命としての死をただ歌ってるんじゃなくて、その先にある生まれ変わりを信じて作った曲です」って言ってたような気がする…私の記憶違いかもしれない…間違ってたらごめん……ヨシダさんごめん…

「死ぬな!」って言われるよりこっちのアプローチの方がスっと受け入れられて前を向ける気がする…本当に不思議な曲。

 

シリアル

www.youtube.com

 

歩き出そう さぁくだらねえ この素晴らしき世界を

 公式PVのくまがかわいいー!

ポップでかわいい曲調なんだけど歌詞がちょっと強引に前向こうとしてるのが等身大の応援歌って感じで好き。

この曲調で応援歌っぽい歌詞だとありきたりな曲になっちゃうけど、上手くいかないところも包み隠さず出してる感じがなんか、「人間」って感じで…いい……。

新卒1年目の会社員のTwitterみたいな歌詞です。(どんなまとめ方)

 

この曲が収録されてる「アンクロニクル」 ってアルバムが私の中で名盤。さっきの7日間.も入ってます。

 

party holic

平凡な毎日のフラストレーションを全て残らずぶちまけろ 

今日はちょっと思い切って みんなで 限界超えてみようぜ

これはPVないけどおまけ。こちらも「アンクロニクル」収録曲。

NEWSでいうと「DTF」みたいな、もうとにかくポップポップポップ。

パリピというパリピを集めて制作したんだろうなぁってくらいパリピ。(レビュー雑か)

ライブで聞いてみたいなぁー…ついでにNEWSにもカバーして欲しいなぁー!!「恋のABO」と交換して歌わない?どう??

 

ヨシダさん、楽曲提供お願いします。

 先日の放送後、当の本人であるヨシダさんがこんなツイートを。

 ぜひ!お願いします!!

ちなみに同じくヨシダさん×水樹奈々さんのタッグである「STAND UP!」もヨシダさんみが溢れてて大好きでした……

このコードとキー、絶対にNEWSちゃんにドハマりするので、バラードだけと言わずポップな応援歌もお待ちしておりますので!ポップな曲調に毒のある歌詞もいい感じで歌いこなせると思いますので!お願いします!!!!

 

 

 

完全にNEWSオタクの私とライブキッズの私は交わらないと思ってたからつい興奮して勢いだけで書いてしまった……

いいなぁ…音楽、繋がってるなぁ……夢あるなぁ…

NEWSがもっともっと色んな人に楽曲提供してもらって振り幅をさらに広げていくことを願って!

*1:去年から「saji(サジ)」というグループに改名して再始動しているそうです。アニメ主題歌やってることが多いからどっかで名前聞いたことがある人もいるかも

新型コロナウイルスに「勝った」夜の話。

NEWS LIVE TOUR 2020「STORY」

仙台公演の延期に引き続き、静岡公演と横浜公演の中止が発表された。

「延期」の文字を期待していたので「中止」の2文字にはさすがに堪えた。厳しいって分かってたけど「はいそうですか」と納得できるほど私もお人好しじゃない。そんなに物わかりのいいファンにはきっと一生なれない。

沢山泣いた。でも、誰のせいにもできなかった。現に誰のせいでもないから。

悔しかった。1年に1度の自分へのご褒美をないがしろにされているような気がして、

目に見えないほど小さなウイルスに嘲笑われているようで、どうしようもない怒りがこみあげてきた。

 

そんな時だった。2つの番組が私を救ってくれたのは。

CDTVスペシャル!卒業ソング音楽祭2020

・緊急生放送!!FNS音楽特別番組 春は必ず来る

結果的にテレビを通してではあるものの、1週間に2回もNEWSに会えてしまった。

 

CDTVでは、「卒業」をテーマにさくらガールを披露。

その前に放送されたDAPUMPの卒業フェスコーナーでは私の大好きな「プロ観客・NEWS」も目の当たりにしてしまった。

音楽関係者がステージを見るときって、集中したり分析したりするために腕組みして仁王立ち。が基本スタイルだと思っているので、こんなに楽しそうにステージを見つめるNEWSが放送されてしまって、ただのご褒美なのでは??と不安に思ってしまった。(不安の定義とは)

ステージに立つ人間だからこそ、観客席の盛り上がりの重要性を分かっていて、それを惜しみなく出してくるあたり、本当にデキる。

そしてその「観客」の参考が普段の我々なのだとしたら少し恥ずかしい…。そんなにテンション高いかなあ、わたし…。

個人的には氣志團との絡みが最高に幸せでした。赤い学ランの翔やん、NEWSのファンクラブ入ってるの知ってます?氣志團万博*1呼んでください…。

 

そして歌唱前の円陣。MCで再現してくれることはあるものの、ドキュメンタリー以外でちゃんと見られるのは初めて。

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「イッテQの手越」しか知らない状態でギャップ堕ちしたかった。

あの長ったらしくてヤケに熱くてただ真っ直ぐな手越祐也の円陣挨拶を一般の方が目撃する機会を与えてくれてありがとうCDTVさん。もう赤坂に足向けて寝られません。

 

話がめちゃくちゃ逸れた。さくらガールですね。

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正直NEWSが考えそうな演出だなあって思ったよ。だってファンの声をサンプリングした曲が入っているアルバムのジャケ写にファンの書いた文字を採用しちゃうような人たちだよ?

でもテレビ見てるのはファンだけじゃないんだよ…。ファン想いすぎるのがバレてしまう…。

「みんなで作った桜の木」なんてあまりにも素敵じゃないですか…。打合せしている4人が例外なく楽しそうな目をしてて嬉しくなっちゃったなあ。全員が作品の第一人者になってくれてる。そうやって出来た作品を私たちはいつも第一線で享受しているわけですね。へへ…いいでしょ……。

 演出はピアノ1本。上ハモ、主メロ、中ハモ、下ハモと、全員バラバラのパート。

そう、これが私たちがいつも見ているNEWS。もう、テゴマス「は」上手いなんて言わせない。全員のレベルが高く、且つそれぞれの役割を全うしていないと出来ないパフォーマンス。ツアーの準備で大変な中ありがとう。歌う準備が万端なのがよーーーーく分かりました。

そこから急に雰囲気が変わって「NEVERLAND」「EPCOTIA」「WORLDISTA」の文字が流れる。WORLDISTAオーラスから、私たちは1年近く見てきているおなじみの動画。

 確信した。ああ、この人たち、赤坂を初日にするつもりだ。

何の説明もない中であの映像を使うってことはそういうことだ。一般の方に知ってもらおうとしてない。私たちに無念を届けようとしている。

よくよく考えたら音楽番組でツアーバックの子たちを引き連れてることなんてそうそうない。

本来のパフォーマンスを少しネタバレしてでも、私たちファンが、少しでも元気になってくれるように。それしか考えていない。

(現にたまたまこの番組を見ていた大学時代の友達が「あの映像が良く分からなかった」と言っていた。ファンじゃなきゃ知りようがないよね…)

結果として、ファンが実はめちゃくちゃ待ちわびていた「エス」の初披露。

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いや…なんで分かったん……。なんかしら盗聴したでしょ…。「何度でもとかNEWSTORYはやっぱり会場で生で聞きたいなあ…」とか言ってるの聞いてたでしょ…。ほんと…。

ごちそうさまです…。

結果的に「私たちしか知りえないNEWS」を全面に押し出したことで一般の方からものすごい反響があった…ように思う。

「ゴチでニコニコしてる人」がドス利かせまくりのラップで攻めて来て、

「イッテQのチャラい人」がX JAPAN張りのフェイク利かせて来て、

「人の好さそうなお兄ちゃん」が円の中心で妖艶に微笑んで、

「真面目そうなインテリっぽい人」が伏し目がちに『君のことかき混ぜたい』とか言ってきたら、

そりゃパニックになるわな。 

さっきまで切なそうにさくらさくら言ってた人達どこ行った?ってなるわ。

ライブ、こんな急展開になりませんように。「0秒後に死ぬオタク」になってしまう…。

結果的にまだレンタルすらしていないニューアルバムの「エス」を聞くには購入するしかなくて、コロナショックでイベントがなくなった人が興味本位で買ってくれたのか、少しだけまたアルバムチャートが伸びたらしい。

不謹慎ながら、少しだけコロナに感謝した。

 

 

そして昨日急遽放送されたFNS特番。NEWSの出演は前日に決定したけど、絶対に出演するという確固たる自信がなぜかあった。私たちの要望はもちろんだけど、NEWSサイドが「こんな機会があるなら絶対に出たい!」と声を上げてくれているんじゃないかっていう、謎の確信があった。

披露曲が「U R not alone」なのもうなずけた。これしかないだろうな、と思っていた。*2

でも、まさか、エコパからお送りするなんて…。

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いや、聞いてない……祐くんそんなこと一言も言ってくれなかったよ…確かに朝早く出るとは言ってたけど……←

ちょっとこの時は別件でバタバタしていて、返す余裕がなかったのですが、本当にびっくりしました…

あぁ、やられたな…と。

FNSに想定外はないだろうと思ってた私が甘かった。NEWSはこうなるとどこまでも粋な人達なんだった。

私たちが立てなかったエコパで。

一緒に中に入りたいから、今日は外で。

絶対に春は来る。再会出来る日は来る。その時は、一緒に、中に入ろう。

そう言われているような気がした。

もちろん会場設営の手間ひまとか設備の準備とか諸々の諸事情で外のステージになったのは分かってる。でも外で歌うなら尚更静岡に行く必要なんてない。もっと音響の整ったところで歌って欲しい。

きっと「静岡エコパで」歌うことに意味を見出してくれたんだと思う。

決して近い距離じゃないのに。

他の仕事も立て込んでるだろうに。

本当にすごい人たち…。

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グッズを待ちわびてた私たちの声が届いていたのか、それとも本人たちが早く見て欲しい!って思ってくれたのか、グッズのパーカーを着て歌唱。

もうそこに立っている4人は「音楽番組の4人」じゃなかった。コンサート会場のステージに立つ4人だった。

音源のコーラスに、私たちの声も入っているような気がした。(なんせLoveStoryでの実績があるもんで…へへ……)

 この日のU R not aloneは何かが憑りついていた。「エス」の時とは違う、何かが。ものすごいエネルギーを纏った何かが。

歌詞に感動して泣く、という域を軽々と越えてしまった気がした。

きっと私が日本語の全く分からない外国人でも、この番組の趣旨さえ知っていたら、この人たちが何を届けようとしていたのか分かってしまうだろうとさえ思った。

悔しい、悲しい、会いたい、強く生きて欲しい、待っててほしい、笑っていてほしい…。

とにかく色んな思いを抱えていたように思う。

その全てを全身で受け止めてしまった。

手越くんが直前のRINGで書き残してくれた「毎日笑っててな」を、今なら守れる気がする。

「春は必ず来る」

これを半信半疑で受け取ってしまっている自分がいたけど、こんなにも強い気持ちで届けようとしてくれたNEWSを見て、気持ちが変わった。

きっと私たちの何倍も悔しくて何十倍もガッカリしただろうに、それでも私たちを思って全力でパフォーマンスしてくれた。

なにをどう返しても返しきれない。リボンを掛けて返すなんてとてもじゃないけど私にはできない。*3

 

 

 

 

 

さらに仙台公演参戦予定の人に配信されたメッセージ動画、

元気を届けたいから、と急遽決定したOPENREC 手越祐也チャンネル緊急生放送、

中止の報を受けて公表された謝罪文*4

今後、もし事態が長引くようであればもっともっと色んなコンテンツが生まれるかもしれない。

 

 

 

 

歴史に名を遺すパンデミックは数あまたあるものの、情報が錯綜する現代にこういうことが起こるとこんなにも苦しい想いをするのだと痛感している。

と同時に、緊急事態がこんなにも重なると、アーティストの「粋」な部分が露呈するのだと実感している。

各地で色んな人が色んな試みをしている中、私の大好きなNEWSは「とにかくエンターテイメントで明るくする」ということに心血を注いでいたような気がする。それはもうとにかく全力で。

新型コロナウイルスに陰謀があるとしたらそれは「世界中の活気をなくすこと」だと思ってるし、現に罹患者の何十倍という人の精神の健康は失われていると思う。

飲食業界やエンタメ業界、観光業界、スポーツ業界...etcは精神の健康どころか生活を脅かされているし、私のように呑気にブログを書いていられるのは幸せな部類に入るのかもしれない。

でも、少なくとも私たちNEWSファンは、いや、NEWSファンの私は、そんな新型コロナウイルスの陰謀に勝った。

自粛どころかあんなにおいしいコンテンツを「特別だから」と見せてもらった。

普段通りならまず見ることの出来ないものを摂取できて、当たり前に感じていたNEWSからの愛がとてつもなく重くて大きなものだということを痛感してしまった。

何度も言うように、これは呑気なフリーターである私だから感じられることだ。

だからこそ言わせてほしい。

私は、あの日、確かにコロナに勝った。

毎日笑っていよう。絶対に平和な世の中を待って、NEWSに愛を届けに行こう。

これがテレビ越しで交わした私と彼らの約束だ。

*1:氣志團が毎年9月に開催しているフェス。めちゃくちゃ楽しい。

*2:個人的にはFIGHTERS.COMとかでコロナを焼き尽くしてくれても良かった。やってくれてたら絶対死滅してた。その自信もある。

*3:リボン/NEWS(WORLDISTA収録)より。本当は母の恩に対する曲だけど、今の私にはNEWSに向けた曲としか思えないや…。

*4:って書き方はあんまり好きじゃない。謝罪する人はNEWSじゃないもん。コロナウイルスに謝ってほしい。

拝啓、愛するファンのあなたへ(「クローバー」感想記事)

 

全曲の感想はこちらで。めちゃくちゃ長いです。

tgszr15.hatenablog.com

 

ようやく歌詞を飲み込めるようになってきた。

NEWS、11枚目のアルバム「STORY」に収録されたメンバー作詞作曲の「クローバー」。

題名を聞いた時から動揺はしてたけど、

tgszr15.hatenablog.com

 

やっぱり名曲だった。

記事にある通り、私は「クローバー」と聞くとどうしても脱退当初の最高にポジティブで空元気な「クローバー」を思い浮かべてしまう。

あのころのクローバーはファンのこじつけでしかなかったけど、今こうして曲名になったクローバーは本物の四つ葉のクローバーだと思う。

9年かけてNEWSはやっと幸福の象徴、四つ葉のクローバーになったと思った。

何言ってるか分からないと思うので本題行きます。

各パートにはベースである「希望~Yell~」の他に各1曲ずつNEWSの曲がミキシングされている。

その曲との親和性について合わせて考えていったら面白かったのでそちらも一緒に。

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「希望」の増田貴久 × share

増田さんの作る歌詞はどこか世界観がふわふわしていて、初見ではびっくりしてしまうことが多い。BGMにミキシングされているshareの歌詞が最初の衝撃だった。

「抱きしめたいな」って言っていつも心の中までされちゃって

ステージをみんなで作ってありがとういつの日も感謝して

 

ここにきて一緒に歌おう

あなたの声をまた聴かせてね

 

「されちゃって」がなにを指してるのか分からずに頭を捻った記憶がある。(今でも本当の意味は良く分かっていない)

でも、とにかく素直で分かりやすい、温かい歌詞だな、と思った。

彼にとって、ステージは「みんなで作る」もの。そして「お客さんの声を聴く」ところ。

結成5周年の時点でそういう価値観を表に出してくれている人だった。

 

そんな彼が、

誰かを傷つけるヤツからただお前を守れる言葉が

いつでもいつもここに来て、俺に甘えていいんだよって伝えてあげたいだけなんだ

なんて言ってくれるの、とっても頼りになると思った。

自分たちがファンの心の拠り所になってると自覚しているアイドル、信頼感しかない。

ファンを守る自覚があるから、「応援してくれる人を守りたい」って思いで活動してくれているアイドルだから、NEWSの応援歌はあんなに心に響くのか。と妙に納得してしまった。

 

でも、そんな歌詞の反面、

優しい君が探してた場所が 僕らの愛したココだといいが

逃げる場所にしたっていい 辛くなるなら、聞かなくていい

なんて、もうこの歌詞だけで泣けてしまう。

わたしは散々ロックスターに「辛いときはここ(ライブハウス)に来い!いつでも背中を押してやる!俺らを頼れ!!」って言われてきた人間だから、この歌詞に面食らってしまった。

確かに本当に辛いとき、音楽さえ聴けなくなる時はある。

それでも「元気を出さなきゃ!」と無理やり音楽を聴いてかえって復活できない自分に嫌気が差したこともある。

活字が苦手な増田さんも、ファンの「現実のSTORY」を沢山読んでくれたんだと思った。

応援歌の多いNEWSだから、かえってその応援歌がプレッシャーになってしまうこともある。そんな時は思い切って距離を置いていいよ。なんて誰からも言われたことがない。

つくづく、「じゃない人」側に立つことが出来る人だと思った。

本当の希望はただの光じゃなくて時に「闇に寄り添うことができる優しさ」でもあるんだろうか。私はこれから何年生きたらこんな言葉が言えるようになるんだろうか。

 

「誠実」の加藤シゲアキ × SmileMaker

「誠実」パートの加藤さん。誠実とはなにか。深く考える加藤さんが出した答えは「寄り添う」こと。

シゲ部にくるメールにひとつ残らず目を通している加藤さん自体がもう誠実の塊ではあると思うんだけど…。

むやみに背中を押すのではなく「寄り添う」という選択肢が出てきたのはきっと本当に色んな人のメッセージを読んだから。ただ背中を押すのではかえって逆効果になってしまうと感じるようなお便りが、きっと中にはあったのでしょう。

BGMは「SmileMaker」。

私が大好きな曲で、辛いとき何度も救われてきた曲でもある。

笑え苦しい時こそ 辛い数だけ笑顔見せてよ

自分のためじゃなくても誰かのために笑おう

多少強引ではあるのものの、あまりにもストレートな言葉の数々に何度も背中を押されたことを今でも覚えている。

ちなみにこの曲の加藤さんパートがこちら

弱くて当たり前 本当はビビってる誰だって 

ただどんな時も意地を張って守った絆が君の支え

いつも君の味方 その確かな足で向かえ明日

暗い顔は見たくないだから 顔上げで笑えYour Life

 とにかく1曲通して「笑え」を連呼しております。笑

SmikeMakerはメンバー作詞ではないけれど、曲中でひたすら「笑え」を連呼していた加藤さんは、クローバー内でこんなことを言います

希望を手放さないで 絶望に手を出さないで

僕らの手を握っていて そのぬくもりを忘れないで

約束しよう

「笑え」よりも遥かに要求が増えている…笑

という冗談はさておき、この部分、大好きでずっと胸にとどめたくなるような言葉だなあとしみじみ思ってる。こんなに優しく温かい要求をしてくれるとは思わなくて。

さっきも書いた通り「俺らについてこい!悲しい時はライブに来い!」と言われ慣れているので、「僕らの手を握っていて」なんて言われるとどうしていいか分からない。現にほとんど握ったことないですし…。

でも、そういうことじゃないんだろうな。

彼らは確かに音楽を通して「手を握って」くれている。

まさかコロナウイルスによる公演中止の連続の中でこんなことを思うなんて思いもしなかったけど、「ライブに来て元気をもらって下さい!」を誰も実現できない今、「希望を手放さないで」「僕らの手を握っていて」は何よりも「寄り添って」くれる言葉だと感じます。

 いつか会えるその日まで、きっと、「そのぬくもりを忘れないで」います。

早く会いたいね。

 

「愛情」の小山慶一郎 × SnowExpress

このパートが「愛情」なのはすぐに分かった。

でもなんか、小山さんの綴る愛は人肌の体温を感じる。

近くにあるよ いるよ 気づいてよ

そんな声が聞こえない? 耳すまし感じてもらいたい

スピリチュアルさえ感じるこの歌詞も、なんだか、感覚を研ぎ澄ませれば小山さんを、NEWSを本当に近くに感じる気がする。

□♡▽〇の愛、みんなと合わせて 1つの大きな愛になる

これが僕の居場所、みんなの居場所だから 未来だってそうさ

みんなの優しさに触れて 感じる温もりがここにある

子供のころの自分に これが愛って 伝えたいんだ

 

私がNEWS担のことを大好きな理由の一つに、「感性」がある。一つの音、一つの歌詞、一つの仕草や行動に愛を感じることが出来る。変な憶測なんかじゃなくて、「愛されてる」を実感できる人が多い気がする。

そんな、優しさを引き寄せる小山さんが「これが愛って伝えたい」と思ってしまうほどのものを私たちはステージで作っているらしい。

本当にそういう話を聞くたびに不思議な気持ちになってしまう。

私はNEWSが好きだから行っているだけなのに。「愛してほしい」なんて思って行っているわけじゃないのに。でも「愛してほしい」って見返りを求めていない時点でそれは愛なのかもしれないなあ。

 

BGMでミキシングされているSNOW EXPRESSも愛を歌った曲。

でも、どちらかというと「盲目的で情熱的な愛」を強く感じる曲で、小山さんの作る世界観とはちょっと違うように感じる。

スノエクの二人がお互いしか見えていない状態なら、クローバーの小山さんパートは聞き手である私たちが小山さんに包まれてる感じ…伝わるかな…

だってNEWSのリーダーに「これがみんなの居場所」なんて言われるの、最高にずるい。ふらふらしてすぐに居場所をなくしてしまう私だから、「ここが居場所だよ」って言ってくれるのが、どんなに心強いことか。

加藤さんの向き合い方が「寄り添うこと」なら、小山さんの向き合い方は「居場所を作ること」かな。それを信じてもらうこと、ともいえるかもしれない。

 

「幸運」の手越祐也 × さくらガール

 

ミキシングしている曲がメンバーの選曲なのか、どの程度までメンバーが制作に絡んでいるのかは分からないけど、もし「さくらガール」を好んで彼が選曲したなら、こんなにしんどいことはない。

手越祐也にとってのさくらガールは設定された男女の曲であり、抜けていったメンバーに歌った曲であり、亡くなったお父様が大好きだった曲でもあるから、私からしたら彼の分身みたいな曲。

あの日僕ら偶然出会い まぶしい毎日が始まり 

ひとり僕じゃ全然できない事ばかりだったけど

意識して聞くと、 さくらガールの「突然の出会い教室で2人なんてことないセリフばかり」となんとなく重なる部分がある気がする。

さくらガールは「散りゆくから綺麗なんだってさそんなこと知らない僕に何が出来たっていうのさ」と続くわけなんだけど。

この「全然納得できないよ」って歌い方が本当に好き。

分かるよ…私も美しい別れなんてフィクションだけでいいと思っているので、切なそうにこの歌詞をなぞる手越さんが切なくて仕方がない。

 

ずっと同じ景色見てきたね 君がいるから幸せ

幾千の悲しみや別れ乗り越えて 永遠に君に幸あれ

 私自身がステージに立つことを夢見ていた時期もあったし、家族に舞台関連の仕事をしている人がいるので「ステージと客席には大きな隔たりがある」というのを呪いのように頭に刻み込んでいる。

どんなに小さなライブハウスでも、なんなら駅前の大道芸であっても、「演者」と「客」は圧倒的に違う人だ。両者が見ている景色は「全く違う景色」であってそれが一致することはない。

だから「同じ景色見てきた」に最初は拒否反応すらあった。あんなに光を浴びて輝いている人達と何万人といる客席の私たちが見ている景色が同じなんて信じられなかった。

でも、思い返して気づいたんだよな。

 「ペンライト点滅させて!」と言われたあの時、

「うちわでウェーブしよう!」と言われたあの時、

自発的に合唱が始まったあの時、

ステージは私たち客席の方だった。

私たちは「演者」であり、その景色を目撃する「客」でもあった。

私たちは確かに同じ景色を見ていた。

こんな風に改まって言われないと気づけなかったなあ。

でも、「ステージの人間」から言われないと恐れ多くて「同じ景色」なんて思えなかっただろうなあ、とも思う。

 

ずっと「幸運」パートが誰なのか分からなかった。どれも「幸運」と取れない気がしたから。

自担パートでした。

手越くんにとって「君がいること」が幸せらしい。こんな私が「ファンでいること」が彼の幸せ、らしい。

そんな当たり前でありきたりのことを「幸福」として表現する17年目のアイドルがいるなんて、いまだに現実味がない。

でも、信じられる。彼の言葉をリップサービスなんかじゃなく、信用できる。

それくらい、真っ直ぐ誠実に「素直」に私たちに気持ちを届けてくれる人だから。

わたし、手越くんのファンでいられて最高に幸せだなあ。

 

 

 

 

 

4人のこれまでの作詞・作曲はどちらかというと「ファンのみんなへ」向けてのメッセージだった。

今回は「ファンのあなたへ」向けたメッセージに感じる。どう頑張っても一般化できない私たち「個人」に向けて、語り掛けてくれるような歌詞。どうしてこんな歌詞が書けたのか。きっと、それは私たちが送った「現実のSTORY」が大きく関係しているのだと思う。送らなかった人も無関係じゃない。そこは誤解しないでほしい。

大事なのは、日々どんな気持ちで私たちがNEWSと向き合っているか。それを彼らが知る機会があったということ。

毎週のようにライブハウスで握手会をしている地下アイドルとは話が違う。

彼らはメジャーデビュー17年目の日本を代表する大ベテランアイドル。

ファンの個人の声なんて知りようがない。

そんな環境にいるにも関わらず、変わらずファンを大切にして、なおかつ「個人個人と向き合おう」としてくれたことには本当に頭が上がらない。

私たちはどこまで彼らの愛に甘えればいいのだろう。

それでもきっと彼らは愛することを辞めないし、愛されることをやめないだろう。

他でもないメンバー本人がそう思ってくれているのなら仕方ない。

とことん愛されようじゃないの。

きっと外野からみたらこんな愛の形は、いびつで盲目で茶番にすら見えるかもしれないけど、それでいい。そのままの私たちでいよう。そうやって私たちは愛されあって生きていくんだと思うから。

これが4つめのゾーン「現実の」世界(STORYアルバム全曲レビュー)

お題「NEWSアルバム『STORY』レビュー」

というわけで今回もします。完全主観的アルバムレビュー!!

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私は下手に考察とか分析とかできないからとにかく感想を書くことしか出来ないけど、私の人生を送ってこなかったら書けないこともあるんじゃないかと思っているので、読んでくださる皆様におかれましては、「こんなファンがいるんだなあ」という認識を持っていただけると幸いです。そうです、壮大な自分語り記事です。

では、さっそく。

 

1.STORY

いやもう本当にKラジで流れた一音目で「勝った」ってなった。

優勝。もうこのアルバムは優勝です。地下鉄で電波悪くなるの怖くて夜道を歩いて帰りながら嗚咽した曲。(ある意味電波悪いよりも怖い)

この壮大なオーケストラのイントロ。今までの思い出を踏襲するようなナレーション。

あれディズニーのナレーションの人らしいですね。今までInterで始まってたナレーション部分も全部曲に入れ込んじゃったからこんな作品になっちゃったわけですよね。

なんというか、今まで旅してきた風景が、走馬灯のように蘇って来るんですよね…。

NEVERLANDの汽車とか、登場の天才衣装、Brightestの天才演出、U Rで顔を崩壊させながら歌う姿、

EPCOTIAライナー、宙づりのNEWS、無重力空間で遊ぶ4人、MashUpメドレーで息を切らせながらも戦うように歌い踊る姿、

WORLDISTAの登場シーン、NEWS KOOLで絶対に定位置に行かないてごちゃん、CASINO DRIVEの衣装に狂う私(自分出てきた…。)、LoveStoryで「これ以上の幸せはないです」って顔で愛おしそうに歌う4人、

今までの3部作のありとあらゆるシーンが頭の中を駆け巡って、突然視界が真っ白になって、次の瞬間歌が始まる。

そんな、イントロだけでSTORYを感じてしまう最強のリード曲でした。

私は曲を聞いて光景が見えることってほとんどないんですけど、この曲はイントロだけで色んなものが見えました。

リード曲、特にこの4部作のリード曲は世界観の象徴なのでめちゃくちゃ大切で作るのも大変だと思います。

ヒロイズムさんマジですごい。

私だったら毎日胃がキリキリしていたことでしょう。(なお、胃がキリキリするだけで曲は書けません。)

それから、「美しい恋にするよ」のオープニングにも通じるものがあるって思いました。

あのカウントダウンのあと、チャンカパーナのイントロが流れるまでのあの高揚感だけに満ち溢れた会場そのものが思い返される気がして、なんだかとっても懐かしい気持ちにもなるのです。

「そうだ。私はここでちゃんと見届けるんだ。」

その想いはあの日も、きっとSTORYツアーでこの曲を聞いた時も、変わらずにあるものなのでしょう。

 

この曲があったおかげで、あのKラジのオンエアがあったおかげで、「ああ、確かにNEWS史上最高傑作だ」って納得して買えたんですよね。ありがとう。このアルバムを世に出してくれて本当にありがとう。

(※まだ1曲目です)

2.SEVEN

セブンってなに!!!!!!!

 もうやめてよう…おつむが足りないから考察は出来なんだって…冒頭でも書いたじゃんか…考察大会はWORLDISTAで終わったんじゃなかったの…??起承転結の「結」は伏線回収じゃないの…?なんで新しい謎増えてんの…??

「謎とき明かせ」じゃないんですよ…「しんきんぐたーいむ♪」じゃないんですよ…解き明かせないファンもいるんだよ…勘弁してくれよ…。(って言いつつめちゃくちゃ楽しそうな顔してる)

 物語の考察は学が足りないので断念するけど数字絡みはちょっと楽しそうなので改めて色々検証してみたいと思います。

 個人的には、リード曲が終わってこの曲が来ることに信頼感しかないですね…。

この勢いと疾走感がアルバムを彩ってくれる感じがする。

全体的に韻を踏んだリズミカルなテンションが続いてるので聞いてて楽しい。

でも一つだけいいですか??

めちゃめちゃファンにラップさせるやん。

歌詞カードに堂々と「ファンパート」って書いてるのも面白いけど(そんなことしなくてもファンは分かってるけどね!)ラップパートの結構韻踏みまくるところめっちゃ頼ってくるじゃん…。

あれでしょ?「サマタイで出来たからいけるっしょ!」ってノリで作ったでしょ??

バッキュン!されてHeart(ドッキュン!)

恋はまさに(超特急)

思い膨らんで(最上級)

決めてみせる(勝負は直球)

夢見る君と(未体験Zone)

繫がるよね?(未来へと)

行こう内緒の(Private)

サマタイずっと(2人でいよう)

 

あれシングルだし。

それでも結構苦労して覚えた記憶あるし。

韻踏むと似たような言葉が多いから混乱するし。

本来なら最短4日で歌わせようとしてたのシンプルに恐怖だし。

ファンを信頼し過ぎだし。

歌わせ過ぎだし。

好きだし。(結局)

 

3.SUPERSTAR

爽快な意味深ソングに混乱させられた後にこういうミディアムソングが来るとめちゃくちゃ安心しますね。もう目を閉じると緑のジャージしか見えません。

去年の年末特番から最近のMステまで、色んなところで披露してくれた大事なサッカーソング。

おかげで何度「SUPERSTAR聞こーっと!あれ…?プレーヤーに入ってない…??いつの間に消した??どのCDの収録曲だっk…あ…未収録だ…」ってなったことか……。

特にベストアーティストのDJ松永さんとのコラボが光り過ぎててしばらくはノーマルバージョンで物足りなくなる病にかかってましたね…罪な男だDJ松永…。

「SUPERSTAR??俺のことですか?」ってお決まりのようになるNEWSちゃんが愛おしさMAXなんですが、個人的この曲の主人公は増田さんです。

歌い出しがあまりにも低いから最初は本当に歌い辛そうだったけど最近は音楽番組でもよく声が通るようになってて、相当練習されたんだなってしみじみしました…。歌いなれてきたというのもあるかもしれないけど、単純に技術だけじゃなくて「自分のものにする」力がないと歌いこなせない本当に難易度の高い曲だと思います。

こんな曲を歌えるようになったNEWSも、歌えると信じて見送ってくれる制作陣もすべてが誇らしい…。君こそSUPERSTAR…。

あとラップ詞にさりげなく「STORY」って入ってるのも好き…。今回のアルバム名が早い段階で決まってたからこそ出来た粋な演出でした…。

 

4.We Never Gave Up -Interlude-

挫折した経験…いっぱいあると思うんだけど…。

ちょっとここで具体的に言うのは、ちょっと恥ずかしいくらいの挫折は多分、でも、いっぱいあったと思うし、……なんか自分だけ上手くできないこととか、ライブでもそうだし、…みたいな一つ一つが全部挫折だったなーと。…思うよ。

…メンバーが抜けていく時か…。やっぱ寂しかったし、今でも時々みんなと一緒にやってたらどうなってたかなーと。それはそれで楽しかったかもしれないし、その分沢山衝突したかもしれないし。

でもやっぱり、4人でやるっていう…その都度ね。この人数でやるんだって覚悟をしてきた。とも思う。寂しいけど、俺たちは前に進まなきゃいけないっていうのも、毎回強く思った…はず。でもまあそれがあったから今の自分があるっていうと簡単な感じだけど、まあ、挫折し続けてそれでもまだ自分に可能性を探してた。から、諦めなかった結果かなと思いますけどね。 

 

開封会を一緒にしてたフォロワーさんと聞いてて一瞬2人して動きが止まってしまったトラック。

「STORY」冒頭で言っていた「this time you are traveling inside the member’s heart.」っていうのはこういうことだったわけですね…。

RIDE ON TIME大好き芸人らふとしては堪らないパートではあるものの、BGMの一切ない「現実感」溢れた雰囲気に少し寂しさを感じてしまったのも事実。

そして挫折を語るシゲちゃんがあまりにもむき出しで、一瞬で心がキュッとなってしまった。「自分だけが上手くいかない」なんてことないのに…私達から見たら何一つ挫折なんかじゃないのに……

でもそう感じるシゲちゃんだからこそ、そこで挫折と感じたシゲちゃんだからこそ今ここにNEWSとして存在してくれてよかったって改めて思います。

きっと「挫折しなかった加藤成亮」では叶えられなかったことが、「挫折したけど諦めなかった加藤シゲアキ」には叶えられている。そんな気がします。パラレルワールドのことは、行ってみないと分からないけど。

 

5.何度でも

最初に聞いたのがシゲ部だったので、「今週は音楽部2回やるんだー。」とナチュラルに思ってしまいました。NEWSの曲って言ってくれてるのにね。

シゲちゃんの1音目が鳴った瞬間「あれっ?NEWS…?の曲…??」となって、頭がバグを起こしました。

NEWSの振り幅、すごい。

個人的には1から9までカウントするパートが好きで、(きっと9までなのはNEWSの歴史を絡めてくれたんだと思うんだけど)3ずつカウントを分けて歌うところ、なんとなくニール・セダカの「Calendar Girl」を彷彿とさせてワクワクする。

www.youtube.com

 

この曲は1月から12月、3か月を4回に分けて歌うんですけどこういう数え歌みたいな形式、なかなか見ないから嬉しいなあ…。

 

 

「NEWSは4人になった」

この話をしようとするたびに「もう過ぎたことなのだから何度も振り返らなくてもいいんじゃないか」とか「当時のことを振り返ることで4人時代からのファンにマウンティングしているように見えないか」とか「そもそも人数が変わるだけのことをどうしてこんなにも重く語る必要があるのか」とか色んな声が私の内部から発生してしまうのでいつも葛藤してしまうのですが。

やっぱり私の見てきたNEWSの歴史を語る上でこのことは避けて通れないのです。

そもそもどうしてこんなテーマの曲を今更出したのか?「N」「E」「W」「S」プロジェクトの最終章だから?「メンバーの心を旅するアルバム」だから?

それももちろんあると思うけど、「4人期間が一番長くなって最初のアルバム」だからかな、とも思いました。9人から始まって4人になるまでの期間。それを4人時代が超えたのが去年の10月7日でした。

当時のことは何度も振り返ってるので詳しくは省きますが、

tgszr15.hatenablog.com

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本当に当時は、「終わった」って思ったし、今後NEWSは活動出来ないと言われているようで、というか事務所がこんなに勝算のないグループを活動させてくれるとは思えなくて、本当に絶望のどん底に落とされたような気持ちでした。

当時の山下さんと錦戸さんの存在はそれほど大きく、強く、「2人の脱退=グループの終焉」でした。少なくとも客観視した私の中では。

でも、本当に「踊るように時が流れ」ていく中で、そんな不安もなくなって、気づいたら4人での活動が定着していって。色んなファンがついてくれるようになりました。

悔やんだ時間は戻らないけど*1ただ前をみて進んでいったらこんなに素敵なグループになりました。諦めなかった4人の結果です。

4人のおかげだけど、きっと彼らのことだから、「ファンのおかげ」って言ってくれるんでしょう。「君」っていうのは私たちのことなんでしょう。「僕ら」の中にきっと私たちも入っているのでしょう。

そんなことくらいは予測で来てしまうほどに、精いっぱいファンをやってきたつもりです。 

 

この曲、メンバー作詞か??ってくらいメンバーの内部の感情が駄々洩れてる感じがするのですが、向井さんはこの曲のためにNEWSのライブ映像を何度も何度も見てくれたんですよね。

その中で感じたことが歌詞に反映されていると思うと、なんだかNEWSのこれまでやステージ上での感情をしっかり理解してもらえたような気がして、本当に嬉しいです。

私たちとメンバーの関係性が客観的に認められたようで、恥ずかしい半分、嬉しい半分。そんな素敵な曲になりました。

こんなに重苦しい私たちの愛を軽快でおしゃれな曲にしてくれた向井さん、本当にありがとうございます。

 

6.What is Love? -Interlude-

真実の愛。そうだな…。なんか「愛し合う」っていう言葉があるけど、やっぱりこう自分からの愛はもちろんのこと、相手からも愛されて初めて「愛し合う」っていうことになると思うから、お互いがお互いを受け入れ合う。優しい心でいる。相手を認める。っていうのが「愛」だと思うなあ。

一生続く愛は…でもそれを信じて生きてるけどね。ファンの人はもちろんのこと、メンバーもそうだし、家族もそうだし、まあ広げたら沢山あるけども、まあどこに向けてもその愛っていうのは続いてると思うし、それを止めちゃった時には自分の…なんだろうな存在価値というか、生きがいみたいなものがなくなっちゃう気がする。

4人とも愛に溢れた人たちだけど、一番それを表に出すのが上手いのは小山さんだな、といつも思います。 

てごちゃんの「愛」はまっすぐ過ぎて初めて聞いた人は信じられなかったり疑っちゃったりすると思うんだけど、*2小山さんの「愛してる」はしっかり伝わるというか、上手に伝わるというか、もちろん他のメンバーが伝わらないということではなくて、こんなところでも「伝える人」なんだなあとしみじみ実感します。

「一生続く愛」と聞いて「ファン」や「メンバー」が真っ先に出てくるところが本当に愛おしくって何回聞いてもニコニコしてしまう。時折一瞬だけ見せる「誰のことも信じていない顔」をなんとなく知っているからこそ、そう思ってくれてることが本当に嬉しくて、もしかしたらこの人さえ「愛」を止めなければ、NEWSは一生続いていくんじゃないかって、淡い期待を抱いてしまう。

このご時世であの多彩なメンツで「一生アイドル」なんて不可能に近いと思ってるけど、「永遠などないと分かってる」って歌ってるけど、NEWSがNEWSじゃなくなるその日まで、どうか全員にNEWSを愛していてほしいと、どうしたって願ってしまう。 

 

7.STAY WITH ME

いや…いいわあ…(語彙力スイッチが壊れる音)

平均年齢18歳の超フレッシュアイドル、それこそキンプリのラインが歌う曲でもおかしくないはずなのに、全員30歳超え、全然見えないけど実はすでにジャニーズの中堅アイドルNEWSが歌うとこんなにも趣深い…少クラとかでバキバキのジュニアに歌ってもらいたいな…アレンジなし同キーでも全然違う曲になりそう。

NEWSの初期曲に欲しかった…「紅く燃ゆる太陽」あたりのカップリングで未披露のまま温めて突然歌って欲しかった…。

でもあまりにも難易度が高すぎるからきっと音源化すら難しい…。

サビの「STAY WITH ME」のフォール?っていうのかな、音程の震えはなかなか出来ないですね…。シンプルに歌がうめえ。

そして小山さんの低音…。いやもう本当にご馳走様ですとしか言えないな…。

小山さんの声の生かし方を完全に制作サイドに把握されちゃったな…。

基礎の歌唱力はもちろんめちゃくちゃ上がってるんだけど他の3人よりも圧倒的に魅力的な「低音」を存分に生かされてしまって、もうNEWSに弱点が見つからない。

歌が苦手ってずっと思ってたとは思うんだけどちゃんと向き合ってくれて本当にありがとう。逃げないでくれてありがとう。

 

そろそろ歌詞の話をしますか…

「恋」って歌ってるけど完全に「愛」なんですよね。

ちょっと前に読んだ本で「男性は本当に好きな女性には上手くアプローチ出来ない」って書いてあったんだけどコレじゃん。

どうしてこんなにもこの曲の歌詞に共感するのかな…と最初に聞いたときから考えていたけど、きっとこの曲に散りばめられた言葉が、「言われたい」言葉であると同時に、私がNEWSに「言いたい」言葉でもあるんじゃないかと気づいた。

「他の誰かじゃなく君を笑顔にする準備は万端」とか、

「何もかも君のためでいい」とか、

「君がいる昨日と今日は違う」とか。

言いたいんだな、NEWSに。こういう言葉や気持ちを。

この曲が私にとって刺さるのは、「私の気持ちを代弁してくれている」っていう意味でもあるのかもしれない。

こういう言葉で表現される感情が「愛」なら、私はNEWSのことを「愛している」んだな、きっと。

 

8.Perfect Lover

WORLDISTAの「Digital Love」っぽいなあ、というのが第一印象。

 STAY WITH MEが「3年付き合った結婚を考えている恋人」なら、

この曲は「付き合って3か月目のダーリン/ハニー」って感じ。

まだ浮足立って、考えるだけでドキドキしちゃって、もうこの恋は止められない!あなたは私の理想の人!!

みたいな、

インスタのストーリーズに毎回載せちゃう!

みたいな、

ずっとくっついていたい!離れるなんて考えられない!

みたいな。

大好きなのはいいけどほどほどにね…って言いたくなっちゃうような勢いと圧がある。

電車でイチャイチャしてるカップルはこれ聞いて絶対に「分かるぅ~」ってハモる。私には見えます。

「初恋以上ロマンス未満」ってワードチョイスが死ぬほど好き。

立ち位置が良く分からないんですよね…。結局好きなの?そうでもないの?勢いだけで付き合ってるの?本当に運命の人って思ってるの?ねえどうなの??

初恋ほど重くないけどロマンスほど衝動的でもないよってこと?分からない…。解釈出来た人は取り急ぎ連絡ください。

あとひとつだけ、ずっと気になってるんですけど、

誰ですか、サビで慶一郎に吐息入れさせたのは。

今すぐこのブログにコメントするかTwitterでDMしなさい。高級国産牛の詰め合わせ送ります。

ライブで小山担がバタバタ倒れていく様子が見えます。強く生きてほしい。なんとか終演まで耐え抜いてほしい。でも私もプロポーズで多分再起不能になるので一緒に墓を掘りましょう。ここがお前の墓場だ!!(そういうアイドルじゃないよ…)

※追記※

2番は加藤さんの吐息だそうです。そう考えるとラスサビは増田さんに聞こえてきますね?

なるほど。全員墓を掘っておけと。そういうことですか。なるほど。生きて帰って来れると思うなよ?と。ほう。そうですか…

 

曲終わりのセブンクエスチョンもスピード感があって好き。*3

お気に入りは「好きな色は?」でメンバー三人が「黒」って答える中「きん!!」って食い気味に答えるてごちゃん。子供の頃、折り紙の金色だけ使わずにとっておいたタイプでしょ…。とっておきの金の折り紙で好きな女の子に勲章とか作ってあげてたでしょ…。かわ…(尚、手越さんが幼少期に折り紙を折ったことがないというありえそうな可能性は無視するものとします。)

 

9.Love Story

今さら語るのは恥ずかしいんですけど、記事にしてなかったのでこれを機に語っておきましょう。

この度我々NEWSファンはアルバムデビューすることとなりました。

ファンの書いた文字でアートワークを作り、ファンの語る夢を収録曲に乗せ、コーラスまでファンに参加させるアイドル。

文字にすると一層狂気を感じますね。

私たちのこと大好きか??

コーラスを応援歌でもなく、アニバーサリーソングでもなく、友情を語る曲でもなく、「ラブソング」に入れ込んだのが本当にNEWSらしくて、そんなところでファンとの恋愛に誠実でいようとする彼らがどうしようもなく愛おしくて。

1対1なんて到底無理だけど、彼らは出来るだけ1対4でいようとしてくれるんですよね。

こっちから見たら「ファン」というひとまとまりと「彼ら」だけど、彼らは「ファン」が集合体ではなくて一人ひとりの個性があることを知っている。

一人ひとりを認識することは難しくても「一人ひとりが生きている」ことを知っている。「みんな」でまとめずにいてくれる。そんなことを強く感じます。

 

10.Commitment-Interlude-

うーーーん…こだわり。…こだわりっていう言葉があんまり好きじゃないんだけど、こだわり以外の言葉…責任。かな。エンターテイメントに対しての責任。

エンターテイメントって、きっと全員に必要なものじゃなくて、誰かが、僕たちを必要としてくれて、今できてる。わけだから、なんかそこに感謝することと、まあ僕も本当に全部好きなものだから、何に対しても責任をもってやりたいっていう思いが強いんだよね。まあだから、こだわりっていうよりは、愛なんじゃないかな。愛。愛だよ。

アイドルが愛をただ奪い取る。超リアルな熱。The answer is S

 思い出す、RIDE ON TIME初回のちょっと機嫌悪そうな増田さん。

「こだわりって言葉が好きじゃない」っていう言葉自体にこだわりを感じるけど…笑

増田さんの言葉はいつも独特で、時に言葉不足で、受け取り手の想像力がないと冷たく感じてしまうこともあるけど、そんな不器用さが増田さんの魅力だと思う。(そして伝わらない部分を分かりやすく翻訳してくれるメンバーもまた、愛だと思う。分かってないと出来ないことだから。)

「エンターテイメントが全員に必要なものじゃない」って言いきってる、分かり切ってる増田さん、信頼できるなとシンプルに思いました。

今回のコロナショックで分かったように、エンターテイメントは不要不急。満員電車がなくならなくてもエンターテイメントは削ることができる。それは「生活に必要なものじゃない」し、「なくても生きていけるもの」。

確かに「全員」には必要ないかもしれないよ。でもね、必要な人には何を差し置いても必要なものです。私がその一人だから言えるけど、「必要とされているから出来てる」んじゃないと思う。「活動が出来ているから必要と言える」んだと思う。

どんなに私たちが熱望しても表現者本人がエンターテイメントを遠ざけてしまったらもう私たちは必要とすることすら出来ないんだから。増田さんが「全部好きなこと」って言ってくれるのはファンとして本当に救いです。衣装も、構成も、楽曲も、いつも本当にありがとう。「この衣装、メンバーの増田くんがね…」って紹介するとき、自担でもないあなたのことをどうしようもなく誇りに思います。

 

 それはそうと、途中からなんか憑依してません…?なに…なんのスイッチですか…??

 

11.エス

自分のレビューが終わるまでは他の人のレビューを見ないようにするのが私の中の鉄則なんですけど、この曲に関しては大体他の人が何書いてるか分かる。

かき混ぜアキさんのことですよね。

もう詳しいことは専門の方()にお任せして、私はちょっと違う視点でお話ししていきたいと思います。健全に。

この曲の題名「エス」は「サディスティック」のことと雑誌でお話しされていたようなのですが、(まだ周辺雑誌読み切れてない)

私は「サディスティック」というより「覚せい剤では??」って思いました。

覚せい剤、隠語として様々な愛称があるのですが、その中に「エス」っていうのもあるんですよ。

カタカナで「エス」。まぁ他にも用語は色々あるんですけど

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覚せい剤みたいな曲だなぁ、って思いました。覚せい剤使ったことないけど(当たり前)

摂取した瞬間気持ちよくなって何がなんだか分からなくなって辞めたいのに脳裏から離れなくてダメって分かってるのに手を出したくなって……

そんな恐ろしい中毒性を感じます。

変調が多いのもそんな目まぐるしい薬物中毒者の変化を表してる気がします。

途中ビリーアイリッシュみたいになるし、(2:45~参照)

www.youtube.com

かと思ったらとんでもない高音フェイクに囲まれるし、最後はかき混ぜられるし…

音楽って時に薬物より怖い中毒性があるなぁって思ってて、本当に「ヤバい曲」に出会うと薬物中毒者の体験談を共感して読めてしまう。

いわゆる「トリップ」ってやつを経験出来てる気がする。

「薬物なんてなくたって俺らは簡単にトリップ出来る。音楽さえあれば。」ってよくロック界隈では耳にする言葉で、NEWSちゃんが共演したCreepy Nutsさんも「合法的トビ方ノススメ」って曲を出してるくらいで、

www.youtube.com

私の大好きなTHE ORAL CIGARETTESというバンドも曲こそ正統派なものの、ライブでボーカルの方が何かに憑依されます。狂ってる…ってほどじゃないんだけど確実に何かが「乗り移ってる」んですよね…

音楽と薬物は使い方によっては人を狂わせるんだなぁ、とつくづく思います。

「何か」が憑依して狂ってる人がたまらなく好きなので、エスは私の中で最強のトリップソング。

ただ、本当に気をつけて欲しいのが、覚せい剤の俗称であることは事実なのでインターネットに「エスを早く摂取したい…禁断症状が……」とか間違っても書かないでくださいね。警察がきます。(私だけだよ)

 

12.トップガン

落ち着くね…聞きなれたイントロ、落ち着く……。

トップガンはもう本当に最初にイントロ聞いた時から「神曲決定ーーー!!優勝ー!!」って叫んでたくらいお気に入りの曲なので…ドラマ主題歌は嬉しかったけどテレ東しか放送してないのに不満を抱えながら生きてました。(当時関西住みだったため放映なし。実はシゲちゃん演じる山根社長もまだ画像でしか見たことありません。)

ちなみにそもそもトップガンとはなんなのか。

検索すると映画のタイトルばかりヒットしますが…

 の解説

2が原義》

  1.  ある分野・社会のトップクラスの人。

  1.  米国空軍士官学校の最優秀の卒業生。

  1.  サイバーセキュリティーについての極めて高度な知識と技術を有する者。

「ノイズなんかに目もくれずに人をかき分け風のように駆け出したひと」がこの日から私の理想の女性になりました。

情報が錯綜して、色んなデマや噂を鵜呑みにして踊らされている人達を見ると、どうしてこうも自分で判断出来ないかなあ…大人なのになあ…と呆れたりもするのですが、私自身そうじゃないとも限らないし、私がどう声を上げたところでそんな大人たちをまるっと変えられるとも思っていないのでせめて私だけでもトップガンでいられるようにしようと心掛けてはいます。

この話は長くなりそうなのでまたいつかの機会に。

 

13.Prime Time of My Life -Interlude- 

最高な瞬間を共有したい人…まあ沢山いるけど、んーーー、そうだね…。綺麗事じゃなくやっぱファンかなあ。うん、なんかやっぱ、すごいんだよね、なんかこう…ライブ、特にライブの時のファンの子の気持ちというか想いというか、なんかステージ上にむけられた、愛というかね。なんか、もしかしたら俺らの歌とか俺らの活動がファンの人一人の人生をもしかしたら救ってるかもしれないし、

あと、まあ今まで正直ジャニーズ、NEWS、っていうものを辞めようと思ったタイミングとか、もう無理だなって思ったタイミングは正直もう十何年もやってればある。

でも、なんでそういう、なんだろうな、後ろ向きな気持ち・選択肢を選ばなかったかっていうと、やっぱファンなんだよね。今まで、辛いことも楽しいことも、感動的な瞬間も、色々やっぱ共有してきたっていうのは間違いなくファンの子だから。

ファンの子がいるから、俺らはステージに立つ意味があるし、ファンの子がいるから歌う意味があるし踊る意味があるし、表現する意味があるし。だからこそ、そういう一番自分が大切にしてきた信念である、「ファンを幸せにする」「ファンを大切にする」っていう…ぐらい気持ちを込めていつも接しているファンの子。と最高の瞬間を共有したいかな。

 長い。

てごちゃん、早口だし言いたいことをあちこちに散りばめてるから文字起こしが一番大変だった。でもあまりにも真っ直ぐなんですよね。さすがソロ曲「プロポーズ」にする男は違うわ…。

 交友関係も広くて、お母さんもエマちゃんも大切にしているのを知っているから、ここで「ファン」を挙げてくれたことが本当に嬉しかった。

…とはいえ、「最高な瞬間を共有したい人」って言った時点で「ファンって答えてくれるんだろうな」っていう予感はしてた。それくらい、たかが1ファンが「アイドル手越祐也」を理解出来てしまっている。冷静に考えたら不思議な関係だけどね。直接話したこともないし顔を認識されているわけでもないのに「分かる」んだよなあ。

 特典のDVDで「祐也くんに直接感謝を伝えたい」って言ったファンにも「伝わってるよ。これで伝わったよ」って言った顔が本当に穏やかで優しそうで、私たちは見慣れた顔だけど、もしかしなくても「イッテQの手越」しか知らない人には、「チャラい手越」しか知らない人には到底知りえない顔で、私達はいつもそういうギャップに苦しむ。

…話がだいぶ逸れたけど、彼自身が大切にしている「ファン」が彼の、彼らの活動に救われたり力をもらったりしていることを「分かってて」くれたのが本当に、本当に嬉しかった。直接会う機会のない私たちだから、お手紙でもメールでも届けた声が届いているのか時々不安になるけど、ちゃんと届いてるし、受け止める心も彼には備わっている。私たちの関係はもしかしたらとてつもない奇跡なんじゃないかって、その奇跡を大切にしてくれているんじゃないかって、それだけのことなんだけど、それだけのことだから大切にしたい。早く会いたいね。最高の瞬間を、また共有しようね。

 

14.君の言葉に笑みを

あくまで私の主観ですが、この曲に関しては考えることや言いたいことが沢山あったのでこれに関しては別記事にまとめました。

tgszr15.hatenablog.com

 聞けば聞くほど色んな夢を持った色んな人がいて、そんな普段絶対に出会うことのない人たちと、1年に1回のチャンスを一緒に過ごしているんだと思うと、やっぱり感慨深くなってしまうなあ。

増田さんが常套句のように言っている「何万人という人たちが同じ予定」っていうのは、奇跡以上なんだろうな…。毎回何十回という奇跡と共に、彼らは歌ってる。私もNEWSが繋いでくれた縁を大切に生きていきたいと改めて思います。

15.クローバー

いや、ちょっとこれも無理だな。別記事だ。別記事。

16.NEW STORY

あれだけ「夢」を語らせておいて、愛や希望を語っておいて、最後のトラックの歌い出しが「何度夢に破れ夢にはぐれここまで来ただろう」なんだもん。ずるいよ。

このアルバムを「きれいごと」で終わらせる気の一切ないむき出しの歌詞に面食らってしまったけど、色んなことを経験してきた彼らにしか歌えないなあとも思います。もちろん脱退のことだけじゃなくて、仮決定していた仕事が流れたり、やりたいと思っていた仕事が出来なかったり(もしくは他の人の手に渡ったり)…私たちは「成功」の部分しか見られないけどそれは氷山の一角で、見えない9割は悔しい想いとか辛い経験とかそういうもので構成されている可能性もあるわけで。

彼らも私と同じように「大事な物を失って涙を流し」たり、「人との別れ出会いに運命のいたずらを感じて傷つい」たり、「人に言えないことや言わないこと」があったりするわけで。

そういう視点で歌ってくれる応援歌もあるんだとハッとしたわけです。

 

この曲、フルスイング、「生きろ」とめちゃくちゃ曲のコードが似てません??

「生きろ」の時点では同じようなコード進行に対する不満の声をよく見かけたけど、ここまで来るともう「わざとでは??」としか思えないのですよ…。

だってその気になれば「STORY」書けちゃう人だよ??「応援歌作ったらいつも似通った雰囲気になっちゃうんですよねーえへへ。」なんてことある?

仮説でしかありませんが、「関連性を持たせるため」もしくは「その都度の心境をよりリアルに表すため」なんじゃないかなあ、と漠然と考えています。

NEWS STORYを聞いたらコードが似ている「生きろ」やフルスイングも聞きたくなって(その逆も然り)その3曲は違う視点で応援してくれるからどこかに自分がストンと落ちるタイミングがあるというか、ワンパターンで全員の背中を押せるわけじゃないっていうのを知っててこういう仕組みを作ってたりするのかなあ…っていうのが一つ。

もう一つはNEWSの年齢というか経験に応じて曲のメッセージ性を変えてきているのかな、と。

フルスイングは「ここで終わりじゃないんだからとにかく前を向こう。歩き続けよう」

「生きろ」は「歩き続けていればくじけそうになることもあるけど、それでもこれまで歩いてきたことを忘れずに生きていこう」

NEW STORYは「色んなことがあったね。でもそれも全部自分の人生にしかないものだから。受け止めて、受け入れて、生きていこうね」

なんとなくニュアンスが変わってきているというか、その都度当時のNEWSちゃんの見ている方向そのものが表れているなあ、と思います。

 その時の自分のモチベーションをもとに選曲するもよし、NEWSちゃんの軌跡を辿るように噛みしめるもよし、と思っていますが、「今の」「現実の」NEWSを表す曲を最後に持ってくるあたりにSTORYというアルバムの偉大さを感じます。

17.戀

一言で表すなら、「増田さんにしか歌えない曲」

だと強く感じました。STAY WITH MEじゃないけど、ノーアレンジ、原曲キー、声真似までしたところで、絶対に「増田貴久の戀」にはならない。

この曲は増田さんの空気感と雰囲気と表現力があるからこそ成立している歌で、増田さんだからこそ染み入るものがある。

「特別な君へ」ではなくて「なんでもなくない君へ」なところがもう…最高に増田さん。「月の綺麗な夜だから」にこんなに深い趣を感じられるのは、増田さんだからこそなんだと個人的に思います。

ダンスをしている増田さんが大好きなのでソロではなるべく踊っていてほしいのですが、4部作、いや、今までのますソロで一番好きかもしれない。

GReeeeNさん、素敵な楽曲をありがとうございました。

楽曲提供がきっかけでGReeeeNさんのファンの方にもSTORYを手にとっていただけたみたいでとっても嬉しいです…。

こういう縁を結べるのも増田さんなんだよなあ…全然「なんもしない人」じゃないよなあ…とオタクは思います。

18.Narrative

ちょっとこれは難解なのでパスしてもいいですか…。

もう私「ヤドリギの夢」の時点で分からなかったよ。ヤドリギの夢とは……わたし「やどりぎのタネ」しか分かんない!ねえ!祐くんもそうだよね!

いずれライナーノーツでご本人から解説いただけることを信じて待とうと思います。

何よりも編曲に携わったっていうのにびっくりしましたね…。

本人もシゲ部で話していましたが、作詞・作曲よりも遥かに難しいと言われているのが編曲で、目立たないけど編曲が曲のクオリティーを決めていると言っても過言ではない…と音楽関係者の方が語っているのを見たことがあります。

だからクレジットの「編曲」のところにアイドルの名前が挙がってることってほとんどないと思う。(もちろん全てとは言いませんが)

もちろん中西さんという強力なプロの方の手助けもありますが、転調だったり音のアレンジだったり、本人がこだわったところも沢山あるんだろうな、と思います。

個人的には「あやめ」の世界観に似ているなあと思っていて、彼のことだから「起承転結」の「結」部分で敢えて「起」部分に帰したところもあるんだろうなあ、と想像を膨らませてはドキドキしています。

19.STAY ALIVE

アルバム曲は歌詞を読んでから曲を聴く、というのが私の中のルーティーンになっているのですが、STAY ALIVEに関しては歌詞が結構しんどかったので聴くのに結構勇気がいりました。

だって作詞が「小山慶一郎」で歌い出しが「I was alone  Can I still alive here?」ですよ…。小山さんの身の回りのことでやんや言う人は未だに絶滅してくれないけど、こんなこと言わせちゃっていいの?そんなに悪いことしてる?自分の居場所を疑うようなことした?

といつしかの「世界を全部ぶっ殺したい私」が出てきてしまったんだけど、あとに続く「I wanna live for you」に救われたと同時に叶わないな、と思いました。

ここにいていいのか、って悩んだ小山さんが出した結論が「あなたのヒカリになりたい」ですって。もう誰も歯向かえないよ。悪意ごと抱きしめられちゃってるもん。「包容力」とかそんなレベルの話じゃないよ。

「世界」の時にシゲちゃんが言っていた「刃物を持った人を抱きしめられる人であれ」を思い出しました。

「ファンを愛すること」が彼の「存在意義」なのだとしたら、こんなちっぽけな無意味な私でも「NEWSのファンであること」に意味があるのかなって思ってしまうから、小山さんの率直なこの気持ちは私にとっての希望でもあります。

 

そしてなにより、こんな重い歌詞を軽快にダンサブルに仕上げてくれたことに感謝しかないです。このチャラさは必要なチャラさ。聖母な歌詞に衰えないチャラさ。これを目の当たりに出来る我々にはもう勝利が約束されている。ありがとうこやまさん。

20.プロポーズ

手越くん…いや、ゆうやさん…。

こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いします…。

以上です…。「アルバムレビュー」の名目で言えることはこれくらいです。

末永くよろしくお願いします…。(お察しの通り、改めて別記事にします)

 

 

 

 

いやー。書いたね!!

ここまで読んでくれてる人は存在するのかね!この時点で15000字ってカウントが見えるんだけどバグかね!(しかも3曲以上別記事に投げた結果がこれ)

 言いたいこと全部詰め込むと恐ろしいことになるんですね…よくわかりました。

このアルバムのコンセプトが「圧倒的リアル」と聞いた時から、もうNEVERLANDやEPCOTIAやWORLDISTAのような夢の空間に行けなくなることを少し寂しく思ったのも事実。

でも「圧倒的リアル」という世界観はこんなにも完成されていて、NEWSが作るドキュメンタリーがこんなにもストーリー性のあるものだと実感して、余計にNEWSのことが好きになりました。

なによりも「現実逃避の場所でいてくれるNEWS」ではなくて「現実に寄り添ってくれるNEWS」に今回出会えたことが何よりの収穫で、報酬で、ここまで「生活と共にいてくれる人たち」を私は好きになれたんだと、勝手に誇らしくなりました。

もちろん綺麗事ばかりではなくて「上手くいかないこと」や「どうにもできないこと」もあって、葛藤もあって、そんな泥くさくて醜い部分もあるからこそ、私たちの現実は、人生は、物語は、美しい。

そんなことをこのアルバムを通して教えてもらえたような気がしました。

あとは、これがステージでどう化けるのか。この4部作がどう終わっていくのか。

寂しいけど、それを見届けるところまでが私たちに課せられた「STORY」なのだと思います。

一刻も早く、安心してエンターテイメントを受給できる世界になりますように。

そしてNEWSが、NEWSのファンが、私が、あなたが、素敵なSTORYをこれからも刻んでいけますように。

*1:というか4人のせいで脱退したわけじゃないんだから悔やまなくてもいいのに。でもそこで悔やんでしまう、省みてしまうところが4人なんでしょう。

*2:これまで何人の「最初はリップサービスだと思ってた」を聞いたことか…

*3:ちょっとだけ怖いこと言ってもいい?「誕生日は?」って質問にどうしてシゲちゃんだけ生年月日答えてるの?他のメンバーだったら何も感じないけど伏線大好きシゲちゃんが、WORLDISTAで6枚目のアルバム間違えたシゲちゃんが、どうして3人と違う答え方してるの…??もしかして、何か…ある……??